当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 再び次元の狭間へ
- に、が、さ、ん
- 未完成な美術品
- 誰も通さず
- ハカイの妖星
オメガの検証は続き、主人公は被験世界シグマの戦いを勝ち抜く。しかしその最中、さらなる負荷を求めるオメガによって、ネロが重症を負わされてしまう。
主人公自身にも生命の危機が迫るが、ミドガルズオルムの最後の力で救われる。幻龍はオメガに「答えを得たければ検証を続けよ」と言葉を残し、沈黙。戦いの終わりは近づいている。
ストーリーのあらすじ
「再び次元の狭間へ」
次なる戦いへ
ヤーンの大穴に、新たな構造物の出現が観測されました。
最高の強者を決める検証の準備が整ったのでしょう。
現地へ向かう前に、ジェシーからアルファへ。
ガーロンド・アイアンワークスの制服がプレゼントされました。
名実ともに、これでアルファは社員になりました。ビッグスとウェッジは未だ動ける状態ではないため、主人公とシド、ネロ、アルファは、再び次元の狭間へ向かいます。
シド
でかしたぞジェシー。
すまない、俺はてっきり、商品化のためにアルファの採寸をしていたのかと……。
これは、これ。それは、それ。
英雄の役には立てないと思ったんだけど……もし同じものがほしいようであれば、ぜひぜひ、服飾部に連絡をとってみてね!
ジェシー
ネロ
そうかぁ? こンな野暮ったい制服、自己流に改造しなきゃ、とてもじゃないが街を歩けないぜ!
アルファ
クエッ? ……クエッ!
次元の狭間に到着しました。前回に比べ、被験世界の数が半減しています。
多くの検証は順調に進み、強者が弱者を撃破しているそうですが、アルファグループはその予測を唯一覆し、弱者たる主人公達が強者を打ち破っています。
歴史上度々起こってきた「弱い生命が勝利する」矛盾を理論として解明し、自己に転用する……オメガは目的のために、主人公達人類を追い込みます。
その至る場所が何処かも知れず。
オメガは強制的に会話を終了し、検証が始まります。
検証開始
オメガと幻龍
アルファの不思議なカードの力や、ネロの新兵器、XLVIII式魔導甲冑「アイアン・ネロ」など、皆の力をあわせて、ロビーでの緒戦に勝利。
オメガ
結果……現状では、予測値どおりです。そのままであれば、見どころある存在とは定義できません。
とくに、ミドガルズオルム……アナタは最低です。
……汝ともあろうものが、我をまだ、かつてのような猛る龍と識ってか?
我の生は、とうの昔……子竜たちの卵を、この果ての星へと逃がしたときに、おわった。ハイデリンは、我らを宿命ごと受け入れた。我は対価として、要の地を守護する役を負った。以来は亡霊……星の手足よ。
ミドガルズオルム
宿敵であったミドガルズオルムは、ハイデリンへの旅路で力を失いました。
もはや邪魔でしかない幻龍は、何故主人公達に助力をするのか――心なきオメガには、その理由がわかりません。
結局、オメガはその言葉を理解できませんでした。
被験世界シグマ、本当の戦いが始まります。
シド
よし……。見てのとおり、今回の拠点の完成だ!
さっきの話……オメガの過去は気になるが、ミドガルズオルムは補足するつもりがないようだな……。なら、今は目前の相手に集中するべきだろう。
ネロ
さて……準備はこンなもんかね。さっそく被検世界「シグマ」とやらの攻略をはじめようぜ?
アルファ
クエッ……。
ケトルXIV世
ケトルの中身は、からっぽのようだ……。
「に、が、さ、ん」
次元の狭間オメガ:シグマ編1 魔列車
アルファグループにとって第2の被験世界、シグマ。
アルファとともに突入した先で待っていた敵は、シンジラレナーイことになんと列車。
主人公は追いかけてくる魔列車を撃退します。
勝利後、ふと振り返ると……
遠い世界のあなた
ドマをありがとう――
わかったこと
どうやら被験世界シグマは、「一度崩壊を迎えた、とある世界の再現」なのだそう。デルタと違い、「ドマ」という耳馴染みのあるワードもありましたが、知られている歴史とは一致せず、ネロもシドも出典に心当たりはありません。
シグマは、こことは全く別次元の――しかし、たしかに存在していた世界の再現、なのかもしれません。
戦いは続きます。
「未完成な美術品」
チョコボの筆
さて、次なる相手はチャダルヌーク。絵画が……正確には、絵画にとりついた悪霊が相手です。
相手が絵画ということで、ネロの発明にシドのアイディアを足し、絵を描いて空間に干渉するための「チョコボの筆」を受け取りました。
シド
「オレが組む!」とブン取ってった気がするが……しかし、ネロの技術があってこそというのは間違いない。
さすがだな。
……………………これだから天才は。張合いもありゃしない。
それにしたって、ガーロンドォ。少しでも仲間を労う気があるンなら、ケトルに水くらい入れておけよ……。おかげで、ろくに休憩もできなかったね。まったく……部下がいないと、そンなこともできないのかねぇ、生粋のおぼっちゃまは!
ネロ
なにやら言い争うネロとシドはさておき、戦いに挑みます。
シド
おっと、すまない……! 準備ができ次第、アルファと二層へ。
「チャダルヌーク」の討伐を試みてくれ。
ネロ
絵筆の形にする必要はなかったンだが、ちょうど、いい羽根をもってるのが近くにいたからな……。
渾身の新作なンだ、「チョコボの筆」をうまく使えよ?
アルファ
クエッ……? クエッ、クエーッ!
ケトルXIV世
シュ……シュシュシュ……。
アルファの持ち物らしき、湧き水の絵が描かれたカードがケトルのそばに置かれている……。
次元の狭間オメガ:シグマ編2 チャダルヌーク
ネロ
悪霊もお株を奪われて散々だろうよ。ククッ、楽しい実験だったな!
アルファ
クエ……クエ……クエッ!
ケトルXIV世
シュワワワワワッ!
無事チャダルヌークを撃破。
その後、シドにジェシーからリンクシェル通信が入ります。ビッグスとウェッジが目を覚まし、大穴のそばまで来ているのだそうです。主人公とシド、アルファは、休憩がてら会いに行くことに。ネロはデータ解析を優先し、ひとり残ります。
さらなる負荷
実は、治療中なのに黙って出てきたふたりですが……その様子に、一行は安堵します。
シドは、ケトルに水を入れることも忘れるような有様ではあるものの、ネロやアルファの協力を得ながら、なんとか調査を進めていることを伝えます。
ウェッジはアルファに、「協力しあい、独りでは出来ないことをするのが仲間」だと、応援の言葉を残して去っていきました。
その頃。
ひとりデータ解析を続けるネロ。四層の敵の「めちゃくちゃ」なデータに四苦八苦している様子。
それでも諦めず作業を進め
アルファのカードで何故か湧いた塩水で淹れたコーヒーを飲んでいたところ
オメガの魔の手が――。
「誰も通さず」
次元の狭間オメガ:シグマ編3 ガーディアン
次元の狭間、ロビーへと戻りましたが、幾分ネロに覇気がないように感じます。
塩水コーヒーで具合悪くなったそうですが……。
ネロには4層の解析に集中してもらい、シドのサポートのもと、次なる戦いへ挑みます。
敵は首都防衛用兵器「ガーディアン」です。
シド
ガーディアン撃破、おつかれさまだ!
魔列車、チャダルヌークに続いて、今回の敵……。被検世界「シグマ」のもとになったのは、魔法にも、機械工学にも優れた世界だったんだろう。出典がわからないのが、少し、惜しいな……。こんな形ではなく触れられたなら、学べることがたくさんあったはずだ。
ネロ
勝ったか……じゃ、いよいよ次だな…………。
アルファ
クエェ……。
ケトルXIV世
シュワワワワワッ!
「ハカイの妖星」
喜劇
いよいよ被験世界デルタも残すは一人。
解析によれば、敵はひとりの道化師なのだそう。
さも道化が阿呆をしでかすように、世界をひっくり返し、神にすらなった「ケフカ」。ネロの解析は済んでいるものの、それでもシビアな戦いになりそうです。
準備を万全に、被験世界シグマの4層に向かいます。
ネロ
なンだったかな……ケフカの言葉……『みんな壊れてしまえ、すべてはいずれ壊れゆく』か。それに、誰かが言い返したらしい……。
『でも、人はまた、新しいものをつくりだすこともできる』と。
……ケフカのデータと一緒に、転がってた記録だよ。言い返したのが誰かまではわからないがな。
次元の狭間オメガ:シグマ編4 ケフカ
この世界で一番の力を 私は取り込んだ……。
それ以外の者などカスだ! カス以下だ! カス以下の以下だ!!
ゼ~ンブ破壊して 死の世界をつくるのだ!
次元の狭間オメガ:シグマ編零式4 ケフカ
命……夢……希望……
どこから来て、どこへ行く?
そんなものは……このわたしが破壊する!!
技術は自由のために
被験世界シグマにおけるすべての戦いに勝利しました。世界はシャットダウンされます。
その頃、ロビーでは……
ネロが倒れてしまいます。ひどい顔色です。
先に主人公とシドがロビーを離れた際、ネロはオメガの襲撃を受けました。それを隠していましたが、遂に限界を迎えてしまったのです。
おい、ガーロンド……。…………次は、お前だぞ。いつまでも、不戦勝を気取ってンなよ……。
俺はやった……なら、次はお前の技を見せる番だ……。それでオメガがどうなろうが、世界がどうなろうが、知ったことか……。技術は自由のために、なンて社訓を掲げるなら……お前が一番自由でなくて、どうすンだよ……。
ネロはそのまま、気を失ってしまいます。
ミドガルズオルム
被験世界のシャットダウンに伴い、戻ってきた主人公。
そこに、オメガが現れます。
アナタがた生命は、自己保存のため、無意識下で己にリミッターをかけて活動しています。ワタシはそれを加味して戦闘力を計測していますが、数値の矛盾が生じている以上、戦闘中のアナタがたは、予測よりも高いレベルまで、リミッターを解除しているのでは?
再計測……再計測……。
今後の検証を、より正確なものにするために、戦闘力の測り直しを推奨します。アナタのリミッターを最大まで解除した状態で、アナタの能力を、見せなさい。
すなわち。
「アナタ自身が死の危機に瀕する」ことが、計測に最適なシチュエーションであると判断します。
狂気のオメガに捕われてしまう主人公。180秒後の殺害を宣言されます。
アルファは、不思議なカードの力でカエルに変じ、助けてくれようとするも力及ばず。主人公は全力で、満身で脱出を試みるも、身動きひとつとれません。
そんな主人公に手を差し伸べたのは、ミドガルズオルムでした。
幻龍はかつての姿に戻り、主人公を捕らえていた檻を破壊。
しかし、それは残されていた力の最後のひとかけらだったのです。
心なきオメガには、ミドガルズオルムの行動の意味がわかりません。
ミドガルズオルムは、オメガが自らの問題の答えを、自らの理解の内から探そうとしていることを嘲笑。このまま検証を続け、主人公が最後に至るところを見届けたその時にこそ、答えを得られるかもしれない……と残し、眠りにつきました。
オメガは検証継続を了承。
主人公は傷を癒やし、次回検証に備えます。
覚悟の時
ネロを含め、一行は次元の狭間から脱出。無事ラールガーズリーチに到着しました。
特にネロの怪我は深刻で、暫く絶対安静です。
検証の人数は減り、今やアルファとシド、ジェシー、主人公だけになってしまいました。
いずれにしても、君臨し続けているオメガには立ち向かわねばなりません。
シドもまた、覚悟を決めるときが来ました。
新たに解析されたアラガントームストーンの情報
ピピ……ガガガ…………アラグ帝国歴1098年、「オメガ作戦」に際して、軍部所属151737號がこの記録を残す。
南方大陸「メラシディア」への遠征は、長く治世にあったがゆえに停滞した帝国内を活性化することに成功した。しかしながら、ここのところ戦況は思わしくない。南方の蛮族めらが、「神降ろし」なる召喚行為を、こぞってはじめたのである。
中でも、討伐したはずの光竜「バハムート」が、神として復活したのは厄介だ。信徒たちの祈りが通じたとでもいうのか、あの竜は、以前よりもかなり強力になっている……。
されど、我らが皇帝陛下は、まこと偉大だ。この難敵を、むしろ利用価値のあるものと、お考えになった。
これまでも何度か、闘神の捕獲・保存は成功している。バハムートについても、信徒ごと捕え、エネルギー源として新技術に利用するおつもりらしい。
現在、皇帝陛下ひきいる「闇の軍勢」の快進撃と、敵方のクリスタルの枯渇により、我が軍は優勢に転じつつある。バハムートを捕えるとしたら、機は間もなくだ。
そこで立ちあがったのが「オメガ作戦」。400年ほど前に封印された究極兵器「オメガ」を起動し、バハムート捕獲を試みるものである。魔導ターミナル
ピピ……ガガガ…………「オメガ作戦」の仔細は別資料を参照されたし。ここでは、「オメガ」そのものについて確認する。
オメガは、始皇帝崩御のころに発見された、「空の向こうの遺物」とされる古代兵器である。その研究によって、魔科学は大いに発展してきた。
しかしながら400年ほど前、技術革命の末期にその研究はひととおり完了。以後は「時間凍結装置」にて凍結保存されていた存在だ。
この場合の研究完了とは、実のところ、我々がオメガの完全解明をあきらめた……ということを指す。オメガから多くを学び、その基本動作を明らかにしたものの、中枢部の構造や、制作者については知ることを許されなかった。結局、完全な制御をするには至らなかったらしい。
そしてこの度、数百年の時を経て、オメガが我々の想像を上回る存在だったことが、また新たに発覚してしまった。
オメガは、時間凍結装置でも、凍結しきれていなかったのだ。動きこそ封じられていたものの、奴は世界を観測し、獲物を探し続けていたのである。
今回、バハムートが神として蘇ったのと時を同じくして、オメガが特殊な信号……おそらく「獲物発見」の信号を発したことから、この事態が明らかになった。オメガであれば、かの竜とも互角以上に渡り合い、あれを捕獲するという至難の業さえやってのけるだろう。すでに獲物と認識しているのなら、一層に好都合である。
かくして、オメガによるバハムート捕獲計画、「オメガ作戦」が実行されることになった。この作戦は、オメガが勝利したあとに、奴を再び凍結装置に戻せてこそ成功となる。我々、魔科学省も、そのために命を……ピピ……ガガガ……。魔導ターミナル
登場NPC
NPC | シド・ガーロンド(3.X~4.X) NPC | ネロ・トル・スカエウァ NPC | ジェシー・ジェイ NPC | アルファ NPC | オメガ NPC | ビッグス NPC | ウェッジ NPC | ミドガルズオルム