2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.メインクエスト5.0-漆黒【04.最後の歓楽都市】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。

  • 最後の歓楽都市
  • ユールモア見学
  • 迫り来る誘惑
  • 喜びに満ちた人々
  • 樹葉に射す光

あらすじの要約

画家としてチャイ夫妻に雇われたアルフィノと主人公は、ユールモアを調査。
元首ドン・ヴァウスリーは、罪喰いを操ることができるため、絶対的な権力を有している。そのため先にユールモアに入っていたカイ・シルが(自身の虚偽によるとはいえ)ドン・ヴァウスリーから不当な扱いを受けても、市民達は気にする様子もない。
民を不公平に扱うドン・ヴァウスリーに対してアルフィノは怒る。罪喰いは敵ではないとするユールモアとは価値を共有できないと、調査を終了。クリスタリウムへ戻る。

ストーリーのあらすじ

「最後の歓楽都市」

入国手続き

世界は救われない――
今その言葉を否定できるのは よほどの聖人か馬鹿 またはこの街の住人だろう

堅牢だった海の都は 世界の終わりを前に浮かれ騒ぎをはじめた

悲しみを忘れるために喜劇を演じているのか
あるいはここにかぎり 永遠が約束されているのか――

豪奢な建物とは対照的にバラックの続く廃船島を抜け、ユールモアに到着。

主人公とアルフィノは、まず入国審査を受けます。元首によって認可された「自由市民」のために働く、「労役市民」として登録されました。続いて、隣の部屋の新民登録室へ。つつがなく処理は完了したのですが……臭う、と洗民室へ送られます。

臭うといわれたこと、シャワー室が少々開放的であることにショックを受けるアルフィノをよそに、労役市民用の香水をかけたら、雇い主の待つ樹梢の層へと向かいます。

チャイ夫妻

画家を探していたのはミステル族の名士、チャイ・ヌズとその奥様であるドゥリア・チャイ、通称チャイ夫妻です。特にドゥリア・チャイはアルフィノのことを気に入ったようで、無事画家とその助手として雇われることになりました。アルフィノは早速絵の仕事に取り掛かります。対して主人公は、まず“憧れの”ユールモア見学を許されました。

アルフィノ


さて、私は絵を描く支度をしなくてはね。
丁寧に、焦らず……ゆっくりと。

チャイ・ヌズ


うちの妻がいいと言うんだから、お前は好きに見学してこい。
ただし、浮かれすぎて、騒動なんぞを起こすなよ。品のない行動も、慎むように!

ドゥリア・チャイ


さあ、好きに街を見ていらっしゃい。
外周の「スカイフロント」は、ちょっと狭いから、落ちないようにだけ、気をつけるのよ。

「ユールモア見学」

樹梢の層をまわっていると、「たおやかな自由市民」が自分の使用人を探していました。かわりに探すと……縁から男が落ちかけていました。
助けてやると、彼こそ探していた使用人でした。雇い主のハンカチが落ちかけていたので拾おうとし、足を滑らせたそうです。たかがハンカチの為に命をかけるなど、割に合わないようにも思えるのですが……

雇い主に、そして街に心酔している彼は、命を惜しみません。主人公はその後、「たおやかな自由市民」に改めて紹介されましたが、2人は主従関係であるものの、互いに慈しみあっています。

というのも、身分の違いが対立につながらないような政策が実施されているのです。
そのひとつが、自由市民の財産放棄です。この街では、市民に登録される際にすべての個人財産……金や権利の他、知識までをも街に譲渡し、かわりに不自由ない生活ができるだけの金銭・物資を受け取ります。こうすることで、心配事や他人との優劣から解放され、対立のない生活ができているのだそうです。

「迫り来る誘惑」

元首ドン・ヴァウスリー

続いて、「キャバレー・ビーハイヴ」へ。

紹介されたティスタ・バイとカードゲームの後、この街について少し話を聞きます。

ユールモア元首のドン・ヴァウスリーは、なんと生まれながらに「罪喰いを従わせる能力」が備わっており、それによって街は罪喰いに襲われる心配がなく、人々も従っていることがわかりました。

続いて、バーで飲んでいるアサーンに求められ、ステージで踊った後に街の歴史を少し聞きます。

先代元首の頃まで、ユールモアは罪喰いとの戦いにおける主力だったのだそうです。当代最強との呼び声も高かったユールモア軍ですが、それでも罪喰いとの戦いでは多くの犠牲者を生んでいました。
状況が変わったのは20年前、ヴァウスリーが元首に就任した後。彼の「罪喰いを従わせる能力」により、罪喰いは脅威でなくなりました。それどころか、罪喰いは同胞とまで言われる存在になっています。

この世界にとって、それだけ罪喰いは脅威で……だからこそ、無力化させるヴァウスリーの大きな影響力も頷けるものでした。

着せ換えアルフィノ

一度チャイ夫婦のもとへ戻ります。
アルフィノは……

ドゥリア・チャイに新しい服を着せられていました。

ドゥリア・チャイ


あらあら、まあまあ! さっき試着したお洋服も素敵だったけれど、これも凛々しくていいわぁ~!
アルフィノちゃんったら、本当にかわいいんだから! 何を着てもらうか、困っちゃう~!


まったく! そいつは画家であって、モデルじゃないんだ。そろそろ絵を描きはじめてもらわないと困る!

チャイ・ヌズ

ドゥリア・チャイ


そうなの……? 確かに絵を描いてもらうのは大好きだけれど、今だって、こんなに楽しいのに……。


いや、その、ダメというわけでは…………か……描く準備もさせてやるんだぞ……。仕事ができなくて気をもむのは、そいつなんだから……。

チャイ・ヌズ

アルフィノ


ドゥリア夫人は、とても美意識の高い方なのだね。
画家の服装にまで、こんなにこだわるなんて……。

チャイ・ヌズ


どうにかして、画家が仕事に取り掛かれるようにせねば……結婚記念日あわせの夫婦の肖像画が、間に合わなくなる!

ドゥリア・チャイ


アルフィノちゃんには、もっとフリフリの服も似合うけれど……本人が、できるだけ旅装みたいなほうが、慣れているからいいって言うの。
だからあれを選んだのよ。街中ではあまり見かけないスタイルだから、とっても鮮烈ね!

「喜びに満ちた人々」

主人公は再び見学に向かいます。続いて中間層、軍の司令部があるという樹幹の層へ。

そこで、泣いている労役市民と遭遇します。歌い手だというのに喉が不調である彼女は、主人に発覚する前になんとかしたい。そこで、彼女にかわって外の廃船街にいる薬師「ソーリッチ」のもとへ向かいました。

しかし彼は、薬では治らず、手術をしても声が戻ることはないだろうといいます。

ところで、ソーリッチは気になることを言います。
ユールモアは大勢招かれるものの、出ていく者は死体ですらほぼいないのだそう。入ったが最後、どこかへ消えてしまう町……煌びやかな街には、なにか秘密があるようです。

その後歌い手のところへ戻ります。
声が戻らないことを知り、泣き崩れる彼女のもとへ雇い主が登場します。

柔和な紳士は、ヴァウスリーにお願いして、「天に運んでもらう」ことに。苦しみも病もないそこでなら、また歌えるはずだ、と。

ヴァウスリーによれば、罪喰いは罪ある人を喰らう一方、罪なき人の魂を地上からってくれる存在だそう。
ユールモア市民は愛と愉しみのまま暮らし、十分に謳歌したら、天に運んでもらえるのだといいますが……。

「樹葉に射す光」

不届き者

一通り見したのでアルフィノのもとへ戻り、情報を共有。
ところで、アルフィノの下書きを見たチャイ・ヌズは……

絵が「あまりにもそのまま」であることに激高。
要するに、ふくよかなチャイ夫人に“配慮”した絵を求めていたわけです。

ふたりはそのままが仲睦まじく美しいというアルフィノに対し、チャイ・ヌズが書き直しを指示しようとした時……上の階層から悲鳴が響きます。

秩序を乱す不届き者が捕まり、ヴァウスリーによる裁きが行われるのだといいます。主人公とアルフィノは許可を得て、元首の執務室がある最上層「樹葉の層」に向かいます。

ドゥリア・チャイ


あなたたちが、不届き者に襲われないか心配だわ。
ヴァウスリー様の御前だから、大丈夫だとは思うけれど……。

ユールモアの真実

罪喰いをはべらせる酷い肥満の男こそ、ドン・ヴァウスリー。

悲鳴の主は、カイ・シルでした。
アルフィノから譲り受けた彼のメッキはすぐ剥がれ、与えてもらおうとだけする者には罰を……と、ヴァウスリーは飛び降りるように指示。カイ・シルの命乞いに対し、別の案を提示しました。

即ち、ユールモアの“同胞”たる罪喰いのために、自身の肉を削ぎ、エーテルを捧げろというのです。

自ら肉を削ぐなど、常人には到底出来ぬこと。

アルフィノは、ドンに対して、街に心酔する者に暴力で応じるのかと問いただします。
しかし、ここは第一世界。崩壊しかけたこの世界に築かれた唯一の“楽園“は、全てヴァウスリーの力に依存しています。故に彼は自らを絶対正義とし、市民達もそれに追従しているのです。

ユールモアの実情に、怒り心頭のアルフィノ。
自分の絵を描けば無礼を許すというヴァウスリーに対して……

捨て台詞を吐き、カイ・シルを含めた一行はその場を後にしました。

赤子のように癇癪を起こすヴァウスリー。
人影からその様子を伺うのは……。

チャイ夫妻との別れ

罪喰いの討伐を目指す私たちは、罪喰いを従えるユールモアと手を取り合うことはできない……身をもって知ったアルフィノは、このまま島を出ることに。

共に飛び出してきたカイ・シルは、得られたチャンスを活かせなかった自業自得を謝罪。しばらく一人で生きる方法を探すといいます。

その時。

チャイ夫妻が現れました。ふたりには迷惑をかける形となってしまいましたが、特にチャイ夫人はアルフィノの残した下絵をいたく気に入り、このまま残ってくれないかと提案。

しかし、アルフィノは「為すべきことを為すために」と、差し伸べられた手を固辞。服も返そうとしますが……彼女はアルフィノを本当に気に入ってくれたようで、服はそのまま着ていってほしいと嘆願。いつかまた会いに来てほしいと、送り出してくれました。

ふたりは、クリスタリウムへと帰還します。

アルフィノ


すべての街が、クリスタリウムのように、自立心に溢れていれば……と、ここに戻って改めて思うよ。
しかし、何を大事に思って生きるかは、それこそひとつに限定できるものではない。コルシア島に集う人々は、説得だけでは動かないだろうね……

登場NPC

NPC | アルフィノ・ルヴェユール(5.X) NPC | ドゥリア・チャイ・ミューラ NPC | チャイ・ヌズ・ミューラ NPC | ドン・ヴァウスリー NPC | カイ・シル・オルコ

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