当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ウルダハの今
- ラウバーンを追って
- ラウバーン奪還作戦
ラウバーン処刑の噂が流れている。暁の潔白を証明するためにも、彼を失うわけにはいかない。メルウィブ提督やドマの忍達の協力を受け、彼の居所をつきとめた暁は、奪還作戦を決行する。
主人公達の前に立ちはだかったのは、クリスタルブレイブの隊員達だった。これを退け、ラウバーンの救出に成功する。
その後、デュララ・デュラの使者が現れ、砂の家に向かう。彼女の口から語られたのは、ウルダハ騒動の首謀者であるロロリトの真意とナナモ女王が生きているということだった。
ストーリーのあらすじ
「ウルダハの今」
暁の潔白を証明するためにもラウバーンの救出を決行することとなった暁でしたが、とはいえ策もなくウルダハに突入するのは愚の骨頂といえます。
そこでアルフィノは、情報収集のためリムサ・ロミンサに向かい、メルウィブ提督と面会することを提案。
アルフィノはフォルタン家の手伝いをする中で、リムサ・ロミンサ商会との仲介を手掛けており、その機に直接彼女と接触。協力の申し出を受けていたのです。
リムサ・ロミンサに到着した主人公とアルフィノは、提督室でメルウィブと面会。互いに無事であること、そして再開を喜びあいます。
メルウィブ提督、そしてカヌ・エ・センナは、先の騒動の直前にナナモ女王から直接王朝の終了させる考えがあることを聞いていました。
STORY | 1.メインクエスト2.4-新生【06.氷結の幻想】
ウルダハにおける有力商人が多くを占める砂蠍衆にとって共和制に移行することは、権力の分散や政変に伴う混乱が生じてしまうリスクでしかありません。
したがってメルウィブ提督は、暗殺は政変を察知した砂蠍衆の何者かによる謀略であると考えています。
現在は王政ですが、砂蠍衆が実質的にウルダハの政権を握っているのですから、このまま傀儡の女王を操り続けるほうが都合良いわけです。
つまり、女王を暗殺するメリットが無い――。
1つの可能性が生じます。
ナナモ女王は、暗殺されていないのではないか。
推論にすぎないものの、今日に至るまでナナモ女王死亡の発表がされていないという事実もそれを裏付けているように思えます。
依然として不透明なウルダハ政情ですが、そんな中急に流れ始めたラウバーン処刑の噂。
内偵をすすめるドマの忍達によって、なんでもラウバーンの身柄は「青い制服を着た一団」の手で、ウルダハ都市内にあるマラサジャ収容所からどこかへ移送されたことが確認されています。
青い制服を着た一段――クリスタルブレイブはアルフィノにとって苦々しい存在です。
他方、平穏を望む砂蠍衆が、世論を無駄に煽るようなラウバーンの処刑を主導するとは考えにくく、ウルダハ騒乱の首謀者達も1枚岩ではない可能性もあります。
ラウバーンはエオルゼア同盟軍においても重要人物です。
メルウィブ提督も失うことは避けたいと考えているのですが、エオルゼア同盟軍が奪還作戦を行うことは、他国への軍事介入となるため余計な波風がたってしまいます。
故に、ラウバーン救出作戦は小規模で自由に動ける主人公達の手に委ねられることになりました。
本件について情報収集にあたっているドマの忍達の連絡役と接触するため、主人公はレヴナンツトールへと向かいました。
アルフィノ:
クリスタルブレイブは、私の増長が生んだ組織……。君にも、いろいろと迷惑をかけてしまった……。
メルウィブ:
あの時、我を通してでも、銃を抜くべきだったのではないかと、今でも考えてしまう……。すまない、私は、貴公を見殺しにしたも同然だ……。
……だが、この借りは必ず返す。
それに、我らリムサ・ロミンサは、今後も「暁の血盟」と協調路線を取るつもりだ。その点は、どうか安心してくれ。
エインザル大甲将:
さすがに他国の領内に、おいそれと黒渦団は送り込めん。直接的な支援ができないこと、許してほしい。
「ラウバーン奪還作戦」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「ラウバーンを追って」
- 「ラウバーン奪還作戦」
ハラタリ修練場へ
ドウワレやホウザン他、ドマの忍達が得た情報によって、ラウバーンはハラタリ修練場に移送されたと分かりました。
ドウワレ:
かの地(ハラタリ修練場)は「コロセウム財団」の施設だが、例の一件以後は、砂蠍衆のロロリト殿が管理していたらしい。
そんな場所に武装兵(ユユハセ達が所属するクリスタルブレイブ第三分隊)が向かったとなると、いよいよ怪しい。
アルフィノ:
ユユハセか……。彼はあの日、私に刃を向けてきた。
思い起こしただけで、心がざわついてしまうよ。
修練場の入り口を張っていたホウザン達に周囲の警戒を任せ、主人公とアルフィノ、そして合流したユウギリはラウバーン救出のため、ハラタリ修練場に突入します。
最深部で発見されたラウバーンは、魔導装置で拘束されていました。
救出しようとしたところクリスタルブレイブ隊員の手によって周囲に毒がまかれるも、なんとかこれをくいとめ、魔導装置の鍵も奪取。
ラウバーンの拘束を解くことに成功し、いざ脱出と思いましたが……主人公達の前に立ちはだかったのは……見知った顔のクリスタルブレイブ隊員。
イルベルド、ユユハセ、ローレンティスの3人でした。
しかし戦闘では主人公に一日の長があります。
彼等の攻撃を退けたところで、イルベルドは主人公に語りかけます――
イルベルド:
貴様も、気付いているのだろう!
「暁」やエオルゼア各国は、貴様の「特異な力」を利用した!クリスタルブレイブに至っては、知名度までもな!
故郷を奪還したいと願う、俺たちの想いも、貴様の力も、結局は誰かの思惑に組み込まれ、利用され…… 自由に戦うことすら許されないッ!それでは救えない! 俺たちの祖国を救えんのだッ!
俺は必ずアラミゴを取り戻してみせる……どんな手を使ってもな!
直後、閃光弾を用いて彼らは逃走してしまいます。
ラウバーン救出には成功したものの、どこか後味の悪い結果となりました。
謎の使者
修練場の外に出ました。
入り口を警戒していたホウザン達のもとに、逃走したイルベルド達は現れませんでした。おそらく別の出口を使ったのでしょう。
その時、フードを目深にかぶった謎の使者が現れます。
使者は、自らの主人が暁の敵ではない。砂の家に来てほしいと言います。
彼は既にウリエンジェとも話をつけているらしいのですが……不信に思うも、3人は砂の家に向かうことにするのでした。
ウルダハ騒乱の真相
砂の家にはウリエンジェの他、不滅隊副長のピピンや、銀冑団OBのパパシャンの姿がありました。
再会を喜ぶ彼らのもとに、先程の使者を従えた女性が現れます。
それは砂蠍衆がひとり、デュララ・デュラでした。
主人公達は、最近沸いた疑惑――すなわち、ナナモ女王は生きているのかと彼女に問い……
彼女は頷き返したのです。
そもそも、戦勝会の場でナナモ女王の死を直接確認したものはひとりもいません。
倒れた現場にいた主人公も「倒れた」ところを見ただけであり、死亡を確認したという発言もイルベルドによるもののみでした。
そして、それこそが巧妙な罠だったと考えられます。
ロロリト・ナナリトの手による、テレジ・アデレジ排除のための作戦です。
NPC | テレジ・アデレジ NPC | ロロリト・ナナリト
以降は推測にすぎませんが……
そもそも女王暗殺計画は、テレジ・アデレジによる独断でした。
ウルダハの実権を握る野望をもったテレジ・アデレジの行動は、政策が安定してこそ商機につながると考えているロロリトにとっては邪魔なものです。
そこで、ロロリトはテレジ・アデレジの計画を逆に利用。ラウバーンを激高させテレジ・アデレジを処断するよう仕向けました。
ロロリトはこの罠によって、政情安定を崩すテレジ・アデレジだけでなく、砂蠍衆の中で最も女王に近く、政敵であるラウバーンをも排除することに成功したのです。
ロロリトはおそらく侍女を買収し、テレジ・アデレジの致死毒から昏睡毒にすり替えたのでしょう。
結果として嵌められたラウバーンはロロリトに激高しますが、他方、彼がナナモ女王の命を救ったのもまた事実。
ウルダハで今しなければならないことは混乱の終息です。
割り切れない想いがあったとしても、彼への復讐を目的としてはいけないのです――。
直後、タタルからリンクシェル通信が届きます。
イシュガルドのドラゴン族に大きな動きが観測されましたのだとか。
ラウバーンのことはデュララ女史やピピン達にまかせ、主人公とアルフィノは至急イシュガルドへ戻ることになりました。
ユウギリ:
ひとまず、ラウバーン殿の救出には成功した。ウルダハの混乱を収束に向かわせる、第一歩になるだろう。
パパシャン:
よくぞ、ラウバーン殿を救い出してくださった。心より感謝しますぞ……。しかし、局長のあの姿……なんと痛ましい……。
ピピン:
義父上のことはお任せを!
ラウバーン:
失ったものは、元には戻らない……。だが、まだ失っていないものがあるのなら、この命に代えてでも……。
デュララ:
この場は、ワタクシに任せておきなさい。冒険者殿は、貴方にしかできないことをおやりなさいな。
ウリエンジェ:
同志との再会を、どれほど神々に願ったことか……。こうして、再び歩むことができるとは、誠に喜ばしい。「暁」の再建のため、ともに成すべきを成しましょう……。