当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 蒼天のイシュガルド
激闘の末、主人公は蛮神トールダンを倒した。
その後現れたエスティニアンが竜の眼を2つ受け取る。これを処分すればすべてが終わる。そう思った心の油断に、竜の眼の主であるニーズヘッグがつけ込む。エスティニアンは身体を乗っ取られニーズヘッグと化し、飛び去ってしまうのだった。
ともあれ、戦いは終わった。主人公達はイシュガルドへと帰る。新たな道を歩み始めたイシュガルドはエオルゼア軍事同盟に調印する。
しかし、新たな闇が既に動き始めていたのだった。
ストーリーのあらすじ
ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦
教皇の最期
馬鹿な――千年、千年だぞ!
永き祈りの声と竜の眼さえ及ばぬというのか!
貴様は 一体何者なのだ……
千年もの永きにわたり、イシュガルドを導き――他方、人々を戦いへといざない続けた存在。
そんな立場にいた彼にとって、千年もの祈り……そして竜の眼の力をもを跳ねのけた主人公は一体どのように見えたのでしょうか。
ともかく、教皇――そして騎神、トールダン7世はここに最期を迎えたのでした。
画竜点睛を欠く
「最後は俺の手でと思ったのだがな。」
戦いの後、魔科学研究所に現れたのはエスティニアンでした。
彼は主人公に預けていた竜の眼を受け取り、聖剣アスカロンから教皇庁が隠し続けていた眼を引き抜きます。
邪竜ニーズヘッグの竜の眼。
畏怖の対象であり、力の象徴であり――そして争いの始まりでもあったその両眼。これを処分することこそ、彼の蒼の竜騎士としての最後の仕事なのです。
これを雲海に投げ捨てれば、すべてが終わる。
それで使命は終わる。
あと、これだけで――
その時でした。
虎視眈々と機を伺っていた竜の眼が、エスティニアンに牙をむいたのです。
我となれ
長らく、我が眼の力に触れ、さらには全身に我が血を浴びながら、よく耐えてきた。
……だが、ついに貴様は願ったな、蒼の竜騎士よ!
すべての荷を降ろしたいと! 安らぎが欲しいと!!
心の奥底に燻り続けた復讐の心……「竜詩戦争」の影で散っていった者たちの慟哭……我の「眼」は、そのすべてを視、すべてを写してきた!
今こそ、すべて貴様にくれてやろう……
……そして、我となれ!
帰路
ニーズヘッグに姿を変えたエスティニアンは、そのまま飛び去ってしまいました。
その変容を為すすべなく見ていることしかできなかった主人公。
しかし、戦いは終わったのです。
ミドガルズオルムの背に乗り、主人公は魔科学研究所をあとにします。
道中、エンタープライズ号と合流。
主人公を送り出してくれたアルフィノ、ヤ・シュトラは無事でした。
一行はイシュガルドへの帰路についたのでした。
ただ一人、エスティニアンを除いて。
皇都凱旋
長らく敵対してきたドラゴン族の背に乗って凱旋する英雄に戸惑う神殿騎士団員でしたが、それを制してアイメリクは主人公を出迎えます。
千年の嘘は暴かれ、蛮神となった教皇は倒れました。新たな一歩を踏み出したイシュガルドの未来は輝かしく見える一方で、問題は山積しています。
千年もの禍根は人にもドラゴン族にも残っています。その上、蒼の竜騎士は今ニーズヘッグにとらわれ、その身を変じているのです。
ミドガルズオルムはイシュガルドの民に問いかけます。
それでも今再び、竜との調和を望むのかと。
アイメリク:
人の戦いを導いてきた虚構は崩れ去りました。そして、竜を率いてきたニーズヘッグもまた……。
人は竜に対し、そして同じ人に対して、幾たびも同じ過ちを繰り返してきました。むろん、それを水に流してほしいとは申しません。
それでも私は、この先のイシュガルドが、人と竜が手を携える土地となれることを信じています。
……それでは、足りぬでしょうか?
ミドガルズオルム:
……その言葉、しかと我が胸に刻んだぞ。
千年の戦は、一朝一夕に終わるものではなかろう。だからこそ、次の世代に希望を伝えよ、ヒトの子らよ……。
その先にこそ……光に満ちた、調和の時代が待っているのだから。
そういうと、ミドガルズオルムは翼をはためかせ――
“蒼天”に向かって飛び立っていきました。
エピローグ1 エオルゼア軍事同盟調印式
後日、イシュガルドの地にてエオルゼア軍事同盟調印式が執り行われました。
ウルダハからナナモ・ウル・ナモ女王陛下と不滅隊隊長ラウバーン、グリダニアからは双蛇党党首カヌ・エ・センナ、国渦団からはメルウィブ・ブルーフィスウィン最高司令官が来訪。
ドラゴン族との戦いを理由に長く途絶えていたイシュガルドとエオルゼア各国との国交、そして帝国に対抗するための同盟が、今再びここに成立したのです。
エピローグ2 エドモン・ド・フォルタン回顧録 「蒼天のイシュガルド」
こうしてひとつの物語の幕が閉じた。
この先もイシュガルドの動揺はしばし続くだろう。
千年に渡って続いた教皇による統治の終焉は、この国の有様を覆したのだ。
ドラゴン族との戦いも終わったわけではない。邪竜の驚異は未だ残っている。
だが。
若き神殿騎士団総長と頼もしき盟友たち……そして光を取り戻した英雄がいる限り。
いつの日か、かつてそうだったように。
真の平和が訪れ、人と竜との融和がなされると信じている。
我々はそれを紡がねばならない。
次の千年に続く、新たな竜詩の始まりとして――
エピローグ3 動き始めた機工城
低地ドラヴァニア地方。イディルシャイア近くでは、ゴブリン族達とシド、ヤ・シュトラが協力し、サリャク河中心のシャーレアンの“遺跡”を調査していた時……
突如“遺跡”は動きだします。
“遺跡”――機械仕掛けの巨人は、岸に手をかけました。
それをみていたシドは慌てた様子で走り出し、こういうのでした。
「アイツは玩具なんかじゃねぇ……蛮神なんだぞ……!!」
エピローグ4 闇の戦士
ラハブレアとイゲオルムが散ったか……。八度目の「次元圧壊」を狙ったようだが、どうやら、ヒトの可能性を見誤ったらしい。
とはいえ、嗤ってばかりもいられぬか……。このまま光と闇の均衡が失われれば、世界をあるべき姿に戻すという、我らの宿願が破綻しかねん。
光の戦士は、力を持ちすぎた。神の領域に近づくほどに……。
だからこそ、お前たちの出番なのだ。闇の戦士よ……。
エピローグ5 盟友への手向け
クルザス中央高地。
ここはかつて盟友、オルシュファンが駐屯していたキャンプ・ドラゴンヘッドがある地です。
主人公、アルフィノ、タタルの3人はその北部――イシュガルドを一望できる場所へ、とある目的をもって訪れました。
ひっそりと建てられた墓石に……
タタルとアルフィノは花を。そして主人公は彼の盾を手向けます。
オルシュファンは、きっとこれからも新たな一歩を踏み出したイシュガルドを守り続けてくれることでしょう。
長く、辛い旅路の一歩目は、盟友のおかげで暖かなものでした。
彼、そして他の多くの人々の助けによって、イシュガルド――そして暁は、これからも歩み続けます。
暁の本当の復活はこれからです。
「まずは活動資金集めからでっす!」
敏腕受付嬢タタルの軽口に笑う3人の声が、蒼天のイシュガルドに響き渡るのでした。