当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 絡み合う宿命
皆のエーテルを束ねた刃により、闇の戦士に勝利した暁。
しかし彼等はアシエンと同様に「不死の者」であり、手にした光のクリスタルで次元の狭間に逃げようとする。その時、ウリエンジェの指示により主人公も光のクリスタルを使用。皆をハイデリンの待つ星の海へと転送した。
闇の戦士達の光のクリスタルの力を得たハイデリンは「星の代弁者」の役割からミンフィリアを開放。新たに「光の調停者」となったミンフィリアは、第一世界へと旅立ち、光の氾濫をとめる決意をする。力を闇の戦士達も連れ、帰れないかもしれない世界へと旅立っていった。
ストーリーのあらすじ
「絡み合う宿命」
決着
闇の戦士の側についたと思われていたウリエンジェが暁の側に戻ったことで形勢は逆転。
対してあとがない闇の戦士たちは、いよいよ大技で勝負をつけようとしています。
こちらもアリゼーの提案で、彼女に皆のエーテルを集め、光の刃を構築して一気にカタをつけることに。
少しずつ、少しずつ皆のエーテルを集め……
アリゼーは、遂に完成した刃をとき放ちました――
魂の越境
その威力に、闇の戦士たちは膝を折ります。
ここに勝負は決したのです。
しかし。
闇の戦士:
俺たちが……どうやって境界を越え、この原初世界に来たか、考えたことはあるか……?
……アシエンが、闇のクリスタルによって、己の魂を「次元の狭間」に送り、死をまぬがれるように……俺たちは、光のクリスタルをもって、魂を越境させる……。
つまり俺たちも、アシエンと同じように不死になれる。
……この敗北は、終わりじゃない!
彼らの言葉から「あること」に気がついたアルフィノ。
アシエンのように、光のクリスタルで魂を越境させる方法をとるにためは、魂だけの存在となる必要があり、その器となる肉体は不要なはず。
つまり……彼等は一度死んでいるのです。
英雄として
「光の戦士」なんて肩書を背負ってたからじゃねぇ。
最初はただ、旅の中で出会った奴に、手を貸しただけだったんだ……。
そんな因縁がいつの間にか広まって、俺たちは英雄と呼ばれた。
……多くの想いに背中を押され、戦い続けた。
ところがどうだ、俺たちが勝ったがゆえに、世界は「光の氾濫」で無に帰るときやがった……ッ!
なんでだよ……。
そんな結末のために、俺たちは歩んできたんじゃない……!
なあ、お前ならわかるだろ……わかれよッ!
世界をあんな風にしちまった俺たちは……俺たちだけは、何があっても諦めちゃならないんだ……!
そうだよなァ……アルバート……。この程度の痛み、死んだときに比べたら、なんてことはねぇ。
何度でも、戦いましょう。はるかなる故郷の仲間に……せめてもの救いが訪れるように。
ウリエンジェの思惑
闇の戦士たちがクリスタルの力で魂を越境させようとしている今、ウリエンジェは主人公にも光のクリスタルを掲げるよう指示。
掲げたクリスタルは、彼らのクリスタルと反応し……
そこは星の海、そして響くはハイデリン……「星の代弁者」となったミンフィリアの声でした。
闇の戦士と光の戦士のクリスタルが相互に反応し、主人公、闇の戦士のみならず、暁全員までもが星の海に立っていたのです。
ここに、ウリエンジェの思惑は成就し……
ウリエンジェ:
ハイデリンよ……!
ふたつの世界の光のクリスタルをもって、あなたに力を返しました……。
今ならば、できることがあるはずです。
あなたの使徒を……ミンフィリアを、解き放ちなさい!
光の調停者として
そう わたしは聞いた……。
哀しい決意……心裂く嘆きを……。
わたしたちは救いたい。
「わたし」は、今度こそみんなを救いたい――。
第一世界の、光の加護を受けし者たちよ。
わたしは、ハイデリンの使徒……いわば、光の調停者です。
わたしが第一世界に渡り、強まりすぎた光を正しましょう。
「光の氾濫」も、避けることができるはずです。
あなた達の声に応じる事ができず、今までごめんなさい……。
ゾディアークがアシエンを介さなければ干渉できないように、ハイデリンも、直接「光の氾濫」を止めることはできないの。
だけど、あなたたちが弱り切ったハイデリンに力をくれて、その一部となっていたわたしが、こうして使徒として切り離された……。
あなたの嘆きも、祈りも、ハイデリンとして聞いていたわ。
大丈夫……第一世界は、決して滅ぼさせない。
ウリエンジェさん……
ここまでみんなを導いてくれて、ありがとうございました。
そして主人公……わたしは、あなたたちとともに歩むことで、世界の強さや悲しさを、聞いて、感じて、考えた……。
だからこそ、今度は私自身の命をかけて、役目を果たしたいの。
ウリエンジェの選択
……あなたについての報告を聞いたとき、察しました。
星の一部となることは、星の力を得るのと同義……
戦えない己を嘆いていたあなたが、ついに力を手にしたのだと。
そして私は、アシエンと接触した際に、第一世界の事情を知った……。
深い悲しみを抱えた彼らを……我々の未来の姿かも知れぬ彼らを、救いたいと思ったのです。
苦悩の末に至ったのが……この答え……。
より多くのクリスタルの力を一堂に集めんがため、彼らを、「光の戦士」同士の対決に導きました……。
己の選択に、確信はあった……。
しかし同時に、あなたが原初世界へ戻る可能性を、永久に奪うかもしれない選択だとも……わかっておりました。
私は、優しいあなたを、世界と引き換えにするのです。
……賛同を求めるべくもない、身勝手な選択だ。
強がり
ミンフィリアが幼い頃からずっと見守り続けてきたサンクレッド。
もともと彼は、ウルダハで発生した事故を防げずに天涯孤独の身となってしまったアシリア――ミンフィリアを、その自責の念から気にかけ続けてきました。
いつの頃からか立派な”レディ”となったミンフィリア。
自らに枷を負わせるように、サンクレッドは決してミンフィリアと親密になりすぎぬよう……いつしか、女好きという鎧に身を包みました。
でもそれらは全て、ミンフィリアを想ってこそのこと。
不器用な男は……
鎧を再び身に着け。
精いっぱいの強がりで送りだします。
第一世界へ
ミンフィリアはルイゾワの名杖トゥプシマティを主人公に手渡します。
いよいよという時、闇の戦士もまた、第一世界へ旅立つことを望みます。
星の海への転移で、クリスタルの力を失ってしまった闇の戦士達。魂だけの存在である彼等は、第一世界に行っても何もできません。
光の氾濫が迫る第一世界。英雄として旅をし、守れなかった世界には辛い思い出も多いことでしょう。
それでも……闇の戦士達にとって、第一世界は彼らの冒険の全てがある大切な故郷なのです。
闇の戦士:
主人公。俺たちの過去にも等しいお前に、伝えておく。
重要なのは、光か闇かじゃねぇ……お前自身の意志だ。
こんなことになっちまって、言えた立場じゃないだろう。
だが……必ず掴みとれよ、俺たちとは違う未来を。画像
ミンフィリア:
送り出される側になるのは、なんだか不思議な気持ちね。
でも、あなたはいつも、困難な壁を乗り越え、未来を拓いて帰ってきてくれた……。
だからわたしも、役目を果たしてきます。
いつか、この星を、本当の意味で悲しみから解き放つ……その方法を見つけたときに、きっとまた会いましょう。
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ミンフィリアたちは旅立っていったのでした。
母への言葉
愛してくれてありがとう。
大好きよ、ラミン……
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(2.X~3.X) NPC | サンクレッド・ウォータース(3.X~4.X) NPC | ウリエンジェ・オギュレ(2.X~4.X) NPC | アルバート NPC | ブランヘルツ NPC | ラミミ NPC | ナイユベール NPC | ジャ・ルマレ NPC | ミンフィリア・ウォード NPC | フ・ラミン・ケシュ