当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 学問ノススメ
- 失われた記憶を求めて
- 怨念の権化
- 匠たちへの頼み
- 軍学式の治療法
- 次代の学者
学者レベル30~50までのジョブクエスト。
斧術士のアルカ・ゾルカはかつての「ニーム海兵団」の技術を応用することで、斧術士としての技術を向上させようとしていた。魔道士として彼の手助けをする中で、主人公は「学者」のソウルクリスタルとともにフェアリーの力を得た。
フェアリーの修行も兼ねて、ブロンズレイクに現れたトンベリの討伐に向かった二人だったが、あと一息というところでフェアリーに妨害されてしまった。フェアリーが暴走しただけなのだろうか……疑問に思うも修行を続け、再びトンベリが現れたとの情報を得る。
トンベリが逃げた先はワンダラーパレス。再び追い詰め、今度はフェアリーによってトンベリを癒やすと……はて無い怨みは消え去り、かつての記憶を取り戻した。
トンベリの名はスリト・カリト。かつてニーム海兵団所属の学者だったのだが、奇病によりその姿になってしまっていたのだ。
ストーリーのあらすじ
レベル30「学問ノススメ」
巴術士ギルドの受付ムリーは最近、斧術士ギルド所属の「アルカ・ゾルカ」から実力ある魔道士を紹介しろとしつこく迫られており、ほとほと困っていました。
なんでも、とある学術調査の協力者を探しているのだとか。
興味を抱いた主人公は、斧術士ギルドへと向かいます。
力自慢が多い斧術士において、頭脳派を自称するアルカ・ゾルカ。
彼は斧術をさらなる高みへ導くため、「ニーム海兵団」について調べているのだそうです。
1500年以上前、第五星暦時代。当時は魔法文明最盛期で、魔法を濫用した「魔大戦」が各地で勃発していました。
そんな中、バイルブランド島に存在していた「ニーム」という名の海洋都市はごく少数の魔道士しかいなかったにもかかわらず、長く独立を維持することができました。
その秘密は、斧を持った多数の海兵と少数の魔道士で構成された、伝説の最強軍団「ニーム海兵団」の存在にあったといわれています。
アルカ・ゾルカは、ニーム海兵団の強さの秘密が解明できれば、斧術士や魔道士に利することが出来るだろうと考えているのです。
彼は研究のためニーム時代の遺物を購入していたのですが、輸送中盗賊に奪われてしまいました。まずはその奪還のため、東ラノシアの「レインキャッチャー樹林」に向かいます。
盗賊を倒し、無事奪還したニーム時代の石板。
盗賊が盗んでいたものなのでしょうか。そこにはソウルクリスタルも落ちていました。
主人公が手を触れた時……
石板によれば、それは「フェアリー」。
海兵団を率いていた魔道士「学者」の使い魔でした。
拾ったソウルクリスタルが主人公のエーテルと反応し、古の「学者」の力を復活させたのでしょう。
アルカ・ゾルカは手に入れた石版の詳しい調査をすすめ、その間主人公は学者としてフェアリーを扱う修練に励みます。
レベル35「失われた記憶を求めて」
アルカ・ゾルカの研究は劣化の激しい石板の解読に苦労しつつも、着実に進んでいる様子です。
かつてのニーム海兵団の主力は斧を持つ海兵であり、魔道士――学者は彼等を指揮し、癒し、その力を引き出していたのだとか。
残念ながら、主人公のフェアリーは今「癒しの力」しかできません。1500年もの長きにわたり封印されていたことで、忘れてしまっているのでしょうか。
記憶を刺激するような体験をさせることで、目覚めをうながすことが出来るかもしれないと考えたアルカ・ゾルカは、外地ラノシアの「ニーム浮遊遺跡」を巡ってみることを提案。
主人公はニーム浮遊遺跡をフェアリーとともに散策。
その目論見はうまくいき、フェアリーは少し過去の記憶が呼び覚まされたようです。
レベル40「怨念の権化」
ニームの石板の解析が進み、アルカ・ゾルカはその戦技を体得。
かつての海兵と魔道士がしていたように、主人公と協力して覚えた技を試したいという彼と共に、折よくブロンズレイクに現れた「トンベリ」討伐へ向かうことになりました。
現地に到着すると……
戦いはアルカ・ゾルカと主人公の連携が奏功し、トンベリを圧倒。
アルカ・ゾルカがとどめの一撃を放ったその時。
フェアリーが立ちはだかり、トンベリを守ったのです。
その隙に謎めいたトンベリは逃走。結局見失ってしまいました。
幸いに、斧術士と学者の連携が実戦でも有効であることは証明されました。
とはいえ……フェアリーは一体なぜトンベリを守るような行動をとったのでしょうか。
レベル45「匠たちへの頼み」
その後、アルカ・ゾルカの調査によってかつての「学者」の装束の詳細が明らかになります。フェアリーの記憶を刺激するためにも、これを現代に復活させたいと考えました。
とはいえ、1500年前の衣装を復活させるのは並大抵のことではありません。
一流の職人に依頼したいところです。
アルカ・ゾルカの伝手により、ウルダハ裁縫師ギルドのマスター「レドレント・ローズ」を訪ねます。
レドレント・ローズはアルカ・ゾルカのまとめた「学者装束概論」をもとに、主人公がモードゥナで手に入れた染料「霊妖花の若葉」を使って器用に脚衣を仕立てます。
続いて、制帽を彫金師ギルドの「セレンディピティー」に、手袋を、革細工師ギルドの「ゲヴァ」に、ブーツを同じく革細工師ギルドの「ベリ」に依頼。
それぞれ一流の専門家の手を経て、胴衣を除いた装束の再現に成功しました。
レベル45「軍学式の治療法」
かつての学者は、平時にはその魔法で癒し手として活動していたことが明らかになりました。特に、ニームで奇病が大流行した時には、献身的に人々の治療にあたったのだといいます。
主人公のフェアリーも、当時治療に参加していた可能性が高いでしょう。
病人の治療を手伝うことで、フェアリーの記憶を呼び起こすことが出来るかもしれないと考えた主人公は、高地ラノシア「ウォームワイン・サナトリウム」という療養所に向かいます。
現地で病人の治療を手伝う主人公。
その中で、どうやらフェアリーの記憶を刺激することにも成功した様子でした。
レベル50「次代の学者」
謎めいたトンベリ
以前逃げられたトンベリが再度ブロンズレイクに現れたとの情報が寄せられました。アルカ・ゾルカは斧術士の仲間とともに、今度こそはと息巻いています。
主人公もまた現地に向け出発です。前回はフェアリーの予期せぬ動きで邪魔されてしまいましたが……果たして。
謎めいたトンベリはワンダラーパレスに逃走。
アルカ・ゾルカ達は、多くのトンベリが潜むかの地に突入を決意。主人公もこれに続きました。
数多のトンベリと相対するも、学者の主人公と斧術士のアルカ・ゾルカは身につけた連携でこれらを撃破。ふたたび謎めいたトンベリにあと一歩のところまで迫るのですが……
またも主人公のフェアリーが妨害をするのです。
フェアリーに促された主人公はトンベリに癒しの術をかけます。すると……
果てない怨みに支配されていたトンベリでしたが、まるで憑き物がとれたようになります。
偏見と「怨み」
私の名は、スリト・カリト。かつて海洋都市「ニーム」が誇った最強軍団、「海兵団」を率いる軍学者のひとりだった……。
……ある年、1隻の交易船が故郷に奇病を持ちこんだ。
その病にかかると、耳や鼻が削げ、四肢が縮まり、私のような姿となってしまう。
次々に人々が奇病にかかる中、私は癒やし手として、治療に奔走した。
だが……やがて、私も奇病に感染してしまった。
そして醜い姿となった私を、かつての戦友たちは魔物だ、悪鬼だと罵ったのだ!
私と同様に、多くの者が魔物の如き醜い姿となった。そして……迫害され、すべてを奪われた我々は、怨みに呑まれ、心までも魔物の如くになってしまったのだ。
この確執は、ついには患者の隔離施設であったワンダラーパレスごと湖に沈め、封印魔法で封じるという悪夢のような結末に至った……。
スリト・カリト
かつてのニーム海兵団を率いた学者、スリト・カリト。
奇病により姿を変え、心を怨みで満たし、長き年月が経過するも……元々彼の使い魔であった主人公のフェアリー「リリィベル」は彼のことを忘れることがありませんでした。
身を挺して彼を守り、その力で怨みの心を癒したのです。
スリト・カリトは既にこの姿となって1500年以上経過しているため、元に戻ることはできません。
それでも、長く暗い怨みのトンネルを抜けた彼の表情は……どこか晴れやかで。
主人公が見た風景は過去のものか、それとも幻だったのか……。
ともかく。
1500年の時を経て現れた学者の後継者たる主人公は、スリト・カリトから受け継いだフェアリーとともに歩むことを決意するのでした。