当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 雪上の追撃
- 絡まり合う陰謀
- 木陰に隠れて
- 忍びの者たち
- 写本師捕縛作戦
スノークローク大氷壁最深部にあったエーテライトは活動を停止しており、氷の巫女イゼル追跡の目は現在途絶えている。主人公はその対応策を暁の血盟に任せ、同時進行していた帝国の諜報員「写本師」調査に向かう。
得られた情報から導かれる「写本師」は、ラウバーンの右腕である不滅隊副長、エリヌ・ロアユ。彼女を追い詰め、捕縛するのだった。
順番においかけるだけでは少々分かりにくいので、クエスト名の横にどちらの話なのか追記しています。
ストーリーのあらすじ
「雪上の追撃」<イシュガルド>
シヴァとは何者か
ミンフィリアはスノークローク大氷壁に来る前、フォルタン家の文献でシヴァについて探ってみたものの、一般的に知られている情報以上のものは得られませんでした。
千年にわたるドラゴン族とイシュガルドとの戦い。
氷の巫女イゼルは、それを「シヴァ」の力で止めようとしているのですが……シヴァが何者であるか、そしてそもそもドラゴン族との戦っている理由が明確でない以上、良し悪しが判断できません。
アルフィノ:
イシュガルドの民にとって、ドラゴン族との戦いは「聖戦」であり、宗教行為と聞いたことがある……。
これを止めようというのなら、それこそ「神」の力でも使わぬかぎりは無理か。
少なくとも、シヴァが「神」ではなく「人」であったことは間違いありません。しかし伝承上の「人」であっても、祈りとクリスタルがあれば蛮神として顕現させることが可能であることは、善王モグル・モグXII世召喚の例から実証されています。
異端者達にとってドラゴン族との融和の象徴であるシヴァ。
彼等にクリスタルを奪われている今、クリスタルと、異端者たちの戦いを止めたいという祈りが聖女シヴァを召喚する糧となる可能性が非常に高いと思われます。
大氷壁最深部のエーテライト調査の一次調査終了報告がパパリモから入ります。それによれば、イゼルはエーテライトを使い、大氷壁から更に西に転移したようです。
しかし現在エーテライトは停止されています。
こちらはミンフィリア達暁の血盟によって、再始動するための方法を探してもらい、主人公はその間アルフィノから依頼を受けます。
異端者を追って
スノークローク大氷壁突入前に追い詰めた異端者別動隊に生き残りがいたため、現在クリスタルブレイブ第三分隊で追跡しているものの、分隊長のユユハセを筆頭にウルダハ出身者が多く雪に慣れていないため追跡に苦慮しており、手伝ってほしいとのことでした。
尚、アルフィノは帝国諜報員の件で進展があったため、イルベルドと合流するためアドネール占星台に向かっています。
主人公はユユハセと共に逃走した異端者を追い詰め、彼から書簡を奪うことに成功します。そこには……
作戦終了後、アドネール占星台の裏手で合流されたし。同志諸君は、我が商会の積荷に紛れて脱出してもらう。氷の巫女の導きに幸あれ。
主人公は密書に書かれているアドネール占星台へ向かいます。
そこには帝国諜報員を追っていたアルフィノ、イルベルド、そして帝国の動きを独自に調査していたユウギリも居ました。
主人公達が追っていた異端者と、帝国諜報員である商人風の男の捕縛に成功します。
逃亡していた異端者、そして黒渦団に潜んでいた帝国諜報員の繋がりが明らかになったのです。
「絡まり合う陰謀」<ウルダハ>
その後捕縛した諜報員を「問い詰めた」イルベルドから報告を受けます。
まず、異端者はシヴァの件を知りませんでした。彼はそのままイシュガルドに引き渡されています。
続いて帝国諜報員については、今回捕まえた者に加え、不滅隊にて関連が疑われる容疑者5人を検挙。
そのうちひとりがレヴナンツトール開拓団支援担当の不滅隊輜重(しちょう)部隊の者でした。
前線で必要とされる物資(武器弾薬、食料、衣服など)の総称です。輜重部隊とは物資を前線へ送る部隊のこと指します。以前出てきたブレイフロクスは、海雄旅団の輜重部隊として紹介されていました。
STORY | 1.メインクエスト2.0-新生【21.エオルゼアの珍味を求めて】
彼は立場上、レヴナンツトール開拓団への支援物資情報をすべて把握しており、フォルタン家からの物資輸送についても詳細を把握していました。
その情報をクルザスに出入りしている商人に売っていたのです。情報を買っていた商人こそ、アドネール占星台で捕えた諜報員です。彼は異端者のシンパでもありました。
ここまでの調査をもとに、諜報員の元締めである「写本師」についても調査を進めているものの……手繰り寄せた情報の糸は「全て」が「綺麗」に途中で切られていました。
この結果は、逆に候補者を絞り込みます。そもそも「写本師」の捜査はそれ自体が最重要機密であり、数人しか知らないのです。
それなのにまるで自分に捜査の手が及びかけていることを知っているかのような対応。
「写本師」の捜査を知っていて――
人脈を築ける立場にあり。
人事権を含めた権限の行使が可能で、
協力者の痕跡を消すことのできる人物は……
ラウバーン局長の側近、エリヌ・ロアユしか考えらません。
エリヌ・ロアユ
エリヌ・ロアユ大闘将。
彼女は不滅隊結成時からラウバーンの右腕を務めている古株です。
実力主義組織である不滅隊には、そもそもラウバーンもアラミゴ出身であるように、ウルダハ出身ではないものも多く在籍しています。
とはいえ、エリヌ・ロアユはイシュガルドの出身者。
不滅隊結成当時、イシュガルドは都市軍事同盟を抜けたことが原因で相当に風当たりが強いものでした。
不滅隊は砂蠍衆のうち、王党派筆頭のラウバーン主導のもと結成された組織です。
共和派陣営はエオルゼア情勢や世論に後押しされる形で表向き賛成していますが、場合によってはラウバーンの私兵ともなりかねない不滅隊に全く不満を抱いていなかったと考えるのは難しいでしょう。
そんな中、イシュガルド出身というウィークポイントのあるエリヌ・ロアユのことを全く問題にしなかった共和派には、いささかきな臭いものを感じます。
いずれにしろ、現在エリヌ・ロアユについては裏取り操作をドマの忍び達が行っています。その報告を待つことになりました。
帝国内乱の終結
ガレマール帝国についての新たな情報がもたらされたため、グリダニアにて各国首領が集う会議緊急で開催されることになりました。
クリスタルブレイブの総帥としてアルフィノも参加。主人公も同席します。
その情報とは、噂となっていた帝国内乱終結の件です。
先ごろ、ガレマール帝国皇帝「ソル・ゾス・ガルヴァス」が崩御したことが確認されました。
ガレマール帝国は、崩御したソル帝が一代で築いた国家です。
共和制だった国を帝政に転換させ、強国に押し上げたのは彼の才覚によるところが大きく、帝国内において絶大な権力を有していました。
そのソル帝も80歳を超え、近年は病床に伏していました。
彼の長男は既に死去。他2名の有力候補者が台頭し、後継ぎを巡った内乱が続いていました。
結果的に、ソル帝の孫「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」が戦いを征します。そしてソル帝が死去したことで、帝国には新皇帝が誕生したのです。
しばらくは新皇帝も地盤固めに時間を費やすと考えられますが、体制が盤石になるのも時間の問題でしょう。その時、新皇帝が再度エオルゼア侵攻を掲げないとも限りません。
事態は差し迫っており、エオルゼア同士でもめている場合ではありません。早急にイシュガルドも加えた真のエオルゼア同盟を実現し、帝国の脅威に対抗する必要があります。
課題は2つ。
イシュガルドの門戸を開くこと。これは比較的自由に行動できるクリスタルブレイブが引き続き任にあたります。
そして、帝国の諜報員を早急に排除すること。
これについては既にイルベルドが写本師の正体「エリヌ・ロアユ」と絞り込んでいます。
主人公は、その裏付け捜査に協力することになりました。
「写本師捕縛作戦」<ウルダハ>
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「木陰に隠れて」
- 「忍びの者たち」
- 「写本師捕縛作戦」
主人公とイルベルド、そして捜査協力していたドマの忍たちは、グリダニアにてエリヌ・ロアユを尾行。
彼女が不審な動きをしたところで現場を押さえ、捕らえることになりました。
グリダニア地方には妨害電波装置が設置されており、帝国のリンクシェルを使うことができません。
そのため、諜報員は帝国の密使と直接会う必要があり――
彼女はその場面を抑えられ、主人公、そして忍たちの手によって捕縛されたのです。