当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- タタルの決意
- タタルの本気
- 吹っ切れタタルさん
- 護衛任務の代役
- 神経質な追加調査
- 祝賀は誰のため
- 言伝の先に待つ者
- イシュガルド戦勝祝賀会
行方不明であったウィルレッドの遺体が発見される。なにやらウルダハにてきな臭い動きがあるようだ。
そんな中、イシュガルド戦勝祝賀会が開催される。ウルダハに到着した主人公はナナモ陛下の自室に呼ばれ、彼女の決心を打ち明けられ、主人公はその願いを聞き入れる。
安堵した彼女が注がれたぶどう酒に口をつけたその時。
彼女は苦しみだし、命を落としてしまったのだった。
ストーリーのあらすじ
「タタルの決意」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「タタルの決意」
- 「タタルの本気」
ミンフィリアのもとに、ウルダハ王政庁から手紙が届きます。ウルダハにて開催される、イシュガルド防衛戦の「戦勝祝賀会」招待状でした。イシュガルド及びエオルゼア各国盟主は、これを機に友好ムードを醸し出し、エオルゼア都市軍事同盟への復帰につなげたいのでしょう。
正直に言えば、主力を出し渋ったグランドカンパニーや、都合の良いイシュガルドの対応に思うところはありますし、暁としても大切な仲間を失った直後で祝賀などという気分ではありません。
しかし、エオルゼアの団結を進言し続けてきた手前、その最大のチャンスを逃すわけにもいきません。ひとまず、開催までは少し時間があります。主人公は休暇をとったタタルに同行することにしました。
タタルは暁の一員として、自分に戦う力がないことを気に病んでいました。少しでも皆の労力を減らすために、彼女は休暇を利用してリムサの巴術士ギルドで修行をしたのですが……うまくいかなかったようです。
人には向き不向きがあるのだから、得意とするものを伸ばせば良いと巴術士ギルドのマスターに諭されたことで吹っ切れた彼女はコスタ・デル・ソルへ向かい、海岸線の二枚貝からブラッドパールを入手。古くから魔除けのお守りとされているそれを皆に配り、無事を祈ることにしました。
その後、彼女はフ・ラミンと共にリムサ・ロミンサで食材の買い出しのため、主人公と別れます――
「護衛任務の代役」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「護衛任務の代役」
- 「神経質な追加調査」
タタルと別れ、石の家へと戻った主人公は、続いてホーリー・ボルダーの依頼でエーテル学者の護衛任務につきます。
暁では、普段から各地のエーテル学者を雇い、エーテル濃度の調査を行っているのですが、その護衛任務を担う冒険者が足りていないのです。
主人公は、神経質なエーテル学者に振り回されながらも護衛任務を続けていました。
最後の調査地、ウルズの泉へ到着しました。
調査を続けていた学者が、突如悲鳴をあげます。
主人公が急ぎ向かった先には……見覚えのある青い制服をまとった死体。
それは、行方不明となっていたウィルレッドでした。
彼の死体につけられた致命傷と思われるものは、鋭利な刃物によるものであり、明らかに殺人事件です。
後始末をホーリーボルダー達に任せ、主人公は石の家に報告のために戻ります。
ウィルレッドは何に巻き込まれてしまったのでしょうか――
裏金
戦勝祝賀会の時間となりました。状況が状況ですが、戦勝会は国を挙げた行事ですから欠席するわけにはいきません。暁のメンバーには既に連絡済みであり、現地で合流を予定しています。
出発前に特務部隊のリオルと会い、彼にウィルレッドが殺されていたことを報告します。
悔しさを滲ませるリオル。
彼は継続調査の末、第一分隊(盗賊団を取り逃がした隊)と第三分隊(ユユハセたちの隊)に流れていた金の出どころを掴んでいました。
出どころは、独立系新興紹介「ドードー通商」。
しかしそれはペーパーカンパニーであり、裏にいたのは「ミラージュ・トラスト」――テレジ・アデレジの財閥でした。
つまり、第一分隊と第三分隊にはテレジ・アデレジから裏金が流れていたことになります。ウィルレッドは、この件に関して何かを掴んだために消されたのかもしれません。
リオルはウィルレッドの死を無駄にしないためにも引き続き調査を約束。
ウルダハは今や、陰謀渦巻く最前線といえます。
戦勝会に向かう主人公達も気を引き締めなければなりません。
「言伝の先に待つ者」
ウルダハに到着した主人公は、戦勝会開催前、モモディに呼ばれます。
彼女は、クリスタルブレイブ第三分隊長、ウィルレッドの上司であるアリアヌから伝言を受けとっていました。アリアヌは相当思いつめた様子で、主人公が来たら中央ザナラーンの無人駅に来るよう伝えてほしいと残していました。
主人公は指定の場所に向かいますが、そこには誰も居ません。
ふと足元を見れば、なにやら薄汚れた小瓶がありました。何気なく拾ったところ、巡回中のクリスタルブレイブ隊員、ローレンティスから声をかけられます。
彼は、周囲にアリアヌは居なかったといいます。
伝言は気になるのですが、そろそろ祝勝会が始まってしまいます。主人公は拾った小瓶を懐に入れ、ウルダハへと戻ることにしました。
背後で、ローレンティスが不審な動きをしていることに気づかないまま……
「イシュガルド戦勝祝賀会」 Part.1
陛下の自室へ
主人公がウルダハへ戻ると、既に祝賀会は始まっていました。急ぎ会場に向かっていたところ、ナナモ陛下の侍女に呼び止められました。
主人公に直接、ナナモ陛下から話があるそうです。
侍女に連れられ、自室へ向かいます。
そこには、何やら緊張した面持ちの陛下が待っていました――
祝賀会場にて
祝賀会場では各国グランドカンパニー盟主、ウルダハの有力者たち、暁のメンバーやイシュガルドの特使達が勢ぞろいし、歓談していました。
アイメリクを囲み、イシュガルドが守られた喜びの言葉を伝える盟主たち。
礼の言葉を述べるアイメリク。
彼はイシュガルドの特使として、皇都の大審問をひらくよう教皇に進言することを明言。
会場は喝采に包まれました。
「……これも……政治というのか。」
その様子を、アルフィノは苦々しく見ていました。
盟主たちはグランドカンパニーの兵力を割くことをあれほど嫌がっていたのに。
イシュガルドはエオルゼア同盟軍の参加をあれほど嫌がっていたのに。
そんな彼のもとに、クリスタルブレイブから伝言が入ります。
何やらユユハセ呼ばれた彼は、祝賀会場を後にしたのでした。
決意とゴブレット
ナナモ陛下は彼女の決意――ウルダハ王朝の幕を閉じ、民のものとして生まれ変わらせるという意志を主人公に明かします。
それはウルダハにとって大きな政変となります。混乱も起きるでしょう。
ラウバーンを支えやってほしいと願うナナモ陛下に、主人公はこれを快諾します。
安堵の表情を浮かべるナナモ陛下。
側近であるラウバーンにすら言っていないこの重大な決意を主人公に伝えるのは、大きな勇気が必要であったのでしょう。
安堵と親愛の証として、彼女は目の前のゴブレット掲げ、注がれていたぶどう酒を口にします。
その時――
拘束
直後、図ったようなタイミングで、銅刃団を率いたテレジ・アデレジが部屋になだれ込んできました。
テレジ・アデレジは倒れたナナモ陛下をみて驚きの表情を見せ、かけよります。
そして――その場でナナモ陛下の崩御を確認。
主人公の目の前で、毒入りのぶどう酒を煽り、ナナモ陛下は命を落としてしまったのです。
部屋には主人公とナナモ陛下しかいませんでした。
暗殺容疑をかけられた主人公はそのまま銅刃団の手で拘束されてしまいます――。
国家存続の危機
祝賀会場に銅刃団、そして教皇庁の神殿騎士までもがなだれ込みます。
「ドラゴン族が再び皇都を襲撃し始めた」との理由で帰国を強要されるアイメリク。
あまりに「良すぎる」タイミングに、アイメリクは訝しむもこれを断ることはできず、彼は退出することに。
アイメリク:
報せてくれたことに感謝します、ウルダハの友人よ。
この「借り」は、いつか返させていただきましょう。
テレジ・アデレジによる治安部隊のような暴挙にラウバーンは怒りをぶつけるのですが、彼はこれを一蹴。
テレジ・アデレジ:
国を守るべきはずの不滅隊の兵力を、容易にカルテノーやクルザスに回した貴様の責任は、どう取るつもりだ?
ましてや、腹心に帝国の間諜を飼っていたとは……局長とは名ばかりの、愚将ではないか!
そして、ウルダハにとって衝撃の事実が明るみとなります――
テレジ・アデレジ
ナナモ陛下が暗殺され、国の存続が危ぶまれる事態ぞ!