2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.クロニクル-次元の狭間オメガ【05.アルファ編 最後の闘い Part.2】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 最後の闘い
  • 翼に夢を

あらすじの要約

戦闘に勝利するも、オメガは止まらず、自らをヒトの姿とすることで検証を続行させようとする。その過程で次元の狭間はシャットダウンされ、放り出されてしまった主人公たちだったが、アルファの勇気でオメガのもとへ帰り着くことに成功。再びの最終決戦に挑む。
オメガは最期までゆらぎの元――心を得られず、敗退。こうして、人類に迫っていた危機は退けられた。
闘いは終わり、後始末に追われるガーロンド・アイアンワークス。そんな中、アルファは乞われるように外を眺める。
彼は旅に出たいのだ。
シドから休暇をもらったアルファは、オメガのミニオンと共に飛び出していった。
生まれたばかりの心を胸に、心くすぐる冒険へ。

ストーリーのあらすじ

「最後の闘い」

ゆらぎ

主人公は、オメガとの戦いに勝利しました。

回避ないし攻撃のチャンスがあっても、それを逃す。加えて、一度失敗すると、連鎖的に動作が鈍くなる傾向もあります。かと思えば、想定以上の勢いで、攻め込んでくるときもある。
とくに、ワタシの耐久限界が見えてきたあたりからは、一種の興奮状態にあったと思われます。

しかも、ゆらぎかたにも個体差がある。
アナタがたとは……とても、戦いにくい。

オメガは検証のため、自らをヒトの姿に変ずることを決定。伴って検証に注力するため、次元の狭間空間の維持を終了させることに。

放り出されてしまえば、帰ることは出来ません。
しかし、検証に必要なのは「ヒト」であり、主人公達は必須ではない、と……

シャットダウン。
一行は放り出されーー

主人公達とアルファははぐれてしまうのでした。

オメガの記憶

一人残されたアルファは、オメガの記憶のただ中を走ります。
そこでは、スリープモード中のオメガの記録が自動投影されていました。

記録コード**。
標的ミドガルズオルムが、7つの生体反応を伴って、星外に脱出したことを確認。
マスターからの指令、変更なし。よって、単機での追跡と殲滅を決行する……。

記録コード***。
標的の速度が、ワタシの速度を上回っている。ボディの一部を分解、再構成。推進力の向上に成功。総合的パフォーマンスは、96%を維持。

記録コード*****。
小惑星帯を通過……破損個所を修復し、追跡を続行。パフォーマンスは72%前後に低下中。

記録コード******。
現在地の影響か、****からの通信が断絶。復旧を試みるが、失敗。以後、再コンタクトまで、現在の指令を続行。パフォーマンス59%程度。

記録コード********。
惑星****付近を航行中、強力な電磁放射が直撃。一部機能に影響あり。帰投ポイントの位置座標、ロスト。指令続行には影響なし。
…………ワタシは、成長する兵器である。戦闘と成長を繰り返せば、いずれ、帰路を見つけられるようにもなるだろう。

記録コード……

記録コード…………。

記録コード**********。

破損、修復、破損、修復……33%前後。

記録コード************。
凍れる星を過ぎた……乾いた星を過ぎた……。渦巻く星を過ぎた……尽きゆく星を過ぎた……。
ただ、エネルギーが巡り続けている。
通信はない。

反応はない*****

記録コード**********************。

標的消失。

座標に惑星******確認

最後の検証

永遠とも思える……長い、長いオメガの旅を追体験しながら、オメガの元へたどり着きました。アルファは餌とされた際、対象を連れて帰ってくるため、オメガへの帰巣本能が植え付けられていたのです。

そして――

はぐれてしまう瀬戸際、アルファは主人公達を「小さく」、「透明」にしました。

その後ふたりの存在がオメガにばれないよう、決して確認せず、ただ信じて走り続け――結果、全員生還。

わからない、わからない、わからない……!
だからこそ、知らなければなりません。

計画変更です。ワタシは今ここで、アナタと戦いながら、答えを究明してみせる。

この形で戦いあえば、もっと理解できるでしょう。アナタを……ヒトを……生命を……アナタから習得できることが多いほど、ワタシはまた、強くなる。

……遠い星も、近づきます。


シド


アルファなら、少し休めば大丈夫そうだ。俺が、責任をもって、戦闘から守っておこう。だから、思い切り……オメガの奴を、ブッ飛ばしてやってくれ!!

アルファ


クエ……!
クエ、クエッ!

次元の狭間オメガ:アルファ編4 オメガ

ワタシはオメガであり、アルファである……。
弱き人の特徴を実装し、真なる強きを求めましょう。

実装……性別による差異……
ヒトの強さにおける影響度を判定します……。

女性形態…
システム正常…

分析……単独戦闘による限界を確認……
ヒトの集団による戦闘能力の向上を検証します……。

大いなる矛盾

警告……ハードウェアに深刻な障害が発生……。
オメガF……システムシャットダウン……。

ああ……ワタシは……倒せなかった……負けたのですね……。
アナタたちの強さを、理解したかった……ワタシにも、それを……搭載したかったのに……。

アルファ……。ワタシには、その動作の意味がわかりません。理解不能で、まるでヒトのようです。
どうしてアナタが……戦いもしていない、アナタが……?

オメガ……お前が俺たちに見ていた強さは……お前が探していた答えは…………

心、というものは。
どれだけ戦っても、得られるものじゃないんだ。もし得る方法があるとすれば、きっと……アルファのように、他者と寄り添うべきだった。

ああ……やはりそれを、得てみたかった……。そうすることで、ワタシはどれだけ強くなれたのでしょう……。

帰るべき場所にも、届いたかもしれないのに……

お前がたったひとり、ここに至るまで旅してきた道のりは……ひとりで帰ろうとしている道のりは……。

心ある者には、耐え難い。

愛情深い龍

オメガが負けたたことで、空間はいよいよ完全に消失しようとしています。
その時――

ビッグスとウェッジを背に乗せた、フレースヴェルグが現れました。
主人公達はミドガルズオルムの子に乗り、脱出します。

ミドガルズオルムは全てを見越し、フレースヴェルグに救出を頼んでいたのです。

オメガとの闘いで力を使い果たし、眠りについたミドガルズオルム。
かの龍にとってはひと時の微睡に過ぎずとも、ヒトにとっては長い時間。もはや言葉を交わすことは出来ないかもしれませんが……それでも、この星を、皆を見守ってくれていることでしょう。

なにせ、とても「愛情深い」龍なのですから。

フレースヴェルグ


そうでなければ、彼方の昔、我ら7つの子のために、星の大海を渡ることもなかったであろう。
そして、たてがみすら燃え尽きるほどの、苦難の旅の果て……辿り着いたこの青き星にも、かけがえのない想いがあろうよ。
お主らの、此度の勝利に祝福を……。父もまた、そう願っておいでだろう。

「翼に夢を」

後始末

ヤーンの大穴は元に戻り、フレースヴェルグは去りました。
一行はラールガーズリーチで待つジェシーのもとへ向かいます。


シド


ジェシーにも、ずいぶん心配をかけたな……。。

ビッグス


ささ、お前からも報告してやってくれ!

ウェッジ


今回は、さすがに発生するかもしれないッス……。幻の…………ボーナス!!!

ジェシー


あなた本当に……とんでもない英雄ね。
もしも第二、第三のオメガが出てきたら、真っ先に、あなたを再現しようとするに違いないわ!

アルファ


クエッ、クエッ!

オメガにまつわる因縁は消え、迫る危機は退けられました。

残るはエオルゼア各国への報告ですが、シドは技術の悪用を恐れず、全てを包み隠さず報告することにしました。

これは悪用しようにも、はるか遠くの星の話。
私たちにとって、まだまだ手の届かない彼方の夢なのです。

というわけで、実戦担当であった主人公とアルファを除き、会長であるシドも含め、ガーロンド・アイアンワークスは総出で報告事項の整理にとりかかることに。
残されたアルファは……なにやら外に興味があるようなので、主人公と共に周辺を散歩します。

領収書

立ち寄った野戦病院では、ネロが療養のために休職すると、ここを立ち去ったことが話題となっていました。
会長に残された領収書。そこには……

オメガ調査のために買い足した、機材の代金。
資料として取り寄せた、稀覯本の代金。
魔導甲冑とガンハンマーの改良にかかった費用。
治療中の暇つぶしにやった研究の費用。
そして、「ネロさンへの多大なる感謝の気持ち」代。

すべてシド個人名義で切られていました。

焦がれて

ふたたび散策していたのですが、アルファは焦がれるように外をながめます。

そこに、ビッグスとウェッジが通りかかりました。

遠くまで行ってはだめだと釘を刺されるアルファでしたが、聞きません。
そんなアルファの欲求を、ずっと近くで見守っていたウェッジは見抜いていました。

旅がしたいのだ、と。

同じ制服を着た仲間として思うところはあるようですが、彼はシドに話をつけてくれることに。
主人公は、アルファと共に彼らの仕事が終わるのを待ちます。

出発

ガーロンド・アイアンワークスの皆が到着しました。

シドは、アルファが「巻き込んだことを気に病んで」旅に出たいのかと聞きますが、アルファは強く首を振ります。
責任を感じて離れるべきだと考えたからではなく、純粋に興味が湧いたからこそ、彼は旅に出たいと願ったのです。

多くのものを見て、触れて、経験する。
オメガにはできなかったけれど……きっと、「今の」アルファならできるでしょう。

そこへ、ビッグス達の作ったオメガの模型がやってきました。
ただ追従するだけのおもちゃだというそれを、アルファは旅のお供に貰っていくことにします。

別れを惜しむウェッジ。

元気に挨拶をしていれば、言葉は通じずともきっと心は通じる。仲間もできるはず……と激励し。

アルファは、いよいよ旅立ちます。

ありがとう、主人公 この世界をみてくるね――

聞こえたのは、アルファの心の声。
超える力を持つ主人公でも、今までアルファの心は聞こえませんでした。もしそれが、そもそも読むべき心がなかったからだとすれば――

この世界は、「心」くすぐる物事であふれているのですから。

そして……たんきゅうのたびは はじまった

シドのレポート

ピピッ……この記録は、オメガに関する最新の、そしておそらく最後になるであろう調査に立ち会った、シド・ガーロンドが記す。

我々は、オメガとの戦いの中で、その素性の一端を知ることができた。オメガは、ここより遠く離れた星で造られた兵器である。その星の名は、こちらの言語では表現が難しいそうなので、仮に、オメガの母星と呼ぶ。

その母星は、「竜の星」なる別の星と戦争をしていた。戦線に投入されたオメガは、ミドガルズオルムを標的とするも、星外に逃げられてしまう。

そして、長い長い追走劇がはじまった。その最中、オメガは故障によって、帰還すべき母星の位置を見失う。それでもミドガルズオルムを追い続け……彼の反応が消失した位置に、星があることを確認した。
……我々の住む星である。

ミドガルズオルムの反応がなくなったのは恐らく、彼が「星の意志」と契約を交わし、異質な存在に成り代わったからだと推測される。オメガも着陸してそれを確認すると、ミドガルズオルムを倒すべき対象から除外。ひとまず、自己の修繕を優先して休息状態に入る。
以降の歴史において、オメガは数度目覚めているが、今回はついに、大規模な標的探しを決行することになった……。

これらは、オメガ自身の記録にもとづく話なので、信憑性は高いと思われる。我々は、オメガを知ることによって、天上の星々に異なる文明が存在している可能性を知ってしまったわけだが……それについての議論は、然るべきときまで保留しよう。本件はただ、オメガとの戦いの記録……孤独を孤独と知らぬまま、星を探した兵器の話だ。

魔導ターミナル

ピピッ……オメガとの出来事を記すにあたっては、我々の仲間としてともに戦った「アルファ」の存在が欠かせないだろう。

そもそもオメガの「生物を生み出す機能」というのは、自己の改造や、兵装の拡充に利用するためにあるものだった。当然、対象の内面を完全に再現することはできないし、肉体のみの再現であれ、強大な存在を作り出すにはかなりの手間と時間がかかったようだ。
そのため、オメガは「次元の狭間」という特殊な空間を形成し、そこで製造途中の被検体を競わせることで、造り進める個体を厳選していたわけだが……アルファは例外だ。
アルファは、弱き英雄の再現体として、最初に造られ、唯一完成まで至った存在だったのである。

もととなったのがどちら様だったのかは、わからない。オメガの観測は、我々の歴史にかぎらず、物語などの創作物、異世界(鏡像世界というらしい)にまで至るからだ。

アルファはチョコボに似た特徴をもつが、断定は難しい。所有していた不思議な道具も手掛かりにはなるだろうが……解明される日が、いつか来るのだろうか?

ただ、個人的には、アルファの由来は重要視していない。どんな背景を持っていたとて、アルファはもう、この世界に生きるひとつの命なのだ。オメガが埋められなかった内面も、育まれていくことだろう。はじめ、オメガがそう望んで造ったように……アルファは、答えに行きついたのだ。

魔導ターミナル

登場NPC

FF14のNPC シド・ガーロンド NPC | シド・ガーロンド(3.X~4.X) NPC | アルファ NPC | オメガ NPC | フレースヴェルグ FF14のNPC ビッグス NPC | ビッグス FF14のNPC ウェッジ NPC | ウェッジ NPC | ジェシー・ジェイ FF14のNPC ネロ・トル・スカエウァ NPC | ネロ・トル・スカエウァ

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