当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ふたつの欠片
- 真成を胸に……
ストーリーのあらすじ
Flames of Truth
激戦の末、蛮神フェニックス――ルイゾワ・ルヴェユールの討伐に成功した主人公。
消えてしまったかと思われた彼の魂は
“ルイゾワ”として3人の前に姿を現しました。
最後の時の中で、彼は第七霊災で起こった真実を語ります。
カルテノー平原の戦いにおいて、ルイゾワは十二神を召喚。ダラガブから生まれたバハムートを再び封印しようとします……が、これに失敗。
自らの死を覚悟した直後から、真実は動き出します――
カルテノー平原には、十二神の檻が砕けたことで大量のエーテルが漂っていました。
そこに、戦っていた人々とルイゾワの強い祈り……滅びゆくエオルゼアの「再生」を願う祈りが呼応します。
太古より再生の象徴として崇められてきた幻獣、不死鳥フェニックス。
再生への強い祈りは、ルイゾワの姿を蛮神フェニックスへと変え――
バハムートを貫きます。
バハムートのエーテルは飛散。大地へと還元され、エオルゼアは「新生」を開始。
ルイゾワはすべてのエーテルを大地の再生に使うため、そして自分が完全なる蛮神にならないようにと、すぐに自ら蛮神の力を手放します。
ところが、バハムートの執念はあまりに深く――消滅の寸前、ルイゾワを喰らってしまいました。
フェニックスの力を手放しきれなかったルイゾワを喰らったことで、バハムートは消滅を免れ、ルイゾワはバハムートに捉えられてテンパードと化してしまいました。
バハムートはその後、飛散した自らのエーテルを取り戻そうとします。
しかし既にエーテルの大部分はエオルゼアに還元されており、残ったエーテルでは巨体を完全に再生させることができず、地中にて沈黙しました。
一方、ダラガブから放たれた拘束艦は、バハムートが完全に消滅しない限り探しあてて修復するようにプログラムされています。
それによって第七霊災後も拘束艦は動き続け、バハムートを発見し修復作業を進めていました。
その結果が現在なのです。
ルイゾワ;
光の戦士よ。蛮神「バハムート」を完全復活させてはならん。
それが、わしからの最後の願い。……どうか、エオルゼアを守っておくれ。
別れのときは来ました。
かつて、蛮神が散る間際のエーテルを浴び、力を再現する術があったのだそうです。
ルイゾワは、蛮神となった自らのエーテルが散る際、ふたりに「おまじない」をかけ
そうして、ルイゾワは完全に消え去ったのでした。
3人はルイゾワの想いを受け継ぎ、彼が開いた道を通って最後の拘束艦へと向かいます。
大迷宮バハムート真成編4: バハムートコア
遂に最後の拘束艦に到着した3人。
拘束艦の停止を開始したところ、再生中のバハムートが攻撃をけしかけてきたのです。
不完全であるにもかかわらず、強力な攻撃を放つバハムート。
アリゼーは折れそうな心を、ルイゾワから受け継いだ想いを糧に奮い立たせます。
それは、彼女が彼女自信の言葉で紡いだ“決意”でした。
アリゼー、そしてアルフィノは、祖父から渡されたそれぞれの魔道書に魔力を込めます。
すると、彼らの心のように2冊の本は1冊となり
バハムートの攻撃さえも跳ね返す、強力な防御壁を展開したのです。
主人公はこの隙をつき、バハムートの心核に向かいます。
第七霊災から続くバハムートとの因縁。いよいよ最後の戦いの火ぶたが切って落とされたのです。
「真成を胸に……」
バハムートプライムとの戦いを制し、バハムートの心核は砕かれました。
アリゼーは、最後の拘束艦を停止。
心核を壊され、拘束鑑を止めてしまえば、もう二度と蛮神バハムートが復活することはないでしょう。
テンパードとして無理やり生きながらえられてきたメラシディアのドラゴンたちも、真の眠りにつくはずです。
バハムートのエーテルは霧散し
この時、第七霊災は真の終わりを迎えました。
エピローグ1 アリゼーの道、アルフィノの道
アルフィノは、ルイゾワが蛮神となった可能性に気がついていました。
それ故、アリゼーが祖父に執着するがあまりテンパードとなってしまう可能性に危機感を抱いていたのです。
第七霊災。
その真実は、ヒトの手によって顕現させられた蛮神バハムートが、ヒトの祈りから生じた蛮神「フェニックス」によって討たれ、世界を「新生」させたというものでした。
もしこの事実が知れれば、人々は混沌としたエオルゼアを再生させようと、フェニックスへ祈りを捧げてしまうかも知れません。
しかし、蛮神は星の命を喰らって顕現する存在です。最後には必ず破滅がもたらされます。
だからこそ――そして彼らの祖父を真の蛮神にしないためにも、人々が祈りを捧げてしまうことを避けなければなりません。
祖父への想いが、真実へと至る鍵だったとするならば。
祖父への想いを、真実を閉じるための鍵として使うべきだ。
アリゼー、そしてアルフィノは決心します。
真実に「鍵」をかけることを。
バハムートはもう、二度と現れない。
その“事実”があれば“真実”なんて――
ウリエンジェのもとへ帰り、拘束艦の停止とバハムートの完全消滅を報告します。
アルフィノは、ウリエンジェとともに各国グランドカンパニーへメテオの跡地完全立ち入り禁止を提言するため、旅立っていきました。
彼がアリゼーを連れて行かなかったのは、疲れている妹を休ませようというアルフィノの「兄」としてのせいいっぱいの心遣いだったようです。
エオルゼアで別れて以降、少しだけ交差した双子の道は、またここで2つに別れます。
しかし、次なる出会いはそう遠くないかも知れません。
彼らは道は違えども、目指すところは同じなのですから。
エピローグ2 エオルゼアの剣として
主人公はアリゼーとともに、メテオ跡地へと向かいました。
バハムートが消えても、地上の風景はかわりません。この拘束艦は、この先何十年、何百年と変わらずに残り続けるのでしょう。
人の命は続いてゆきます。
新生したエオルゼアをゆっくりと受け入れながら。
第七霊災の真実は、アルフィノがうまく隠すでしょう。
偽りなき“真実”は、もしかしたら永遠に明かされることは無いかも知れません。
記憶に残らずとも、変わらないのが真実。
誰が讃えずとも、この地にヒトが居る限り、きっと真実は残ります。
しかし――
それでも、バハムート討伐の功績を伝えられない悔しさを隠せないアリゼー。
アリゼー:
私、ずっと覚えてる。あなたがお祖父様の魂を救い、「バハムート」からエオルゼアを救った英雄だって。
誰が讃えなくても、この地に人が生きるかぎり、きっと残っていくわ。
彼女は、主人公にそう宣言するのでした。
最後に、彼女は花を手向けます。
祖父ルイゾワに。
ネールに。
メラシディアのドラゴンたちに。
そして、第七霊災で失われたすべての者に。
その花は、一陣の風に浚われ、舞っていきました。
エピローグ3 しばしの別れ
アリゼーは、しばらく旅に出るようです。
彼女自信が守るべき「エオルゼア」をみつけるために。
彼女なりのやり方で守っていくために。
そして、彼女自身が「エオルゼアの剣」となるために。
彼女は主人公に背を向けて、2人は互いの道を歩み始めます。
そう遠くない、再開の日まで。