当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 星の命運を懸けて
【FF14 雑記】「クロニクルクエスト:古の神々」通称「三闘神クエスト」における辻褄のあわない部分について
厳重な封印を施していたはずの魔科学研究所に帝国軍が突入した。主人公達は蛮神封印術を奪われないようこれを追い、辛うじてレグラ・ヴァン・ヒュドルスを止めることに成功する。
しかし、帝国軍を魔科学研究所に引き入れたのはウヌクアルハイだったことが発覚。彼の目的は蛮神封印術という餌で帝国軍をおびき寄せ、一網打尽にすることだったようだが……。
ストーリーのあらすじ
「星の命運を懸けて」
破られた封印魔法
魔科学研究所の封印が破られ、帝国軍が侵入したという情報が入りました。
前回の魔神討滅戦の後、帝国軍が簡単に入れないよう、入り口にはウリエンジェの手で厳重な封印が施されていました。ガレアン人は魔法を不得手としているため、簡単には破れないはずだったのですが……ともかく、このままでは帝国軍に蛮神制御の術が奪われかねません。主人公は急ぎ魔科学研究所へと向かいます。
現地には既に賢人たちが集まっていました。
ウヌクアルハイによれば、彼等の狙いは研究所に眠る蛮神制御の核心となる理論……無から有を生みだす「変換式」といわれるものである可能性が高いとのことです。
彼の主張――帝国軍を殲滅すべきかははともかく、今優先すべきは機密の保持です。
一行は帝国軍の後を追い、魔科学研究所へ突入することになりました。
しかし……一人思い悩むウリエンジェ。
厳重な封印が破られてしまったことがどうにも腑に落ちていないようで……
帝国軍を追って
多くの帝国兵が主人公達の行く手を阻むも、皆と共闘しこれを突破。
最後、最深部にて「変換式」を求めるレグラ・ヴァン・ヒュドルスと主人公の一騎打ちとなります……。
主人公はこれを撃破。
遅れて暁の皆も到着しました。
目的を果たすことが出来なかったレグラは声を荒らげます。
強大な力をして強大な力を制するというのはある意味正当な方法です。
帝国も、エオルゼアも、蛮神問題を解決したいという想いは同じなのですが……力を得た帝国――ひいては「皇帝」が、それを人に向けないという保証はどこにもありません。
世界の命運を委ねてしまうには、「人」の心はあまりに未熟なもの。
現に、第七霊災はアラグの秘術を得た「たったひとりの将軍」が引き起こしたのです。
その後、分が悪いと判断したレグラは逃走。
こちらもクルルが負傷しているなど満身創痍であり、もう一戦交えずに済んだのは僥倖でした。
とはいえ、皇帝への忠義厚いレグラが手ぶらで本国帰るとも思えません。再びの襲撃に備え、今度は更に念入りに封印魔法を施します。
魔科学研究所突入の最中、負傷したクルルをかばってウヌクアルハイは独り奮戦していました。
クルル:
ウヌクアルハイくん。おかげで、命拾いしたわ。…………ありがとう。
ウヌクアルハイ:
……どうってことないです。
クルル:
あのね、人生の先輩として言わせてもらうと……そういうときは「どういたしまして」って言うのよ。
ウヌクアルハイ:
どう…………いたしまして。
誰が封印を解いたのか
ウリエンジェはウヌクアルハイになにやら話がある様子。
それは……魔科学研究所の封印を解いたのがウヌクアルハイだったのではないかという話で――彼はあっさりと認めます。
ウヌクアルハイの目的は、帝国軍が魔科学研究所に総攻撃をしかけたところを一網打尽にすること。故に「変換式」の保全よりも敵の「殲滅」を優先させ……結果、主人公達を騙したことになります。
しかし、ウリエンジェはそれを咎めませんでした。
とはいえ……。
仲間である暁に、事前に話をしていればきっと、もっとうまく連携出来ていたはずです。普段は理知的なウヌクアルハイですが、蛮神を利用する者に対しては短絡的になる傾向があります。
この世界は、たった一人の力で救えるほど小さいものではありません。仲
間を信じる事ができなければ……救うことはおろか、いつか大きな過ちを犯しかねないでしょう。
ウリエンジェの言葉に、ウヌクアルハイは謝罪。
このことは、3人だけの秘密とされるのでした。
ウヌクアルハイ:
勝手に罠を張ったことを、あらためて謝罪させてください。……その後悔と信頼の証として、お話ししたいことがあります。僕は、貴方とは別種の「超える力」を持つ者。 僕は、この異能を世界の救済のために役立てたい……。
そのためには「蛮神を封じる技術」が拡散するのを、なんとしても阻止したいと考えているのです。……これから話すのは、こことは違う、とある次元でのことです。そこでは「聖石」という石に蛮神の力を封じる魔法が発達しました。英雄たちは「聖石」を使い、次々と蛮神を封じたのです。
ですが、「聖石」は不完全だった……。英雄たちは、いつしか蛮神の力に呑まれて変異を遂げました。無限にエーテルを喰らう「魔」と化し、争いを始めた……。過ぎた力が、ひとつの世界を滅ぼしたのです。……ウリエンジェに指摘されたように、僕はそのような力を、弄ぼうとする輩を前にすると、つい我を忘れてしまうようです。そして我が主もまた、この世界が同じ結末をたどることを、良しとせぬ者……。
悲劇を未然に防ぐ枷(かせ)として、僕はここに送られたのです。
三闘神討滅記:「仇敵」の章
アジス・ラーの魔科学研究所に、ガレマール帝国軍第VI軍団が侵入。光の戦士を中心とする「暁の血盟」の精鋭がこれを追い、蛮神制御技術の最重要機密である「変換式」を守りきった。
帝国軍がアラグの技術を欲する理由は、蛮神を封じるためだという。
これは至極もっともな主張に聞こえるが、「制御」とはすなわち、蛮神の力をごく少数の管理下に置くことである。
しかしその権限を持つ者が、世界の破滅を望んだとしたら……?
あるいは偶発事が重なり、蛮神が制御不能に陥ったら……?
世界は、蛮神が「覚醒」「暴走」する危険を常に抱えることになる。「封じる」とは、蛮神の強大な力を「凝縮」することでもある。永きにわたって抑圧された蛮神は、解き放たれた瞬間、積もり積もった怨嗟とともに、恐るべき力を爆発させるだろう。
そうなれば、討滅は困難をきわめる……。
それは一蛮族が降ろした「蛮神」とは、桁違いの力を有する。「毒をもって毒を制す」……さらなる力をもって滅するしかない。……その戦いは、もはや無意味だ。そのような力がぶつかりあえば、莫大なエーテルが蕩尽される。勝敗が決する前に星の命数が尽き……世界は破滅を迎えるからだ。