当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 冒険者たちの決断
- アルフィノの策
- イゼルを探して
- 異端者の遺した物
- 円形劇場の激闘
- 嗚呼、聖フィネア連隊
- 千年の裏切り
邪竜ニーズヘッグ配下の竜たちによるイシュガルド再侵攻が始まった。
臨戦態勢であるイシュガルドにて、アルフィノは戦いを避けるため、氷の巫女イゼルを窓口にドラゴン族との対話することを提案。旅路にはニーズヘッグ討伐を目的とする蒼の竜騎士エスティニアンも同行することに。
クルザス西部高地にてイゼルと対面した主人公達。融和を望む彼女は、協力を了承。
旅の仲間となったイゼルは、彼女が氷の巫女としてドラゴン族と融和を望むようになったきっかけ、聖竜フレースヴェルグから垣間見た“真実”を語る。それは、イシュガルドに伝わる”伝説”と全く異なるものだった。
ストーリーのあらすじ
「冒険者たちの決断」
砂の家にてタタルから緊急のリンクシェル通信を受けた主人公とアルフィノは、急ぎイシュガルドへと戻りました。
フォルタン家の面々によれば、イシュガルドは現在アドネール占星台よりもたらされたドラゴン族の皇都再襲撃の情報によって、臨戦態勢となっています。
邪竜「ニーズヘッグ」配下の竜達が、西から大挙しているのです。
フォルタン伯爵は“客人”である主人公達に、退去を視野に入れた今後の身の振り方を考えるように言います。
それでもアルフィノと主人公は、手を差し伸べてくれた恩に報いるため、そして暁復興の芽を摘まないために、イシュガルドとともに闘うことを決断するのでした。
「アルフィノの策」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「アルフィノの策」
- 「イゼルを探して」
交渉のために
強大な力を持つドラゴン族に対抗し、従来は魔法障壁が稼働していたおかげで千年不落を誇っていたイシュガルドですが、魔法障壁は現在氷の巫女の手で破壊されており、皇都における全面衝突は避けられません。
STORY | 1.メインクエスト2.5-新生【04.イシュガルド防衛戦】
戦場となるイシュガルドで、過去に例のないない被害が発生することは免れないでしょう。
戦争とは、外交の一手段です。リターンよりもリスクの方が大きいと考えれば、対話による解決が図られます。しかし相手はドラゴン族。そもそも窓口がなく、対話の場を設けることだけでも困難です。
……と、アルフィノはその“窓口”を思いつきました。
氷の巫女――イゼルです。
彼女はかつてドラゴン族との対話によって「真実」を知ったことで、ドラゴン族との融和を望んでいます。イゼルを通じてドラゴン族と対話ができれば、ニーズヘッグに攻撃を思い留まらせることが出来るかもしれない――
「その旅路、俺も同行させてもらおう。」
現れたのはエスティニアン。
現代イシュガルドにおける蒼の竜騎士です。
今回のドラゴン族による攻撃を主導していると思われるニーズヘッグ。もしニーズヘッグと直接対峙し、打ち取ることが出来ればドラゴン族たちの進軍を止めることが出来るでしょう。
彼は思惑こそ違えど、イシュガルドを護るという目的を同じくする仲間として、同行を申し出たのでした。
とはいえ、戦いはあくまで最終手段です。交渉で解決できればそれに越したことはありません。
その交渉も、もし主人公達がドラゴン族達のもとへ到達する前に戦端が開かれてしまえば水の泡と化してしまいます。
そこで主人公達は、旅立つ前に神殿騎士団本部に向かい、アイメリクに先制攻撃をしないよう依頼しておきました。彼も戦わずに済む道があるのならと、アルフィノの策に期待を込めます。
長い旅路となることが予想されます。
タタルはフォルタン家に残り、引き続きイシュガルドにおいて情報収集をすることに。
直接戦闘に参加できずとも、暁を裏からずっと支え続けているタタル。
彼女は暁の懐事情改善のためにと身につけていた裁縫師の技術でもって、寒冷なイシュガルド地方の旅に備え、アルフィノの新しい衣装を用意してくれていたのです。
その後3人は、交渉の糸口となる氷の巫女イゼルと最後に会った場所である、クルザス西部高地のゴルガニュ牧場に向かうのでした。
教皇庁にて
ゼフィラン:
ハッ…… ドラゴン族の再攻撃が近いと、アドネール占星台から警鐘が発せられたもので……
トールダン7世
:竜どもが、再び動くか……。だが、聖剣の力を手にした今、いかに七竜といえど、片眼のニーズヘッグごとき、怖れるほどのものではない。
こそこそと動きおるアシエンどもにしても、我らを利用しておるつもりだろうが……
……さて、どちらが上手かの?
トールダン7世:
卿も用心深い男よな。それが心強くもあるが、人を導く者なればこそ、揺るぎなき大胆さも必要ぞ。
我らは、千年の禍根を断とうとしておるのだ。真の変革のため、この身を犠牲にする覚悟もできておる。
ゼフィラン:
では、蒼の竜騎士と光の戦士が、何やら動いているようですが、彼らも……。
ゼフィラン:
ハッ……すべては「トールダン」の名の下に……
「千年の裏切り」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「異端者の遺した物」
- 「円形劇場の激闘」
- 「嗚呼、聖フィネア連隊」
- 「千年の裏切り」
氷の巫女を求めて
クルザス西部高地、異端者達のアジトであったゴルガニュ牧場を調査した主人公達は、遺されていた書簡からアク・アファー円形劇場に未だ異端者達が残っていることを突き止めます。
アルフィノ:
君と「スノークローク大氷壁」の向こう側で、氷の巫女を追った事が、遠い昔のことに思えるよ。
そう、あの時はクリスタルブレイブと……。
エスティニアン:
どうしたんだ、この坊ちゃんは……。大氷壁に来たとたんに、急に暗くなりやがった。
異端者の本拠地に乗り込むのが、怖くなったのか?
スノークローク大氷壁最深のエーテライトを用い、円形劇場に到着した3人。
しかしそこには氷の巫女たるイゼルの姿はなく、異端者達と対峙することになってしまいます。
主人公達は戦いに勝利するも、異端者達を取り逃がしてしまいます。彼等が去り際残した言葉をたよりに、「灰のねぐら」、つまりクルザス西部高地の「臥竜島」に向かうのでした。
「臥竜島」に行く途中には、独立部隊「聖フィネア連隊」が露営しています。ドラゴン族との戦いの最前線にいる彼等なら、異端者達の情報について詳しく知っているかもしれないというエスティニアンの助言のもと、露営地へ立ち寄ります。
聖フィネア連隊隊長、ジャントゥロー達によれば、異端者達は兵役に不満のある平民達に声をかけ、仲間の勢力を拡大しているのだとか。主人公達は、異端者達が勧誘の際に用いる連絡手段を聞き、これを実行することで異端者をおびき出すことにしました。
その方法とは、「紫色の狼煙」をあげること。
主人公は煙を紫にするための魔物刈りに向かい、エスティニアンとアルフィノは火種となる薪拾いをします。
アルフィノ:
こ、これが薪拾い……! 手がかじかんで仕方がないよ……。
エスティニアン:
アルフィノの奴、薪拾いをしたのは初めてなんだとよ。いったい、どんな坊ちゃん暮らしをしてきたんだか……。
無事に集めることができた材料で、狼煙をあげると……
氷の巫女、イゼルが現れました。
主人公達は、自分たちが何故イゼルを探していたのか――つまり、ドラゴン族の進軍を止めるために対話をしたいと思っていること、イゼルにその窓口となってほしいことを伝えます。
融和を願うイゼルは、その意思に賛同。
一方で、対話をするためには真実を知らなければならないと、ドラゴン族との対立の根源、である彼女がかつてフレースヴェルグと対峙したときに垣間見た“真実”を語り始めたのです……。
隠された“真実”
1200年もの、はるか昔……。エレゼン族の一団が、クルザスの地にやってきた。
当初は、ドラゴン族との小競り合いが絶えなかったが、やがてひとりの乙女が、ふたつの種族の架け橋となる。
……彼女の名は「シヴァ」。
彼女は、高い知性と理性を持つ竜と対話する中で、「七大天竜」の一翼である聖竜「フレースヴェルグ」と出会い、種の違いを超えて、かの竜を愛するようになった。
……だが、人の命は、竜のそれに比べてはるかに短い。どんなに長く生きようとも、人は100年もすれば死ぬ。一方で竜は、千年万年の時を生きる……。
シヴァの愛を受け入れたフレースヴェルグも苦悩した。やがて死が、ふたりを分かつという現実に……。
そして、シヴァは懇願したのだ。
自分を喰らってほしいと……。
魂となって永遠に寄り添うために……。
かくして、シヴァの魂はフレースヴェルグに宿り、これを知ったドラゴン族と人とは互いを認め、融和への道を歩んでいった。
ふたつの種族は協力し、この地に美しい国を築いた。
しかし、「竜の眼」に満ちた力は人の心を惑わせ、この蜜月関係は、わずか200年足らずで終焉を迎える。
人は欲望を抑えきれなかった。自己のために「七大天竜」を騙し討ち……
……その「眼」を奪ったのだ。
ニーズヘッグの“狂気”
イゼルの口から紡がれる物語は、イシュガルドに伝わる「竜の眼」の伝説と全く異なるものでした。
STORY | 3.ジョブ・ロール-322竜騎士レベル30-50【蒼の竜騎士】
アルベリク(竜騎士ジョブクエストより):
我らと竜との戦いの始まりは、およそ1000年前……皇都イシュガルド勃興の時に遡る。
はるか昔、南の平地に暮らしていた我らの祖先は、戦神ハルオーネの天啓を受けた男「トールダン」に導かれ、約束の地……クルザス中央高地を目指し、故郷を発った。
旅の途中、彼らは深く険しい谷に突き当たった。トールダンが、谷を渡るために橋を架けようとすると、「ニーズヘッグ」という名の竜に襲われた。
トールダンは、竜と、竜に魅入られた者に襲われ死んだ。
しかし、彼の息子「ハルドラス」が槍をとって反撃し、ニーズヘッグの「眼球」をくり抜き、退けたのだ。
この「眼球」こそ、イシュガルドの宝珠「竜の眼」。
ドラゴン族の力の源であるこれは強大な力を宿し、意思弱き者が触れれば、竜に魅入られるという。
ハルドラスも「竜の眼」に触れ、己を失いかけるが、「正義の心」で打ち勝ち、その身に「竜の力」を宿した。
……これが「蒼の竜騎士」の始まりだ。
ドラゴン族の襲撃から身を護るために奪った竜の眼か。
それとも竜の力を得たいという欲望のために奪った竜の眼か。
いずれにしても、鍵を握るのはエスティニアンの持つ竜の眼です。
イゼルはニーズヘッグの目的が竜の眼の奪還だろうと考えていたのですが、竜の眼を持ち、ニーズヘッグの心情が流れ込んでくるエスティニアンはこれを否定します。
ニーズヘッグは、エスティニアンの持つ竜の眼が今イシュガルドに無いことを知っているはずです。それなのにイシュガルド襲撃の姿勢を崩していないことから、別の目的があると考えるのが自然でしょう。
それに――エスティニアンに流れ込むニーズヘッグの憎悪。
その暗く深い感情は、もはや眼を奪還して晴れるようなものではありません。
1000年もの間抱き続けたそれは、もはや憎悪を超え――狂気ともいうべきものなのです。
聖竜フレースヴェルグ
狂気にとらわれているニーズヘッグと直接対話することはおそらく難しいでしょう。
それであればと、聖竜フレースヴェルグ――かつてイゼルがドラヴァニア地方で邂逅し、1000年もの昔聖女シヴァと愛を紡いだ竜との対話を提案。
ドラゴン族との融和を目指すイゼルは、この戦いを止めることが出来るのならばと旅路に同行することを申し出ます。
目的地は、霊峰「ソーム・アル」の裾野にひろがる竜の領域ドラヴァニア。そのはるか高空に存在するドラヴァニア雲海です。
新たな仲間を迎えた主人公達は、それぞれの思惑を胸にいよいよドラヴァニア地方へと歩を進めます。
その時、ミドガルズオルムの竜の爪によってかがやきを失っていた主人公の中の光のクリスタルの1つが、再び光りだすのでした――
ミドガルズオルム:
調和を望み、混沌を鎮めんとする固き決意。これがヒトの「意思」か……
……その行く末、見極めさせてもらおうぞ。
アルフィノ:
高地ドラヴァニアか……。噂に聞くドラゴン族の根拠地がいかなる場所か、興味深いとは思わないかい?
エスティニアン:
気楽なものだ……。案内役は、悪名高き「氷の巫女」なのだぞ。罠である可能性も捨てきれないとは思わんのか?
イゼル:
光の戦士……主人公と言ったか。
まさか、あなたとともに旅する日が来ようとはな……。これだから、運命というものはわからない。