当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 竜の巣
- 風壁を切り裂く秘策
- 砂都からの報せ
- ウルダハの目覚め
- 真の友
ドラゴン族と対話し、イシュガルド襲撃を止めるという目論見は失敗に終わった。エスティニアンはその持てる力でニーズヘッグを討伐するため、竜の巣に向かうも、そこは暴風で容易に侵入できない。
アルフィノと主人公は嵐神ガルーダのときと同様に、シドに協力を要請。新型飛空艇「マナカッター」を用いることになり、その準備が完了するのを待つ。
一方、ウルダハではナナモ陛下の居所が判明した。主人公たちはかつての侍女「メリエル」に話を聞こうとシルバーバザーに向かうが、そこに現れたのは黒幕ロロリトであった。彼はその陰謀をすべて話し、ここで手打ちとするかわりにと、ナナモ陛下が目覚める薬を手渡す。無事に彼女は目覚め、ウルダハ騒乱は一応の解決を見た。
前に進むウルダハをみたアルフィノはクリスタルブレイブの解散を決心。騒乱に巻き込まれながらも残ってくれたメンバーは、これからもアルフィノについて行く意思を固めていた。アルフィノは真の友を得て、行方不明となっている暁のメンバーを探し出すことを決意する。
ストーリーのあらすじ
「竜の巣」
やれることをやるのだと
長き旅の果てに、聖竜フレースヴェルグとの対話は果たされましたが……戦いを止めることは出来ませんでした。
4人の旅はふりだしに戻ってしまいました。突き付けられた歴史の重みと、人とドラゴンの深い断絶を前に、アルフィノは立ち尽くしてしまいます。
一方のエスティニアンは、「本来の仕事」を果たすつもりでいます。
つまり、ドラヴァニア雲海東部に浮かぶ竜の巣で待つニーズヘッグを討伐するのです。
対話が失敗に終わった今、エスティニアンは彼自身のやり方で竜詩戦争を終らせようとしています。
強大な力を持つ邪竜ニーズヘッグではありますが、竜の眼の力と2人の蒼の竜騎士の力を合わせられれば、討伐も不可能ではないと考えているのです。
真実を知りながらもドラゴン族に向ける槍をおろそうとしないエスティニアンに、怒りを露にするイゼル。アルフィノもまた、血で血を洗う解決しか見いだせない現実に歯嚙みします。
一方で、人間に残された手段はそれしかないのも事実であり……
槍を手に、たとえその身が竜の血に染まろうと“やれることをやる”強い決意をしたエスティニアン。貫くべき”意思の槍”が折れたイゼルは彼を見送ることしか出来ず、己が無力を嘆くのでした――。
暴風を超えるために
打ちひしがれるイゼルを白亜の宮殿に残し、主人公とエスティニアン、そしてアルフィノはドラヴァニア雲海東端に浮かぶ竜の巣の近くに向かいます。
渦巻く暴風の中からニーズヘッグの確かな存在を感じ取るも、果たしてどうすれば突入できるのか……。
しかし、主人公は以前似たような状況を経験したことがあります。
そう、この状況は嵐神ガルーダの風壁を突破した時と同じです。
STORY | 1.メインクエスト2.0-新生【26.暴虐の嵐神ガルーダ】
主人公とアルフィノは竜の巣の監視をエスティニアンに任せ、シドに助力を仰ぐためにイシュガルドへ向かいます。
「風壁を切り裂く秘策」
ドラヴァニア雲海には、教皇庁主導の元、ドラゴン族への先制攻撃を目的として建造された大型飛空艇「プロテクトゥール号」が係留されています。
しかし故障続きでものになっておらず、ガーロンド・アイアンワークスが技術支援のためにイシュガルドへ招致されているのです。
STORY | 1.メインクエスト3.0-蒼天【01.イシュガルドへ】
イシュガルドの噂に精通しているエマネランの言葉に従い、ガーロンド・アイアンワークス社員が常駐しているというイシュガルドランディングへ。
都合の良いことにそこにはシドも居り、彼にガルーダの時と同様、風壁突破のためにエンタープライズ号を使いたいと依頼するのですが……相手は空を自由に動き回るドラゴン族。大型であるが故に機動力に劣るエンタープライズ号では、良いマトになりかねないとシドは難色を示します。
計画が暗礁に乗り上げたかと思われましたが、好都合にも彼等は秘策を持っていました。。
ビッグスとウェッジの作っていた小型飛空艇「マナカッター」を用いるのです。
スカイスチール機工房で作られているマナカッターは、一人乗りの小型飛空艇。従来飛空艇の推進システムとは全く異なり、偏属性クリスタルを用いた属性変換機構を利用して推進力を得る機動力に富んだ飛空艇です。
ビッグスとウェッジが第七星暦宣言のあと一時的にシドと別れていた時に試作していたものがいよいよ最終調整中。多少時間を要しますが、竜の巣突入も可能でしょう。
STORY | 2.クロニクル-クリスタルタワー【01.古代の民の迷宮】
その時、目途が立ったことを喜ぶ一行のもとへ、タタルがあわてた様子でやってきました。
先のウルダハ騒乱以後、不明となっていたナナモ陛下の行方に関する重要情報が入ったのです。
マナカッターの最終調整をシド達に任せ、主人公とアルフィノは一度イシュガルドを離れ、ラウバーンの待つ砂の家に向かいます。
「砂都からの報せ」
砂の家では、ヒギリ達の尽力によってすっかり元の調子を取り戻したラウバーンが待っていました。
さっそく本題に入ります。
デュララ・デュラからもたらされた情報によれば、最近王宮に大量の“昏睡状態の患者の肉体を保つ”フロンデール薬学院製錬金薬が運び込まれたのだとか。
ウルダハ騒乱の際にナナモ陛下が仮死状態とされたのであれば、この薬は陛下の身体を維持するためのものでしょう。つまりナナモ陛下は、王宮のどこかで眠っている可能性が高いと考えられます。
陛下の行方を突き止めるため、ユウギリは「暗殺」の実行役となった元侍女の居場所を既に突き止めていました。
名前は「メリエル」。主人公達は人目につかない最小限の人数でシルバーバザーに向かいます。
ユウギリ:
情報によれば、侍女の名は「メリエル」……。ミッドランダー族の女性だ。主人公殿も、会ったことがあろう。
事件の後、地元である「シルバーバザー」に戻り、人目を避けてひっそりと暮らしているという。まずは、住人たちに話を聞くとしよう。ラウバーン:
ええい、どこだ!どこにいるのだ、メリエル!
パパシャン:
落ち着きなされ、ラウバーン殿。 それでは、見える物も見えなくなりますぞ。
ピピン:
さすがに広場に顔を見せるようなことは、していないと見えるな……。
アルフィノ:
ナナモ陛下の侍女となると、私も王宮で一度ならず見ているはずなのだが……。
デュララ:
あの御仁にも連絡を…………。すべてにケリを付けますわよ。
住人達から得られた情報をもとに探し出したメリエルを追い詰め、問いただしているところに現れたのは……
デュララに引き連れられた黒幕ロロリトでした。
彼は事件の真相を語りはじめます――。
カルテノー平原で発見された「オメガ」を入手し、エオルゼア三国全ての支配権を握ろうとしたテレジ・アデレジは、ナナモ陛下が王政を廃するつもりと知って計画を変更。彼女を暗殺し、ソーン朝王家の血を引く女性を用意し、女王をすげ替えることで事を一気に進めようとしました。
驕り高ぶったテレジ・アデレジの存在は、安定した政治こそ商機だと考えるロロリトにとって邪魔な存在となりました。そこで彼は陛下暗殺計画を逆に利用し、テレジ・アデレジを排除することにしたのです。
この計画の要であったイルベルドはロロリトの駒でした。
その上、殺されたウィルレッドが追っていた「不明瞭な資金元」はロロリトのものであり、結果として、クリスタルブレイブは彼の暗躍に利用されたのです。
ロロリトとイルベルドは、ロロリトがウルダハのが実権を握った後、アラミゴ奪還支援を約束することで手を握りました。
しかし、執念が膨れ上がったイルベルドは現在ロロリトが手綱を握れる状態ではなく、独自に行動しています。先のラウバーン処刑も、ロロリトの指示ではなく彼の独断によるものでした。
思惑は為されたこと、そしてこれ以上の暗躍が難しいことから、ロロリトはラウバーンにこの件はここで「手打ち」を打診。
腕を失い、一時は希望も失い、ロロリトの掌で踊らされた形のラウバーンは激高。
しかしこれを叱責したのはデュララでした。
同情すべき理由があったとはいえ、ラウバーンが裁判を経ずにテレジ・アデレジを殺害したのもまた事実。
本来であれば、彼もまた法の裁きを受けねばならない立場にあるのです――。
ロロリトは和解の証と称し、小瓶を手渡します。
それはナナモ陛下を目覚めさせる秘薬でした。
これを受け取ったラウバーン。
和解は成立し、不滅隊局長への即日復帰が言い渡されます。
不滅隊隊長職へと復帰したラウバーンと主人公達は、ナナモ陛下を目覚めさせるため、ウルダハへ向かうのでした。
「ウルダハの目覚め」
ナナモ陛下の目覚め
ウルダハの目覚めと、帝国の不穏な動き
ナナモ陛下は目覚めました。
幸いにして体調も問題なさそうです。
ナナモ陛下は、国民のことを真摯に思うが故に現状を案じ、共和制への移行を独断で決めました。しかしそれはメリットと同時にデメリットもある策です。大きな変化は、国に不安定さももたらします。果たしてそれは国民にとって本当に良い事なのか。努々検討した上で決定しなければなりません。そしてそれは、陛下の片腕であるラウバーンの仕事でもあるのです。
ロロリトもまた、陛下の心は理解しています。
しかし、“真摯な心”だけで国を動かすことはできません。
加えて、彼の持っている“帝国に関する情報”は、ロロリトに大いなる危機感を抱かせていました。
なんでも、銀泪湖に墜落している超大型飛空戦艦「アグリウス」級の新造飛空艇が完成し、初飛行に成功したのだとか。
アグリウスは第七霊災前、ガイウスによる第一次エオルゼア侵攻の際用いられた飛空艇で、ミドガルズオルムによって迎撃され、現在は「黙約の塔」として銀泪湖に放置されています。
初代皇帝ソルが倒れ、しばらく鳴りを潜めていたガレマール帝国がまた活発な動きを見せつつあります。新皇帝のヴァリス・ヴァン・バエサルが本格的に動き出す日も近いでしょう。
エオルゼア各国も、帝国に対抗するための体制固めを更に進めなければならないのです。
アルフィノの決意
火種は未だ燻り続けるも、新たな一歩を踏み出したウルダハ。
その様子を見ていたアルフィノは、自分も「区切り」をつける必要があると感じていました。
遅々として進まないエオルゼア軍事同盟の先行組織として、アルフィノは並々ならぬ決意をもってクリスタルブレイブを結成しました。
しかし、結果としてウルダハの陰謀に巻き込まれ瓦解。
アルフィノの信念に共感して集まってくれた者もいますが、一方でイルベルド以下、ユユハセやローレンティスのようにエオルゼア軍事同盟から手配書が出る裏切者をも生み出す結果となってしまいました。
これは陰謀に巻き込まれたが故ではありますが……一方で、アルフィノ自身の甘さと驕りが招いた結果でもあります。
それに気が付いたアルフィノは、自分の足で立ち上がり、理想のために戦い抜くことを誓うのでした。
アルフィノ:
未だ行方の知れないミンフィリアや、仲間たちを探し出し、再び「暁」の火を灯そう。
道化の「クリスタルブレイブ総帥」は卒業だ。
これからは「暁」の血盟員のひとりとして、学び、戦い、歩んでいくつもりさ。
ふふ、面と向かって、自分の決意を語るというのは、少しばかり恥ずかしいものだ……。
でも、君にだけは聞いておいてほしかったのさ。君という存在が、今の私にとっては、ひとつの目標だからね。
「真の友」
ユウギリによれば、石の家を監視していたクリスタルブレイブの隊員達はイルベルド逃走後に撤退。現在石の家にいるのはアルフィノに恭順を誓ったが故に残っている者達です。そんな彼等に対してアルフィノはクリスタルブレイブの解散を伝える決心をし、石の家に向かいました。
計略に利用され、結果として瓦解してしまったクリスタルブレイブ。そんな中でも石の家に残ってくれた彼等は、アルフィノの「すべてはエオルゼアのために」という言葉に心の底から賛同してくれた者達です。
アルフィノが心に決めた「解散」を伝えようとしましたが……
組織としてのクリスタルブレイブが終わっても「すべてはエオルゼアのために」という理想の輝きが失われない限り。
希望の灯火が消えない限り。
この時をもって、組織としてのクリスタルブレイブは消滅しました。
しかしながらアルフィノは困難な時でも共に歩んでくれる「真の友」を得たのです
アルフィノ:
……す、すまない……。もう、涙は流すまいと……決めていたんだが……。
生前、祖父ルイゾワは言っていた。もっとも辛い時に、ともに歩んでくれる者こそ、真の友だと。
私は、こんなにも多くの友を持っていたのだな……。
……私は、彼らの信頼に値する男になりたい。そのためには、前へと歩み続けなくては……。
アルフィノは――暁の血盟は、「真の友」と供に、行方知れずとなっている他の暁のメンバーを探すことになりました。
アルフィノ:
ミンフィリアと賢人たちに加え、
フ・ラミンさんと、その護衛に同行した者たちも捜さねば。
ホーリー・ボルダーとクルトゥネのふたりだ。
リオル:
フ・ラミンさんは、リムサ・ロミンサで、
第三分隊の兵に襲われたが、上手く逃げ延びたようだ。
外洋交易船にでも身を隠したんじゃないかと……。
アリアヌ:
みんなの捜索は、任せてちょうだい。
不滅隊とも連携して、行方を捜してみせるわ。
ドウワレ:
「暁の血盟」の記録を丹念に辿れば、
逃げ延びた皆が、身を隠しそうな場所も推測できるだろう。
任せてくれ、この手の仕事は忍びの得意とするところだ。
ヒギリ:
ずいぶんと荒らされてしまいましたね……。
さて、どこから手をつけましょう。
ホウザン:
忍びの者を使って、銅刃団に探りを入れてみたが、イダさんとパパリモさんは、相当派手に暴れたようだね。
ともかく、彼らの遺体は確認されていないという話だ。
エフェミ:
英雄主人公!
私はあんたに憧れて、クリスタルブレイブに参加したこと、
これっぽっちも後悔なんてしてないよ。
エルグムス:
まずは、この散らかりきった石の家を片付けます!
賢人の皆さんが帰還された時に備えてね!