2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.メインクエスト3.0-蒼天【10.皇都騒乱】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 皇都騒乱
  • アイメリクの決意

あらすじの要約

皇都イシュガルドにて異端者の騒乱が発生。
イゼルの尽力もあり騒ぎが大きくなる前に鎮圧されたものの、ドラゴン族という敵を失った今、戦いは人同士のものとなりかねない危険を示唆していた。
アイメリクは戦いを避けるため、そしてイシュガルドを改革するためにも、教皇庁にメスを入れなければならないと判断。真実を明らかにしようと一人トールダン7世のもとへ向かう。
他方、それは彼が異端者として処刑されてしまうことを意味している。アイメリクはこれからのイシュガルドに必要な人材だと考えているルキア、オルシュファン、そして主人公達は、彼の救出を決意する。

ストーリーのあらすじ

「皇都騒乱」

新たな火種

怒りと恨みの化身であったニーズヘッグは堕ち、竜詩戦争は終結しました。

人の裏切りから始まった竜詩戦争。

両眼を失い、力を失ったニーズヘッグに手を貸したフレースヴェルグ。それはニーズヘッグへの同情か、贖罪か、はたまた人への怒りか定かではありません。

イシュガルドの民にとって千年来の悲願であった邪竜討伐。
しかし、成し遂げた者達の顔に喜びなどありませんでした。

ニーズヘッグは、ラタトスクの復讐のために。
エスティニアンは、故郷と家族の復讐のために。

ある意味、彼等は似た者同士なのかもしれません。

他方、謎は未だ残されています。

征竜将ハルドラスがニーズヘッグから奪った「2つの」竜の眼。ひとつは蒼の竜騎士であるエスティニアンが所有していますが、もうひとつの行方がしれていません。

もう一点、終わらない戦いを続けることが目的であったはずの邪竜ニーズヘッグが、イシュガルドを総攻撃することで決着をつけようとしていたのは何故でしょうか。

その時エスティニアンにアイメリクからリンクシェル通信が届きました。

それはイシュガルドにて大規模な騒乱が発生したという連絡でした。

下層民の一部が異端者を招き入れたことが原因のようですが……

異端者の頭目であるイゼルはそのような指示を出していないと言います。真相は定かでないものの、危機が迫っていることに間違いありません。

ドラゴン族との戦争は終わり、危機が去ったはずのイシュガルド。しかし、新たな戦いの火種が燻り始めているようです。

エスティニアン:

竜との戦争が終わろうとしているのに、今度は人同士が争いを続けようとしている。人は、因果な生き物だな……。

ついてこい、氷女。戦いの連鎖を、今こそ止めるぞ。

主人公とエスティニアン、そして同士を止めるために同行を申し出たイゼルも含め、3人は急ぎイシュガルドへと戻るのでした。

その頃、皇都にて

ゼフィラン:

「下層民の一部」が、皇都に異端者どもを呼び込んだようです。

ですが、ご安心ください。ドラゴン族の襲来に備え、皇都には多数の兵力が、駐屯しておりますれば、鎮圧も時間の問題かと……。

皇都での戦を見れば、心ある良民たちは、より強く異端者とドラゴン族を恐れることになりましょう。

トールダン7世:

予定通り事が進んでおるようだな。そして、我らが正教に、より強く救いを求めるか……。

よかろう……。異端者どもを適度に暴れさせた後、頃合いを見計らって、神殿騎士団に力を貸し、鎮圧せよ。












蒼天騎士団は去り、一人残るトールダン7世のもとへ現れたのは――黒マントの男。アシエン・ラハブレアでした。

アシエン・ラハブレア:

……動くのかね?

よかろう……。まもなく、すべての準備が整う。

混乱の皇都

方々で火の手が上がるイシュガルド。

多くの異端者がなだれ込み、神殿騎士団と剣を交えていました。

到着した主人公達は、暴動鎮圧にあたるオルシュファンと合流。彼は主人公と並ぶイゼルの姿をみて一瞬たじろぎますが、すぐに襟を正して戦いの中心地へと3人を導きます。

そこは多数の異端者と神殿騎士団がにらみ合い、今にも戦いの火蓋が切られようかというところでした。

割って入る氷の巫女イゼルの姿に、異端者たちは戸惑います。彼女は自らが率いてきた異端者達に対し、言葉を紡ぎます。

イゼル:

聴け、同志たちよ! 戦いは終わったのだ!ドラヴァニアの地で、ニーズヘッグは討たれた!

ここにいる冒険者と、蒼の竜騎士エスティニアンによって、竜と人の争いは終わろうとしている!

どうか皆、落ち着いて聴いてほしい……。この国の歴史そのものが作られたものであり、その結果、竜と人は憎しみの連鎖を続けてきた。

私は、真実を明らかにするために「異端」と呼ばれ、皆を率いてここまで戦ってきた。

しかし、竜たちを率いていたニーズヘッグは、ドラヴァニアの雲海に散った!

真実とは何かは、これから明らかにしていけばいい……だから今は、互いの刃を収めてほしい!

この戦いにもしも勝者がいるとすれば、それは平和を勝ち得た者のみ!

どうか、私を信じて退いてくれ!!

彼女の声は届き、異端者たちは剣を納めて撤退。イゼルもまた、異端者達とイシュガルドの地を去りました。

後を追おうとした神殿騎士団でしたが、オルシュファンは負傷者の救出を優先すべきだと進言。

追撃が実施されることはありませんでした。
戦いは終わったのです。

「アイメリクの決意」

変革のために

騒乱が沈静化したのを確認した一行は、一連の報告のためフォルタン家邸宅に向かいます。

フォルタン伯爵、オルシュファン、アイメリクを前に、主人公達は今までの旅路について報告。特にニーズヘッグの討伐によって竜詩戦争が終結したことは、大きな喜びをもって迎えられました。

他方、フレースヴェルグとの邂逅で明るみに出た竜詩戦争の発端とその顛末が、大きな問題としてイシュガルドにのしかかります。

かつて、人と竜は平和に暮らしていた。
人の裏切りによって竜詩戦争は始まった。
征竜将ハルドラスとニーズヘッグの戦いに生き残ったのは、四大名家につながる4人だけではなかった。

イシュガルド建国神話を根本から覆し、アイデンティティの崩壊につながりかねないそれらの事実。

国としてまとまる為とはいえ、仮にこの事実を教皇庁が知っていたとするならば……千年もの長きにわたり人々を欺き続けてきた教皇庁の責任は重いでしょう。

竜の因子と竜の血

人が竜の血を飲みドラゴン化した事例は異端者との戦いで多く目にしていますが、相手はイシュガルド系エレゼン族に限られています。なぜなら「竜の因子」がなければ竜の血を飲んでも反応せず、竜の因子の原因である竜の眼を喰らった建国十二騎士は全てエレゼン族だったからです。

イシュガルドの民が竜の血を飲めば、内なる因子が目覚め、竜の眷属へと生まれ変わる。この理屈でいけば、イシュガルド四大名家に連なる者のみが竜の因子を持っていると思われます。しかし、異端者達はその多くが四大名家にゆかりがありません。
にもかかわらず、竜の血でドラゴン化する……竜の因子を持っている例が多く見られます。それはつまり、竜の眼を喰った十二騎士の生き残りは、四大名家に連なる者に限らないという証左。

建国の士として四大名家が特別な地位にいる根拠がゆらぐことをも意味しているのです。

話をきいたアイメリクは、教皇庁へ乗り込み、トールダン7世を詰問することを決意。
フォルタン伯爵が無謀と止めるも、その心が覆ることはありませんでした。

仮に真実を知っていたとして、それを咎めるアイメリクは異端者として告発されるでしょうが……それは教皇庁が、真実を知りながら国民を欺き続けていた事実を認めたということにほかなりません。アイメリクは、必死の覚悟で真実を白日の下にさらす覚悟を固めているのです。

それは戦後処理を憂うが故の覚悟でした。

良し悪しは別として、ドラゴン族という共通の敵を持つことで一つにまとまっていたイシュガルドは今、その要を失ったことになります。そんな中、竜詩戦争の真実を教皇庁が隠していたという噂は、イシュガルドに不満を持つ者たちを束ねる力となり……人同士の争いの火種となりかねません。

イゼル達異端者が竜詩戦争を知った今、噂を止めることは出来ません。
それであるならばと――

彼はフォルタン家邸宅をあとにし、一人教皇庁へ向かったのでした。

全てを敵に回しても

アルフィノは副官であるルキアに、アイメリクを行かせてよかったのかと問います。常識的に考えて、彼は自ら異端者認定されに行ったようなものです。

しかし、副官としてアイメリクの隣に長くたっている彼女は、誰よりも彼に忠誠を誓っているのです。それ故アイメリクの決意に水を差すことはなく……一方で彼女も覚悟していました。

イシュガルドすべてを敵に回す覚悟です。

アイメリクの出自

彼女の決心に驚く面々。

しかし、生粋のイシュガルド人ではない彼女を信頼してくれたアイメリクは、ルキアにとって唯一無二の主君。たとえ皇都全体を敵に回すことになろうと、優先すべきはアイメリクその人なのです。

アイメリクは四大名家出身ではありません。にもかかわらず神殿騎士団団長まで出世できたのには、その実力もさることながらとある理由があるのだと噂されています。

彼は、現教皇トールダン7世の隠し子であるという噂です。

上級聖職者の婚姻が認められていないイシュガルド正教ですから、公的には教皇に子供はいません。にもかかわらず、半ば公然の秘密でもあるその噂は、アイメリクの人生に暗い影を落とし続けてきました。

そんな忌むべき血も、今回は有利に働くと思われます。
いくら教皇であれ、実の息子を簡単には殺せない。対立したとて、助け出すだけの時間的猶予が必ずあるはずです。

盟友ために掲げる盾

アルフィノ、主人公、エスティニアン、更にはオルシュファンまでも、イシュガルド正教会を敵に回すことも厭わず、アイメリク救出に名乗りをあげます。

エドモン伯爵はたじろぐも……

オルシュファン:

父上、イイ騎士とは民と友のために戦うもの……。アイメリク卿は、イシュガルドの民にとって、必要な人材であり、我らの盟友であります。

その命を救うために、我らの一角獣の楯を掲げずして、栄えあるフォルタンの家名を誇れましょうか?

その言葉にエドモン伯爵も腹を決めました。

アイメリクのため――そしてイシュガルドのために、教皇庁と対峙するのです。

ルキア:

危険な賭けに巻き込んでしまう形になるが、力を貸してもらえると助かる。アイメリク様は……大切な方なのだ……。

アルフィノ:

アイメリク卿をここで失う訳にはいかない。微力ながら、私も行動させてもらおう。

エスティニアン:

アイメリクも無茶をしてくれる……。まぁ、人のことはいってられんか。

エドモン・ド・フォルタン伯爵:

フォルタン家の命運を賭けるときがきたか……。場合によっては、蒼天騎士団と一戦交える覚悟が必要であろう。……わかっておるのだな?

オルシュファン:

もちろんです、父上。
この盾の一角獣に誓って、盟友を護ってみせましょう。

登場NPC

NPC | エスティニアン・ヴァーリノ FF14のNPC イゼル・ダングラン NPC | イゼル・ダングラン FF14のNPC トールダン7世 NPC | トールダン7世 FF14のNPC ゼフィラン・ド・ヴァルールダン NPC | ゼフィラン・ド・ヴァルールダン NPC | アシエン・ラハブレア FF14のNPC オルシュファン・グレイストーン NPC | オルシュファン・グレイストーン FF14のNPC エドモン・ド・フォルタン NPC | エドモン・ド・フォルタン FF14のNPC アイメリク・ド・ボーレル NPC | アイメリク・ド・ボーレル FF14のNPC アルフィノ・ルヴェユール NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) FF14のNPC ルキア・ゴー・ユニウス NPC | ルキア・ゴー・ユニウス

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