当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 真の変革
アイメリクのもとへ向かい、彼がトールダン7世と会ったときの様子を垣間見る。彼はアイメリクに対し、千年の禍根を断ち、真の変革を行うつもりだと話していた。
一方、蒼天騎士団が使う不思議な力が「蛮神召喚」の一種である可能性が浮上する。トールダン7世の言う真の変革が、蛮神召喚を用いたものであるならば、暁として対応しなければならない。
主人公とアルフィノ、そしてルキアは、トールダン7世の残した言葉「魔大陸」を追い、行動を開始する。
ストーリーのあらすじ
「真の変革」
アイメリクのもとへ
エスティニアン:
……蒼天騎士の連中め。
アルフィノ:
こんな時、どう振る舞えばいいのか……私にはわからないよ……。
ルキア:
アイメリク様も、かなり落ち込んでいてな……。
盟友を失った悲しみを癒す間もなく、主人公とアルフィノは逃げたトールダン7世を追うための行動を開始。まずは神殿騎士団本部、アイメリクのもとへ向かいます。
拘束時の怪我を引きずりつつも、教皇というトップを失ったイシュガルドで政治的空白を作る訳にいかないとアイメリクは既に公務に励んでいました。
直後、主人公の超える力が発動。見えたのは、アイメリクが単身教皇庁に乗り込み、父トールダン7世に向けて真実を明らかにするよう迫っている場面でした。
超える力
アイメリクは、主人公達の得た真実をつきつけ、教皇庁がひた隠しにしてきた事実を糾弾。これを明らかにすべきだと迫ります。
しかし。
人の命は短く、竜は悠久の時を生きる存在。
まさしく人の犯した罪は存在しているが、一代で償えぬ罪ならば一体いつまで償い続けなければならないのか。罪人の子孫であるという理由だけでイシュガルドの民に「永遠に苦しめ」というのは果たして正しいのだろうか。
永遠に許されない罪ならば、命がけでそれにあがなう。そのために理由が――正義が必要なのであれば、偽りの正義を用意してでも戦う。
それがイシュガルドの選んできた道なのです。
アイメリク:
いいえ、それは違う、断じて違う!
なぜ、自らの世代で遺恨を断ち切ろうとせぬのです?
なぜ、未来にその枷を背負わせ続けるのです?
父上のおっしゃりようは、支配する側の詭弁だ。子を守ると言いながら、その子らにこそ、血を流せと命じているにすぎないッ!
イシュガルドの建国神話も、蒼の竜騎士の伝説も、貴族と平民を隔てる仕組みも、全ては効率的に戦うための仕組み。
あらゆる嘘が暴かれようとしている今だからこそ、自ら全ての真実を明らかにしていくべきだとアイメリクは訴えるのですが……
トールダン7世:
千年後の謝罪が何になろう? お主の言っていることは、赤子の道理にすぎぬ。
では問おう、戦で父を、夫を、そして子を失った民に、そなたらの家族は、偽りの正義のために死んだのだと、それが真実なのだと、そう伝えるのだな?
トールダン7世の訴えに、アイメリクは言葉を詰まらせます。
トールダン7世:
歴代の教皇が、偽りと知りながら、千年の長きに渡り、戦い続けてきたのは何故か……。どうやらお主には、まだ見抜けてはおらぬようだな。
失望したぞ、我が息子よ……。
だが、千年の禍根を断つという点においては、ワシもまた、決意を固めている。
神話はやがて、偽りの真実へ
それ以上言葉を紡ぐことが出来なくなってしまったアイメリクは、なすすべなく投獄されてしまったのでした。
言葉のやりとりで分かりあえることのできなかったトールダン7世とアイメリク。他方、その議論の最中トールダン7世は気になる言葉を残しています。
歴代の教皇が「千年戦争」を続けた理由……そして「真の変革」とはいったい何を示すのか。
アイメリクはひとつの仮説を持っていました。
教皇庁突入の際対峙した蒼天騎士団達は、なにやら人知を超える力を発揮し、主人公達に対峙しました。
歴史は人によって綴られ、宗教は神話を生み出します。
イシュガルド建国神話に謳われる、トールダン王の円卓に集う十二人の騎士「ナイツ・オブ・ラウンド」。聖なる力を帯びて戦っていたという彼等の神話は、やがて人の想いで偽りの真実となり――蒼天騎士団は己が身に伝説の存在を降臨させたのではないか……
それはすなわち「蛮神召喚」。
そう、氷の巫女がその身体にシヴァを宿したように。
蛮神問題ならば、暁としても放置することはできません。
主人公とアルフィノは、トールダン7世と蒼天騎士団達の追撃を決意。
教皇不在の政治的空白を埋めねばならず、イシュガルドから動けないアイメリクにかわって、副官ルキアが主人公達に同行することになります。
去り際にトールダン7世の残した言葉、「魔大陸」。
唯一の手掛かりを追って、主人公、アルフィノ、そしてルキアは行動を開始します。