当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 光さす明日へ
- 運命の歯車
演習に勝利したことで心が一つになったイシュガルド。この機を逃してはならないと、竜族との和平式典が開催された。
ヴィゾーヴニルを招き、和平の誓いが成される。
しかし、そこにエスティニアンが現れる。彼はヴィゾーヴニルに槍を突き立て、人に宣戦布告。その姿をニーズヘッグに変容させた。
残された人々は、口々に邪竜討伐を要求。混乱の中、和平式典は終了した。
これからのイシュガルドでは、邪竜の最終攻撃が行われるだろう。
そんな中アルフィノは、友を守れる男になるのだと、エスティニアンの救出を決心する。
ストーリーのあらすじ
「光さす明日へ」
式典の再開
四国合同演習勝利の喜び冷めやらぬ中、イシュガルド入りしていたアルフィノや怪我から快復したオノロワに出迎えられます。
イシュガルドは今、エオルゼア軍事同盟に復帰した日のように勝利に沸き立っています。
この機を逃すわけにはいかないと、アイメリクは延期されていたドラゴン族との和平式典の開催を決断。急ぎ準備にとりかかります。
イシュガルドの歴史の転換点となるであろう式典です。暁のメンバーにも連絡を入れ、主人公もファルコンネストへ向かいます。
自分の言葉で
あらかたの準備も終わり、演台から会場を見下ろすアイメリク。
視線の先には、先日の暴動首謀者の女がいました。一命をとりとめた彼女は、たっての希望で見学を許されたのです。
彼女を見て、アイメリクは――
その後、ヴィゾーヴニルが飛来。
遂に和平式典が始まりました。
和平式典 アイメイクの言葉
誓いの証人となる皆よ、聞いてほしい!
……人と竜を繋ぐ絆が、人の裏切りによって絶たれて以来、双方は長らく争いの日々を続けてきた。
長い歴史の中で、互いに失った同胞は数知れず、幾多の悲しみが、我々をまた戦へと駆り立てた。
その傷は深く、決して癒えはしないだろう。
だが、嘆く者よ……今ひとたび、己を焦がす怒りを鎮め、戦いの手を止めてはくれまいか。
先逝く者が戦いの末に遺したのは、ほかでもない、貴方の命だ。
私は貴方と明日に歩むことで、彼らの行いに報いたい。
和平式典 蜜月の日々に
ヴィゾーヴニル:
竜と人を隔てる溝は谷より深く、越えねばならぬ障害は、仰ぎ見る霊峰ほどもあろう。
それでも人は、その短き一生を重ね、再び我らと蜜月を迎えんことを、心より望むか?
アイメリクはこれを望むと返答。
そして、今この「時」と「心」を刻み、永久に和平の誓いとなされるべきレリーフが遂に除幕されます。
そこには、フレースヴェルグとシヴァが刻まれていました。
和平の契りとするのにこれ以上のものはないと、ヴィゾーヴニルは喜び、ここに聖竜の眷属と和平が結ばれたのです。
和平式典 血塗られたレリーフ
会場に詰め掛けた参加者が皆、平和な世界を夢見ていた、その時でした。
笑わせるな! と……式典会場に怒号が響きます。
そして。
急襲する敵に躊躇いもなく弓をひくアイメイク。
その強い覚悟はしかし、容易く弾かれてしまいます。
ヴィゾーヴニルを貫いた槍の主は……
蒼の竜騎士。
そしてアイメリクの友であるエスティニアンでした。
エスティニアン:
どこまで墜ちるか、聖竜の眷属よ。ヒトと和平を契ろうなどと、同族とは思えぬ愚かしさ……。
聞け……ヒトと、ヒトに与する竜ども!
次にとどろく竜の咆哮は、最後の戦を告げる合図……貴様らのすべてを、宿怨の炎で焼き尽くしてくれる。
その日まで恐れ、嘆き、絶望せよ。
それらすべてを蹂躙してこそ、我が怒りも晴らせよう……!
直後、エスティニアンは……
その姿を邪竜ニーズヘッグに変容させ、飛び去って行きました。
水を打ったように静まり返る式典会場。
誰かが声をあげました。
「全部邪竜のせいだ。」
すると大衆は、堰を切ったように邪竜討伐を口にし始めたのです。
倒せ、倒せ、邪竜を殺せ。
倒せ、倒せ、邪竜を殺せ。
狂気じみた空気の中、血塗られた和平式典はこうして幕引きとなりました。
和平式典 その後
熱狂していた市民は帰路につき、式典の片付けも終了。
幸いにも致命傷を免れたヴィゾーヴニルは不浄の三塔へ戻り、休養をとっているといいます。
エスティニアン――ニーズヘッグが、ヴィゾーヴニルの命まで奪わなかったのは同族への慈悲か、はたまた宣戦布告なのか。
イシュガルドはこれからどうなっていくのでしょうか。
式典前の空気が嘘のように、誰もが不安を抱いていました。
アルフィノ:
どう転ぶにせよ、穏便には済みそうもない……。
エスティニアン殿、あなたが本当にニーズヘッグと化したなら、私は…………。
和平式典が終わった今、今後のこと……そしてマトーヤの言葉から考えていたことを主人公に伝えたいというアルフィノ。
それにはかつての「雪の家」こそが相応しいと、二人はキャンプ・ドラゴンヘッドへ向かいました。
「運命の歯車」
雪の家での決意
……ウルダハの祝賀会から逃げ延びて、この「雪の家」に来たときのことを思い出すよ。
あのとき励ましてくれたオルシュファン卿は、もういない。
旅の中で多くの出会いと別れを繰り返したが、イゼルもまた、私たちを送り出すため散っていった……。
……マトーヤ様の言葉について、ずっと考えていたんだ。
「進むことで失うものがあるのなら、何のために進むのか。」
かつて、クリスタルブレイブを設立したころの私なら、迷うことなく、理想の世界のためだと言い切れるだろう。
だが、今は……失うものの重みが、怖いんだ……。
だからこそ、後悔することのないように、私が何のために進むのか、自分自身に問わねばと思った。
先ほどの式典でエスティニアン殿を見て、やっと確信したよ。
私は、友を救える男になりたい。
そのためならば、どんな絶望も、きっと超えられる。
恐らく遠くないうちに、ニーズヘッグの咆哮が響くだろう。そのとき、アイメリク卿はイシュガルドの指導者として、かつての友を討つ道しか選べないはずだ。
その決断に、異を唱えるつもりはない。だが、アイメリク卿が選べないからこそ……私は、エスティニアン殿を救う道を探したいんだ。
可能性などないに等しい、困難な道だろう。
だが同じエスティニアン殿の友である君とともに……私たちの力で、エスティニアン殿を連れ戻そう!
諦めない
イシュガルドへ戻ったふたりは、フォルタン家邸宅にてタタルと合流。
アルフィノは自分の決意を……エスティニアンのこと、イダとパパリモのこと、星の代弁者となったミンフィリアのことだって、未だ諦めていないことを明言します。
アルフィノ:
ミンフィリアは、進むことをやめない強い女性だった……単なるメッセンジャーになるとは、どうしても思えないんだ。
アシエンのもたらす危機……エオルゼアに燻る争いの火種……それらを辿った先に、彼女が託そうとした「真実」が、まだ何か眠っている気がする。
想いを胸に秘め、暁は来るべき戦いに備えます。
必ずや、悲劇を食い止めるために。
エピローグ エドモン・ド・フォルタン回顧録「運命の歯車」
かくして運命の歯車はそれぞれに廻りだし、このイシュガルドをも大きく動かさんとしていた。
誰もが癒えぬ傷を抱きながら、渇望した未来へと歩みはじめたのである。
それは同時に、避けられぬ決着の訪れでもあった。
邪竜ニーズヘッグによる宣戦布告。
竜詩戦争の終焉にむけて、戦端が開かれようとしていた――。
エピローグ マトーヤの「激励」
クルル:
まさか、あんな形で式典が終わるなんてね……。エスティニアンさん……いえ、ニーズヘッグと呼ぶべきかしら。
彼の中に、すさまじい怨念が渦巻いているのを感じたわ。
思わず震えてしまうほど、恐ろしい怨念だった……。千年もの間、人と戦い続けてきたのにも納得よ。
あれほどの危険と隣り合わせなのが、イシュガルドの……エオルゼアの日常なのね。なるほど、マトーヤ様が釘を刺すわけだわ。
ヤ・シュトラ:
真の願いを見失っていないか、という問いのこと?
あれは、マトーヤなりに激励していたんじゃないかしら……。
……だから、私は進み続ける。あらゆる戦いを超えて、マトーヤが求めた「世界の真理」を、マトーヤよりも遠くまで視るために……。
ヤ・シュトラの本心を聞いたクルル。
可笑しいかしら? と問う彼女に、クルルは笑みを返すのでした。
エピローグ 闇の戦士とそれを追う者
一方、そんな彼女たちを見つめる男が。
自らを闇の戦士と名乗る彼の目的は。
そして、監視を続けるサンクレッドの真意とは。
エピローグ イダとパパリモ、鉄仮面
引き続き、何処かの部隊にて活動を続けているイダとパパリモ。
所変わって……
登場NPC
NPC | アイメリク・ド・ボーレル NPC | ルキア・ゴー・ユニウス NPC | ローディー NPC | サンクレッド・ウォータース(3.X~4.X) NPC | エマネラン・ド・フォルタン NPC | オノロワ・バンラルドワ NPC | エドモン・ド・フォルタン NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | クルル・バルデシオン NPC | ヴィゾーヴニル NPC | エスティニアン・ヴァーリノ NPC | ニーズヘッグ NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | アルバート NPC | パパリモ・トトリモ NPC | イダ・ヘクスト NPC | イルベルド・フィア