エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 深淵に挑む呪術士
- 呪具が望む破壊
- 迫り来る危機
- 枯れ果てし危機
- 猛り狂う危機
- 取り囲まれる危機
呪術士ギルドマスター6兄弟の末弟ココブシは極端に魔力が低く、呪術士になれない。それでもあきらめず、主人公の「モルモーの壺」破壊任務に黙ってついてきた。
彼はモルモーの甘言に乗って壺をあけてしまい、身体を乗っ取られてしまった。呪術士として、弟ごとモルモーを殺すべきである長兄ココブキであったが、非情になりきれずに決定機を逃してしまう。
ストーリーのあらすじ
レベル1「深淵に挑む呪術士」
魔道士の末裔が建国した古代都市「ベラフディア」を継承した都市、ウルダハ。古の魔道士達の流れを受け継ぐナル・ザル教団では、葬送の儀式(遺体保管のためのブリザト、火葬のためのファイア、天罰のためのサンダー)によって魔法が磨かれ、絶対的な破壊力で敵に確実な死をもたらす呪術として成立しました。
死を司るザル神を祀るアルダネス聖櫃堂の奥に、その力を学ぶための呪術士ギルドがあります。主人公は、ギルドの受付ヤヤケに入会を申請。受け取った呪術に関する108冊の本……は読まず、要点を聞くためにギルドマスターである兄弟の長男、ヤヤケ曰く、おそらくココビゴに話をしますが……
長男はココブキでした。
呪術は、状況に応じて技を使い分け、最強の火力をもって敵を屠ることができます。これから呪術士ギルドで多くの試練を受け、その深淵を学びます。
レベル1「呪具が望む破壊」
まずは主人公の魔力を量るために、街周囲にいる魔物を複数討伐。最初の試練を修了しました。呪術の力は、体内のエーテル量によって決まります。それは自身の成長のみならず、身の危険・恐怖でも増大するものです。
レベル5「迫り来る危機」
離れて戦え
強大な力を持つ呪術士ですが、弱点もあります。次男ココビゴから、呪術について記した書物「呪術の深淵」のうち最初の章、「迫り来る危機」について学びます。
嗚呼、我が妙なる魔力よ、素晴らしきかな。豪炎は拳に、氷刃は剣に、雷撃は槍に勝らん。
嗚呼、迫りし豪の者よ、恐ろしきかな。その拳我が骨を砕き、その刃我が肉を斬り、その槍は我が臓腑を貫かん。我、危機を覚えるなり。
「呪術の深淵:迫り来る危機」
呪術の基本は距離をとること。そのことを学ぶため、主人公はシルバーバザー近郊で干からびた魚を仕掛け、現れた敵を討伐。その後、ココビゴの指示通りシルバーバザーのファファフォノに「近郊利用料」として先ほどの敵からとれた胸肉を渡しました。
その様子を見ていた小柄な錬金術師。
なにやら怒った様子で、ウルダハへと走り去りました。
末弟、ココブシ
試練を終えた主人公は、呪術士ギルドへと戻ります。身を守ることが苦手な呪術士は、卑怯と思われようとも危機を避けることが重要だと肝に銘じました。
その時。
現れたのは、さきほどシルバーバザーで会った錬金術師、ココブシでした。
実は、呪術士ギルドは6兄弟。末弟であるココブシも呪術士になることを望んでいるものの、絶望的に体内のエーテル量、すなわち魔力が少なく、その器ではありません。しかし兄達の説得にも関わらず、ココブシは魔力増幅薬を研究したりと、呪術の道をあきらめられていないようです。
いつも陰鬱な雰囲気のココブキですが、ココブシのこととなると冷静ではいられない様子。
情けない声がギルドに響き渡るのでした。
レベル10「枯れ果てし危機」
魔力を切らすな
次なる試練のため、三男ココバニから呪術について記した書物「呪術の深淵」の第2章、「枯れ果てし危機」について学びます。
嗚呼、我が猛々しき魔力よ、素晴らしきかな。豪炎燃え盛り、氷刃凍てつき、雷撃迸り敵を討たん。
嗚呼、魔力枯れ果てし時の、恐ろしきかな。その豪炎消え失せ、その氷刃溶け去り、その雷撃途絶えん。我、危機を覚えるなり。
「呪術の深淵:枯れ果てし危機」
戦いの最中に魔力を使い果たしてしまった呪術士は、何もできません。そこで、「霊極性」と「星極性」のふたつ極性の偏りを利用し、魔力を維持します。主人公は街の周囲に生息しているエフトを倒しながら、そのことを実戦で学びます。
魔力増幅薬
それでも魔力を使い果たしてしまった時には「エーテル」を使えばよいのですが、これはあらゆる命にとって魔力の源であるため、需要が多くあります。
先日、ある商隊の荷車がアマルジャ族に襲われ、エーテルが奪われてしまう事件が発生しました。主人公は試練を兼ねて、エーテルをアマルジャ族から取り戻すことに。ついでに、ココブキから「アマルジャの鮮血」の入手を依頼されます。
無事、エーテル輸送箱とアマルジャの鮮血を入手し、ウルダハへ帰還。兄弟に渡します。
そこへ、ココブキに呼ばれたココブシがやってきました。
ココブキ
知人の錬金術師に聞いたんだよぉ~。アマルジャの鮮血は、ココブシちゃんが挑んでる「魔力増幅薬」研究の実験素材に使えるって。
ほら、こういう風にね、錬金術師として呪術士と協力して行けば良いだろう? 無理に呪術士にならなくたって、仲良くできるんだよ?
しかしココブシは、「皆と共に戦場に立ちたいのだ」と言って聞かず、過保護な兄にうんざりしています。とはいえ、彼の魔力の少なさは致命的なもの。魔法を使うだけで命の危険がある中、呪術の道に歩ませたくない兄の気持ちも理解できるのですが……。
レベル15「猛り狂う危機」
強敵は避けろ
続いて四男ココベジから、呪術について記した書物「呪術の深淵」のうち第3章、「猛り狂う危機」について学びます。
嗚呼、我が放出せし魔力よ、素晴らしきかな。豪炎熱風まとい、氷刃冷気まとい、雷撃閃光放ち奔らん。
嗚呼、不意衝かれし時の、恐ろしきかな。その豪炎灯ることなく、その氷刃固まることなく、その雷撃迸ることなし。我、恐怖を覚えるなり。
「呪術の深淵:猛り狂う危機」
強敵との戦闘は避けることも大切とのことで、主人公はギルドの前に集まった商人達の請求を「泣き落とし」で説得。
アマルジャ族から取り返したエーテルを勝手に使ってしまった兄弟達に、修行の名の元体よくつかわれた気がしないでもないですが、ひとまず試練をクリアします。
モルモーの壺の破壊
とはいえ、必ずしも敵が情を解すとは限りません。そのため、引き続き妖異学者が掘り当て、アラクランの賊達に奪われてしまった「モルモーの壺」破壊任務を受けます。
主人公は賊達をスリプルで眠らせつつ、捜索。奥地にて発見します。破壊しようとしたところ……
ココブシがついてきていました。
彼が先日作った魔法増幅薬は、効果が小さすぎてダメだったのだそう。そこで主人公を手伝うことで、兄達に認めてほしい……呪術士の仲間になりたいと考えています。
さて、いよいよ壺を壊そうという時。
壺がしゃべったのです。
声の主、封印された妖異モルモーは、自分は邪悪ではなく、人に手を貸したことで別の妖異に封印されてしまったといいます。助けてくれたら願いを叶えてくれるとも……。
ココブシは、魔力がほしいと願いを口にし、フタを開けてしまいます。
彼は何もなかったねと笑い、無造作に壺を壊し……
一人帰っていきました。
レベル20「取り囲まれる危機」
とり囲まれるな
ここ最近、ウルダハでは呪術士を対象とした魔力強奪事件が多発しているそうです。命の源エーテルを根こそぎ奪われた変死体が複数発見されているようですが……。
ひとまず新人呪術士である主人公の無事を喜んだ後、五男ココボハから、呪術について記した書物、「呪術の深淵」のうち最終章、「取り囲まれる危機」について学びます。
嗚呼、我が華々しき魔力よ、素晴らしきかな。豪炎広がり、氷刃連なり、雷撃舞い散り敵を滅さん。
嗚呼、取り囲まれし時の、恐ろしきかな。その豪炎燃え盛らず、その氷刃連なることなく、その雷撃舞い散ることなし。我、危機を覚えるなり。
「呪術の深淵:取り囲まれる危機」
敵に囲まれてしまうと脆弱な呪術士にとって、前線に立ってくれる囮……もとい、仲間の存在は重要です。というわけで、次なる試練へと向かおうとした時。
ココブシが、魔力強盗の被害者の亡骸を複数見つけたので、その調査の為、主人公の手を借りたいのだそう。
試練を兼ねて、主人公達はノフィカの井戸へ向かいます。
妖異モルモー
ノフィカの井戸の水辺に、複数の呪術士の亡骸がありました。どうやら襲われて間もないようです。近くを調査すると、インプが現れます。主人公はココブシが連れてきた剣術士と協力し、これを討伐しました。
しかしココブシによれば、一匹逃げてしまったのだそうです。
剣術士は既に帰ったので、主人公はひとりでインプが逃げたという場所へ向かったところ……
ココブシが主人公に向けて投げたナイフは、間一髪のところでココブキによって止められました。
ココブシはココブシでなく、「これ」は壺から逃げた妖異モルモーが憑依した存在。主人公はその魔力を狙われたのです。
ココブキは兄として責任を負うと宣言するも……であれば、初撃でココブシを狙うべきだったはず。
モルモーに、弟を殺してしまうことを恐れていることを看破されてしまいます。
自分はココブシの「魔力がほしい」「兄弟と一緒に戦いたい」という願いを叶えているだけだ……と言い残し、モルモーは消えてしまいました。ふたりは一旦呪術士ギルドへと帰ります。