2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.メインクエスト4.0-紅蓮【17.陽と月をめぐる異説】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 草原横断
  • 試練のバルダム覇道
  • 玉座からの招喚
  • オロニル流の難題
  • 陽と月をめぐる異説

あらすじの要約

モル・イローから西に大草原を横断し、バルダム覇道へと挑む。一行は全員がヨルを手懐け、終節の合戦の参加資格を得ることができた。
さて帰ろうという時、現在の草原の覇者であるオロニル族に捕まり、彼等の本拠地「明けの玉座」へ。太陽神アジムの子であり、神の子であると言って憚らないマグナイの指示により、主人公達はオロニル族の合戦準備を手伝うことになった。
その中で、オロニル族に伝わるアウラ族の神話を聞く。はじまりの人、明けの父の血が強いアウラ・レン。暮れの母の血が強いアウラ・ゼラ。そしてアウラ・ゼラでありながら、太陽神アジムの子であるオロニル族。彼等はゼラ達を護る為、終節の合戦での勝利を目指している。ヒエンは、ドマの為に、そんな彼等と手を結べる可能性を感じていた。

ストーリーのあらすじ

「草原横断」

リセ


んー……! ばっちり、元気充填って感じだよ!

シリナ


休息はとれましたか……? 私たちの料理が、お口にあったなら嬉しいです。

ゴウセツ


ようやっと、若と再会したという実感がわいたでござる。心機一転、合戦に向け尽力いたそう!

ヒエン


さぁて、心身ともに満ち満ちた! そなたも準備は万全だな。
いよいよ「終節の合戦」の参加者となるべく、試練とやらに繰り出すとしよう!

翌朝。
よく食べ、よく休み、しっかり英気を養った一行は、いよいよ終節の合戦に参加するための試練に挑みます。

その試練とは、伝説の英雄「バルダム」が駆け抜けた冒険の道筋を模したと言われる「バルダム覇道」を超え、最奥部に巣食う怪鳥「ヨル」を手懐けること。
モル・イローからアジムステップを横断してはるか西にその入口はあります。シリナから取り寄せの笛を受け取り、早速出発です。

戦の季節真っ最中のアジムステップは、どの部族も己が戦力を増強させようと、人さらいや物取りが多発しています。
主人公達も途中、黄色の衣を纏った部族の襲撃を受けます。

危険もありましたが、無事バルダム覇道の入り口に到着。
各々試練に挑みます。

「試練のバルダム覇道」

伝統試練 バルダム覇道

叙事詩として伝わるアウラ・ゼラの英雄、バルダム。
若きバルダムは戦士として頭角を現すも、驕り高ぶった結果挫折を味わいます。

しかし神々の声を聞いて再起を図り、やがて成長。結果、史上初の「終節の合戦」を制しました。

バルダム覇道は、そんな彼の一生を象徴しているといわれています。
若きバルダムの傲慢さを表していると言われる巨像の試練をくぐり抜け、英雄が犯した過ちを知り、自らも真の勇姿へと近づくのです。

最奥部にある祭壇。終節の合戦を描いた壁画を前に、怪鳥ヨルが現れました――

「玉座からの招喚」

ヨルを圧倒し、試練を完了させた主人公。
リセ、ゴウセツ、そしてヒエンも無事に試練を終え、これで全員が合戦への参加資格を得ることができました。

さて帰ろう……という時、突然囲まれてしまいます。

筋骨逞しい男たちは、バルダム覇道への道中に襲ってきた者達と同じ服。
現在の一帯の覇者、オロニル族です。

なにやら彼等の族長が主人公達を呼んでいるらしく、強引に連れて行こうとします。とはいえ、四人にとって、いくら囲まれてもものの数ではありません。ありませんが、合戦まで時間があります。
今のうちに敵陣を見ておくのも良いだろうというヒエンに乗り、彼等についていくことにしました。

アジムステップ中央に築かれた巨大な「明けの玉座」。その石造りの宮殿にオロニル族の族長、マグナイが待っていました。

人を呼びつけておきながら、ひどく尊大な態度で労働を命じるマグナイ。オロニル族は自分達が太陽神アジムの子、神の子であると考えています。故に一族は皆兄弟。その中で最も強きマグナイは長兄と呼ばれています。神の子の長兄である彼は、他者から献身を受けることが当然であると考えているのです。

強行に連れてきておいて働けなど、全く理不尽な話です。
ヒエンは、働くのは構わないが、一体どう働けば神の子に捧げるに値するのか……と嘯きます。

しかし――

強烈な殺気を放つマグナイ。彼は言葉だけではなく、その実力も確かなもののようです。

マグナイの求めは、終節の合戦の勝利。そしてそのための油断なき準備です。
主人公達は応じ、合戦の支度を手伝う事になりました。

マグナイ


余輩らオロニル族は、ゼラの庇護者。ゆえに、献上された働きには、相応の慈愛を与えよう。……さあ、働け。

ゴウセツ


男が人前で、愛だなんだと、軽々しく口にしようとは……オロニル族では認められていようが、拙者には解せぬ。

ヒエン


先程の殺気……伊達で玉座にふんぞり返っているわけではないようだ。

リセ


わかる……わかるよ、アタシ……。この人、ウリエンジェと同じ、会話のやりとりが難しいタイプだ……!

「オロニル流の難題」

補佐バートゥの指示により、リセは家畜の乳搾り、ゴウセツは兵装の手入れに。ヒエンは緑色を纏い、オロニル族と同盟を組む男性だけで構成されているブドゥガ族の手伝いをすることに。

主人公は明けの玉座直下にある湖の底から、薬の材料となるというツルギ草を集めてくることになりました。

コウジン族の“おまじない”を受けている主人公にとって、湖底への潜水などお手の物。難なく集めて戻ると……随分と驚かれます。

オロニル族にとって、水中は太陽神アジムの手も月神ナーマの手も届かないこの世ならざる恐ろしき世界。故に、主人公の働きは驚嘆を持って迎えられたのです。

バートゥ


おい……体はすっかり乾いたか? 服もか?
湿気た者が歩き回っては、皆も怯えかねないからな……。必要ならば、外の焚火を使っていいんだぞ。
長兄に拝謁する前に、服はきちんと乾かせよ。水底の気を纏ったままでは、縁起が悪かろう。

仕事を終えて帰ると、マグナイのもとには既にヒエンの姿がありました。

合戦の前には帰るつもりですが、せっかく連れてこられたのだからオロニル族のことを知りたいと願うヒエン。マグナイはそれを許可します。

ヒエンと主人公は、語り部の「ウドゥタイ」という老人のもとへ向かいます。

「陽と月をめぐる異説」

ウドゥタイは放牧している羊が戻ってこず、困った様子でしたが、主人公とヒエンは手分けして羊を戻し、彼からオロニル族に伝わる神話を聞きます。

アウラの神話の要旨

かつて世界を創りし、太陽神アジムと月神ナーマ。
二柱の神は、世界の支配をめぐって対立。代理闘士として、ふたりの人――最初のアウラ族を生みだしました

太陽神の生みだした「明けの父」。
月神の生みだした「暮れの母」。

ふたりはしばし戦いを続けるも、やがて和解。太陽神と月神はその様子を見届けて天に帰り、地上は人のものとなりました。

「明けの父」の血が濃い者は、白き鱗のアウラ・レンとなり。
「暮れの母」の血が濃い者は、黒き鱗のアウラ・ゼラになったのです。

オロニル族に伝わるアウラの神話

オロニル族に伝わる神話には、一般的なアウラの神話の続きがあります。

それは生み出された人間達だけではなく、太陽神アジムと月神ナーマもまた、愛し合っていたというもの。
最初争っていた二柱は、地上で明けの父と暮れの母が仲睦まじくなったのを見て、自分たちもまた想いを通わせあっていきました。

しかし、二柱は太陽と月。交われば地上には昼も夜もなくなり、命の巡りは滞ってしまいます。故に二柱は想いを閉ざし、それぞれ昼と夜の天へと去っていきました。

しかし幾年月が経とうと、想いはつのりゆくばかり。
太陽神アジムは、愛する月神ナーマのために何かしてやれることがないかと考えました。

「そうだ、私の分身を地上にやり、ナーマの眷属たちを、とこしえに護ってゆこう」

そうして太陽神アジムは、己の一部を切り取って分身とします。
ナーマ神の眷属たるアウラ・ゼラの中に生きて護ってゆく為、その身に黒き鱗を纏わせて。

その分身こそ、オロニル族の始祖。故に彼等は、黒きアウラ・ゼラでありながら、太陽神の血脈だと言い伝えられているのです。

ナーマを求めて

神話にはさらなる続きがあります。

夜の天におわす月神ナーマは、太陽神アジムの分身……即ちオロニル族が自分の眷属のために戦う姿をみて、恋しさから涙を零しつづけています。

地上までおちた神の涙は新たな命となり、その時代に生きる太陽神アジムの縁者と運命で結ばれるのだとか。
故にオロニル族は皆、己のナーマを……たったひとりの運命の相手を探すのです。

数千年の時を経た、神々の想いの果て……貴重な話が聞けたことに感謝し、マグナイのもとへ帰ります。

月神ナーマの子孫の中に生きる太陽神アジムの分身、オロニル族。彼等は支配者として君臨し、アウラ・ゼラ達を統治することで、月神ナーマの子達を護りたいと考え、終節の合戦に全力を尽くしています。
護るために君臨するオロニル族。ならば、ドマとも手を取り合えるのではないか――ヒエンはそんな微かな手応えを感じ取っていました。

登場NPC

NPC | リセ・ヘクスト NPC | ヒエン・リジン NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | シリナ・モル NPC | マグナイ・オロニル

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