当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 冒険の誘い
- 伝説を追って
- 廃王の黄金
アレンヴァルドに誘われ、アルフィノと主人公はアラミゴに眠るという「廃王の黄金」伝説に挑む。それはロマン求めた冒険もさることながら、財宝を新しいアラミゴに寄付し、立て直しの資金源とするためのものだった。
アラミゴ王宮の地中深く、第五星暦時代の「スカラ遺跡」にて、黄金を発見。冒険は大成功した。
ストーリーのあらすじ
「冒険の誘い」
アラミゴの新生
紅蓮の戦いが終わって暫く。
新しい国造りが始まっているアラミゴですが、ヒエンのような君主のいるドマと異なる問題が山積しているといいます。
果たして、どのような国にしていくべきでしょうか。
帝国侵攻以前には王政だったアラミゴですが、最後の王テオドリックは暴君でした。それ故帝国がつけ入る隙を与えることになったこともあり、王政復古を求める声は少ないようです。
ラウバーン達エオルゼア同盟軍の力を借りつつ、リセは話し合いへと向かいました。
冒険
主人公がラールガーズリーチを歩いていると、アレンヴァルドに声をかけられました。
彼は、手の空いた今、冒険者としての本分を全うしようと主人公を誘います。
そこでアルフィノとともに、彼が持ってきた「冒険ネタ」を聞いてみることにしました。
以前のアラミゴは君主制であり、治めていたのはテオドリックという「暴君」でした。彼は国教だったラールガー星導教のモンクたちと対立。ラールガーズリーチを焼き討ちにする等、国を恐怖と混乱に陥れ、結果として帝国軍に占領される遠因になりました。
晩年には、自分の王位が狙われているのではと疑心暗鬼に陥り、王位継承権を持つ者たちを片っ端から処刑し、財産を没収していたのだとか。
アレンヴァルドの冒険とは、その没収された財産――「廃王の黄金」を探すこと。アラミゴ奪還直後に多くの者が王宮を捜索したのですが、結局行方知れずのままなのです。
ドマとアラミゴ解放の噂が広がった結果、ダルマスカで大規模な反乱が起きる等、各国で独立の機運が高まっています。帝国も今すぐアラミゴに対して動けないでしょう。
幸い時間はあります。財宝が本当にあるのかわかりませんが、冒険とは本来、ロマンに賭けるものです。主人公とアルフィノは話に乗ることにしました。
「伝説を追って」
調査
とはいえ……どうやらアレンヴァルドにはアテがないようです。
そこでアルフィノはエオルゼア同盟軍の情報部門と接触し、押収した帝国軍の記録を洗うことに。主人公とアレンヴァルドは、かつて王宮で働いていた者を探してみることになりました。
主人公はアラミガン・クォーターにて聞き込みをします。が、聞こえてくるのはテオドリックの暴虐な話ばかり。恐怖で支配する王の棲家で働きたがる者など、そうはいなかったのです。
それでもあきらめず調査を続けていると、幸運にも元書記官の「エルノルド」から話を聞くことが出来ました。
財宝の使い道
再び皆が集まり、情報共有をします。
帝国軍の情報を洗ったアルフィノですが、財宝の類を発見した記録はなかったそうです。略奪された可能性は低いでしょう。
続いて主人公がエルノルドから聞いた話ですが……テオドリックは晩年公開処刑を中止。かわりに、お抱えの宮廷呪術師に命じて、捕らえた王族たちに呪いをかけて怪物のような姿へと変異させ、地下へ落としていたのだといいます。似たような話をアレンヴァルドも聞いていました。アラミゴの地下に何かがある可能性が高まり、財宝の話がいよいよ現実味を帯びてきました。
そんな中、アルフィノは改めてアレンヴァルドに財宝探しの動機を問います。大金を見つけられたとして、それをどうするつもりなのか、と。
俺の父親は、帝国軍に所属していたガレアン人だ。アラミゴ人の母にとって、望まぬ子だったと言えば、細かい事情までは話さなくてもわかるだろ?
そして成長するにつれ、ガレアン族の特徴である、第三の眼の徴候が出てきた俺を見て、母はナイフを手にした……。俺の顔の戦化粧は、その時の傷を隠すためのものでもあるのさ。
結局、母に棄てられた俺は、アラミゴ市街地の裏通りで、孤児として育った。
物乞い、盗み、そして強盗……生きるためには何でもしたよ……。
だが、そんな生活に嫌気が差して、故郷を出たんだ。亡命希望者の一団に紛れて長城を越え、冒険者になって……流れ流れて「暁」に身を寄せることになった。
ともかく俺は、誰よりも、貧しさが人を変えちまうってことを知ってるつもりだ。飯のために罪のない人を襲うなんて、情けなく恐ろしい行為に手を染めた俺だからこそ……貧しい同胞のために、財宝を手に入れたいんだよ!
ハーフガレアンとして生まれ、悪事に手を染めながら生きた半生。貧しさがもたらす影響を知る彼だからこそ、財宝を新たなアラミゴの資金源としたい……故郷に役立てたいと考えていたのです。
「廃王の黄金」
王宮の地下の更に下
アルフィノは、ロッホ・セル湖の湖畔にて自らの仮説を話します。
現在、広大な塩湖が広がっていますが、かつてここは渓谷地帯。第五星暦時代には「スカラ」という都市がありました。
しかし、スカラは当時世界中を巻き込んだ「魔戦争」によって滅亡。その廃墟も「第六霊災」の大洪水で湖底に沈んでしまいました。
つまりアルフィノは、怪物が落とされたという王宮の地下とは、監獄よりもさらに底、スカラ遺跡のことなのではないかとアルフィノは考えたのです。
テオドリックが捕えた王族を生かしたまま落としたのは、おそらく黄金を守る番犬替わりとするため。王宮呪術師が絡んでいるのならば、入り口は魔法で隠されているのでしょう。魔法が苦手な帝国軍が発見出来なかった筋も通ります。
アルフィノとアレンヴァルドは王宮内を再び探索。主人公は水中を捜索します。
塩で覆われた城のような遺跡の中に、扉を発見しました。
直後アルフィノから、彼らも入口を見つけたとリンクシェル通信がありました。
それぞれのルートから、遺跡探索開始です。
水没遺構 スカラ
見事な石造の遺跡を進む主人公。
道中には多くの水棲モンスターの他、推察通り魔物へと変容させられた王族達が待ち受けていました。
呪術的に封印された扉。テオドリック王はアラミゴ人を信用しておらず、宮廷呪術師も異国から雇い入れていたのだそうです。この不可思議な呪印も、異国にルーツがあるのでしょうか……。
最後に待ち受けていたのは直言のフロドリック。アラミゴ最後の王、テオドリックの従兄弟であり、王位継承権第五位の大物貴族でした。
正義感が強く、暴走する王を諌めようと進言を繰り返した結果……反逆罪に問われ、姿を変えられてしまったのです。
無事フロドリックを討伐。
主人公があたりに散らばる財宝に感嘆していると……
天井からアルフィノとアレンヴァルドが落ちてきました。別ルートから攻略していた彼らも、無事目的を果たすことが出来たのです。
苦労の甲斐もあり、冒険は大成功したのでした。
アレンヴァルド
地下遺構の中は、薄暗くてジメジメしていて、気味の悪い生物がウヨウヨいてな。ちょっとした冒険だったぜ。とはいえ、貴重なモノが見られてよかったよ。
ああ、そうだね。王族の財産と聞いてはいたが、あれほどの宝があったとは……。
アルフィノ
アレンヴァルド
もちろんお宝もそうだが、俺が言いたいのは、モフモフの死霊を目にした時のアルフィノの動揺ぶりさ。 聞いてくれよ!
や、やめてくれ……! とにかく全員が無事で「廃王の黄金」を発見した。それでいいじゃないか!
……なんだか最近、からかわれる頻度が増してきた気がするぞ。何故だ……何故こうなってしまったんだ……!?
アルフィノ
登場NPC
NPC | リセ・ヘクスト NPC | メ・ナーゴ・ラツ NPC | アレンヴァルド・レンティヌス NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X)