当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 罪がいずる場所
アサヒに同行したドマ視察を終え、主人公は出来事をヒエンに報告。アサヒの真意は未だ掴めないものの、ドマとしては彼の取引に応じることを決定した。
しかし、問題は「ツユ」である。記憶の戻らない彼女とゴウセツは帰燕館に移されており、自ら再び刃を振るおうとするヒエンを前にしても、彼女の様子は変わらない。
罪とはいずこに。ゴウセツの言葉にヒエンは刀を納め、ヨツユの記憶が戻らなければドマ人として暮らさせることを決定する。
ストーリーのあらすじ
「罪がいずる場所」
アサヒの決意
アサヒとの視察を終え、ドマ町人地に帰還。
その後アサヒと別れ、帰燕館へ。
アルフィノ
やあ、気分転換はできたかい?
こちらも、懸念点や問題点は洗い出せたことと思う。あとは、ヒエン殿がどういった答えを出すかだな。
アリゼー
アサヒの目、何かを成し遂げようという強い決意を感じたわ。本気で帝国を変えようとしているのかしら……。
ハクロウ
アルフィノ殿より蛮神について教えを受けたが、あらためて、その脅威の大きさを実感させられたぞ……。
帝国が危険視するのも、頷けるというものだ。
ヒエンに視察中の出来事を報告します。
前例がない紅甲羅達による野党行為や、アサヒが共闘してくれたことは、驚きをもってむかえられました。
アサヒの真意はまだ分かりませんが、何か強い意志をもっていることは確かなようです。
主人公達が視察に出ている間に、ヒエンとアルフィノはアサヒからの提案を「受け入れる」決意をしていました。徴用兵を取り返し、加えてアサヒ達帝国の民衆派に花を持たせられるのであれば僥倖だろうという判断です。
方針が決まったところで、会談前に「片づけねばならない問題がある」というヒエンと共に、ある部屋へと向かいます。
問題
帰燕館の一室で待っていたのは、秘密裏に烈士庵から移されていたゴウセツとヨツユでした。
刀をヨツユの首筋に突きつけるヒエン。しかし……
記憶を失っているヨツユはたじろぐこともなく、ただ自らが何をしたのか――してしまったのかを教えてほしいと懇願します。
尋常ならざる状況に重い口を開いたのは、ゴウセツでした。
罪とはいずこに
悪事を成した人の身体にこそ罪があるのだとすれば、手下に命じて罪を犯させた、黒幕を裁くことはできませぬ。
では、悪事を成そうと考えた人の心にこそ、罪があるのか……。だとすれば、すでに砕け散り、己もわからぬ心に、罪はありやなしや……。
情が湧いたのか……拙者にも、わかりませぬ。
ただ、ようやく得たと思った死に場さえ失った身なれば、なぜ生き残ったのかと、天命を問いたくもなりましてな。
そして、なぜ天はツユを……ヨツユを生かし、記憶を奪ったのか……拙者には皆目わかりませぬ。
生き残ったこと。ヨツユが記憶を失ったこと。
それらにもし意味があるのならば、問うてみたい……ゴウセツの静かな訴えに、ヒエンは「然らば天に問おう」と条件を出します。
すなわち、捕虜交換の日まで記憶が戻らねば、ツユという名のひとりのドマ人として、新たな人生を歩ませる。しかし記憶が戻ったならば、代理総督ヨツユとして捕虜の列に加え、帝国に差し出す、と。
果たして、天命は如何に。
ゴウセツの異変
退室後。
ヒエンによると、ゴウセツは身体に異変を抱えているらしいのです。
崩落に巻き込まれ、河を流され、そこからドマへ向かう過酷な旅路……これまでも無理を気合で通すような生き方をしてきた彼は、もはや刀も満足に握れぬほど満身創痍なのだといいます。
確かに、海賊衆の根城で帝国兵と戦っているときも、彼らしからぬ様子でした。
ヒエンは、ゴウセツが望めば、余生をツユと静かに暮らすのも良いのではないかと考えています。そのためにも、ドマを平和な国にしなければなりません。
いよいよ、アサヒとの対談に望みます。
アルフィノ
罪がいずる場所、そして行き着く場所、か……。これまで、そのようなことを考えたことはなかったよ。
アリゼー
天より与えられた、新たな命……。
ゴウセツは本気でヨツユを……いえ、「ツユ」を守り抜くつもりなのね。
ハクロウ
ヒエン様は答えを出されたようだな。
瞳に宿っていた憂いが消えた……やはり我が主には、そうした顔が似合う。
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | ヒエン・リジン NPC | ハクロウ・グンジ NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス