当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 柿と白銅鏡
- 捕虜交換に備え
捕虜交換を前にヨツユとアサヒの面会を実施するのだが、アサヒはヨツユの義両親……つまり、ヨツユを“躾”けた張本人を連れてきていた。その後、再び姿を消したヨツユ。義両親と再会したことで記憶が戻った彼女は、両親を刺し殺し、アサヒと共に去ってしまったのだった。
ツユをドマ人として扱うことが出来なくなったとはいえ、捕虜交換自体が白紙に戻ったわけではない。海賊衆へ協力を要請するなど、主人公達は万全の準備をして捕虜交換に備える。
ストーリーのあらすじ
「柿と白銅鏡」
面談へ
ゴウセツが漏らした、「柿が食べたい」という言葉。それを聞いたツユは、一人ナマイ村まで来ました。
ゴウセツを想う気持ちが引き起こした騒動だったわけですが……なんにせよ、ツユは目的であった柿を入手することができました。
遠回りとなりましたが、もうすぐアサヒ達が到着する予の時間です。このままカストルム・フルーミニスへ向かいます。
アルフィノ
話は聞いているよ。ヨツユがナマイ村へ行くなんて、それは大騒ぎだったろう。ともかく、見つかってよかった。
アリゼー
ヨツユは記憶が戻ったわけじゃなかったのね。そういえば、ゴウセツが柿を食べたいとか話してたわ。
ユウギリ
先ほど、帝国の飛空艇が到着したそうだ。あれに、ドマの徴用兵たちが乗っているのだろうか……。
躾
カストルム・フルーミニスには、既に大使達が到着していました。
捕虜交換の対象となっている徴用兵達は、係留されている飛空艇に乗っているとのこと。双方の確認に先立って、まずはアサヒとヨツユの面談と相成ったわけですが……
アサヒはヨツユに「会わせたい人」を連れてきていました。それは彼の両親……つまりヨツユの義両親であり、彼女を“躾けてきた”張本人だったのです。
過去がフラッシュバックするツユ。
トラウマそのものである二人を前に、彼女はふらつき、膝をついてしまいます。
厳しい目を向けるヒエンを飄々とかわすアサヒ。
今更本性を隠す気も無いのでしょう。
しかし結局ツユの記憶は戻らず、捕虜交換は当初の予定通りヨツユを除いて行われることになりました。
一旦、帰燕館へ戻ります。
アルフィノ
これで、捕虜交換にヨツユを連れていく必要はなくなったね。
このまま、何事もなく済めばいいんだが……。
アリゼー
ヨツユ……いえ、ツユはこれからドマで暮らすことになるのね。
いまのところ館の中で隠されているけど、いつかは町の人々の前に出ることになるのかしら……。
懸念
帰燕館で待っていたゴウセツによれば、ツユは「疲れた」と部屋で休んでいるそうです。
いろいろありましたが、ともあれツユをドマ人として扱うことは合意されました。
あとは捕虜交換が予定通りに実施されれば問題ないのですが……アルフィノは、カストルム・フルーミニスに積まれていたコンテナが気になっていました。
中身は何なのか。武器の類であれば要人暗殺を企んでいる可能性もあります。
帝国が短絡的な手を使ってくることは考えにくいものの、いずれにせよ用心する必要があります。
その時、ヨツユの世話をしていた女中がひっ迫した様子で現れました。
今再び、彼女が姿をくらましてしまったのです。
倒れた義両親
一行は消えたヨツユを追って、付近を捜索。
主人公も一人街をさがしていたところ……
倒れた老人2人を発見。カストルム・フルーミニスで会ったヨツユの義両親でした。
その時、超える力が発動。ほんの少し過去を視ることになります――
超える力 変わらない義両親
思い出さねば、生きられた……。
恨まれるだけでも、生きられた……。
でも、引き金引いた男に優しくされちゃあ、もう生きてやいられない……。
帰燕館を飛び出したヨツユ。
彼女は記憶を取り戻し、一人命を断とうとしていました。
そんな彼女の前に現れたのは……
ヨツユの義両親でした。
軍に連行され、ドマで生きろと着のまま放り出された二人。
帝国市民権をはく奪され、優雅な暮らしから一転、復興途中のドマで暮らさなければならない事実に、義母は怒りをヨツユへぶつけます。
一方、父は庇うそぶりをみせますが……
今再びヨツユを妓楼へ売ることを考えていました。
この二人は、何も変わっちゃいない――
超える力 再び悪の華咲く
……養い親は、この有様。陳腐な茶番から目覚めてみれば、相も変わらずこの世は地獄か。
そうそう、こうだったよねぇ……。
いいよぅ。
こんなあたしに、世がまだ悪と咲けという。なら、幕引きまで、期待に応えてやろうじゃないか……。
堕ちて……堕ちて……何もかもが妬ましく、身は黒く腐り果てている。
はびこる正義はこぞって偽善、悪性だけがあたしの理屈さ……。
あたしをそういうものに貶めて
あたしがそういう女だと教えてくれたのは
ととさまと、かかさまでしょう?
ああ……。とことん惨めになりさがって、やっとお鉢がまわってきた。
あたしの家族、あたしのドマ……
あたしの……仇敵!
超える力 アサヒの謀略
手にした短刀を腰だめに、「ドマ」へ刃を突き立てるヨツユ。
倒れたふたりを見下ろす彼女に声をかけたのは、アサヒでした。
アサヒはヨツユに記憶を取り戻させる為に、自分の両親を利用したのです。
彼は、ドマすべてに復讐するため、さらなる力が欲しくないかと問いかけます。
差し出したのは、白銅鏡。
こうして、ヨツユとアサヒは去って行ったのでした――。
今後の方策
ヨツユに刺された彼女の義両親は、主人公の前でこと切れました。
直後に合流したヒエン達に、超える力で見たヨツユの行方を報告。ひとまず帰燕館に戻り、今後の方策について検討することになりました。
ユウギリ
不覚にも、ヨツユが記憶を取り戻したことに気づけなかった。やはり、両親と対面したときか……?
ならばなぜ……いや、これ以上の推測は無駄というものか。
この件、ゴウセツにはわしから伝えておいた。あやつは一言返事をすると、首を垂れて黙ってしまった。しばらく、そっとしておいてやってくれ……。
アルフィノ
ヒエン殿から何があったのか聞いたよ。ヨツユは帝国に戻ってしまったようだね。いったい、アサヒは何を企んでいるというんだ……?
アリゼー
結局、アサヒの思惑どおり、ヨツユは記憶を取り戻したのね。
そのうえ、実の両親を差し向けて殺めさせるなんて……とんでもない奴だわッ!
「捕虜交換に備え」
ヨツユが去ってしまったとはいえ、捕虜交換が白紙に戻ったわけではありません。
しかしながら、アサヒが何かしら企んでいる可能性は高く、無事にすむとも思えない……ということで、不測の事態に備え、避難経路の確保に動きます。
捕虜交換の場所はカストルム・フルーミニス。アルフィノとユウギリが現場の下見へ。
主人公、アリゼー、ヒエンは、捕虜を渡河させることが出来る大型船を持つ海賊衆に力を貸してもらうため、交渉へ向かいます。
タンスイ
よう、ヨツユの処遇は決まったか? お前らがやりづらいなら、海賊衆に預けてくれてもいいぜ?
記憶の有無なんざ関係なく、たたっ斬ってやるよ……。
ドマ解放に協力してくれた海賊衆ですが、そもそも彼らは独立した一派です。利益がなければドマに協力する理由はありません。
損得で動く海賊衆に少し怒るアリゼーをたしなめ、ヒエンは「取り戻した徴用兵のうち、海賊衆の縁者や行き場を失っている者たちの受け入れ先になってほしい」と提案。
それは、人手不足の海賊衆にも利するものでした。
結果、ラショウは協力を快諾。但し、関船はドマ攻城戦時に損傷しているとのことで、海賊衆の船大工であるイナハシを手伝い、修理を行いました。
ヒエン
はっはっ、心地よいものだなぁ!
紅玉海で海水浴など、子供の頃以来だ。
おっと……点検を忘れたわけではないぞ!
アリゼー
ユウギリがいなくてよかったわ。彼女なら、海賊衆と揉めてたかもしれないもの……。
イナハシは、父親を徴用兵にとられたことで身寄りを失い、海賊衆に参加していました。
本来、海賊衆は一度加入すれば抜けることが出来ません。
しかしラショウは、彼の父親が戻るならば海賊衆を抜けさせるつもりだと話します。
帝国に人生を狂わされた者は大勢います。
ヒエンとラショウは、これからは皆が望んだ場所で生きられるよう、協力することを約束するのでした。
登場NPC
NPC | ヒエン・リジン NPC | 霧隠のユウギリ NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | アサヒ・サス・ブルトゥス NPC | マキシマ・クォ・プリスクス NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | 武侠のラショウ NPC | 粋狂のタンスイ