当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 英雄の帰還
新生アラミゴの行く末を決める代表者会議が始まった。順調に進んでいたのだが、アナンタ族カリヤナ派族長シャンティが、会議の場で蛮神ラクシュミを召喚してしまう。主人公とアレンヴァルドが防戦するも、絶体絶命の中、フォルドラが援軍として現れる。彼女の手助けを受け、蛮神ラクシュミ討伐に成功。難を逃れた。
代表者達はフォルドラに礼を言う。彼女は涙を流し、牢へ戻っていった。
その後、会議は再開し、アラミゴは共和制をとることが決定。ひと段落したアラミゴを去ろうと考えるラウバーンの前に現れたナナモ陛下は、彼の迷いを断つためにウルダハ不滅隊局長を解職。アラミゴに尽力するよう言い渡すのだった。
ストーリーのあらすじ
「英雄の帰還」
代表者会議準備
代表者会議に臨む前に、警備体制を万全なものとするため、アルフィノ、ヤ・シュトラ、サンクレッドにも協力を仰ぎました。
ヤ・シュトラとサンクレッドに王宮外の警備を任せ、主人公とアルフィノ、アレンヴァルドは代表者会議の場の警備にあたります。各々持ち場につき、いよいよ代表者会議が開催されます。
サンクレッド
アラミゴの王宮周辺は、クルル捜索の過程で訪れているからな。少しばかり、地理には詳しいつもりだ。
ヤ・シュトラ
ちょうど、アリゼーの経過を診るために、ラールガーズリーチを訪れていたの。
くれぐれも気を付けてというのが、彼女からの伝言よ。
アルフィノ
カリヤナ派との和解が進めば、エオルゼアの蛮神問題解決に向けて、大きな一歩となる。何事もなければ良いのだが……。
それぞれが求めるもの
代表者会議が始まりました。まずアラミゴ解放軍代表として、リセが挨拶します。
長くアラミゴを苦しめてきた、為政者達の玉座に座りたい者はいるかと問いますが、誰も首を縦に振りませんでした。
こうして、新たなるアラミゴはまず王政の選択肢を捨てました。
その後、それぞれが主張を行い、会議は順調に進み――カリヤナ派族長、シャンティの番となりました。
美神ラクシュミ召喚
触媒とされる装飾品やクリスタルの類は全て没収していたはずですが……
いつの間にか運び込まれていた触媒を介し、蛮神ラクシュミが召喚されてしまったのです。
このままでは代表者達がテンパードにされてしまいます。主人公と、超える力を持つアレンヴァルドはふたりでラクシュミに対峙します。
ラウバーンは先ず召喚者のシャンティを斬り捨て、皆その隙に逃げようとするも……
カリヤナ派とテンパードにされた警備兵が現れ、挟み撃ちに。
そんな中、リセは一人「援軍」を求めて包囲網を突破。
ラウバーンも代表者たちを守るべく奮戦します。
しかし……
ラクシュミの力は強く、皆を守りながら戦う主人公とアレンヴァルドは少しずつ追い詰められてしまいます。
このままでは……という時。
援軍
リセのいう援軍とは、もう一人の超える力保持者、フォルドラのことでした。
戦う力を持たないリセは、フォルドラに助けを求めます。
そうして、彼女は自らの意思で再び剣をとったのです。
今度こそ、アラミゴの為に。
美神ラクシュミ討伐
怒りは消えずとも
主人公とアレンヴァルド、そしてフォルドラのお陰で危機は去りました。
しかし代表者たちは、フォルドラに対し、怒りとも恐れともつかない表情を向けます。
そんな感情にあてられ、フォルドラの超える力が発動。自らが虐げてきた者の怒り、悲しみを追体験し……
苦しみながら彼女は剣を放り投げ、再び牢へ戻っていきます。
そんな彼女に声をかけたのは、ラガンフリッドでした。
過去の所業は許せずとも……それらを押し殺し、たった今守ってくれたという事実に礼を言います。
フォルドラは静かに涙を流し、その場を去るのでした。
アレンヴァルド
無我夢中で、どうやって生き残ったのか、いまひとつ覚えていないくらいだよ……。
ラウバーン
貴様がいてくれなければ、吾輩も、あやうく蛮神の虜となっていたところだ。感謝するぞ……。
ヤ・シュトラ
私がもう少し早く、テンパードと化した闘士を見破ることができていれば……。
サンクレッド
王宮の外にも、かなりの数のテンパードが潜伏していてな。どうにか排除できたが、駆けつけるのが遅くなった。……すまない。
アルフィノ
リセは、かつての敵に助力を乞い、共闘することを選んだ。それが彼女なりの、理想への一歩ということだろう。
すべてのアラミゴに生きる者の為に
警備の隙をつかれた形となりましたが、結果として3人の超える力保持者のおかげで難を逃れることが出来ました。
リセの機転と、フォルドラの決断。
彼女のしてきたことは、多くのアラミゴ人にとって許せることではないでしょう。一方で、フォルドラを生み出したのは時代と環境が原因でもあります。
彼女もまた、アラミゴ人。
全てのアラミゴに生きる者のための国を造る――青臭い理想ではありますが、そのためにも復讐の連鎖はどこかで断ち切らねばならないのです。
リセは、今後も対話を継続していくことを改めて決意するのでした。
エオルゼアの剣
その後代表者会議が再開され、深夜。
主人公が王宮の空中庭園で休んでいると――
ラウバーンがやってきます。
長くかかった代表者会議は無事終了。イシュガルドの庶民院に倣う形で、民衆の代表者で構成された議会を発足させることに決定したのだそうです。
ラウバーンは、やはりアラミゴを去る心積もりのようです。
最後の夜を邪魔してはいけないと、庭園を去る主人公。
入れ替わるように、そこへ現れたのは……
ナナモ陛下がいることに驚くラウバーン。
そして陛下の言葉は、ラウバーンを更に驚かせました。
自分はもう大丈夫。心配しなくていい。生まれ故郷に帰り、アラミゴ人としてその役割を全うしてほしい。
ナナモ陛下なりに熟考し――もっとも信頼できる者に相談して、決めたことです。
アラミゴの情勢が落ち着いたらウルダハに戻ると、そう語る、そなたの目に迷いがあること……わらわが見抜けぬとでも思ったのか、みくびるなっ!
わらわが、どれほどそなたを頼りにし、どれほど信頼してきたのか、わかっておらぬのは、ラウバーン、そなたの方じゃ!
かつての誓い――わらわの剣になるというそなたの誓いは、既に新たな剣をもらっておるわ。呪剣ティソーナを継いだ、ピピンという剣をな……。
わらわは、その剣を……そして、ロロリトら共和派の重鎮たちをも使いこなす女王となってみせる、だから……!
ラウバーン……アラミゴへ帰るのじゃ!
ここが、そなたの故郷なのだから!
ラウバーンよ、笑え。わらわは、笑顔で送り出したいのじゃ。
転職活動
アレンヴァルド
あれから捕虜収容所に立ち寄って、フォルドラと面会してきたんだ。一応、助けられた者として、礼がしたかったからな。
とはいえ、ロクに口を利いてもらえなかったよ。お前と話すことなどない、だとさ。
アルフィノ
アレンヴァルドは、フォルドラと同世代だ。望まずガレアン族の血を引いて生まれたアラミゴ人に、望んでもガレアン族になれなかったアラミゴ人……。
似ているところもあれば、正反対のところもある。それだけに、気になる存在なのだろうね。
翌朝。
リセ、アレンヴァルド、アルフィノと話をしているところへ、ナナモ陛下とラウバーン、ピピンがやってきます。
ラウバーンは、ウルダハ不滅隊局長の職を「クビ」になったと報告。アラミゴに雇われ兵の職でもないか、と冗談を言います。
つまり、ラウバーンはアラミゴに残る決意をしたのです。
新政権が発足したとはいえ、リセはまだまだ経験不足。代表者達だけの運営には不安が大きかったところ。ウルダハで要職を歴任し、戦いの指揮にも長けるラウバーンがアラミゴに参加してくれるというのは、とても心強くあります。
もっとも、ウルダハにとっては手痛い損失でもありますが……そこは「新たな剣」であるピピンが上手く引き継いでくれることでしょう。
当然、リセは大歓迎。
アラミゴの新たな船出に、心強い船頭が一人増えました。
アルフィノ
いやはや、驚きの展開だが……その様子だと、主人公はこれを知っていたんだね? やれやれ、今回は見事に出し抜かれてしまったな。
ラウバーン局長……いや、もう局長ではないか。とにかく、彼が故郷に帰還するのは、喜ばしいことだろう。リセにとっても、アラミゴの民にとってもね。
アレンヴァルド
リセには、誰より心強い助っ人になるはずだ。百戦錬磨の猛将が仲間に加わったんだからな。
ピピン
他国はもちろん、ウルダハ国内の共和派に対しても、義父上の帰還を隙と取られぬよう、努力するつもりだ。
背負った呪剣に恥じぬ男になってみせるさ。
ナナモ
主人公よ、もはや多くは語るまい。ただ、そなたには格別の感謝を……。
ラウバーン
少しばかり遠回りしてしまったが、歩む道は決まった。貴様にも、迷惑をかけてしまったな……。
英雄の帰還
一段落し、ラールガーズリーチへ戻ります。
とはいえ、今後の問題はまだまだ山積みです。難民の帰還、新産業の立ち上げに加え、カリヤナ派への対応、アラミゴ人同士の断絶等、解決すべき問題はたくさんあります。そもそも解決できないかもしれません。
それでも……リセは諦めません。
カリヤナ派の次の族長の動向注視。
製塩産業の立ち上げのため、ウルダハとの折衝。
復讐の連鎖を断ち切るための対話。
そして――これからも続く帝国軍との戦いの指揮。
もともとリセは、アラミゴ解放軍のイチ組織の指揮権を受け継いだにすぎません。新政権による軍の指揮権はラウバーンに任せ、彼女はその下で学んでいくつもりのようです。
アラミゴには希望の芽が芽吹き始めました。
大切にすればきっと、この国の未来は明るいものになるでしょう。
エピローグ1 ゴウセツとヨツユ クガネにて
同時刻、クガネにて。
茶屋にて休むのはゴウセツと――
一心不乱に団子を頬張るヨツユでした。
冷酷無比な様は鳴りを潜め、さも子供のように振る舞う彼女。
ゴウセツも頭を抱えていますが……ヨツユに何が起こっているのでしょう。
侍の魂ともいえる刀を質に入れてまで得た路銀を手に、次なる目的は紅玉海の渡航。
ゴウセツとヨツユの旅路はもう少し続くようです。
エピローグ2 ゼノスの生死 ガレマール帝国
ガレマール帝国にて、アラミゴの噂話をする帝国軍士官。
主人公が討ち取り、自ら首を狩ったはずのゼノス。
帝国内では生きているということになっているようです。
しかもそれを裏付けるように、既に彼は帝国へ帰還しているといいますが……
ゼノスの死は、反乱の機運を高めるための流言だと考えている様子。
一体どうなっているのでしょうか……。
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アレンヴァルド・レンティヌス NPC | サンクレッド・ウォータース(3.X~4.X) NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | リセ・ヘクスト NPC | ラガンフリッド・ブリーカー NPC | アナンタ族 NPC | ラウバーン・アルディン NPC | フォルドラ・レム・ルプス NPC | ナナモ・ウル・ナモ NPC | ピピン・タルピン NPC | メ・ナーゴ・ラツ NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス NPC | アサヒ・サス・ブルトゥス