当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 白き女神殿騎士
- 蛮族と呼ばれる者
- 峻烈のエリヌ・ロアユ
エリヌ・ロアユの雇い主はエオルゼア方面軍団長であったガイウスよりさらに上、二代目皇帝「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」であったことが明らかになる。更に、彼女はウルダハ共和派にも情報を流していた可能性が浮上。ウルダハ国内政治の不和がより一層浮き彫りとなる。
一方、ナナモ・ウル・ナモはウルダハの現状を憂い、ある重大な決意をしていた。
順番においかけるだけでは少々分かりにくいので、クエスト名の横にどちらの話なのか追記しています。
ストーリーのあらすじ
「氷結の幻想」<イシュガルド><ウルダハ>
アシエン消滅のために
石の家へ帰ります。
暁を結成する時協同してくれていたエリヌ・ロアユが内通者であった事実に、ミンフィリアは心を痛めるのでした。
奇しくも今回、 ムーンブリダの白聖石が賢人達のエーテルを貯め込むことに成功したことで、アシエンのエーテルを封じ込めることが可能であると実証することができました。
しかし、白聖石がエーテルを保持できる極短時間の間にアシエンを消滅させる手段が現状ありません。
アシエンを封じ込めた上で、純粋なるエーテルの刃で対消滅させる必要があるのですが、アシエンのエーテル総量がわからない以上、消滅に必要な刃の硬度、つまりエーテル密度を設定することができないのです。
参考になりそうなのは、主人公がアシエン・ラハブレアを退けた時に放った攻撃です。ハイデリンの導きを受けて放った巨大なエーテルの刃は膨大なエーテルで構成されていましたが……それを人工的に行うとすれば、どれほど莫大なエーテルが必要なのか……さらに多くの情報をあつめなければなりません。
ウリエンジェとムーンブリダ
バルデシオン委員会の行方
都度報告のあがるバルデシオン委員会の消失について、新たな情報が入りました。現地に赴いたシャーレアンの調査船によれば、そこには何もなかったのです。
破壊の痕跡すらなく、ただ「無」だけがのこされていました。
さらにもう一点。
消滅したのはバル島だけではなく、島を離れていた研究員達も同様に姿を消しているのです。
それが指し示す事実は不明ですが――バルデシオン委員会が研究していたもの、そしてバル島以外でも消えた研究員達に共通していたのは、太古より伝わる「次元圧壊」という現象を研究していたということです。
それが関係しているのかもしれません。
エピローグ1 エリヌ・ロアユの雇い主
エリヌ・ロアユに関する情報を整理したところ、彼女の雇い主はエオルゼア方面軍の軍団長であったガイウス・ヴァン・バエサルではなくさらに上位である可能性が浮上します。
仮に彼女の雇い主がガイウスであれば、先のエオルゼア侵攻では情報をもとにもっと苛烈な攻めを見せていたはずです。
おそらくエリヌ・ロアユの雇い主は、エオルゼアと帝国が全面戦争になることで蛮神召喚が乱発され、エオルゼアのエーテルが枯渇してしまうことを恐れたのだと考えられます。
エリヌ・ロアユの情報をもとに、ガイウスの動きを抑え、均衡を保とうとしていた人物。第XIV軍団への命令権限を有しているのは、ガイウス、初代皇帝をのぞけばただ一人――
二代目皇帝となった「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」その人です。
と同時に、エリヌ・ロアユは帝国からの情報をウルダハにも流していた可能性があります。二重スパイだったのです。エオルゼアにおいて、戦争が長引くことで喜ぶ人物……戦争には金がかかることを考えれば、それが誰かはは容易に推測できます。
ただ一点、彼女が異端者と繋がっていた理由は疑問点として残りました。
彼等は今後この点について調査を行うことを確認します。
会談は終了し、ロイヤルプロムナードにはラウバーンだけがひとり残りました。
共和派、王党派の争いで混迷を極めるウルダハ。
その渦中で彼は――おそらく常に付いているであろう共和派のスパイがいることを承知した上で、心情を叫ぶのでした。
ラウバーン:
エリヌ・ロアユの裏切りには憤りを覚える。だが、為政者でありながら、その境遇を利用して、国民のためではなく、己の利益のためだけに、彼女を使ったことは許されざる行為だ。
聞いておるのだろう、共和派のネズミよ!貴様らの所業は、決して許すことはできない!
いつの日か、貴様らを排除し、このウルダハを正しき道に導く!
エピローグ2 ナナモ・ウル・ナモのひそかな決意
一方、ナナモ・ウル・ナモの部屋では彼女とカヌ・エ・センナ、メルウィブが集まって話をしていました。
ナナモ・ウル・ナモ
先のフロンティア計画の一件以来、砂蠍衆はロロリト派に代わり、テレジ・アデレジ派が台頭している。問題解決に臨む王党派とは裏腹に、己の利益を優先する砂蠍衆ら共和派。その共和派ですら分裂し、内紛となっているのが現状じゃ。
ナナモもまたラウバーンと同じく、共和派の動きを憂慮しています。
大きな権限を持つ彼等を、いくら王女とはいえ彼女の一存で制御できないことは先のドマ難民受け入れ拒否の件で知れているところです。
カヌ・エ・センナ:
国の柱たる民と、礎たる為政者の思想の相違。……お互いの立場が違う以上、ある程度は仕方のないこと。
ですが、同じ為政者の中でのそれは、溝が深まるほど、その上で生きる民が煽りを食う……。しかも相手は、まるで国民を見ようとしていない。
カヌ・エ・センナやメルウィブもウルダハの現状を懸念しています。
帝国という外敵が迫り、エオルゼアがまとまらねばいけない今、内政で足を引っ張られている場合ではありません。
国の宝とは、民である。
ナナモは言いました。
民のための政は、民のために行わなければならない、と。
ナナモ・ウル・ナモ:
そう、解体すべきは国家そのもの。
然るべき折にウル王朝の幕を下ろし、共和制に移行するつもりじゃ。
これによって、王党派も共和派も解散する。
その言葉が指し示すところを推しはかったカヌ・エ・センナとメルウィブは、深く息をつくのでした――
ナナモ・ウル・ナモ
……すまんな、ラウバーン。お前の忠義を裏切る形になる。
だが、今、わらわにできることはこれしかないのじゃ。
ゆるしてくれ……。
最近このサイトを知って最初から読ませて頂き追いつきました。
新生の事となるともう大分頭から抜けていたので、読みやすいまとめで思い返せてとてもありがたいです。
コメントありがとうございます。
お役にたててうれしいです! ぜひ思い出して漆黒に備えてくださいね。
先は長いですがゆっくり進めていきますので、よろしくお願いします!