当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 水晶の目
- その先に待つ者は
自身もまた「超える力」を有しているクルルは、マトーヤの持つ「水晶の目」、つまり古の光のクリスタルにてその力を発揮。エンシェント・テレポに巻き込まれたサンクレッドが高地ドラヴァニア地方に転送されていたことを突き止める。現地調査の結果、彼がグナース族の塚へ向かった可能性が浮上。更に悪いことに、ラーヴァナが再召喚されているという。
急ぎ現地へ向かう主人公達であったが、ラーヴァナと戦っていたのは謎の一行……自らを「闇の戦士」と名乗る者達であった。超える力を有すると思われる彼等と戦闘になり、絶体絶命の中。現れたのはサンクレッドだった。
ストーリーのあらすじ
「水晶の目」
光のクリスタル
隠された扉をくぐり、マトーヤと再会する一行。
「水晶の目」を使えば、自らの「超える力」を強化することが出来、サンクレッドの行方が分かるかもしれない。クルルはマトーヤに貸してくれないかと依頼します。
そう、クルルは主人公やミンフィリアと同じ「超える力」を有する者なのです。
彼女の所属するバルデシオン委員会は、「星の意思」や付随する「超える力」の研究を行っていました。その被験者でもあったクルルは、研究の過程でミンフィリアと知り合い、友人となったのです。
クルルや、クリスタルタワーのシナリオで登場したグ・ラハが所属していたバルデシオン委員会は、暁の血盟の後ろ盾になっていた機関です。しかし2.1「覚醒せし者たち」の最後に連絡が途絶え、2.2「混沌の渦動」で、アルテマ級の魔法によって研究機関のあったバル島ごと消滅してしまったことが明らかになっています。
STORY | 1.メインクエスト2.1-新生【03.失われし伝承と存在】 STORY | 1.メインクエスト2.2-新生【03.混沌の渦動】
バル島の消滅によって多くの友を失ったクルルは、暁の皆だけでも何とか助けたいと陳情。そのために「水晶の目」……「光のクリスタル」を借りたいのだと言います。
かつて、霊災のたびにあらわれ大きな働きを成してきた光の戦士。
星の意思ハイデリンは、そんな彼等に力の一部を「光のクリスタル」として分け与えていました。
古の英雄が残したそれは、今のようにハイデリンの力が弱まる前のものであり、はるかに強い力を秘めています。
クルルの超える力は「言葉の壁を超える力」が特に強く、動物とも会話が出来るほど。それは意思を感じ取る力が強いことを意味します。
魔法の結節点として強い力を有する水晶の目――光のクリスタルを使うことで、地脈を漂う意思の痕跡を追えるかもしれません。
マトーヤもここから持ち出さないのであれば自由につかってもよいとこれを許諾。
クルルは早速水晶の目を用い、自らの超える力を最大限に発揮します。
結果、サンクレッドの意思の痕跡が高地ドラヴァニアで地上に出たことをつきとめました。早速一行はテイルフェザーに向かい、捜索することにしました。
テイルフェザーでの調査
クルル:
バル島にも、こんな感じの森があってね。ついつい、おじいちゃんを思い出しちゃうわ……。
そう、バルデシオン委員会の長を務めていた人よ。孤児だった私を、育ててくれたおじいちゃん……。私が「クルル・バルデシオン」だなんて、ヒューラン族みたいな名前なのも、そのせいなの。
ヤ・シュトラ:
サンクレッドの腕は確かだけれど、地下水道の戦いで、怪我を負っていたはずだから……。この辺りには危険な魔物も多いし、少し心配ね。
アルフィノ:
(サンクレッドの人相書きを出しながら)フフ、絵心と記憶力には、昔から自信があってね。モデルが目の前にいなくても、これくらい描けるのさ。
テイルフェザーに到着した一行は、早速調査を開始したいところですが……クルルはサンクレッドと面識がありません。聞き込みのために特徴を教えてくれないかといったところ、アルフィノが嬉々としてサンクレッドの人相書きを取り出します。
卓越した記憶力と秀でた絵心を持つアルフィノの手で描かれたサンクレッドの人相書きを手がかりに、各々聞き込み調査を開始。
マルスシャンを含む数人に話をきいたところ、凄腕のヒューラン族を見たという情報がよせられました。ただし誰も顔を見ておらず、サンクレッドかどうか確証がありません。
一方、クルルが「分かたれしグナース族」から人の装備を作る材料の交換を持ち掛けられたという猟師の話を得ていました。あまり関連のある話とは思えませんでしたが……
アルフィノ:
いや、待ってくれ……ヤ・シュトラ。君が地脈から生還を果たしたときのことを思い出すんだ!
あの時、君は身ひとつで……。
あぁ、いや違う! 誤解だ……いや、違わないんだが……。
確かにヤ・シュトラも地脈から救出された際、服を失っていました。それを考えると……サンクレッドも裸であった可能性があります。
装備を失ったサンクレッドがグナース族から諸々調達しようとしたのかもしれません。
一行は、分かたれしグナース族たちの棲家であるヴァスの塚へ向かうことにしました。
ヤ・シュトラ:
絵心と記憶力に自信があって、モデルが目の前にいなくても絵が描ける……。
……アルフィノ様とは、後でじっくり話し合わないと。
クルル:
アルフィノくんだって、立派な男の子よ。
あなたも、そう思うでしょ?
「その先に待つ者は」
サンクレッドの行方
ヴァスの塚へと到着した一行は、ストーリーテラーにサンクレッドの人相書きを見せたころ、つい最近までここにいたといいます。
ある日、山から「獣の皮をまとった」サンクレッドが現れ、グナース族達は助けました。人間用の服を見立てたところ、かわりに優れた腕前で狩りを手伝ってくれていたのだとか。
しかし彼は今、ヴィソーヴニルも警戒していた蛮神ラーヴァナの再召喚が為されていることを知り、グナース族の塚に向かっています。
主人公達も急ぎ、グナースの塚へと向かいます。
ラーヴァナと戦う者達
グナースの塚へ到着した時、既に戦いが起こっていました。
サンクレッドかと急ぎ内部へ向かうと……
ラーヴァナと戦っていたのは、黒い衣に身を包んだ見知らぬ一行だったのです。
またたく間にラーヴァナを討伐してしまった戦士達。
戦い終わった彼らのもとへ近づいた時、超える力が発動します。
超える力
貴様たちアシエンを倒し、歪められてきた歴史を、俺たちの手に取り戻す!
英雄気取りめ、愚かなことを……!
それで世界が救えると、本気で信じているのか!
やってやるさ! 俺たちは、必ず救ってみせる!
闇の戦士
その時。
突如武器を振り上げ、彼等は攻撃を仕掛けてきたのです。
不意の……そして強力な攻撃に瓦解する主人公達。
絶体絶命かと思われた時。
現れたのはサンクレッドでした。
サンクレッドの攻防
闇の戦士:
光の戦士よ、覚えておくがいい。我々は、闇の戦士……お前とは異なる道を歩む者だ。
いずれ、また会うことになるだろう……。
闇の戦士と名乗った彼等は去り、サンクレッドとも無事に再会……しかし、ここはグナース族達の本拠地。
喜びもそこそこ、ひとまず安全な場所まで逃げることになりました。
クルル:
ごめんなさい、ちょっと気持ち悪くて……。久しぶりに過去を視たっていうのもあるけど、この辺り一帯に満ちる意思の囁きがね……。
(グナース族達はテレパシーのような形で意思統一を図るが、それが彼女に悪影響を及ぼしている。)
アルフィノ:
クルルさん、大丈夫かい?立て続けにいろいろあって、疲れたとは思うが……。
ヤ・シュトラ:
どうにか振り切ったようね。サンクレッドと再会できたのはいいけど、想定外の状況の連続で、少しばかり混乱しているわ。
サンクレッド(と相棒)の大冒険
ウルダハ地下水道での戦闘中、ヤ・シュトラのエンシェント・テレポによって高地ドラヴァニアへと飛ばされたサンクレッド。
その影響で装備はおろか着ていた服も失ってしまった彼は、削った黒曜石をナイフ代わりに魔物を仕留めて肉と皮を手に入れ、彷徨った挙句ヴァスの塚へとたどり着きます。
彼らと取引して服を用立ててもらう中で、蛮神ラーヴァナの話を聞いたサンクレッドは、蛮神の動きを追っていればいずれ暁の者と会えるだろうと考え、グナース族の塚の周辺を探っていました。その時、主人公達と闇の戦士が戦っている場面に遭遇したのです。
闇の戦士達。一体何者なのでしょうか。
主人公とクルルは、彼等がアシエンと対峙する過去を垣間見ています。アシエンと戦い、蛮神を圧倒する戦士達。ただの皮肉で「闇の戦士」を名乗っているようには思えません。おそらく彼らもまた「超える力」を持っているのでしょうが……。
とはいえ、これ以上調査は難しいでしょう。
主人公達はひとまずヴィゾーヴニルの元へ向かい、武神ラーヴァナが討伐された報告をすることに。一方、クルルはマトーヤのもとでミンフィリア捜索の調べ物をするため、ここで別行動をとることとなりました。
クルル:
「闇の戦士」たちが「超える力」の持ち主だとすれば、私たちの過去が、覗き見られた可能性があるわ……。
正直言って、あまりいい気分がしないわね。
サンクレッド:
俺が地脈から抜け出たのは、霊峰の北側だった。そこから西回りに南下して、こちらに辿り着いたのさ。この左目は、その時にちょっとな……。
ヤ・シュトラ:
話を聞くかぎり、目撃証言があった「凄腕のヒューラン族」は、サンクレッドではなさそうね。
きっと「闇の戦士」を名乗った、奴らのことなんでしょうけど。