当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 悲しみ背負って
- 想定外の協力者
- 珍客来る
新たに召喚された蛮神はパパリモの魔法によって封じられているものの、どうやら既に覚醒状態にあるようだ。対策が同盟軍会談で話し合われるのだが、有効な選択肢がない。
八方塞がりの状態を打開したのは、元帝国軍幕僚長のネロだった。
彼はバハムートを捕らえし者、カルテノー平原地下に眠っているとされるオメガを使うことを提案。危険は伴うが、エオルゼア同盟軍はこの起動作戦を承認する。
一方、石の家には東方からの来訪者、ゴウセツが訪ねてくる。ユウギリの知人である彼は、主君の危機に際してドマの同胞の協力を得るためにはるかエオルゼアまでやってきた。暁の敵が帝国であると知ると、彼もまた協力を申し出る。
ストーリーのあらすじ
「悲しみ背負って」
石の家へと帰った主人公とアルフィノ。
鉄仮面がイルベルドだったこと。
竜の眼を手に入れた彼が蛮神召喚をしたこと。
そして……その蛮神を、パパリモが命を賭して止めたこと。
アリゼー、タタル、ウリエンジェは、その報告に驚き……そして悲しみます。
話を聞いてすぐ、ヤ・シュトラはクルルと共に光の繭の観測へ。
ウリエンジェもまた書物による調査のために砂の家へ帰りました。
皆、押しつぶされそうな気持ちを隠すために……。
なにより、悲しみにくれている時間はないのです。
その後、リンクシェル通信にて「光の繭」対策のため、緊急会合が行われる旨連絡が入ります。情報収集はタタルに任せ、主人公、アルフィノ、アリゼーはグリダニアへと向かいます。
「想定外の協力者」
東方からの珍客
ベスパーベイにて。
すまぬが、そちらの御方……ここは「エオルゼア」でござるか?
そうかそうか……。
少々苦労したが、どうにか辿り着いたわ。
このような小船では、エオルゼアには辿り着けぬだと?
知ったかぶりの船乗りどもめ、気合いがあれば、成せぬことなど何もないわい!
ガーハッハッハッ!
しかし、さすがの拙者も、飲まず食わずで船をこぎ続けるのは、少々堪えたでござる!
どこかで、腹ごしらえでも……。
……いやいや、こんな時こそ気合い!
我が使命を果たすことこそが、優先でござる!
空腹ごときで、立ち止まってはおれぬわ!
突如現れた東方風の大男に騒然となるベスパーベイ。
その様子を、ちょうど砂の家へと戻ったウリエンジェが目撃していました……。
会談
グリダニア、不語仙の座卓。
緊急事態とのことで、今回は各国グランドカンパニー盟主に加え、シドの姿もありました。
イルベルドが召喚した新たな神。そしてそれを封じた光の繭。それは依然として消えることなく、バエサルの長城上空に存在しています。
ヤ・シュトラの観測結果によれば、その内側には蛮神級エーテルが内包されており……それだけでなく、接近を試みた帝国軍の飛空戦艦が繭に撃墜される事件が発生。
その蛮神は動きこそ封じられているものの、既に覚醒している可能性が高い。しかも「バハムート」の如き力を有しているのです。
早晩封印が解かれてしまうことは明らか。
その一方で、対策しようにも不用意に近づけば強烈な一撃を喰らいかねない……。
八方塞がりの状況を打ち破ったのは、意外な来訪者でした。
ネロ・スカエウァ。かつて第XIV軍団の幕僚長として、主人公の前に立ちはだかり――クリスタルタワー調査の際には「ノア」の一員であった男です。
そんな男が出した対策は……一見、ひどく受け入れがたいもののように感じられました。
バハムートを捕らえし者、オメガを起動させる。
カルテノー平原に眠っているオメガは、暗にその領有権を巡ってエオルゼア三国が争い続けています。休眠状態とはいえ……以前にはテレジ・アデレジがオメガを狙い、暴動未遂まで起こした強大な「力」です。
同じ古代兵器であるアルテマウェポンを起動させた自分であれば、そのオメガを起動させることも出来る。どれだけ強大な力であろうと、今眠っているということは人の手で制御できるはずだと豪語するネロ。
ネロ:
道具は道具……どう使うかは、人次第ってヤツだ。オメガを地中に埋めたまま、アウトロー戦区だなんだと、奪い合いを続けたいなら、そうすればいいさ。
道具を使う人がアラグと同じ過ち侵させないために、オレたち機工師がいるンだろうが!
「技術は自由のため」ってのは……シド、確か、お前の会社の理念じゃなかったか?
自らが掲げる理念を問われ、迷うシド。
当然ネロのことは心底信用出来ませんが……万が一のときは主人公も手を貸すと宣言。彼も腹を括りました。
かの機工師だけに責を負わせられないと、グランドカンパニー盟主の名においてオメガ起動は正式決定。中立な立場として暁の同行も決定し、いよいよオメガ起動作戦が動き出します。
新入り
会議の後、アルフィノはまず繭の様子を伺うために東武森林へ向かい、その上でカルテノー平原へ行くメンバーを選抜したいと申し出ます。
ちんたらやらずにすぐ現地に向かおうと言うネロに対し……
アリゼーは一蹴。
暁は一度石の家で集まることになりました。
アルフィノ:
アウトロー戦区は、各都市の利権が絡む場所。
中立の立場を採る「暁」が同行する意味もありましょう。アリゼー:
それだったら、ドマの忍びさんも同行をお願いできる?
ネロだか何だかってのが、怪しい動きを見せたら、斬り捨てちゃってちょうだい。
「珍客来る」
主君からの使命
ネロ:
ガーロンドのフネ、気密キャビンも備えてねぇなんて、まったく最悪な乗り心地だったぜ……。
それにしても、妙な装置を積んでやがンな……。
アリゼー:
帝国出身ってだけで、差別する気はないけど、ネロってのが油断ならないヤツってのは、わかる気がするわ。
ユウギリ:
あの男……好かんな……。
タタル:
ここは、ネロという人にもお茶を出すべきか、帝国軍と因縁がある「暁」の受付としては、迷ってしまいまっす。
アリゼー:
バハムートを捕らえし者「オメガ」か……。相対するのは、バハムートを超える存在として、呼び降ろされた「新たな神」……なんだか因縁を感じるわね。
シド:
蛮神に対抗するため、古代アラグの兵器を用いる。ガイウスも同じ事をやったが、ヤツはその武器を人にも向けた。そうならないよう、俺たちが手綱を握るしかないな……。
ユウギリ:
あの男が妙な気をおこさぬよう見張っておくさ。
東武森林からアルフィノとイダも石の家に到着。
現地では引き続きヤ・シュトラ、クルル、サンクレッドが繭の監視を継続しているとのことです。
さて、話を始めようとしたところ……
なにやら暑苦しい東方風のルガディン族が現れました。
ウリエンジェの紹介で石の家を訪れたという彼はゴウセツと名乗ります。奇遇なことに、ユウギリの知人なのです。
彼は「主君」のかつてない危機のを救うため、ドマの仲間を求めて小舟一つで東方から無謀な船旅を続けてきたのです。しかし……
しかしユウギリは、主君からドマの民を逃し、何事があっても守り抜くことを厳命されています。その手助けをしてくれた恩人である暁に恩義を返さねばならぬと、これを断るのです。
ぐうの音もでないゴウセツ。
そこへ、しびれをきらしたネロが口を開きます。
「帝国」の言葉を聞いた直後、目の色が変わるゴウセツ。
血気盛んに助太刀を申し出るのでした。
ネロ:
ここが、お前ら「暁」の本部か……。賢人どもが集まる場所と聞いて期待していたンだが、魔導技術の欠片もありゃしねぇ……。
つくづくエオルゼアの奴らは、遅れてるってのを実感するぜ……。
タタル:
失礼な人でっす。この「石の家」にだって、最新の魔導技術があるでっす。
ウェッジさんが、私のために作ってくれた、魔導湯沸かし器「シュワシュワケトルXIV世」という、優れモノがあるのでっす!ネロ:
「シュワシュワケトルXIV世」だぁ?
このオレ様の手にかかれば、そんなガラクタより、よほど素早く簡単に湯を沸かす魔導機械が出来上がるぜ。
ユウギリ:
まさかエオルゼアの地で、ゴウセツと再会することになろうとは……。
ゴウセツ:
帝国軍の雑兵など一刀両断!
我が大刀で斬り伏せてくれるわ!アルフィノ:
やれやれ、今日は本当に妙な客ばかりが現れる日だな。いずれも心強い協力者だ……と思いたいのだが……。
シド:
どうしてお前の下には、こうも特徴的なヤツが集まるんだ?
アリゼー:
あれが東方風の装束なのかしら……。
タタル:
絶対、あのネロという人には、衣装を作って、あげないのでっす……。
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(2.X~3.X) NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | クルル・バルデシオン NPC | ウリエンジェ・オギュレ(2.X~4.X) NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | カヌ・エ・センナ NPC | シド・ガーロンド(3.X~4.X) NPC | メルウィブ・ブルーフィスウィン NPC | ラウバーン・アルディン NPC | アイメリク・ド・ボーレル NPC | 霧隠のユウギリ NPC | ネロ・トル・スカエウァ NPC | イダ・ヘクスト