当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 邪なる手引き
- 失われし伝承と存在
- 石の家へ
無事、善王モグル・モグXII世の討伐に成功した主人公。今まで蛮神召喚などしたことがないモーグリ族の動きに、アシエンの影を感じ取る。
一方、砂の家移転計画は順調に進んでいたが、その最中白き衣のアシエン・エリディブスが現れる。彼は自らを調停者と名乗り、主人公たち超える力を有する者にとある忠告をするのだった。
幸いに本格的な戦闘にはならず、暁も石の家へ無事移転完了する。きな臭いものをのこしつつ、暁の活動は続く。
ストーリーのあらすじ
「邪なる手引き」
無事に善王モグル・モグXII世を討伐した主人公は、顛末を報告するためにグリダニアへ戻りました。
危機が去ったことを喜ぶカヌ・エ・センナ。
ところで、従来蛮神召喚に手を染めることのなかったモーグリ族。
彼等に神降ろしの方法を教え、唆した存在がいると考えるのが自然であり――それはアシエンに違いありません。
クポロ・コップの「5年前にモーグリ家臣団が、仮面の男から王様の呼び方を教わったと言っていた」という証言もそれを裏付けました。
蛮神問題の真なる解決には、アシエンをどうにかしなければなりません。
ひとまずグリダニアの危機は去りました。
主人公は砂の家に戻ります。
「失われし伝承と存在」
砂の家移転が始まりました。
今後砂の家は暁所属の冒険者のため、集いの館として開放されます。
本人たっての希望で、執務長としてウリエンジェが残ることになりました。
彼は、主人公に言葉を贈ります。
ウリエンジェ:
……歴史は記憶に依って成るもの。ひるがえって、人もまたしかり。
記憶に依らぬは、薄絹の宵闇にひるがえるがごとく。いずれは、闇に溶け行く運命。
されど、薄絹は暗中に変わらず在り。しかして……其は人に、歴史に通ず。
その時、砂の家にミンフィリアの悲鳴が響きます。
主人公は執務室に駆け付けたとき、超える力が発動するのでした。
超える力
片付け中のミンフィリアは、突然背後から声をかけられます。
振り向くと、そこには白い衣をまとい、仮面をつけたアシエンがいたのです。
白き衣のアシエン は自らを「調停者」と名乗りました。
彼 は、主人公が倒したアシエン・ラハブレアが生きているといいます。
アシエンは不死の存在です。
憑依の媒体である闇のクリスタルを破壊したところで、存在が消滅するものではないのです。
また、アシエンは「認識」しなければ存在を知覚することができない、不確かな存在。人がアシエンの存在を知らず、その存在を認識できないため、多くの人間にその姿を認識することができません。
ただし、ミンフィリアや主人公等の超える力を持つものは別です。
超える力とはいったい何なのか。
白き衣のアシエンは、人は超える力の真なる能力を引き出してはならないといいます。
また、人が超える力を受け入れた時、アシエンと超える力を持つ者の目的はひとつとなり、同士となるといいますが……。
立ち去ろうとしたアシエンをミンフィリアが追ったその時、振り向きざまに放った何かがミンフィリアを貫きます。
悲鳴をあげるミンフィリア。
アシエン・エリディブス:
やはり、超える力を持つ者を取り込むことができぬようになったか……。「アーダー」も考えものだな。
アシエン・エリディブス
幸い、ミンフィリアは無事でした。
悲鳴をきいて駆けつけたウリエンジェに、ミンフィリアはバルデシオン委員会を経由して禁書の閲覧許可をもらうように依頼します。
暁は、早急にアシエンのことを知る必要があるのです。
自らを調停者と名乗るアシエン・エディリブス。
黒き衣のアシエン・ラハブレアと、目的を違えている様子ですが、彼の行動を見る限り、やはり人間の味方とは思えません。
主人公は残った気配をたどり、白き衣のアシエンを追いかけますが――なんと彼は砂の家の外で主人公を待っていたのです。
彼は語ります。
もうすぐハイデリンが失われる。いや、本来の姿に戻るのだと。
白き衣のアシエンは自らの目的を、理のもと、正しき道へと導くことだといいます。
彼の名はアシエン・エリディブス。
真なる神と人とを紡ぐ調停者。
白き衣のアシエン――アシエン・エリディブスは、次の瞬間消えてしまいました。
「石の家へ」
アシエン問題はひとまず、主人公は、引っ越し前の砂の家で最後の仕事を託されます。
それは、アラミゴの密偵であったミンフィリアの父による手記をウリエンジェに渡すこと。
手記には様々な帝国情報に加え、帝国の持つ蛮神情報も綴られているのです。
最後の仕事が無事に終了した主人公に、一歩先に石の家へ到着しているミンフィリアから連絡が入った。
ミンフィリア:
そうそう、さっそくなんだけど……。あなたに伝えたいことがあるの。
一度、「石の家」に来てくれるかしら。
フフ、心配しないで。 テレポの……エーテライトの利用料金くらい支給するわ。
新たな拠点、石の家に勢ぞろいした暁の血盟。
表だった組織となった暁には、これから更にさまざまな要求が為されるでしょう。
しかし、アルフィノは自らが政治的な問題を引き受けることを宣言。他メンバーが従来通り個々の活動に専念できる体制を維持することを宣言するのでした。
いよいよここから、暁の血盟が再始動します。
エピローグ
バルデシオン委員会の不通
挨拶も済んだ頃、砂の家からウリエンジェがやってきます。
依頼通り禁書閲覧のためバルデシオン委員会に何度も連絡をしているのだが、何故か連絡がつかないのだとか。
ミンフィリアも友人や本部に連絡をしてみますが、結果は同じでした。
強力な魔法障壁で守られたバルデシオン委員会。
アシエンですら容易に通れないはずの場所で、一体何があったのでしょうか……。
アシエンの動き
アシエン・エリディブスによってもたらされた情報を信じるならば、主人公が倒したと思われていたアシエン・ラハブレアも一時的に消されただけで、完全消滅したわけではありません。
アシエンを倒すには、闇のクリスタルを壊すだけで不可能。
根本的に方法の変更をしなければなりません。
暁の次なる目的として、アシエンの完全消滅の方法を探ることは責務です。
すべてはエオルゼアのために。
一方、アシエンの拠点と思われる牢獄では、アシエン・エリディブスとアシエン・ナプリアレスが何やら話をしていました。
アシエン・ナプリアレス:
別に用はないが……ただ、俺たちが動く前に、調停者殿がしゃしゃり出てくるとは驚きでね。
アシエン・ナプリアレスは、エリディブスを咎めるような発言をします。
アシエン・エリディブス:
奴等は七度の「アーダー」を生き延び、また力をつけた。 ……侮れぬぞ。
お前たちは、お前たちで動けばいい。それが、ゾディアーク様の命なのだから……。
アシエン・エリディブス:
私も私で、やらねばならぬことがある。
お前たちとは異なる、私に課せられた命を遵守するために。
アシエンは一枚岩ではないのでしょうか。
調停者とは。「アーダー」とは。
そしてエリディブスの目的である……
「人の覚醒」とは一体。
物語は続きます……。