エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 朱色慕情
続いて、朱雀のアラミタマを鎮める。
一羽の鳥として愛していたという彼女と、テンゼンの出会いの物語を聞く。
ストーリーのあらすじ
「朱色慕情」
次なる戦いへ
再び玄武から手紙が届き、座敷わらし……タタルと共に醴泉神社へやってきました。
新参のカマイタチ
タコ焼き食べちゃったこと、座敷わらしにバレてないよな……?
セイテンタイセイ
社に引き籠もってばかりでは身体がなまるのでな、時折、白虎どのに手合わせをお願いしているのだ。
だが流石は音に聞こえた四聖獣よ。このセイテンタイセイの本気を以てしても、まるで赤子をあやすが如くにあしらわれるだけとはな。
ソロバンは特殊な修行中であり、不在でした。
さて、今回呼ばれたのは次なる四聖獣、「朱雀」鎮魂のためです。
テンゼンに特別な想いを抱いていたという朱雀は、アラミタマの影響も強く出始めており、主人公に対して好戦的です。四聖獣である前に、私はテンゼンを愛した一羽の鳥だ。主人公を倒し、彼の代わりなどいないと証明するのだと憚らず、玄武や白虎の言葉にも耳を貸しません。
戦いの場所は、獄之蓋の更に底。朱雀の住む巣穴とされました。
玄武
すまんが……「朱雀」のこと、よろしく頼むぞい。
新参のカマイタチ
朱雀さま……綺麗だなぁ……。
おい、お前!朱雀さまが痛くないよう、優しく鎮めるんだぞ!
博識のセンリ
おみゃーなら、朱雀さまを助けることができるはずニャ。
朱雀征魂戦
朱雀とテンゼンの出会い
地脈を自在に操る朱雀との戦いに勝利しました。
彼女は四聖獣の中でも特にテンゼンへの愛が特に深く、アラミタマ開放に伴い、主人公をテンゼンと間違うような言動もみられていました。
朱雀は、これまでの無礼なふるまいを謝罪。
そして彼女とテンゼンとの思い出を語ります。
遙か遙か、遠い昔の話です。私は、燃えさかる炎のような、紅く煌めく体毛を持って生まれてきました。
その姿は幸か不幸か、再生の神通力を持つとされる伝説の鳥、「鳳凰」と酷似しておりました。ゆえに多くの人々が、不死の力を得ようと、私を捕らえようと追い続けたのです。
しかし、彼だけは……テンゼンだけは、この身を、ありのままの存在として見てくれた。
だからこそ、私は彼に惹かれ、彼の助けとなりたかった……。
異能の力を持つテンゼンと、百年以上もの時を生きる四聖獣は、新たな仲間を増やすにつれ、人々に恐れられるようになりました。それでもなお、彼は人々を恨まなかった。むしろ率先して人々を救うため、旅を続けたのです。
東に怪異あれば行って斃し、西に幽鬼あればこれを祓う。
そうするうちに人々の印象は、少しずつ変わっていき……ついには、帝より黄龍討伐の命を賜ったのです。
アラミタマに心を呑まれて暴走した黄龍との戦いは苛烈を極め……当時、たかだか百年生きただけの獣に過ぎない私たちは、為す術もありませんでした。
……そう、私たちは何もできなかった。この地を死地と覚悟を決め、自身のすべてをもって、黄龍と相討ちになろうと突撃するテンゼンを、止めることすら……。
散りゆくテンゼンを見て、私は強く想いました。この身が鳳凰であったなら……鳳凰が持つと伝えられる再生の力で、愛するヒトを救うことができるのに、と!!
……それから数百年後、何の因果か、私は瑞獣へと裏返ることで再生の力を手に入れました。彼を救えなかった後悔が、そうさせたのかもしれません。
今の私には力がある。
大切なヒトが守りたかったものを守るための力が。
魂のバランスを取り戻した朱雀と共に、神社へと戻ります。
ソロバンの降霊術
朱雀
今の私には力がある。大切なヒトが守りたかったものを守るための力が。そう思えるようになったのは、あなたがアラミタマを鎮めてくれたからこそです。ありがとう、主人公。
新参のカマイタチ
白虎さまに続いて、朱雀さまも鎮めちまうなんて……。はっ! まさかお前……次は僕のことを!?
博識のセンリ
朱雀さまのアラミタマを鎮めてくれたみたいだニャ?
ニャっぱり、おみゃーはただものニャないニャ。
白虎
それにしても、「ららへる」というヒトの種族は、ずいぶん小さい身なりをしているのだな……。
長く生きる瑞獣達は、余りある時間によって苦悩することが多いといいます。一方で、立ち上がるための時間もまた、充分にあるのです。朱雀はようやくテンゼンの死を受け入れ、立ち直ることができました。
ところで、ソロバンはどうしているのでしょうか。
指をさすその先には……
ソロバンとは似ても似つかぬ……いや、どちらも亀なので似てはいるのですが、空飛ぶ亀が登場。
ソロバンは修行中、祝詞を間違えて降霊術を発動させてしまい、亀の魂をおろしてしまった結果、この姿になってしまったのです。そのうち戻れる彼はこのまま放っておいて、主人公は体力回復に努めます。
ソロバン
えぇ~……オイラ、本当にこのままなのぉ~……?
白虎
朱雀の苦悩は理解できる。我ら四聖獣はテンゼンのことを慕っていたからな。
無論、青龍もな。
朱雀
テンゼン……どうか私を見守っていてください……。
博識のセンリ
朱雀さまは、炎のように真っ赤な羽毛を持って生まれてきたらしいニャ。その姿を見て「鳳凰」と勘違いしたヒトどもは、不死の力を得ようと、朱雀さまを追いかけ回したらしいニャ! まったく、野蛮な奴らだニャ!
ニャけどテンゼンだけは、朱雀さまのありのままを受け入れたのニャ。そんなテンゼンの優しさに朱雀さまはコロッといってしまったんだろうニャァ。相変わらず、あの男は天然の獣たらしニャ!
その後テンゼンを失い、鳳凰と似た再生の力に目覚めた朱雀さまは、戦争や疫病で失われかけた多くの命を救ったと言われているニャ。