エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ただ、春の夜の夢のごとし
四聖獣は揃ったのだが、力及ばず黄龍は復活。その上、玄武が攻撃によって命を落としてしまう。
万事休すかと思ったその時、一行を守ったのはテンゼンだった。
テンゼンと主人公が協力し、黄龍の力を押さえつけている間に、ソロバンは自分の魂が消えることも顧みず玄武を降霊。四聖獣が再び揃い、テンゼンと主人公の力も込め、今度こそ黄龍の封印に成功した。
紅玉海の危機を救い、主人公とタタルは膨大な報酬を受け取る。
一方、修行により玄武よりも妖力が強まっていたソロバンは、次代の玄武としての修行に励むことになったようだ。
こうして、言葉を話す獣達との夢のごとき物語は幕を閉じたのだった。
ストーリーのあらすじ
「ただ、春の夜の夢のごとし」
青龍
四聖獣の皆には、ずいぶんと迷惑をかけてしまった。黄龍を再封印することで、少しでも報いてみせるよ。
新参のカマイタチ
ついに四聖獣さまが揃った! これで黄龍のヤツはおしまいだな!
タタル
もし黄龍が復活してしまったら、高額の報酬が……もらえないのでっす!
なんとしてもそれだけは避けなければならないのでっす!!
醴泉神社に到着。皆のおかげで辛うじて封印は保たれていました。
青龍も合流し、四聖獣全員の力で黄龍再封印の儀が行われます。
鎮石の妖力が弱まり、再封印は成功……したかに思えたのですが。
直後に封印は解かれ。
黄龍が復活してしまったのです。
強力な攻撃は玄武の甲羅を貫き、彼はあっけなく命を落としてしまいます。
黄龍は恨みを込め、更に強力な一撃を放ちます……
万事休すかと思ったその時。
それは、夢のごとき風景。
一行を守ったのは、テンゼンその人だったのです。
主人公はテンゼンと協力し、黄龍の力を押さえつけます。
しかし再封印しようにも、玄武を失っては……。
再封印
立ち上がったのは、ソロバンでした。
彼が唱えるは、以前誤って発動させてしまった降霊術の祝詞。
しかし、力のある玄武を降ろすということは、ソロバンの魂が消失してしまうことを意味しています。
それを聞いたら、ちょっとやめたくなるなぁ~。でも、そういうわけにもいかないよぉ~。
きっとこれはオイラにしかできないことだからさぁ~。
さよなら、みんなぁ~。碧のタマミズのみんなに、よろしく伝えてよぉ~。
それでも……ソロバンはいつものようにのんびりと降霊術を敢行し、玄武は復活。
四聖獣、主人公、そしてテンゼンの力で、再封印の術は完全な形で施されました。
次代の玄武
タタル
……終わった……んでっすよね……?
白虎
黄龍の復活は阻止することができた。ソロバンという尊い犠牲のおかげでな……。
朱雀
テンゼン、あなたは……。
青龍
一時は道を踏み外しもしたが、今はここにいられてよかったと思うよ。
新参のカマイタチ
な、なんだ……黄龍ってたいしたことないんだな!
次は四聖獣さまが出るまでもない、この僕が相手になってやる!
博識のセンリ
ここにいる連中は、結局のところ逃げ出せず、物陰からこっそり見守っていたニャ。万が一のときは、飛び出す覚悟だったのニャ。
怨讐のイヌガミ
クソ雑魚カマイタチが元気になってきたということは、どうやら本当に終わったようだワン。
晩鐘のコマイヌ
鎮石を守るという我らの役目は、これからも続いていく。
百雷のヌエ
いやぁ~、どえらかったぁ~。
憂慮のクダギツネ
ああ、玉藻御前様……私は、いつまでもあなたの帰りをお待ちしています……。
セイテンタイセイ
あっぱれなご活躍! さすがは四聖獣と主人公殿だ。そなたらこそ、真の英雄と呼ぶに相応しい!
こうして、黄龍の復活は阻止されました。ソロバンの魂を犠牲に……と思っていたのですが。
なんと、ソロバンの魂は残っていたのです。
降霊術は、術者より大きな魂を降ろそうとした場合に術者の魂が消えてしまうリスクがあります。四聖獣である玄武の魂はとても大きいのですが……ソロバンは風水玉手箱による修行の結果、彼よりも強力な妖力を得ており、助かったのでした。
ソロバンは助かりましたが、それは降霊術の効果が切れ次第、玄武の魂があるべきところに戻ることを意味します。
今の玄武の願いは、降霊術の効果が切れる前に「ソロバンを次代の玄武として育てる」こと。
四聖獣の素養たる、「東方の地を守る力と心」を備える彼こそがふさわしいと、他の者たちも異議ありません。
ソロバンはいつもの安普請で、次なる玄武になることを決意してしまうのでした。
さて、物語はひと段落しました。タタルと主人公は報酬の準備ができるまでの間、神社の皆と最後の挨拶をします。
最後の挨拶
白虎
アラミタマの呪縛から解かれ、黄龍の再封印も成したとなれば、我らはこれまでのように、この地の平穏を見守るだけよ。長き年月を経て、ふたたび封印にほころびが生じようとも、その時は二代目玄武たるソロバンが役目を果たしてくれよう。
……が、今は束の間の平和に浸ろうではないか。ソロバンが、テンゼンが、我ら四聖獣が……そしてお前が守った、この平穏な時にな。庇護すべきモノのために戦い続けるお前の勇気は、テンゼンのように、後の世にも語り継がれていくことだろうな。
……っと、長話になってしまったな。
いかに長く生きようとも、別れというのは慣れるものではない。人語を操る奇天烈な獣どもが見たくなったなら、また社を訪れるがよい。
朱雀
ソロバンのことは心配いりませんよ。彼が立派に次代の玄武となれるよう、私たちが手助けを行っていきますから。
それにしても……再びテンゼンの姿をこの目で見る日が来ようとは、夢にも思っていませんでした。
願わくば、一言だけ彼に伝えたかった。鳳凰に似て生まれたことを呪いながら生きてきましたが、今は、この身を愛おしく思えるようになった、と。
きっと伝わっている、ですか……そうだといいですね。フフフ、彼はまっすぐなヒトですが、少々鈍感ですから。
いずれにせよ、あなたと出会わなければ、このように笑い合うこともできなかったことでしょう。朱雀 : 感謝していますよ、主人公。たまには社に遊びに来てくださいね。
青龍
あの時現れたテンゼンがなんだったのか、僕なりに考えてみたんだ。
……テンゼンは、過去の戦いで黄龍と相打ちになった時に、自らの魂を鎮石に封印していたんだろう。いつか封印が解かれ、黄龍が顕現する日に備えてね。
しかし、なんのために……? 魂だけの存在になってしまっては、黄龍を再封印することはできないのに。せいぜい彼にできるのは、同じ力を持つ者に力を分け与えることぐらいしか…………
……そうか、テンゼンは信じていたんだ。僕たちが、いつかキミのような英雄を連れてくることを……数千年も前から、ずっと……。
……はあ、やっぱりテンゼンにはかなわないな。だけど、いつか絶対に超えてみせるよ。それが彼との誓いだからね。その前に、まずはキミを超えないとだな。もちろん、アラミタマの力には頼らずにね。だから、それまで長生きしてくれよ。
新参のカマイタチ
べ、別にお前たちがいなくなったって、寂しくなんかないぞ! そもそも、僕は最初から気に入らなかったんだ!
……でも、たまになら遊びに来ることを許してやってもいいぞ……。
博識のセンリ
おみゃーたちのことを後世に語り継いでいくことが、この博識のセンリに残された最後の役目だニャ。
怨讐のイヌガミ
ずっとヒトを呪い殺し続けてきたけど、キミたちのようなヒトもいると知ることができて、安心したワン。どうか呪われることなく元気でいてくれワン。
晩鐘のコマイヌ
ここは醴泉神社、黄龍の封印を守る瑞獣たちが集う社。唯一、ヒトの身で立ち入りを許された例外が、汝らだ。
いつでも好きな時に訪れてくれ。
百雷のヌエ
いや~、お前たち、どえらいなぁ~。
憂慮のクダギツネ
玉藻御前様のように、あなた方もこの社を去ってしまわれるのですね……。では送り出しましょう、晴れやかな気持ちで……うぅ……。
セイテンタイセイ
そなたらと別れるのは惜しい……が、同じ空の下にいる限り、いつか再会する日も来よう。
その時は、再度お手合わせ願えるだろうか?
別れの時
その後、文字通り山ほどの報酬を受け取りました。
暁の財政危機は脱し、十分にお釣りがくるでしょう。
さて、別れの時となりました。
ソロバンは碧のタマミズに帰らず、このまま修行に入るといいます。玄武となる修行は厳しく、社を出ることすら叶わないといいます。
……降霊術の効果が切れるまで、五百年もあるとはいえ。
ひとりで喧嘩をするソロバンと玄武は放っておき、主人公とタタルは帰ります。
言葉を話す獣達との、不思議な体験を胸にして。