当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 霊峰を越えて
- 意外な姿
- 雲海のモーグリ族
- モグタンの試練
- モグムグの試練
- モグポンの試練
- モグリンの結果発表
- カヌ・エ・センナの懸念
ドラゴン族の手引で「霊峰ソーム・アル」を登り、山頂に待つニーズヘッグの”つがい”であるティオマンを退け、ドラヴァニア雲海へと到達する。
広い雲海のどこでフレースヴェルグがいるか悩んでいると、なんと雲海にもモーグリ族の姿が見られた。
主人公達は彼らの協力をえてフレースヴェルグの居所を掴むため、黒衣森のモーグリ、そしてカヌ・エの協力を得て雲海のモーグリ族の信頼を得るため依頼をこなす。
無事信用された主人公は、フレースヴェルグにあうためのラッパを受け取る。これでフレースヴェルグと対話をする算段はついたのだが、カヌ・エはエスティニアンの持つ竜の眼が災厄となることを恐れるのだった。
ストーリーのあらすじ
雲海のモーグリ族
手段は違えど
グナース族が召喚した蛮神「ラーヴァナ」を討伐した主人公達は、今再び不浄の三塔へ。
ヴィゾーヴニルは人の身で蛮神を退けた事実に驚き、ここ最近の懸念であった蛮神の心配がなくなったことを喜ぶとともに、約束を果たしてくれることになりました。
霊峰ソーム・アルには、「モーン大岩窟」の最深部より向かいます。
ここより「霊峰ソーム・アル」にかけては、死期を悟ったドラゴン族達が最期に訪れる場所であることから別名ドラゴン族の墓場とも呼ばれ、故に聖地とされています。
ソーム・アルを守護しているのはニーズヘッグの“つがい”とされる「ティオマン」。強力なドラゴン族との対峙となること、そしてニーズヘッグゆかりの竜が相手となることをイゼルは忠告するのですが……
エスティニアンは「立ちふさがるなら屠るだけだ」とこれを一蹴。
エスティニアン:
女、勘違いするなよ……。俺はイシュガルドの民を守るために来たのだ。
それに、対話するのはフレースヴェルグだろう?
その雌竜を屠れば、ニーズヘッグの侵攻の翼も鈍ろうというもの……それが蒼の竜騎士である、俺の務めだ。
ドラゴン族との融和を求めるイゼルと、ドラゴン族からイシュガルドを守るために槍を振るうエスティニアン。
「全面衝突を避けたい」という大義は同じでも、手段が大きく異なる2人は平行線のまま、決して交わりそうにもありませんが……それでも先へ進まねばなりません。
一行は聖竜フレースヴェルグに会うため、霊峰ソーム・アルへと向かいます。
霊峰踏破 ソーム・アル
ドラゴン族にとって墓所であり聖地でもある霊峰ソーム・アルに人が足を踏み入れたのはおよそ千年ぶりのこと。これを邪竜の眷族達が黙って見過ごすわけもなく、戦いは激しいものとなりました。
低層では毒をもつ植物に苦しめられました。一部の毒竜は、ここの植物を食すことで毒性を得ているのだとか。
氷と炎、対極の属性を持つ不思議な地形が続きます。山がまるごとクリスタルの塊であるソーム・アルでは局所的に属性が偏っており、目まぐるしく景色がかわっていくのです。
頂上にて待つのはティオマン。
“彼女”を退けたことで、ついにソーム・アルを踏破。
ドラヴァニア雲海への道はひらかれ――
同時に、主人公の内にある光のクリスタルのひとつが輝きを取り戻しました。
その時、一帯に恐ろしい咆哮が響き渡ります。
エスティニアンに共鳴するその咆哮は、ニーズヘッグによるものでした。
つがいとされるティオマンの死と、エスティニアンの持つ竜の眼が近づいていることを感じ取り、邪竜の怒りは深さを増しているようです……。
「意外な姿」
ついにドラヴァニア雲海に到着した4人。
ですが、ここからどうやって聖竜フレースヴェルグを探し出せばよいのでしょうか……。
その時、思案している一行の後ろをなにやら見覚えのあるポンポンが通り過ぎます。
見間違いでなければあれはモーグリ族です。しかし、黒衣森にしか棲んでいないはずのモーグリ族が何故このような場所にいるのでしょうか。細かいことは不明ですが、もし彼らに話がきければフレースヴェルグのこともわかるかもしれません。
急ぎ後を追いかける一行でしたが、姿はどこにもなく……しかし何やら魔法の痕跡がみられました。
エスティニアン:
モーグリ族など、どこにも見当たらないぞ?その辺にある綿毛みたいな植物と、見間違えたんじゃないのか?
イゼル:
先ほどのあれが、モーグリ族か……。初めて見たが、案外、可愛いものだな……。
な、なんだ、意外そうな顔をして! 私とて可愛いものを、可愛いと思うことくらいあるぞ。
「氷の巫女」と呼ばれても、心まで凍り付いてはいないのだ。
「雲海のモーグリ族」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「雲海のモーグリ族」
- 「モグタンの試練」
- 「モグムグの試練」
- 「モグポンの試練」
グリダニアへ
モーグリ族は幻術に長け、普段はその力によって人間から姿を消しており、才覚がなければ見ることも難しい種族です。おそらくこのあたりにいるモーグリ族達も幻術で姿を消していると思われます。
主人公達には、その魔法を暴く術がありません。とはいえ、モーグリ族の協力を得なければ、広いドラヴァニア雲海でフレースヴェルグの姿を探し出すことは難しいでしょう。
なんとか彼等と話をする術を得たいところです。
そこでアルフィノは黒衣森のモーグリ族達の協力を得ることを提案。少し足踏みとなりますが、主人公とアルフィノの二人でグリダニアへと向かうことになりました。
カヌ・エと“森のモーグリ族”の協力
グリダニアに到着したアルフィノと主人公は、さっそくカヌ・エと面会の場を設け、雲海のモーグリ族たちの話をしました。
すると、偶然その場に居合わせた黒衣森のモーグリ族クポロ・コップが、初めて聞くドラヴァニア雲海の同族の話に興味を抱きます。
そもそもモーグリ族の伝承では、「天界」に住んでいたモーグリ族の先祖が、善王モグル・モグXII世の導きにより、地上に降り立ったということになっています。
STORY | 1.メインクエスト2.1-新生【02.善王モグル・モグXII世による粛清】
伝承が真実なのであれば、元々ドラヴァニア雲海に棲んでいたモーグリ族達が何らかの理由で地上に降りたのではないかと考えられます。伝承では「天界は神様たちの乱痴気騒ぎで住みにくくなったから逃げ出した」ということのようですが……
いずれにしても、人に慣れていない雲海のモーグリ達は警戒しているのでしょう。
警戒を解いてもらうため、また遠い雲海に棲む同族に会うために、クポロ・コップは同行を申し出ます。これで雲海のモーグリ族達と対話が出来ると喜ぶアルフィノでしたが……
なんとカヌ・エまでもがドラヴァニア雲海行きを希望したのです。
彼女はグリダニアの最高権力者。いくら光の戦士である主人公もいるとはいえ、ほとんど人が足を踏み入れたことがないドラヴァニア雲海への旅は危険を伴います。
周囲の人間は驚愕。
あわてふためき、止めようとしますが――
それでも、過去に幾度も暁に助けられてきたことの礼と、そして彼女“自身”が試練を乗り越えるためにと、その決意は揺らぎませんでした。
協力者を得た主人公達は、再度ドラヴァニア雲海へと向かいます。
雲海のモーグリ族たち
再びのソーム・アル登頂は、既に邪竜の眷族達が退去していたため静かな旅路となりました。
カヌ・エとクポロ・コップは周囲に「隠れている」モーグリ族たちにも挨拶をします。
すると……
雲海のモーグリ族達が姿を表したのです。
黒衣森のモーグリ、クポロ・コップを見て驚く彼等。
カヌ・エは、驚かせてしまったことを詫び、主人公達の目的――つまり、聖竜フレースヴェルグと対話をするために来たことを告げます。
しかし、雲海のモーグリ達が姿を隠したのは人間に驚いたからだけではありませんでした。
エスティニアンから竜の血の匂いを感じ取った彼等は、主人公達が邪竜の眷属と争い、雲海の平和が乱されてしまうことを恐れていたのです。
それをかばってくれたのはクポロ・コップでした。
モーグリのクポロ・コップ:
ちょっと待ってほしいクポ!
この冒険者さんは、森に棲むモーグリ族のために、何度も戦ってくれた恩人クポ!
とはいえいきなり互いを信頼しあうことは難しいでしょう。カヌ・エは、お互いのことを知るところから始めようと提案。
モグリンはこれを受け、ひとまず主人公達を客人として迎え入れ、様子をみて主人公達のことを判断することにしたようです。
主人公達は、モーグリ族達の信頼を得るために手伝いをすることになりました。
村一番の薬師、モグタンからの依頼です。薬作りのためにウキグモソウをいくつか集めてきてほしいとのこと。ポンポンがムズムズしたときに、サバサバさせることが出来る薬を作れるのだとか。効果のほどはよくわかりませんが、無事に材料を集め、モグタンに手渡しました。
村一番の美人で人気者、モグムグからの依頼です。お散歩のたびに竜の眷属に追いかけ回され、困っているのでこらしめてやってほしいのだとか。
依頼通り眷族を倒して帰ると……。
モグムグ:
お帰りなさいで、くーぽくぽ! 無事にモグムグのファンを鎮めてくれたようくぽね?
それにしても、いくらモグムグが美し過ぎるからと言って、お腹をグーグー鳴らしながら、大きく口を開けて追い回すのは、良くないと思うくぽ。
竜の皆さんには、もう少し礼儀を勉強してほしいくぽね。
村一番の芸術家、モグポンからの依頼です。彼の描いた傑作の絵飾り石をなくしてしまったそうで、方々行方を探します。無事に見つけたそれを返したところ、大喜びでした。
「モグリンの結果発表」
アルフィノ:
やれやれ、仕事は終わりかい? こちらも「試練」と称して、ゴミ拾いだの、食材集めだの、散々、働かされていたよ……。
これで雲海のモーグリ族から、何の協力も得られなかったとしたら……。ふぅ、とにかく返答とやらを聞きにいくとしようか。
エスティニアン:
気性の荒いドラゴン族を追っ払えと、荒仕事を頼まれてな。
気安く言われてムカついたが、とりあえずやってきたところだ。そういえば、俺のジャンプを見たモーグリ族から、奴らの先祖の「モグ」という戦士に似ていると言われたぞ。そいつも槍を装備し、ジャンプして戦ったそうだ。
だったら、子孫であるお前らも、槍を持って戦いを挑んでこいと言いたいところだが……。
ともかく、仕事は終わった……先に行ってるぜ。カヌ・エ・センナ:
黒衣森のモーグリ族たちの間には、かつて天界に暮らしていたという伝承が伝わっています。そう、善王「モグル・モグXII世」に関する神話です。
これまでは、ただの「おとぎ話」だと思っていましたが……雲海のモーグリ族の存在との類似点、興味深いですね。
イゼル:
……か、可愛い……モーグリ、可愛い……。
な、なに、モグリン様が呼んでいるだと?
わ、わかった……すぐに向かおう!クポロ・コップ:
お空のモーグリたちも、モグたちと一緒で、歌と踊りが大好きみたいクポ! お陰ですっかり仲良しクポ!
……モグリン様が、呼んでるクポ? それじゃあ、モグは先に行ってるクポ~!
モーグリたちの依頼無事に終えた、ダサい名前の主人公。
その様子をみていた果てしなくかっこいい名前のモグリンは……
モグリン:
よーく働いてくれたくぽ! 地上のみなさんのお陰で、たまりにたまったお仕事が、すっきりあっさり片付いたくぽ!
実は、ここだけの話……森のモーグリ族を伴っていた時点で、信じていたくぽ。
ただーし、聖竜様とお話しするのに、準備が必要だったくぽ。だからその間、みんながやりたがらない面倒なお仕事を、ぜーんぶ、お任せしてみたくぽ!
……主人公は、モグリンからラッパを受け取ります。これを西にそびえる「白亜の宮殿」にて吹き鳴らすと、聖竜フレースヴェルグが現れるのだそうです。
一杯食わされた主人公達でしたが、ひとまず、フレースヴェルグと会うための手筈は整いました。
ついに聖竜と再開できることを喜ぶイゼル。
彼女は自分に宿る聖女シヴァのことを想い、フレースヴェルグとの対話へ自信を見せます。
しかし……
モグリンは何か思うところがあるようで、口ごもるのでした。
その釈然としない態度に、何かを察したのか。
「偉大なる聖竜の正体を確かめようじゃないか」と皮肉な言葉を遺し、エスティニアンはさっさと歩きだしてしまったのでした。
「カヌ・エ・センナの懸念」
カヌ・エとクポロ・コップは、雲海のモーグリ族達との今後の交流を約束し、グリダニアへ帰ることになりました。
彼女らの助力でモーグリ族と対話することが出来ました。アルフィノは礼を伝えます。
一方、カヌ・エやクポロ・コップも、新たな交流が生まれたことを喜ぶのでした。
その一方で、カヌ・エにはひとつ懸念があるようで……
クポロ・コップ:
黒衣森のみんなに、お土産話をいっぱい伝えるクポ!
カヌ・エ・センナ:
雲上のモーグリ族とは、今後も交流を続けていきたいと思います。
この旅は、本当に良い経験になりました。白蛇の守人:
斯様な遠き地にきてまで、落ち葉拾いをするとは……。
カヌ・エ様の清掃されるお姿……。……ああ、今思い出しても可憐でした。