当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 新たな蛮神を追って
- いざ高空層へ
- 教皇の行方
- 大らかなズンド
- 白鯨の伝説
- 魔大陸の鍵
トールダン7世がアバラシア雲海高層に逃げたという情報を得て足を踏み入れたそこには既に帝国の手が伸びており、戦いで傷ついた蛮神ビスマルクが、クリスタル補給のため周囲の島々を手当り次第に喰らっていた。
ズンド族に聞けば、魔大陸の鍵がビスマルクの腹の中にあるらしい。そこは安全である一方、いつ帝国に討伐されるとも限らず、何より蛮神が浮島を食いすぎてはエーテルが枯渇してしまう恐れがある。
主人公達は討伐を決意。見事に成し遂げた。
腹から出た魔大陸の鍵……しかし、それを突如現れたアシエン・イゲオルム、そしてトールダン7世が奪ってしまう。彼らはその鍵で魔大陸へ向かっていくのだった。
ストーリーのあらすじ
「新たな蛮神を追って」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 新たな蛮神を追って
- いざ高空層へ
教皇と蒼天騎士たちを乗せた飛空艇が東の空に消えたことを確認していたルキアは、「キャンプ・クラウドトップ」のラニエットに問い合わせることで、教皇の飛空艇「ソレイユ号」が雲海北部に広がる高空層に向かったという目撃情報を得ていました。
バヌバヌ族の勢力が強いアバラシア雲海高空層は、アインハルト家騎兵団も駐屯していない未開の地。危険が伴うでしょう。
独自に準備をするというルキアと一旦別れ、主人公とアルフィノは、エンタープライズ号を出してもらえないかシドに確認するため、スカイスチール機工房へ向かいます。
スカイスチール機工房で作業を続けていたシドは、オルシュファンの死に驚き、大いに悲しみます。ウルダハを追われた暁が、彼の存在にどれだけ救われたの……改めて突き付けられるのでした。
本題へ入ります。
シドもまた「魔大陸」という言葉に心当たりはなかったのですが……トールダン7世とアシエンにつながりがある以上、「魔大陸」についてもアシエンがもたらした知識だろうと推測。エオルゼアに混沌をもたらす存在であるアシエンが、先のエオルゼア侵攻の時と同じような目的で行動しているのであれば――今再び大きな危機が迫っているといえるでしょう。
タタルには引き続き暁の行方不明者に関する情報収集を任せ、独自に準備を進めていたルキアと合流し、いよいよ主人公達は、未開の地アバラシア雲海の高層へと足を踏み入れるのでした。
「教皇の行方」
到着したアバラシア雲海の高層には、蒼天騎士も飛空艇ソレイユ号の姿もありませんでした。
探索をすすめていたその時、助けを求める声があたりに響き渡ります。向かってみると……
なんとバヌバヌ族が帝国兵に襲われていたのです。どうやら帝国兵の目的も主人公達と同じく教皇の行方であるらしく、バヌバヌ族から強制的にその行方を聞き出そうとしていた様子。
主人公達のことをイシュガルド兵と勘違いして襲ってきた帝国兵を返り討ちにすると、助けたバヌバヌ族……ロヌバヌは、その礼にと彼らズンド族の村へと案内してくれました。
バヌバヌ族は大きく3部族確認されています。
- 【大らかなズンド族】温厚な部族。高層に集落を築いている。羽毛が赤い。
- 【冷酷なるブンド族】攻撃的な部族。蛮神召喚をし、その力でもって多くの氏族をその傘下に収めた。羽毛が青い。
- 【鮮やかなグンド族】温厚な部族だったが、ブンド族に敗れ併合された結果羽毛も青に統一された。蛮族クエストの主役であり、メインクエストには出ない。
これらのうちグンド族は青い羽毛でありながら温厚な部族のため、少し混乱しますが、上記の通りブンド族に滅ぼされ吸収されたことが原因です。バヌバヌ族は色に対して強いこだわりを持っており、征服の証に相手の部族の色を自分達の色に変えさせるのです。
「大らかなズンド」
彼らの村に到着した時、あたりに轟音が響きます。
それは帝国の飛空艇による砲撃音でした。雲海で帝国の飛空戦艦と蛮神ビスマルク――以前アバラシア雲海で接敵した、雲海を泳ぐ獣型の蛮神――が交戦していたのです。
STORY | 1.メインクエスト3.0-蒼天【01.イシュガルドへ】
砲撃で傷ついたビスマルクは、なんと周囲の浮島を喰らってしまいます。
するとたちまち傷は回復。島を浮かすほどに豊富なクリスタルで構成されている浮島は、顕現するだけで大量のエーテルを消費する蛮神にとって格好の食糧なのです。
ロヌバヌは、ビスマルクが召喚されてから多くの浮島が捕食されてしまったといいます。このままでは浮島が食い尽くされてしまうと危機感を持つ彼は、主人公達をズンド族の長老のもとへ案内します。
ズンド族の長老であるソヌバヌに対し、アルフィノはアバラシア雲海へ来た本来の目的――トールダン7世と蒼天騎士団を追ってやってきたことを話すと、幾人もの村人がそれらしき人間を目撃しているとの情報を得ることができました。やはり彼等がここへきていることは間違いなさそうです。
しかもバヌバヌ族には「魔大陸」についての言い伝えが残っており、魔大陸の「鍵」までも存在していることが明らかになりました。
一方、魔大陸の鍵については冷酷なるブンド族が鍵を封じた島ごとビスマルクに食べさせてしまったのだとか。蛮神は多くの厄災をもたらしますが、現状はビスマルクのおかげで禁忌の地たる魔大陸の復活が阻止されているとも言えます。
確かにこのままビスマルクの腹の中に鍵を入れておけば、トールダン7世と蒼天騎士団の目的は果たされません。
しかしながら、蛮神をこのまま放っておけばアバラシア雲海のエーテルは枯渇してしまうでしょう。また、蒼天騎士団や果ては帝国軍すらも鍵を狙っている中、ビスマルクが討伐され、鍵を手に入れられてしまうとも限りません。
やはり、ビスマルクを討伐して自分たちが鍵を手に入れるのが最善であると思われます。
しかし相手は島から島へ自由に飛び回り、接敵することすら難しい蛮神です。
主人公達は討伐の糸口をつかむために、村で情報収集にあたることとしたのですが……村の者達等の興味は雲海釣りのことばかり。ビスマルクの情報はロクに集まりません……と、シドがとある案を思いつきます。
手ごろな浮島をエンタープライズ号で牽引して飛行。それで、傷つきクリスタルを求めるビスマルクを「釣って」しまおうという作戦でした。
釣り上げた後はイシュガルド製の対竜バリスタで固定し、鉄鎖付きの銛を打ち込んで引き寄せ、直接攻撃に打って出ます。たとえ巨体であれ、直接弱点を突くことができれば討伐することも出来るかもしれません。
大きな危険を伴う作戦ですが、いつも通り蛮神へ打って出る役割は光の戦士たる主人公が担います。しかし今回は一人ではありません。
シドはエンタープライズ号の操縦、アルフィノもまたエンタープライズ号に乗船して機関整備を手伝うと申し出ます。一蓮托生、蛮神ビスマルクの討伐に挑むことになりました。
「魔大陸の鍵」
長老ソヌバヌから提供を受け、餌となる浮島を調達。
その他ルキアに対竜バリスタ、魔導フィールド発生器、島の牽引に使うスカイスチール機工房製鉄鎖を提供してもらい、皆はエンタープライズ号に乗り込みます。
準備は整いました。いよいよ蛮神ビスマルク討伐へ向かいます。
真ビスマルク討滅戦
多くのブンド族の妨害にも屈さず、主人公は危険な高空での戦いを制します。
蛮神ビスマルクは消え去り、主人公の前に「魔大陸の鍵」が現れました。
主人公がそれを手にとり、主人公の4つ目の光のクリスタルが輝きを取り戻した時、ハイデリンの声が主人公に届きます。断片的なそれは、主人公に新たな危機が迫っていることを警告しているようでした。
ハイデリン:
……戦士よ……光の戦士よ……
聞こえますか……我が声が……
闇……迫って……新たな……
どうか……声が……届いて……ように……
現れたアシエン・イゲオルムとトールダン7世
無事に役目を果たした主人公の目の前に、突如闇の門が開きます。
そこから現れたのは……主人公が追っていたトールダン7世と、アシエン・イゲオルムでした。
アシエン・イゲオルム
雲神「ビスマルク」を屠ったか。
何度目かね、こうやって神を狩るのは?
もはや君の力は、「人」とは思えないほどだ……。
彼等は主人公が持つアラグの秘宝「魔大陸の鍵」を確認すると
闇の力で主人公を拘束します。
戦いの後で傷つき、光の加護も完全ではない主人公はなすすべなく……
鍵を奪われてしまうのでした。
トールダン7世:
ご協力に感謝しますぞ、天使い殿……。
そして、英雄殿にも礼をせねばなるまい。ビスマルクを倒す手間が省けたのだからな。
準備は整った……。今こそ、天への階段を拓くときよ!
いよいよだ……千年の歪を正し、真なる変革を……人の手に歴史を取り戻すときが来たのだ!
トールダン7世が鍵を掲げると、一筋の光が空を貫きます。
その光の指し示す魔大陸へ向け、アシエンと教皇は姿を消してしまうのでした……。