当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ギラバニアからの報せ
- イシュガルド代表使節団
- 四国会合
石の家に、アラミゴ解放軍のメ・ナーゴから急報がなされる。それは鉄仮面が、アラミゴとグリダニアの国境に位置するバエサルの長城への侵攻作戦を実行に移そうとしているというものだった。このままでは、戦いの火の粉がエオルゼアへ広がりかねない。暁は各国盟主に連絡し、四国会合が開催される。
グリダニア、ウルダハ、リムサ・ロミンサに加え、イシュガルドも派兵を決定。迅速で最良の判断がなされた。
しかし、アルフィノは一抹の不安を感じていた。
ストーリーのあらすじ
「ギラバニアからの報せ」
新たな盟主
タタルからロウェナ記念会館内の工房「ダイヤモンドフォージ」に行くよう言われた主人公。
職人集団にとりかこまれ、隅からすみまで採寸されてしまいました。
その後、アルフィノから集合がかかり、石の家に向かいます。暁の間には、砂の家に戻ったウリエンジェを除いた全員が揃っていました。
今回の議題は、ミンフィリアにかわる暁の新たな盟主を決めることです。
とはいえ賢人達にその気はなく、かといって実績豊富な主人公は重荷がすぎる。適任であろうアルフィノはクリスタルブレイブの一件によほど凝りており、一兵卒として働くことを希望。
結局のところ、現在盟主不在でも問題ないのだから、そのままでいいじゃないかということになり……
その時、扉の向こうから慌てた様子のタタルの声が響いたのです。
急報
イダの仲間だという彼女は、幸いにもふたりのシャーレアンの賢人による献身的な治療を受け、一命をとりとめます。
彼女はメ・ナーゴ。アラミゴ解放軍の一員です。
どうしても「急ぎ伝えるべき情報」があり、そのために帝国軍の監視が厳しいルートを使わなければならず……案の定見つかってしまい、大怪我を負わされたのだといいます。
その「急ぎ伝えるべき情報」とは……鉄仮面卿率いる部隊が、グリダニアとアラミゴの国境線上に位置する「バエサルの長城」をアラミゴ側から攻め、占拠する作戦を実行するつもりだということ。
あまりに無謀……そして無理な作戦です。
一時的に占拠できたとしても、すぐに帝国の援軍が派兵され、奪い返されてしまう可能性が高いでしょう。
それでも戦いを起こした彼らの目的は、おそらく国境線の垣根を取り払い、アラミゴの戦火をエオルゼアに飛び火させることにあります。
バエサルの長城で帝国軍による戦闘行為が起きてしまえば、帝国軍が勢いそのままにエオルゼアへ攻め入らないとも限りません。当然、エオルゼア各国は座して待つことは出来ないでしょう。
帝国とエオルゼアで軍事衝突を引き起こし、アラミゴ解放運動に利用しようとしているのだと考えられます。
すぐにエオルゼア各国盟主に連絡をとり、対応策を協議することになりました。
僕の選択 彼女の選択
ギラバニアからもたらされた不穏な報せ。
それは終わりの始まりを告げる狼煙だったのかもしれない。
戦いが始まれば、誰かが犠牲という名の対価を支払うことになる。
その現実から目を背けちゃいけないってことを、ルイゾワのじっちゃんは教えてくれた。
だから僕は選ぶ。僕自身の選択を。
そして選ばせなくてはならない。彼女自身の選択を……。
「イシュガルド代表使節団」
イシュガルドに到着した主人公は、アイメリクのもとへ向かいます。
本件について協議の場に代表を派遣することを快諾するも、しかし共和制に移行したイシュガルドでは、彼の一存で代表者を決められません。
後に庶民院の代表と協議の上、「神殿騎士団総長」のアイメリクに本件は一任されます。面倒な手続きに思えますが、これも新たな制度がしっかり運用されている証です。
一行は、グリダニアに向かう前に有事へ備える指示のため、国境にあたるキャンプ・ドラゴンヘッドへ立ち寄ります。オルシュファン亡き後、長らく不在となっていた指揮官の席ですが……
現在はフォルタン家次男エマネランが就任。
現況を説明され、彼は巡察隊を増員し、監視体制の強化及びアートボルグ砦、アドネール占星台との協力態勢構築を約束します。
エマネラン:
な、なぁ……オレがキャンプ・ドラゴンヘッドの指揮官だなんて、驚きだよな?
自分でもよ……まだ、あの席に座るだけの実力がないことは、わかってるんだ。だけどよ、自分にできることを、自分なりにやってみるつもりさ。オノロワやキャンプを守るみんなの助けを借りながらな。
だから、安心してグリダニアに行ってきてくれ……頼んだぜ?
「四国会合」
ルキア:
一見すると平和に見えるグリダニアの街並みだが、この森にもガレマール帝国軍が入り込み、壁を築いている。そして、その向こうには「属州」が広がっているのだ。
アイメリク:
森都「グリダニア」……。
かつて外交上の任務で、何度か訪れたことがあるが、黒衣森の美しさには、いつも心を奪われてしまう。
だが、いかに素晴らしい場所と言えど、此度の来訪では、森の木々を楽しむことはできそうにない。招かれた理由が理由だけにな……。
同盟軍
グリダニアに到着した一行は、早速会合場所である不語仙の座卓へ。
各国代表の他、ドマ代表としてユウギリも同席します。
アルフィノはメ・ナーゴからもたらされた情報と、そこから推測される帝国軍の動き、そしてエオルゼアに差し迫っている危機を説明。
もしその心配が現実のものとなってしまえば、帝国軍とエオルゼアは真正面からぶつかり合うことになってしまいます。
そもそも、大激戦となったカルテノーの戦いですら、司令官を失い、補給も断たれた満身創痍の帝国軍第VII軍団との戦いだったのです。相手が万全の状態であれば……。
帝国軍の力は強大で、単独では勝てる見込みがありません。
国境を接するグリダニアに限らず、エオルゼア同盟軍として対抗することが必要です。
アイメリク:
カルテノーの折、我らイシュガルドは、援軍の派遣要請を断り、門戸を閉ざし続けた。その件について、あらためてこの場で謝罪の意を示したい。
だからこそ、此度の危機に対しては、グリダニアの許可さえもらえるのであれば、防衛戦力を、黒衣森に派遣したいと考えますが……。
イシュガルド代表のアイメリクは、従前門戸を閉ざし続けてきたことを改めて謝罪した上で、派兵を提案。
加えて、ドマ代表であるユウギリも派兵を約束します。
こうして構成されたエオルゼア同盟軍により、有事に備えた防衛策の展開が決定されました。
大人の会話
アリゼー:
おつかれさま、主人公。お偉いさんばかりの会合って、なんだか息苦しくない?
その様子だと慣れたものって感じだけど……。
それにしても、あのアルフィノが、自分から人を呼びに走り回るなんてねぇ……。
時の移ろいってやつを感じるわ。ユウギリ:
本当に似ているな、アルフィノ殿とアリゼー殿は……。
歩き方のクセまで、これほど似ているとは驚きだ。
会談後、主人公とアルフィノ、アリゼーのもとへアイメリクとユウギリが現れました。
アイメリクは謝罪の後、すかさず派兵を提案したユウギリに改めて謝意を述べます。
アイメリク:
我らがグリダニアに援軍の派兵を申し出たとき、貴公がすかさず同調してくれて助かった。
我々には、長らくエオルゼア同盟からの協力要請を、無視し続けてきたという負い目がある。だが、諸国の領袖たちにとっても、イシュガルド代表による公式の謝罪は想定外だったのだろう。扱いあぐねている様子が伝わってきたよ。
そんなとき、貴公が口火を切ってくれたおかげで、カヌ・エ殿としても、我らの援軍派遣を受け入れやすくなった。
あらためて、礼を言わせてもらいたい……。
その後、各国へ帰っていく代表たちの背を見送りながら苦い顔をするアリゼー。
アルフィノの知ったかぶった態度に肩をすくめ、アリゼーもまた石の家に帰っていきました。
現在得ている情報から、最も現実的で最良の判断が為された四国会談。
しかしアルフィノは、言い表すことのできない……一抹の不安を感じていました。
登場NPC
NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | イダ・ヘクスト NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(2.X~3.X) NPC | サンクレッド・ウォータース(3.X~4.X) NPC | パパリモ・トトリモ NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | クルル・バルデシオン NPC | メ・ナーゴ・ラツ NPC | アイメリク・ド・ボーレル NPC | ルキア・ゴー・ユニウス NPC | エマネラン・ド・フォルタン NPC | オノロワ・バンラルドワ NPC | メルウィブ・ブルーフィスウィン NPC | 霧隠のユウギリ NPC | カヌ・エ・センナ NPC | ラウバーン・アルディン