当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 第一世界の街
- ノルヴラントを渡る者たち
クリスタリウムを散策し、この世界のことを知る。
その後水晶公から、暁の皆の現状を知る。彼らは次元の狭間を通った時にウリエンジェが見た「原初世界で第八霊災が起きる」という未来を、第一世界から止めようと活動しているのだ。
主人公は皆のもとへ向かう前に宿で休憩をとる。すると、原初世界で対峙した「闇の戦士」のアルバートが姿を現す。何にも触れられない幽霊のような状態である彼は、陰ながら英雄、主人公のことを見守るとを宣言するのだった。
ストーリーのあらすじ
「第一世界の街」
街の散策
水晶公との込み入った話の前に、主人公はクリスタリウムの紹介を受けました。拡張を重ねる街は、複雑に入り組んでいます。この街において詮索無用を意味する言葉「水晶公の同郷人」を名乗りながら、主人公は散策します。
市場にて 第一世界の種族
クリスタリウムの市場、ムジカ・ユニバーサリス。
ここの市場長はブラギです。彼が主人公を聞き慣れない種族名で呼んだことをきっかけに、第一世界の種族名は原初世界と異なることを知ります。
原初世界 | 第一世界 |
ヒューラン | ヒュム |
エレゼン | エルフ |
ララフェル | ★ ドワーフ |
ミコッテ | ミステル |
ルガディン | ガルジェント |
アウラ | ドラン |
ロスガル | ロンゾ |
ヴィエラ | ヴィース |
また原初世界における蛮族・友好部族の名称も、第一世界では異なっています。
世界中から難民が集まるクリスタリウムでは、数多の種族が見られるものの、ドワーフ族は滅多に見られないとのことでした。
博物陳列館にて この世界に起こったこと
博物陳列館。ここは、光の氾濫によって多くの知識が失われてしまったことをきっかけに、これ以上は駄目だと、あらゆる書物が集められている場所です。
ここの司書はモーレン。世界の現状を知るため、彼に光の氾濫に関する絵本を見せてもらいました。
およそ100年前。
「光の戦士」と呼ばれる大罪人たちが、世界の闇を司る、「影の王」を殺してしまいました。
するとまもなく、どこからともなく光があふれだし、巨大な波となって、世界を呑み込みはじめたのです。
これが「光の氾濫」と呼ばれる災害。
呑み込まれてしまった場所は、生命が存在することのできない、まっさらな無の大地になってしまいました。
ついに世界の9割が呑み込まれ、波がここ、「ノルヴラント」の地に迫った時。
人々の前に「光の巫女」が現れ、波を止め、光の氾濫を収束。
かろうじてノルヴラントは消滅を免れましたが……
無の大地から「罪喰い」が侵入。
彼らの放つ強い光の力によって、ノルヴラントから夜の闇が失われてしまいました。
それらは今も、残ったわずかな人類を喰らい、脅かし続けているのです。
ミーン工芸館にて クリスタリウムの成り立ち
ミーン工芸館館長カットリスからは、この街の成り立ち、そして水晶公が如何に慕われているのかを聞くことができました。
街の中心に聳えるクリスタルタワーは元々あったものではなく、水晶公がどこからともなく喚び出した(原初世界からだが、街の者は知らない。また、どの時代のタワーなのかは水晶公自身もわかっていない。)もの。
光の氾濫以降、住む場所を追われた人々が、藁をもすがる思いで塔の周囲に集まり始め、それを水晶公が受け入れたことで街は成立。その後もタワーから見つかる道具の助けを借りつつ、発展してきました。
水晶公は出自が不明であり、昔から全く変わらぬ容姿等、謎の多い人物です。それでも慕われているのは、皆が彼に感謝をしているから。主人公も街の恩人の同郷ということで、彼の名のもと詮索を避けられています。
「ノルヴラントを渡る者たち」
星見の間へ
一通り見て回った主人公は、水晶公の執務室――クリスタルタワー内部、水晶公の執務室である「星見の間」へ向かいました。
水晶公
……知らない名前だな。その人物が、どうかしたのだろうか?
……なるほど。しかし、この塔の中にそれらしき者はいなかった。申し訳ないが、今は互いの目的を優先させてもらおう。
水晶公からの話
主人公は本来、この部屋に召喚されるはずでした。とはいえ、お陰でこの第一世界の一端を肌で感じることができたのは、怪我の功名でしょうか。
約100年前に起こった光の氾濫で、土地の9割以上と夜を失った第一世界。その上罪喰いにも脅かされ、絶滅の危機にさらされ続けています。そんな世界を救うため、水晶公は最強の英雄として主人公を召喚したのです。
他にも、水晶公からは多くのことを聞きました。
- 暁の血盟メンバーは第一世界に来ており、それぞれに無事。
- 原初世界と第一世界には時の流れにずれがある。サンクレッドは5年、ヤ・シュトラとウリエンジェは3年、アルフィノとアリゼーは1年過ごしている。
- 時の流れのずれは予測不可能だが、最近はほぼ同期している。
- 水晶公はもともと主人公だけを召喚するつもりだったが、主人公に近しい者たちを誤って召喚してしまった。
- 不完全な召喚のため、暁の皆は「見えて触れられる幽霊」のような状態であり、自力で帰ることもできない。
- 次元の狭間(第一世界に来るとき通ってきた場所)では、未来を含めたあらゆる時空が混在している。そこでウリエンジェが「第一世界が統合され、原初世界で第八霊災が起き、主人公も死亡する」未来を見る。
- 暁は原初世界への帰還方法の調査をいったん保留し、世界の統合を防ぐ方法を検討。罪喰いに対処できれば霊災を防げることがわかった。
貨幣単位ギル
主人公は、各地で活動する仲間に会いに行くことにします。その前に旅の支度を整えるため、ペンダント居住館の一室を借りることに。
途中、クリスタリウムの市場「ムジカ・ユニバーサリス」を通りました。
光の氾濫以前は大国が発行した通貨が使われていたのですが、現在は高価の金属価値を価格とする方法がとられています。通貨の名称として、クリスタルタワーから見つかったアラグ文明のものを引用し、原初世界と同じくギルとよばれています。価値も原初世界とほぼ同じレートだそうで、買い物には困らなそうです。
フェオ=ウル
加えて、原初世界とやり取りできないと不便だろうということで、魔法生物に近いピクシー族のフェオ=ウルを紹介してくれました。「完全な召喚」によって喚ばれた主人公は、荷物も同様に渡る事ができるため、フェオ=ウルに一端を担ってもらうことに。
『美しい枝』フェオと『かわいい若木』主人公のあいだに継ぎ目はなくなり、これでフェオは原初世界と行き来できるようになりました。
まずはタタルとクルルへの無事の連絡を託し、主人公はペンダント居住館へ向かいます。
ペンダント居住館にて
部屋の窓に広がる景色は“この世のものとは思えぬ”光の世界。
その時、部屋に現れたのは……
“闇の戦士”、アルバートでした。
かつて、第一世界に光の氾濫が起こる原因を作ってしまったという彼らは、すべてが無に帰すくらいならとアシエンの甘言に乗り、世界の統合を後押しした過去があります。
STORY | 2.メインクエスト3.4-蒼天【06.絡み合う宿命 Part.2】
ミンフィリアと共に第一世界へと帰還したのは、まさに光の氾濫がノルヴラントを飲み込もうという時。ミンフィリアと彼の仲間たちはそれを防ぐために力を使い、消失。一人残されたアルバートは……何にも触れられず、声も届かず、亡霊のような状態のまま、100年彷徨っていたのだそうです。が、世界を救うために喚ばれた主人公にだけは声が届き、姿も見えます。そこには何か意味があるのでしょうか。
かつて世界を救うために戦い、すべてを失った男は……今度こそ旅を終わらせるために陰ながら主人公を見守ると宣言し、消えてしまいました。
ノルヴラント地方のこと
小休止の後星見の間へと戻り、改めて仲間の居所を聞きます。
世界は光の氾濫後、ノルヴラント周辺だけを残している状況です。
ノルヴラントには、クリスタリウム周辺のレイクランドの他、妖精郷イル・メグ、ラケティカ大森林、コルシア島、アム・アレーンの計五か所があります。イル・メグにはウリエンジェが、ラケティカ大森林にはヤ・シュトラがいるのですが、現在直接行けません。また、サンクレッドはとある人物と共に流しで罪喰いハンターをしているのだそうです。
そのため、まず飛行獣で直行できるコルシア島のアルフィノ、アム・アレーンのアリゼーのもとへ行くことになりました。
登場NPC
NPC | 水晶公 NPC | ブラギ NPC | モーレン・モルカーク NPC | カットリス・ホルハンド NPC | ピクシー族 NPC | アルバート