2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.メインクエスト4.0-紅蓮【20.最後の余白】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 再び動乱の地へ
  • 解放への道のり
  • 必中仕事人タタル
  • 少女ノ目
  • ドマ民一揆
  • 生き続けるために
  • もののふ、今はなく
  • 最後の余白

あらすじの要約

再びヤンサへと戻ってきた一行は、本格的に反乱のための準備をすすめる。主人公も手伝う中で、ドマ解放にかける皆の想いや、ヨツユの過去を知る者から彼女の恨みの深さを知った。
一方、ヒエンは勝利のため、取り戻すべきドマ城を水没させる決意をする。ドマとは城にあらず。誰よりもドマ城に深い想いを抱いていた彼の決意は、戦いへの覚悟を示していた。
決戦前夜は更けていく。

ストーリーのあらすじ

「再び動乱の地へ」

ヒエン


ああ、この空気、まぎれもなく我が故郷……懐かしのヤンサだ。

ゴウセツ


ふむ、この道は拙者もはじめて使ったが、なるほど……この辺りに出るのでござるな。であれば、目指す「烈士庵」は南の方角でござる。

北からヤンサ地方に入り、烈士庵に到着。
ヒエンの帰還に、ドマ反乱軍の皆は喜びを噛みしめていました。

現在のドマ反乱軍は、もとからの勢力に加え、決起したドマの民、海賊衆、アウラ・ゼラ達のほか、解放後の交易を条件に碧甲羅のコウジン族、忍びの里の者達も参加してくれています。残念ながらスイの里では門前払いだったそうですが、それでも相当の戦力が集まりつつあります。

加えて、ゼノスがドマ城を発ち、ギラバニアに戻ったという情報もあります。
アラミゴ解放軍にとっては不安要素でありますが、ドマ解放に焦点を当てると大きなチャンスです。

とはいえ、アジムステップで帝国軍の邪魔が入ったことを考えても、ヨツユ達が遠からず反乱の芽を摘もうと行動を起こすことは明白でしょう。こちらが先手を取らなければなりません。

ユウギリ


よくヒエン様を連れて戻ってくれた。

ヒエン


烈士庵を懐かしんでおる暇はないな。

ゴウセツ


若が戻り、皆もいっそう覇気に満ちた様子でござる。

リセ


さて、これからどう動こうか……。

アリゼー


体的な作戦については、アルフィノが説明してくれるはずよ。

アルフィノ


改めて、君たちの帰還を祝おう。……おかえり、主人公。
現状は先の報告どおりだが、実はね、もうひとつ朗報があるんだ。私とアリゼーと……その道の権威だったムーンブリダが遺してくれた知識で、どうにかエーテライトを復旧させることに成功した!
これで、君も行動しやすくなるはずだ。戦いはここから激化していく……存分に役立ててもらえたら、私たちも嬉しいよ。

「解放への道のり」

本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。

  • 解放への道のり
  • 必中仕事人タタル
  • 少女ノ目
  • ドマ民一揆
  • 生き続けるために

作戦会議

ドマ城陥落のため、アルフィノが立案した作戦は以下のとおりです。

  1. リセとドマの民で派手に暴動を起こし、帝国軍の目をひきつける
  2. アウラ・ゼラ達がヨルで出撃し、ドマ城周辺の制空権を確保する
  3. アルフィノ、アリゼー、忍び達で大龍月亮門に侵入し、魔導障壁を解除する
  4. 海賊衆と碧甲羅のコウジン族が無二江を遡上し、「ドマ町人地」を確保することで、住民を人質に取られる可能性を排除する
  5. ヒエン達と主人公でドマ城に突入し、ヨツユを討つ

アルフィノの策に、ヒエンも納得した様子でした。
各々、早速準備にとりかかります。

ヒエン


久方ぶりの帰還ゆえ、知らねばならんことが多い。ドマ町人地も、今はどんな有様になっていることか……。しかし、アルフィノは、そこに住まう民も国の宝なのだと、きちんと理解して策を立ててくれた。
「暁の血盟」には、気持ちのよい若者が集っているのだな。

ユウギリ


シリナ殿が、最後まで協力をしてくれたそうだな。楽な旅ではなかっただろうが、実りが多いのは何よりだ。
1年前の反乱の折、忍びの里からも、帝国に寝返る者が出た。そのせいもあって、里にも大きな被害が出てな……。今も残っている忍びたちは、あの日の無念を胸に抱いて、再び忠義を誓い、鍛練を積んできた者たちなのだ。

アルフィノ


大龍壁も月亮門も、もともとは、城に出入りする船を管理するために、ドマの民が作り上げたものだそうだ。ゆえに、侵入自体はそれほど難しくない。
あとは敵がどれだけ配備されているかだが……忍びたちの手も借りて、必ず魔導障壁を解除してみせよう。

リセ


それじゃあ、アタシは村の方を見てくるよ。あとで、またね!

アリゼー


さて、私はひとまず、途中になってた軍備の確認をすませようかしらね。

ゴウセツ


此度の作戦は、ドマにとって二度はない挽回の機となろう。是が非でも勝機を逃すことのないよう、同志たちを徹底的に鍛えるでござる!

アルフィノの手伝い

アルフィノの担当は、大龍月亮門に侵入しての魔導障壁解除です。

もともと大龍月亮門は城に来る船の管理の為にドマが建造したものであることに加え、忍び達の協力もあることから侵入自体は難しくありません。しかし、魔導装置を操作する必要があるため、その専門知識が求められます。
タタル経由でシドに連絡した結果、本人は来られないのですが、想定される魔導装置の操作方法に関する書簡をクガネへ送ってくれることになっています。

主人公はクガネへ向かい、タタルからその書簡を受け取ることになりました。

しかし厄介なことに、商館へ届いた書簡の宛先は赤誠組駐屯地。分厚い隊士宛の恋文が誤配送されていました。あわてて荷運び人を探し出し、本来受け取るべき書簡を手にすることができました。

ひと波乱ありましたが、目的を達することができた主人公。
タタルは引き続きクガネにて情報収集に努め、ハンコック達東アルデナード商会は海賊衆に武器を卸す形で商売を……ドマの支援をしてくれることになりました。

ハンコック


海賊衆も、最近まで腐ってましたからネ。新しい武具のひとつも、必要でしょう?

タタル


くれぐれもお気をつけて! ガレマール帝国大使館に動きがあったら、お伝えしまっす!

烈士庵へと戻り、無事手に入れた書簡をアルフィノに手渡すことができました。

アリゼーの手伝い

続いて、アリゼーと共に哨戒任務に従事します。
ゼノス暗殺未遂以降、帝国は大きな動き見せず、粛清もぱったり止んでいるのだとか。おそらく大規模作戦前に兵を整えているのでしょう。

ただし、時折偵察兵を送ってくるそうなので、見回りは欠かせません。主人公とアリゼーは、烈士庵の北側へ向かいます。

手分けして見回りをする中で、主人公は怪しい村人を発見。声をかけたところ、案の定帝国兵でした。

アリゼーと協力し、村人に変装していた眼光鋭い老人を捕縛。

老人は、なにやらヨツユとの繋がりをほのめかします。
その時、敵の目の前に関わらず、主人公の超える力が発動してしまいます――

その少年は属州民でありながら、優秀な成績でもって本国の魔導院への入学を許されていました。滅多にないその名誉に、母親も舞い上がっています。

そこへひどく痩せた少女――幼いヨツユが現れます。ヨツユはこの頃両親を失い、母の妹夫婦のナエウリ家に引き取られていたのですが、義両親は実の息子にばかりかまけ、ヨツユに対してはほとんど虐待ともいえる態度で接していたのです。

超える力から戻ると、帝国兵は既にアリゼーによって “処理” されていました。
主人公が見た幼きヨツユの姿こそ、彼女のドマへの深い恨みの根源なのかもしれません。

リセの手伝い

最後にリセの手伝いです。
暴動の為に必要な武具が足りないという彼女とともに、ナマイ村へ向かいます。

初めて出会った頃とは見違えるほどのリーダーシップを振るいながら準備をすすめるイッセ。しかし物資不足は深刻で、特に防具が足りないのだそうです。
実は、町人街から逃げてきた甲冑師が一人いるのですが……気難しい人間らしく、イッセに請われてその甲冑師、ツラヌキの説得に向かいました。

ツラヌキ


ドマ奪還? 反乱軍? はーっ、こいつはおったまげたねぇ! まだそんな無意味なことを言ってる奴がいたのかい!
やめとけ、やめとけ! ドマは死んだ、みんな死んだ! カイエン様だって、若様だって……このじじいたちが殺したんだ……。

帝国属州となった後、仮初の殿君として復権したカイエン。実権は無くとも、しかし彼の尽力のおかげで、今日に至るまでドマにはドマらしさが残されています。

甲冑師ツラヌキは、そんな前国主カイエンを強く慕っていました。
カイエンの妻が心労で亡くなった10年前、ツラヌキ達はカイエンに反乱を持ちかけます。入念な準備を重ね、1年前の反乱に繋がったのですが……結果は惨敗。発破をかけたツラヌキは責を感じ、心を折られていたのです。

もうドマは終わった。死んでしまった。
諦めて笑う彼を叱咤したのは、他ならぬイッセでした。

なにより、ドマの御旗はまだ降りていません。ヒエンがいます。
そのことを知ったツラヌキは気合を入れ直し、帝国の魔導兵器の残骸から鉄製の腹当てを作ってくれることになりました。

ツラヌキ


若様のこと、何と礼を言ったらいいか……。この恩は仕事で返す、だから最後まで若様を頼むぜ……!

イッセ


どのみち、負けたら後がないんだ。こうなりゃ全員巻き込んで、絶ッ対、勝ってやる!

リセ


よーし……! アタシももういっちょ、がんばるよっ!

「もののふ、今はなく」

ナマイ村における武具問題も解決し、主人公は烈士庵へと帰ります。

こちらでも準備は順調に進んでいる様子です。主人公は何か手伝うことはないかと訪ね、少し外出するというヒエンの護衛を頼まれました。

ヒエンは、作戦前にドマ城を見ておきたいといいます。
破壊されつくされた「門前侍町」を抜け、ドマ城を望む河岸へと到着します。

ヒエン


人影はなく、からくり兵器どもが跋扈し放題か……。これでも在りし日は、歩けば誰ともなし声をかけてくる、往来の多い通りであったのだ。
……まあ、温かい言葉ばかりではなかったがな。占領下の国主一族になど、帝国寄りであれドマ寄りであれ、割りきれん想いがあろう。

祖国の象徴、ドマ城。

しかし帝国の属州になってから生まれたヒエンは、数えるほどしか登城したことがありません。
それでも彼は、天守閣からの眺めが忘れられないといいます。
その眺めの雄大さ故に……ではなく、なんと小さな国だと思ったのだそうです。

命をかけて取り戻そうとしているものの小ささ。土地の話だけではなく、時の流れを考えても、一国の盛衰など歴史のほんの一端にすぎません。しかし、人はそれでもそこで懸命に生きています。

ドマ城を見ながらそんなことを思い出していたヒエンは……その時、アルフィノの策を盤石とする妙案を思いつきました。

ふたりは急ぎ烈士庵に戻ります。

「最後の余白」

ドマとは

碧甲羅コウジン族の使者ソロバンも到着したところで、ヒエンは思いついた “妙案” について説明を始めます。

その作戦とは……碧甲羅のコウジン族の手により、ドマ城城壁を爆破。奪還すべきドマ城を水没させてしまうという奇策でした。

これは「勝つため」の策であると言い切るヒエン。
確かに敵拠点となっているドマ城を沈めてしまえば、敵戦力を一掃できる上に、逃げ道を奪い、ヨツユの居所が天守閣に限定されるでしょう。

「ドマ」とは ”城” に非ず、”城” はまた建て直せば良い。まずは民と共に勝ち残ることを考えよう。
――それは、誰よりもドマ城に格別な想いを持っていたはずのヒエンの覚悟でした。

  1. リセとドマの民で派手に暴動を起こし、帝国軍の目をひきつける
  2. アウラ・ゼラ達がヨルで出撃し、ドマ城周辺の制空権を確保する
  3. アルフィノ、アリゼー、忍び達で大龍月亮門に侵入し、魔導障壁を解除する
  4. 海賊衆と碧甲羅のコウジン族が無二江を遡上し、「ドマ町人地」を確保することで、住民を人質に取られる可能性を排除する
  5. ドマ城を水没させ、敵の動きを封じる
  6. ヒエン達と主人公でドマ城天守に突入し、ヨツユを討つ

アルフィノはその覚悟を受け取り、作戦変更を決断。ドマ城は水没させることになったのです。

ヒエン


皆のおかげで、戦の準備はおおよそ整った。碧甲羅からの報を待って、作戦を決行とする。各自、最後の仕上げを頼んだぞ。
そなたと城を見ながら話しておったら、ふと腑に落ちてな。付き合ってもらった甲斐もあったというものだ。

ゴウセツ


兵の仕上がりは、まずまずといったところでござる。あとはよく休養し、作戦にそなえるのがよかろう。おぬしも、忙しくあちこちを走り回っていたようだが、
心身の備えは万全でござるか? ついに決戦だ、悔いなきように迎えねばな。

ユウギリ


貴殿の尽力もあり、戦支度はかなり進んでいる。それでも、ぎりぎりまで調整を要するだろうが……。私も当日は、ほかの上忍に忍び部隊を任せ、貴殿やヒエン様とともに、ドマ城へ突入する予定だ。どうか、よろしく頼む。

リセ


よし、それじゃあアタシは、村の方に戻るよ。ツラヌキさんや、みんなががんばってくれて準備もあと一息なんだ。あの調子なら、きっと間に合うはず……。アタシもあと少し……がんばってくるね!

アルフィノ


作戦開始に向けて、最後の仕上げだ。皆の方は、どうだろうか……。

アリゼー


さて、私もあとはアルフィノと最終確認をするだけだわ。作戦では別行動だけど、あの約束はまだ有効だからね。……全員、必ずまた無事で、よ。

決戦前夜 リセの決意

ふと目が覚めた主人公が夜空を見上げていると、ナマイ村で作戦準備を進めていたリセが帰ってきました。

変わる予感にはやる気持ち。明日には、状況が大きく……良きにつけ悪しきにつけ、どちらかに転がっているはずです。果たして何を得て、何を失っているでしょうか。

彼女は、旅で得たこと、知ったこと……改めてすべてを込めて戦う決意をしていました。

決戦前夜 ゴウセツの涙

一方……

肩寄せあってうたた寝をしているルヴェユール兄妹をよそに、酒盛りをするヒエンとゴウセツ。

主人公も誘われ、席に同伴することになりました。
これまで歩んできた苦労の道のりを肴に、ゴウセツの酌は相当進んでいる様子です。

……拙者は、侍大将という大層なお役目を頂戴しながら、この人生において、二度も大きな失態を犯したのでござる。

一度目は、25年前……力及ばず帝国に敗れ、主君を幽閉の憂き目にあわせたこと。拙者も監獄に繋がれ、死して詫びることばかり考えておった。
しかし、カイエン様は、やっと許された面会の機会にあろうことか拙者を呼んだのでござる……。

そして、生まれてくる息子……シュン坊のために生きよと、命じられた。

さようでありながら、拙者は二度目の失態を犯した。
先の反乱でカイエン様を討たれ、お守りすると誓ったヒエン様さえ、失くしかけたのだ……。まっこと……拙者ばかりがおめおめと生きながらえ、なんと厚顔無恥であろうか。
おふたりの……皆のおかげで、かような不忠者の拙者も、こうして再び、大義のための出陣と相成った。

酒のせいか、それとも……ゴウセツは人目も憚らず涙を流します。

彼やヒエンの想いも、もちろんドマの民の願いも、いずれにしても、明日勝つことで報われるはずです。

隠れていたユウギリも含め、4人の夜は更けていくのでした。

登場NPC

NPC | ヒエン・リジン NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | リセ・ヘクスト FF14のNPC 霧隠のユウギリ NPC | 霧隠のユウギリ NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) FF14のNPC タタル・タル NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | ハンコック・フィッツジェラルド NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス NPC | アサヒ・サス・ブルトゥス NPC | イッセ・シブヌリ NPC | アザミ・シブヌリ NPC | ツラヌキ・カネウチ NPC | コウジン族

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