2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.メインクエスト4.1-紅蓮【02.復讐と正義】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 復讐と正義
  • 超越者の影

あらすじの要約

かつて帝国に協力していた者に対する怒りが、アラミゴ各地で暴動という形で噴出していた。そんな折、主人公はフォルドラの過去を見る。彼女もまた帝国支配下で、「アラミゴ人」として自由のために戦ったのだ。他方、フォルドラは超越者として、自らが刃を向けてきたアラミゴ人達の過去を見せられ、苦しんでいる。
同じアラミゴに生きる者達だが、分断は大きい。経験不足のリセが対応に苦慮する中、ラウバーンに助けられることも多い。果たしてラウバーンは、今後どうするつもりなのだろうか。

ストーリーのあらすじ

「復讐と正義」

寄贈

水没遺跡スカラの冒険で得た財宝を寄贈するため、リセのもとへ向かいます。

アラミゴの人々が貧しさに苦しまぬよう使ってほしいというアレンヴァルドの願いを聞き、リセは無駄にしないと約束。資金使途については、暁を代表してアルフィノも検討に参加することになります。

その時、解放軍の闘士があわててやってきました。何か問題が生じたようです。

一行は現場へ向かいます。

暴動

捕虜収容所前。

そこには多くの市民が興奮した様子で集まり、収監されているフォルドラの処刑を求めていました。リセは必死に落ち着けようとしますが、声は届きません。
それもそのはず、アラミゴ人達は長らく、フォルドラ率いる髑髏連隊に辛酸を舐めさせられてきたのです。

しかし、ここで暴動に応じて処刑してしまえば、帝国と同じ穴の狢。実務的な面からみても、情報源をおいそれと処刑するわけにいきません。リセが対応に苦慮していると……

ラウバーンが到着し、怒れる市民へと語りかけます。

心に寄り添いつつ、これからの戦いに備えるためにも容易く殺してはならないのだと訴える言葉に、市民は拳をおろしたのでした。

ラウバーン


20年間の帝国支配によって積もってきた恨みを思えば、騒ぎ立てるのもわからなくもないのだが……なかなかどうして、頭が痛い話だ。

メ・ナーゴ


ラウバーン局長の言葉には力がありますね。市民たちを解散させてくれて、本当に助かりました……。

アルフィノ


フォルドラたち髑髏連隊は、人種的にはアラミゴ人ではあるが、帝国人として振る舞ってきた。多くのアラミゴ人にとって、彼女たちは同族殺しと映るだろうね。

アレンヴァルド

敵ではあるが、捕虜を引きずり出して八つ裂きだなんて、いい気持ちのする言葉じゃあないぜ……。

怒りの矛先

ラウバーンのお陰で暴動は収まりました。

同様の問題は各地で生じているのだそうです。
民の抱く怒りは、アラミゴ奪還の原動力となっていた面もあります。しかし目的が達せられた今、拿捕された帝国軍への暴力や無節操な私刑、帝国軍に協力していた者への弾圧、果ては帝国軍のためにたてた墓を荒らされる等、各地で表出しています。

ギラバニアのすべての者が協力する国を造りたいと理想を抱いても、現実は厳しいもの。とはいえ、沈んでばかりもいられません。
今から新たなアラミゴの体制決定のため、各地の集落や難民達、獣人種族達からも代表者が集まり、会議が開催されることになっています。

その会議に挑む前に、アレンヴァルドたっての希望でフォルドラと面会することになりました。

フォルドラの本音

独房にて。

フォルドラは自暴自棄に自らの処刑を望みます。

対してアレンヴァルドは、なぜ彼女が帝国に与するようになったか、なぜすべてを投げ打ってでも自由をつかもうとしたのか……本心を語ってくれと訴えます。

その時、主人公にも超える力が発動。フォルドラの過去を垣間見ることになったのです。

超える力 フォルドラ幼少期

帝国占領下のアラミゴを両親と共に歩くフォルドラ。
市民権を持つ彼らは、アラミゴ人の中でも比較的裕福な生活をしています。

当然、市民権を持たない者から不満を持たれているようで……。

幼いフォルドラは、突如向けられた悪意に恐れをなし、一人走り出してしまいます。

気が付くと、そこは市民権を持たないアラミゴ人達の居住区。

たったひとりの子供に対し……最初に石を投げたのは、老婆でした。

追いついた父が、身を挺してフォルドラを守ります。

鎮圧をすべき帝国軍は「属州民同士の喧嘩に付き合う暇はない」と取り合うこともなく……

運悪く石が父の頭に命中。そのまま命を落としてしまったのです。

超える力 フォルドラ青年期

数年後。
市民権を持っているにも関わらず、フォルドラは仲間とともに、命の危険もある帝国軍への志願を決意していました。

その顔には……彼女の父と同じ、アラミゴ伝統の刺青。

帝国市民権を持つとはいえ、生粋のガレアン人から見れば蛮族にすぎない事実は揺るぎません。
それならば、軍にて功績を上げ、誰にも文句を言わせないほどの力を得なければ。

それこそが、フォルドラの選んだ戦い。

自由か死か――全ては、真なる自由を得る為に。

超越者の苦しみ

以前、アレンヴァルドはフォルドラの過去を垣間見ていたといいます。
ハーフガレアンとして苦しい人生を歩んできた彼もまた、フォルドラの過去に何か思うところがあるのでしょう。

しかし、彼女に言葉は届かず。
過去のほんの一部を見ただけで、私の全てを理解した気になるなと撥ねつけます。

その時……フォルドラの超える力が発動。
どうやら主人公の過去が見えたようですが……

力に振り回され、苦しんでいるようでした。

時間だけはあるから、少し未来のことを考えてほしいとリセは言い残し、皆その場を後にするのでした。

アレンヴァルド


すまない、感情的になりすぎちまった。ただ、同じアラミゴで生まれた同世代のひとりとして、他人事とは思えなかったんだ。

アルフィノ


過去に起こった出来事を垣間見ることができる力……。便利なものだと、軽く考えすぎていた気がするよ。

「超越者の影」

超越技術研究所の調査

フォルドラは頻繁に起こる過去視に苦しんでいるようでした。
ただ、確かに過去視は本人が望む望まないに関わらず発生しますが、そう起こるものではありません。
超越者とは人工的な超える力である……そう考えていましたが、何か違いがあるのかもしれません。そこで、現在不滅隊の手によって調査が行われている超越技術研究所へ向かうことにしました。

現地の調査はラウバーンによって主導されています。主人公達も情報収集に協力することにします。

魔導装置

中央に据えられた巨大な魔導装置。プレートを見ると、周囲のポッドには「供給個体」と記載されているものの、クルルが捕らえられていたポッドだけは「基準個体」と記載されています。

ガーロンド社から派遣されてきた技術者によれば、基準個体用ポッドの内側だけ、エーテル波形を調べるためのセンサーが大量に設置されているのだとか。

大量の犠牲者

まわりを見渡せば、大量の黒い袋……つまり死体袋が積まれていました。全て「供給個体」だった者たちです。
ほとんど外傷もなく、エーテルを奪いつくされて衰弱死していました……。

超越者の造り方

得られた情報を精査した結果、フォルドラの受けた処遇の全貌が見えてきました。
どうやら供給個体から吸い出したエーテルを、基準個体――つまりクルルのエーテル波形に似せ、強化個体であるフォルドラに注ぎ込むことで、超える力を真似た力を得る装置であるようです。

数多の犠牲の上に実験は成功し、結果フォルドラは超越者たる力を得ました。しかしクルルの超える力は他者の意志を読み取る力。加えて、少なからず彼女に敵意を持つ解放軍の監視員と接する機会が多い故に、フォルドラには頻繁に過去視が発生していたのでしょう。

過去視とは、他人の人生の一部を追体験するようなもの。かつてイゼルが聖竜の過去を垣間見てその人生を一変させたように、大きな影響を受けることも少なくありません。
フォルドラは今、自分が加えた危害に否応なく向き合っているのです。

対帝国という点で考えると、仮に超越技術研究所のデータが帝国本国に送られていたとすれば、大量の超越者が戦力投入される可能性もあります。対策のためにも、ますますフォルドラを失うわけにはいきません。

悩むリセをみて、ラウバーンは理想に向かうためには、己がそれを信じ、真摯に対話を重ねなければならないと発破をかけます。
フォルドラの心を溶かすためにはどうするか……リセの課題は難しいものです。

研究所の調査を不滅隊に任せ、外に出ます。

アルフィノ


エーテルを強制的に吸い上げられれば、おそらくかなり高い確率で、対象者は命を失うだろう。
フォルドラの強化のため、いったい何人が犠牲になったんだ……。

アレンヴァルド


俺たちは、偶然に「超える力」を手に入れた。その意味を考えさせられるよ。

ラウバーンの今後

今回といい、暴動を起こした市民の鎮圧といい、リセはラウバーンの偉大さを実感していました。
ところで、現在はウルダハ不滅隊局長という立場のラウバーンはアラミゴの情勢が落ち着いたらどうするつもりなのでしょう。故郷アラミゴに帰るつもりなのか、果たして……。

その時、ピピンがやってきました。
支援物資受領のため一時的にウルダハへ帰国していた彼。ナナモ陛下から主人公宛の伝言を受け取っていました。折り入って話したいことがあるのだそうです。

もしかしたらラウバーンの今後の去就についても聞けるかもしれません。
アルフィノとアレンヴァルドは財宝の資金使途検討に入るため、主人公は一人ウルダハへ向かうことにします。


アレンヴァルド


ちなみに俺は、アラミゴ人ではあるが、これまで通り冒険者としての暮らしを続けるつもりだ。
生まれ故郷には、あまりいい想い出がないもんでね。

リセ


ラウバーンには、これからも教えを乞いたいと思うけど、アラミゴに残るかどうかは、本人の意志次第。アタシから口出しするのも違うと思うんだ。

登場NPC

NPC | リセ・ヘクスト NPC | アレンヴァルド・レンティヌス NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | メ・ナーゴ・ラツ FF14のNPC ラウバーン・アルディン NPC | ラウバーン・アルディン NPC | フォルドラ・レム・ルプス FF14のNPC ピピン・タルピン NPC | ピピン・タルピン

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