当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ゴウセツとツユ
- ツユの行方
和平交渉の準備が整ったと連絡を受けて到着したドマでは、過労で倒れたゴウセツが、変わらず記憶の戻らないツユから看病を受けていた。
いざ捕虜交換へ向かおうとした時、ヨツユは一人行方をくらましてしまう。彼女はゴウセツの為に、ひとりでナマイ村へ柿を買いに来たのだ。
しかし、ナマイ村にとってヨツユは恐怖の象徴。村人たちの反応に、自分が何かひどいことをしたのだと察したツユは、地に頭をつけ許しを請う。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、アザミであった。
村人たちもヨツユが記憶を失っていることを理解し、幸い大きな混乱に至ることはなかった。
ストーリーのあらすじ
「ゴウセツとツユ」
交渉再開
ハンコック
風が吹けば桶屋が儲かる……。皆さんがこうしてウルダハ商館にご滞在なさることは、きっと、いつか我々の利益に繋がると信じているのデ~ス!
ドマと帝国の和平が成立することを願っていますよ。東アルデナード商会としても、自由な貿易のため、帝国には大人しくしてもらいたいのデ~ス!
タタル
アルフィノさんは、「暁」の資金を浪費してしまったことを反省し、しばらく、質素な倹約生活を送っているようでっす。
私も、自分のお仕事をバッチリこなしてみせるでっす!
損失も、十倍返しで、大儲け……これで決まりでっす!
アリゼー
アルフィノったら、「暁」の資金を浪費しちゃってから、やたらとケチになって、お茶代まで出し渋るのよ。
アサヒが何を企んでいようと、ぶっ潰してやるだけよ。ヒエンの決意を、想いを、無駄にしてたまるのですか。
クガネの東アルデナード商会で待機していたアルフィノのもとへ、ヒエンから和平交渉の準備が整ったと連絡がありました。
ほどなく、徴用兵を乗せた飛空艇がヤンサに到着するとのことです。一行は交渉の場に立ちあうため、ドマ町人地へ向かいます。
ツユとゴウセツ
ユウギリ
ヨツユの面倒は、変わらずゴウセツが見ている。
端から見れば、好々爺と孫娘といったところだが……やれやれ……。
ハクロウ
ナマイ村をはじめ、各集落の警備は強化しておいた。
紅甲羅の連中がまた襲撃してこようとも、二度と民に危害は加えさせん。
ドマ町人地に到着しました。
ヒエンによれば、今日に至るまで、結局ヨツユの記憶は戻っていません。
加えて……なんとゴウセツが倒れてしまったのだそうです。
あわてて彼の自室へ向かいますが……
ヨツユに看病されるがままのゴウセツ。
主人公たちにその様子を見られ、バツが悪そうに話題を逸らし――
粥には飽きた。ナマイ村の柿を食べたいものだとつぶやきます。
その後ゴウセツの身体を拭きながら、自らがつけた傷跡を見るツユ。
何か引っかかったのか。一瞬ふらつく彼女でしたが、やはり彼女の記憶は戻っていません。
二人はどうやら、祖父と孫娘のように穏やかな関係を築いているようです。
ゴウセツの為にも
倒れたと聞いたときは肝を冷やしましたが、ゴウセツは元気そうにみえました。
しかし、その豪快な様から忘れがちではありますが、そもそも彼は孫がいてもおかしくない年齢です。寄る年波に気合で立ち向かってきた身体も、いよいよ限界なのかもしれません。
ヒエンは、これまで忠義を尽くしてくれたゴウセツに、ゆっくり休んでもらいたいと考えています。
彼が望むなら、本当の親子のようにヨツユと……。
とはいえ、ヨツユはドマにとって恐怖の象徴です。新たにツユとしての人生を歩ませるための根回しも簡単なことではないでしょう。
それでも、ヒエンは最善を尽くすつもりでいます。
ひとまず差し迫った捕虜交換に向けたヨツユとアサヒの面談のため、主人公は船着き場へ向かったのですが……。
ユウギリ
ヨツユの記憶喪失は認めるほかないが、ゴウセツの好々爺ぶりは……何とも受け入れがたい。
アリゼー
あのヨツユが一人になったらままごとを始めただなんて……。
彼女はもはや、ツユという名の別人なのね。
姿を消したツユ
船着き場で待っていると、慌てた様子でヒエンが現れました。
なんと、少し目を離した隙に館からツユが姿を消してしまったのです。
記憶が戻って逃げたのでしょうか。
船頭は「笠を被った色白な娘」を渡したことを覚えていました。おそらく彼女は、既に対岸へ渡っています。今の所ツユの正体は知られていませんが、もし逃げた先で騒ぎになったら……。
捕虜交換を前に、厄介なことになりました。
「ツユの行方」
捜索
ともかく、早急にツユを探さなければなりません。
ユウギリとアリゼーは引き続き町人地を、ヒエンはクサカリの里方面を、アルフィノはカストルム・フルーミニス近郊を捜索し、主人公はユヅカ代官屋敷に住むナマズオ族から聞き込みを行います。
かつて、無二河中洲に広がっていた街を治める代官であったユヅカの屋敷跡には今、文明化したナマズオ族達が住んでいます。漁の帰りだという一人が、ツユと思しき人が北東に向かったのを目撃していました。
その情報を元に、北東に進むと……。
ナマイ村の近くで、ツユがかぶっていたものと思われる笠を発見。村に行ったのでしょうか……。ヒエンとアリゼーも合流し、ナマイ村へ向かいます。
ツユとヨツユ
突然村に現れた「ヨツユ」に、恐怖と驚きを隠せないナマイ村の住人達。
しかし「ツユ」は、自分が何故恐れられるのか分かりません。
一足遅く、ヒエンや主人公達が到着。
村人に事情を説明します。
すべてを忘れたという「ヨツユ」に怒る村人たちを前に……
「ツユ」は、自分がなにか大変なことをしてしまったのだと、必死に許しを請います。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、アザミでした。
アザミの言葉に心動かされたのか、それとも「ツユ」のあまりに必死な様子に毒気が抜かれたのか。村人たちは振り上げた拳をおろします。
ヒエンは今後、ツユを一人のドマ人として扱うこと。そして監視をつけ、無断で村には立ち入らせないことを宣言し、この場を治めるのでした。
ツユ
ねぇ……わたしは……なにをしたの?
……でも、柿、もらった。おじいちゃん、喜んでくれるかな……。
ユウギリ
彼女は柿が欲しくて、館を抜け出したのか。
童返りしているからこそ、監視を続けるべきだった……。
イッセ
ヨツユのやったことは忘れられないが、アザミに止められたら、俺は何もできないよ……。
アザミ
おねえちゃん、もうぜんぜん怖くない。
なんだか……別の人みたい。
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | ハンコック・フィッツジェラルド NPC | ヒエン・リジン NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス NPC | 霧隠のユウギリ NPC | ハクロウ・グンジ NPC | ナマズオ族 NPC | イッセ・シブヌリ NPC | アザミ・シブヌリ