当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- イシュガルドへ
- 壮麗なる皇都
- わだかまる雲霧
- 雲上の騎兵団
- 困ったヤツのあしらい方
- 対するはバヌバヌ族
- マリエルの憂鬱
- 湧水のクリスタル
- 雲海より現れしもの
- 困ったヤツの称え方
- 鷹の巣
- ゼーメル家の大工
- 征竜将の彫像
- 届かぬ届け物
- 哨戒部隊を捜索せよ!
- 足跡が導く再開
- 目の曇り、今は晴れ
エオルゼアでの活動が制限されている主人公達は、イシュガルド四代名家のひとつ、フォルタン家の仲介により、皇都イシュガルドへ向かう。ドラゴン族との絶え間ない戦い、強固な身分制を目にし、再起をかけて自分達にできることをこなしていく。
フォルタン家次子、エマネラン支援のため向かったアバラシア雲海では、現地の蛮族「バヌバヌ族」が蛮神「ビスマルク」を召喚していたことが発覚する。
フォルタン家長子、アルトアレール支援のため向かったクルザス西部高地では、異端者のアジト捜索の結果、氷の巫女イゼルと再会する。
彼女は超える力で竜詩戦争の“真実”を知ったからこそ、それを止めようとしているのだという……。
ストーリーのあらすじ
「イシュガルドへ」
雲廊をわたって
ウルダハで王女殺害の濡れ衣を着せられた現状、暁がエオルゼアで出来ることは多くありません。
再起を誓いつつもどうしたものかと思案している時、オルシュファンによって、イシュガルド四代名家のひとつであるフォルタン家の当主エドモン・ド・フォルタン伯爵が後見人となってくれるという情報がもたらされました。
これは、暁が正式な客人として皇都イシュガルドに入ることができるようになったことを意味します。
暁に、ふたたび明かりを灯すために。
主人公、アルフィノ、タタルの3人は、寒風吹きすさぶ雲廊を抜け、竜の怨念渦巻くイシュガルドへ向かいます――
エドモン・ド・フォルタン回顧録「蒼天のイシュガルド」
その者は、わずかな友を伴いやって来た。
陰謀により血で穢された祝賀会を脱したかつての英雄は、あらぬ汚名を着せられ、今や追われる身である。
それでもなお再起を信じ、失われた仲間と希望を捜し求め、彼らは歩み続けていた。
堕ちた英雄が訪れたのは、北方の地クルザスを領する山の都「イシュガルド」。国教「イシュガルド正教」の長たる教皇が王権を有し、戦神ハルオーネを主神とする宗教国家である。
四代名家率いる貴族たちが剣と槍を掲げ、仇敵ドラゴン族から都市を守り、戦い続ける。
「竜詩戦争」とも呼ばれる千年もの果てなき戦いを――
固く閉ざされた大審門の扉を開き、歴史ある皇都に足を踏み入れた光の戦士たち。
彼ら異端の者たちの到来が、千年の歴史を揺るがす変革の始まりとなることを、この時知る物はいなかった――
フォルタン家の歓迎
先のドラゴン襲撃の傷跡が生々しく残るイシュガルドへ到着した主人公達。オルシュファンに導かれ、フォルタン家の屋敷に向かいます。
エドモン・ド・フォルタン伯爵は暁を歓迎し、先のイシュガルド防衛戦の礼を伝えます。
閉鎖的なイシュガルドにおいて進歩的な考え方をもっているエドモン伯爵は、イシュガルドも閉ざした扉を開け放ち、エオルゼア各国と協力していくべきだと考えています。
そのため暁の活動に賛意を示しており、危険を承知で協力を申し出たのです。
とはいえ、イシュガルド全てが彼と同じ考えではありません。
なればこそ、暁はその活動によって誤解をといていかねばならないでしょう。
フォルタン家の客人である証書を受け取った主人公達は、まずイシュガルドを見回り、内情を知ったうえで自分達に何ができるかを考えることになりました。
「壮麗なる皇都」
「わだかまる雲霧」
街巡りの最後に、雲霧街にある酒場「忘れられた騎士亭」に向かいます。
店主のジブリオンによれば、スキップフロアであるこの酒場は、2Fが騎士向けで1Fが雲霧街の民向けとなっており、客層が全く異なります。
雲霧街とは、天候次第で雲に飲まれてしまう低層域のこと。要するにイシュガルドの貧民街であり、酒場も治安はあまり良くありません。
しかし、多くの民が出入りする場所には、情報もまた多く集まります。
タタルは一人酒場に残り、情報収集にあたることを申し出るのでした。
主人公とアルフィノはフォルタン家へ戻ります。
イシュガルドの現状を肌で感じた2人は、エドモン伯爵に何か手伝えることは無いかと申し出ます。
伯爵の依頼により、アルフィノは物資調達のための各国とのパイプ役を務め、一方主人公はエドモン伯爵の息子達、アルトアレールとエマネランの任務の助力をすることになりました。
「雲上の騎兵団」<エマネランの任務支援>
フォルタン家次男のエマネラン。
家督は長子が継ぐイシュガルドにおいて、次子である彼は将来独立しなければならない立場です。名をあげるチャンスと、英雄である主人公の手を借りられることを打算的に喜んでいます……
彼の任務を支援するため、アバラシア雲海に向かいます。
はるか上空に浮かび、かつて人の手の届かなかったアバラシア雲海の島々は、シドがもたらした飛空艇技術によって今やドラゴン族の監視、そして先制攻撃基地を目的として開拓が進んでいます。
しかし、端的に言ってここはドラゴン族が現れたことすらない僻地中の僻地。要するに左遷の地なのです。
そんなアバラシア雲海開拓を担うのがアインハルト家。四代名家のうちのひとつですが、最近は権威を失いつつあります。先のドラゴンヘッドにおける異端者騒動で、嫌疑をかけられたフランセルの家です。
STORY | 1.メインクエスト2.0-新生【24.飛空艇エンタープライズの行方】
アバラシア雲海開拓団を率いるラニエット。
彼女はフランセルの姉です。
エマネランは彼女に対し好意をもっているようで、いいところをみせようと張り切るのですが……彼女ははずいぶん辛辣な態度をとります。
ドラゴン族への攻撃の要である飛空艇「プロテクトゥール号」は故障続き。
最近は、鳥のような原住民バヌバヌ族との小競り合いも絶えません。主人公はエマネランの世間知らずな態度に辟易しつつ、アバラシア雲海での任務にあたります。
「雲海より現れし者」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「困ったヤツのあしらい方」
- 「対するはバヌバヌ族」
- 「マリエルの憂鬱」
- 「湧水のクリスタル」
- 「雲海より現れし者」
エマネランと別行動で湧水のクリスタル収集にあたっていた主人公でしたが、そんな折にエマネランの付き人であるオロノワがあわてて主人公のもとへ現れました。
エマネランがバヌバヌ族によって連れ去られてしまったのです。主人公は救出のため、アインハルト家の騎兵達とともにバヌバヌ族の拠点へ向かいます。
作戦にはオルシュファンも合流。協力しながらエマネランを救出し、怯える彼を護衛しつつ脱出をはかりますが、敵の度重なる増援にいよいよ追い詰められてしまいました。
長老ホヌバヌ:
バヌバヌ治める偉大なブンドの長、このホヌバヌは、沸き立つ雲のように怒りに満ちている!
ホヌバヌを怒らせる、地の底を歩く者たちは、泡立つ雲の神に捧げなければならない~!
……来たりませ、白き神!
バヌバヌ族長老、ホヌバヌの呼びかけに呼応して現れたのは、白き鯨のような蛮神「ビスマルク」。
ろくな準備もなく闘うことができる相手ではありません。
恐怖に怯え、遁走したエマネランを追うように、主人公達も走り出します。
そこに現れたのはシドが駆るエンタープライズ号。
間一髪、脱出に成功するのでした。
「困ったヤツの称え方」
イシュガルドで飛空艇技術顧問を務めるシドは、プロテクトゥール号の整備のために雲海を訪れていたのでした。
無事拠点へ戻った主人公達は、顛末をラニエットに報告。
「ビスマルク」の出現も伝えました。
バヌバヌ族は、もともと友好的な一族でした。
それが一転、攻撃的になっている理由はおそらく蛮神の出現によるテンパード化が一因でしょう。
ひとまず、アバラシア雲海での任務は完了です。
主人公達は一度イシュガルドへ戻ることになりました。
「鷹の巣」<アルトアレールの任務支援>
フォルタン家長子のアルトアレール。
彼の任務は、教皇庁主導ものと、主にデュランデル家とゼーメル家の手ですすめられているクルザス西部高地の復興です。
ファルコンネストに到着した主人公は、同地の責任者のレッドワルドに挨拶します。
彼はホワイトブリム前哨地のドリユモンと知り合いであり、主人公のことをよく聞き及んでいたようです。
もともと温暖な気候だったクルザス西部高地。
しかし第七霊災によって大寒波が巻き起こり、雪深き地へと変貌します。
霊災後せりあがった大氷壁によって、同地は閉ざされます。
現地の住人達は皇都へ避難せざるを得ず、クルザス西部高地は放棄されてしまいました。
結果、ここは現在「氷の巫女」が率いる異端者たちの根城となっているのです。
教皇庁がクルザス西部高地奪還を決定したのは、異端者勢力に対抗するため。
ファルコンネストの復興はその足掛かりとして、作戦が進められているのですが……
第七霊災から5年。復興には多大なる労力を要し、思うように進んでいません。
主人公達は、「各施設の再建作業」と「異端者勢力の捜索」について、協力することになりました。
「足跡が導く再開」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 「ゼーメル家の大工」
- 「征竜将の彫像」
- 「届かぬ届け物」
- 「哨戒部隊を捜索せよ!」
- 「足跡が導く再開」
アルトアレールと主人公は協力して任務をすすめていましたが、その最中レッドワルドに緊急連絡が入ります。北方にて哨戒任務にあたっていた部隊との通信が断絶してしまったのです。
その部隊の任務は、異端者達のアジトの捜索でした。異端者と遭遇戦となり、連絡が絶たれてしまった可能性も否定できません。
主人公達も捜索に協力します。
アルトアレールと共に、通信が途絶えたキャンプ・リバーズミートへ向かいました。現地に到着した主人公は、異端者に襲われていた騎兵救出に成功します。
彼によれば、任務中急激に天候が悪化。風雪によって視界が悪くなったところで突如異端者に襲われたのだとか。
重症である騎兵を、急ぎファルコンネストへ送り届けなければなりません。
他方、現場には多くの異端者達の足跡が残されています。これは彼等のアジトをつきとめるまたとないチャンスですが、この大雪では消えてしまうのも時間の問題でしょう。
そこで、主人公は二手に分かれることに。
アルトアレールは負傷した騎兵を連れてファルコンネストへ。
主人公は足跡を追い、異端者達のアジト突き止める任務にあたります。
異端者達の足跡を追い、主人公が到着したのはとある建物の地下室。
そこに居たのは、氷の巫女たるイゼルでした。
彼女が蛮神シヴァとして立ちはだかったアク・アファー円形劇場以来の再会です。
対峙する2人の前に、ミドガルズオルムが姿を現します。
始祖たる幻龍が主人公についているのを目にし、彼女は自分のことを話し始めるのでした――
彼女の故郷であるファルコンネストが第七霊災で氷に閉ざされた後、イシュガルドへの避難中に大氷壁の崩落事故が発生しました。
その事故で家族を失い、イシュガルドへの道も閉ざされた彼女はファルコンネストへ戻るものの、寒さに耐えかね、危険を承知でドラゴン族の居住地であるドラヴァニアへと向かいます。
そこで彼女は、「七大天竜」の一翼たる聖竜「フレースヴェルグ」に出会ったのです。
主人公やミンフィリアと同様に、イゼルもまた超える力を有しています。彼女は、その力でフレースヴェルグから竜詩戦争の「真実」を垣間見たが故に、氷の巫女と誹りを受けようと、竜詩戦争を止めようとしているのです――
人の命は短く、対してドラゴン族の寿命は1000年を超えます。
人にとっては遥か昔の物語でも、ドラゴン族にとっては昨日の出来事であり、忘れがたき記憶です。そのすれ違いを埋めるのは、安易なことではありません。
ミドガルズオルム:
命短きヒトの子には、歴史に埋もれた記録であろうとも、悠久の時を生きる竜には、忘れがたき記憶よな。
その怒りの深さと狂気は、ヒトの子たる汝らに、計り知れるものではない……。
イゼル自身も、今日のドラゴン族とイシュガルドの民の対立が、“今の”イシュガルドの民が原因ではないことを理解しています。
それでも、竜詩戦争を止めるためとはいえ、彼女は多くのイシュガルド民を手にかけてきました。
自らを罪人と呼び、竜を愛した「シヴァ」は、融和を願い、主人公の前から姿を消したのでした……
建物から出た主人公の前に、アルトアレールとレッドワルドが援軍を連れて現れました。
中に異端者のアジトがあることを伝え、後始末をレッドワルドに引き継ぎ、任務を終えた主人公達はイシュガルドへ戻ります。
「目の曇り、今は晴れ」
フォルタン家の屋敷に戻ったアルトアレールは、主人公に自らの非礼を詫びます。
フォルタン家の嫡男でありながら、オルシュファンは姓を「グレイストーン」と名乗っています。
それは、彼が“妾の子”だから。
実直なエドモン伯爵が犯した「唯一の過ち」といわれるオルシュファン。エドモン伯爵は、そんな彼を捨てずに騎士として育てました。
しかし正妻であるアルトアレールの母は、生涯それを認めず……
アルトアレール:
もちろん、今は亡き私の母は、最後までオルシュファンの存在を認めようとはしなかった。その心が、私にも伝わっていたのだろう。
だからこそ、私はオルシュファンを素直に受け入れられず、奴が推挙した貴殿のことも疑っていた。奴の目は曇っていると……。
主人公に疑惑の目を向けていたアルトアレールは、キャンプ・リバーズミートで騎兵を救った際、騎兵を送り届けるという「楽な任務」を選び、異端者のアジトを突き止める「辛い任務」を主人公に押し付けました。
アルトアレール:
だというのに、その任を断らぬばかりか、見事に成し遂げて見せた貴殿の姿は……そう、まさしくオルシュファンが推挙した言葉のとおりだった。
どうやら、曇っていたのは、私の目だったようだ。ゆえに感謝しよう、主人公殿……。
ありがとう、良い経験になった。