当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 灯されし希望
- その翼、エクセルシオ
出発前にイシュガルドの皆に挨拶をしてまわる。エドモン伯爵からは盟友オルシュファンの形見である盾を、ウリエンジェからはムーンブリダの形見である白聖石を受け取った。
いよいよ魔大陸へ。以前阻まれた防御フィールドであったが、エーテルラムへ竜の眼の力を込め、これを超えることに成功するも……直後に帝国の巨大戦艦が現れた。
なすすべなく攻撃を受けるエンタープライズ・エクセルシオ。万事休すかと思われた主人公達を救ったのは、フレースヴェルグの背に乗ったイゼルであった。
彼女はその身にシヴァを下ろし、たった一人で帝国軍の巨大戦艦と対峙。これを退けることに成功するのだが、力を使い果たしてしまった彼女は攻撃を受け、最期の時を迎えたのだった。
ストーリーのあらすじ
「灯されし希望」
最終決戦が迫る中、ガーロンド・アイアンワークスによる準備が終わるまで、主人公はイシュガルドに残る人々に挨拶をしてまわることになりました。
アイメリク その覚悟
いよいよ出発か……。ともに行きたいが、怪我が完治していない私では君たちの足手まといになるだけだ……すまない。
父……いや、教皇「トールダン7世」は、アシエンを受け入れ、蛮神の力に手を染めた……。
覚悟はできている……必要とあれば、討ってくれ……。
すまない……本当にすまない……。何から何まで、君に押しつけなければならないとは……。
いかんな……笑顔で送らねばならぬというのに。君たちの旅路に、戦神「ハルオーネ」の加護あらんことを。私は、私にあたえられた皇都という戦場で、 成すべきことを成そう。
ルキア 祈りと愛
そうか、いよいよ「魔大陸」に赴くのだな。
貴公の旅路に、戦神の加護がありますように……。……信仰とは無縁の帝国人が、神に祈るのは不思議か?
私自身も少しばかり奇妙な気分だよ。幼いころから、神に祈ったことなどなかったのだからな。
ところが大切な人が出来てからというもの、その無事を祈らずにはいられなくなった。祈りとは、本来こうした素朴なものなのだろう……。それを神を呼ぶ力と成すために、歪め、利用している教皇たちを許してはいけない……そう思うのだ。
タタル 仲間を失わないように
主人公さん……必ず、帰ってくるでっすよ?
それから……私がこんなことを頼むのも変でっすが、アルフィノ様を、どうかよろしくお願いしまっす。
イシュガルドに来てから、アルフィノ様は変わられまっした。
裏切りと挫折を味わって、自分自身の限界を知って、 それでも、がんばろうって決めたんだと思いまっす。
アルフィノ様は、私にとっても、大切な仲間でっす。
もう二度と、仲間を失わずに済むように、 絶対に連れて帰ってきてくださっい!
ヒルダ 自由を求めて
主人公じゃないか!
アイメリクから聞いたぜ、教皇をブチのめしに行くんだろ?
アタシも行ってやりたいところだけど、平民の中には、教皇不在の好機に貴族を倒そうなんて 動きもあるからね……お目付役が必要なのさ。
アタシは、自由を求めてる。ただ貴族どもに復讐したい訳じゃない。憎しみは憎しみを生むだけだって知ってるからね……。
皇都の留守はまかしときな。教皇の代わりに国をまとめようっていう、青臭い総長サマを手助けして裏から支えてやるからよ。
エドモン・ド・フォルタン 息子と共に
主人公殿……。わざわざ、挨拶に来てくれたのか。
ありがとう……貴殿には、心配をかけてしまったな。未だ、私の心は、息子を失った悲しみに包まれたままだ。しかし、息子が信じたイシュガルドの未来を掴むためには、下ばかりを向いてはいられない……。
オルシュファンは、私に貴殿らを皇都に招き、 その後見人になるようにと説得する時にこう言ったのだ。
主人公は、我が友であり、希望であると……。
今なら、その真の意味がわかる……。貴殿は、吹雪の中にあったイシュガルドに灯された希望だ。
どうか、息子の思いを、 決戦の地まで連れて行ってやってほしい。……そして、必ず、生きて戻ってくるのだぞ!
「その翼、エクセルシオ」
エスティニアン 因果を断つ覚悟
ヤ・シュトラ:
不思議なものね……。少し前までは、異邦人がイシュガルドに入ることは、そう簡単なことではなかったわ……。それが今や、こうして手に手を取って、私たちは同じ目的のために戦おうとしている……。
やはりあなたは、人々にとって希望の灯火なのね。
エスティニアン:
やめておけ……こいつも、俺も、そんな言葉のために戦っているわけじゃない。
一介の冒険者であった主人公は、今や英雄として人々の要となる存在となりました。他方、蒼の竜騎士として戦い続けてきたエスティニアンもまた、イシュガルドにとって長らく柱であった存在です。
勝手に祭り上げられる重圧も――寂しさも、きっとエスティニアンには分かるのでしょう。
最後の戦いを前に、千年の戦いにケリをつける覚悟を決めるエスティニアン。
一方、ヤ・シュトラは彼の持つ竜の眼が、未だ隙を伺っていることを忠告するのでした。
エスティニアン:
お前とともに戦いに赴けることを、誇りに思う。「蒼の竜騎士」の誕生に隠された秘史を知った今、すべてのケリをつける覚悟だ……俺たちの手でな……。
ウリエンジェ 愛しき人の形見と共に
その後イシュガルド・ランディングに、はるばるウルダハからウリエンジェが「渡したいものがある」と駆けつけます。
それは白聖石でした。おそらくムーンブリダが残していた予備なのでしょう。
主人公はこれを受け取り、魔大陸で待つだろうアシエンを討つ決意を固めます。
ウリエンジェ:
失って初めて気付くことも多い。 陳腐な言葉ではあれども、真実でもある。
私は、あの人を……。
魔大陸へ
いよいよ完成したエーテルラム。
生まれ変わったエンタープライズ号――エンタープライズ・エクセルシオを駆り、イシュガルドに残る皆に見送られながら、主人公達は最終決戦の地、魔大陸へと向かいます。
防御フィールドの突破
前回は弾かれた防御フィールド。しかし今回はエーテルラムと、それに力を注ぐ竜の眼があります。
エスティニアンは竜の眼を開放。
高密度に収束されたエーテルの刃が形成され……防御フィールドへと突き立てます。
そのまま加速を続け
遂にフィールドを突破することに成功したのです!
……しかし。その時雲の中から巨大な機影が現れます。
それは帝国軍のアグリウス級飛空戦艦でした。
主人公たちがフィールドを破壊するその時を虎視眈々と狙っていた彼らは、エンタープライズ・エクセルシオに苛烈な攻撃を開始。
小型飛空艇では為す術なく、万事休すかと思われたその時でした。
凍えた身体を温めるための
かつて星の意思から授かった、光のクリスタル……。
……今こそ使う時か。
これまで、自分の主我のために、多くの犠牲を出してきた。結局私は、凍えた身体を温めるための、仲間が欲しかったのだ……そのために、大義を創った。
許して、シヴァ。……そして、フレースヴェルグ。
それでも私は、どうしても見てみたい……。少女が雪原のただ中で、凍えずとも済む時代をッ!
聖女シヴァ――いえ、願いによって造られた私自身の神よ!
今こそ我が身に降りて 真の融和のために 最期の静寂を!
氷の巫女として、光の戦士として
絶体絶命の主人公達の前に現れたのは、フレースヴェルグに乗った氷の巫女イゼルでした。
彼女はその身に宿したシヴァ――彼女の神の力で一人、帝国軍のアグリウス級飛空戦艦と対峙。大きな損害を与えます。
しかし力を使いすぎ、息も絶え絶えの状態となり……遂に敵の砲撃が彼女を捉えたのです。
堕ちていくイゼル。
その変身は解け
イゼル:
さらばだ、光の戦士。
私を導いてくれてありがとう。
氷の巫女、そして光の戦士であったイゼル。
最期に残した言葉は、主人公への感謝でした。
ハイデリンに導かれた彼女は、ここに散ったのです。