当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- ふたつの魂
- 決戦に備えて
- 聖竜の試練
友を助けることを誓ったアルフィノは、ヤ・シュトラとタタルから「眼を引き剥がす事ができればエスティニアンが戻るかもしれない」ことを聞き、決意を新たにする。
アイメリクは来る最終決戦に向け、イシュガルドの防備をすすめる一方、フレースヴェルグの力を借りたいと主人公達に申し出る。主人公とアルフィノの案内でアイメリクは白亜の宮殿に到着。かの竜に助力を求めるが返事は芳しくない。
しかし、アイメリクの決意、そしてミドガルズオルムからニーズヘッグは既に影にすぎないことを聞き、フレースヴェルグは3人の力を試すことに。
「天竜宮殿 ソール・カイ」にて力を示し、フレースヴェルグの協力を得る。
ストーリーのあらすじ
「ふたつの魂」
先日の式典に現れた邪竜ニーズヘッグは、はじめ蒼の竜騎士、エスティニアンの姿をとっていました。それこそが邪竜の中にエスティニアンの魂が残っている証左ではないか……と一縷の望みを抱くアルフィノは、ヤ・シュトラとクルルに助言を求めるために彼女らをイシュガルドに呼んでいました。
主人公達は、二人の待つ「忘れられた騎士亭」へ向かいます。
銘品のスパイスワインで身体を温めつつ、本題であるエスティニアンの現状を整理します。
- 魔大陸にて、彼はふたつの「竜の眼」を手にした直後苦しみ、邪竜の影と化した。
- 現在、エスティニアンの身体には物理的に「竜の眼」が融合している。
- 物理的な融合だけでなく、エーテルも複雑に絡みついている様子。
- エスティニアンのエーテルは「ほとんど」感じられない。
焦燥するアルフィノでしたが、しかしポイントはエスティニアンのエーテルが「ほとんど」感じられなかったという点。
つまり、わずかではあるものの、彼のエーテルは残っているのです。
確証はありませんが……邪竜の礎である「竜の眼」を物理的にエスティニアンから引き剥がせば、魂の融合も分離することが出来るかもしれないというのが彼女らの見解でした。
前例のない挑戦となります。失敗の可能性も高いでしょう。
切除を行う人が邪竜に乗っ取られるかもしれませんし、もし切除できてもエスティニアンの魂が耐えられるとは限りません。
アルフィノはしかし、それでも希望があるなら諦めないと宣言。
危険は承知の上で、エスティニアンを必ず救うと決意を新たにします。
方針が決定し、息巻くアルフィノ。
そんな“後輩”を心配しつつ、ヤ・シュトラとクルルは個々の任務に戻っていきました。
「決戦に備えて」
防御だけではなく
その後、アイメリクに呼ばれた主人公達は神殿騎士団本部へ向かいます。
邪竜対策をすすめている彼等ですが、先の式典後、その動きがつかめていない様子です。
座して待つことは出来ないと、粛々と皇都の防備を進めるアイメリクですが……一方、邪竜に対抗するためには切り札が必要だと考えていました。
アイメリク:
いかに守りを固めようと、両眼を取り戻した邪竜の力には及ぶまい。対抗するには、同等の力が必要なのだ……。
確かに、強大な力を有する七大天竜の一翼、ニーズヘッグに対抗するためには、それと同等の力が必要です。
とはいえ……不干渉を貫くフレースヴェルグが人間に助力することは到底望めないでしょう。それはアイメリク本人も重々承知しています。
アイメリク:
だが、たとえ僅かな可能性であっても、何もせぬまま、諦めるわけにはいかないのだ。どんな犠牲を払ってでも、民を守ると決意したのだから……。
ご両人、私は邪竜との決戦を、教皇代行としての最後の務めであると考えている。
ゆえにどうか……不甲斐ない私に力を貸してくれ……。
その言葉に、アルフィノと主人公は聖竜のもとへ案内することを約束。
まず高地ドラヴァニアの「不浄の三塔」にて、先の式典で重傷を負った聖竜の眷族ヴィゾーヴニルの見舞いつつ、聖竜の動向を聞いてから白亜の宮殿へと向かうことになりました。
蜜月の日々のために
不浄の三塔に到着します。
幸いにして急所を免れたヴィゾーヴニルは大事に至らず、時間はかかるが回復傾向にありました。
式典に招いた立場でありながら、客人に怪我をさせてしまったことをアイメリクは謝罪します。
ヴィゾーヴニル:
可笑しなことを言うものだ。弱き人が、猛き竜である吾輩を守るなどと……。
千年の昔に聞いた、人の友の言葉を思い出したぞ。
その騎士もまた竜を守ると言って、はばからなかったものだ。
なんとも懐かしい日々だ……。
しかし、ヴィゾーヴニルは気にも留めていない様子です。
古き蜜月の日々を想うヴィゾーヴニルと、これからの融和の時代を願うアイメリク。
それぞれの願いは一つとはいえ、その実現にはまず目の前の障害……邪竜の影を除かねばなりません。
新たな時代のため、聖竜の力を借りられないかと相談しますが、やはりフレースヴェルグの考えはやはり変わっていないようです。
聖竜との交渉は難しいものになるでしょう。
主人公達は、いよいよドラヴァニア雲海へと向かいます。
「聖竜の試練」
アイメリク:
……なんと雄大な景色なのだ。百聞は一見にしかずとは、まさにこのことだな。
この感動は、とても言葉で言い尽くせるものではない……。
アルフィノ:
私たちも初めて訪れたときは、圧倒されたものです。あの時は、イゼルとエスティニアンもいっしょでしたが……。
聖竜の説得
白亜の宮殿に到着した一行は、今再びラッパを吹きならしました。
呼びかけに応じたフレースヴェルグに、アイメリクは邪竜との戦いに向けて助力を要請するのですが……。
フレースヴェルグ:
血を分けたラタトスクを殺され、悲しみと怒りを抱いたのが、ニーズヘッグだけだと思うのか? 我が何も感じなかったとでも?
どうして、人という種に絶望せずにいられよう!
我がニーズヘッグに荷担し、人と戦わぬのは、すべての命を愛したシヴァの想いがあればこそ……。
彼女を喰らうときに立てた「不殺の誓い」ゆえのことよ。
我が眷属に、己が生きる道を選ぶことを許した上で、お主らには邪竜の影に動きありと、報せてやりもした……。
それ以上を望むのは、強欲がすぎるというものだ。
その答えは、やはり拒絶でした。
以前イゼルをその背に乗せたように、決して「人間」一括りで絶望しているわけではないフレースヴェルグですが……アイメリクの要請に乗るということは、人の都を守るために兄弟殺しの罪を被れというと同じこと。
そんなことは出来ぬといいます。
しかし。
アイメリク:
血のつながりを理由に、罪を見逃すことは正しいことでしょうか?
取り返しの付かぬ罪を成そうとしているのであれば、たとえ血を分けた肉親であろうと、止めてやらねばなりません。
かつて私は、ここにいる光の戦士殿に対し、蛮神の力に手を染めた父を倒してくれと、そう頼みました。
父殺しの罪を犯したのも同然なのです……。
己が手を汚していないぶん、より卑怯とさえ言えましょう。
ですが、それを成さねば多くの民が魂を焼かれ、聖戦に投じられていた……。
そして、今度は民の前に、邪竜の影が迫っています。
ニーズヘッグは、我が友、エスティニアンの身体を奪いました。
影を払うことは友の死を意味しましょう。それでも私は……!
アイメリクが多くの民を救うために自ら背負った「罪」の告白。
彼の覚悟は、フレースヴェルグの心を少し動かしました。
そして始祖たるミドガルズオルムもまた、フレースヴェルグに問いかけます。
ミドガルズオルム:
そもそも「邪竜の影」が、ニーズヘッグそのものだと言えるのか?
怨念の化身と化した、まさしく「影」なのではないのか?
何かを命じるつもりはないが、後悔せぬよう考えることだ……。
邪竜ニーズヘッグの「影」。
それはもはや純然たる怨念であり、文字通り「影」でしかありません。
果たしてニーズヘッグであると疑わしいその存在はしかし、怨念の塊であるが故に強力です。
アイメリクの覚悟、そしてミドガルズオルムの説得に心動かされたフレースヴェルグは、3人に試練を課すことに。
竜の背に乗り、試練の地ソール・カイへ向かいます。
天竜宮殿 ソール・カイ
ドラヴァニア雲海のはずれに浮くこの天空宮殿は、かつて七代天竜の一翼、詩竜「ラタトスク」の為に築かれました。
千年の昔には詩竜の眷属と人が集い、ラタトスクが紡ぐ竜詩に聞き入っていたといいます。
しかし人の裏切りによりその主が永久に失われた後は、ドラゴン語で「哀しみの詫び言」を意味するソール・カイと呼ばれ、誰も近寄ることはありませんでした。
人の手で造られたラタトスクを描いたレリーフが多く残されており、融和の時代にあったことを示す証拠です。
聖竜フレースヴェルグが試練の場としたのは、そんな場所でした。
試練を乗り越え
フレースヴェルグと対峙した主人公。
ヴィゾーヴニルと対峙したアルフィノ。
そしてヴェズルフェルニルと対峙したアイメリク。
3人はそれぞれ、聖竜の試練を乗り越えました。
フレースヴェルグは遂に、助力を約束したのです。
フレースヴェルグ:
なれば、我、フレースヴェルグはここに誓おう。邪竜の影を払うため、お主たちと共に戦うと!
愛しきシヴァと、シヴァの心を継がんとした娘、イゼルの名にかけてな……。
邪竜と対峙する準備はこれで整いました。
イシュガルドは大きな助力を得て、いよいよ竜詩戦争は真の佳境へと向かいます。
アイメリク:
剣を交えてみて感じたのだが、ヴェズルフェルニル殿は、武人のような人となりのようだな。……いや、この場合は「竜となり」と言うべきなのか?
猛攻を凌ぎながら反撃するだけで、精一杯だったよ。
もっとも、相手は本気ではなく、どこか教え導くかのような戦い方ではあったがね。
おかげで飛竜の死角や、攻撃の特徴を把握することができた。
アルフィノ:
やれやれ、生きた心地がしなかったよ……。
私の試練の相手は、ヴィゾーヴニルだったのだけれど、本当に怪我を負っているのかと、疑いたくなるくらいだった……。
ドラヴァニア雲海に主人公達が到着した時、モグタンに遭遇。彼は主人公達の目的を聞いて、普段全く働かないモグリン様を懲らしめてもらうことを思いつきます。
うまくモグリン様を唆し、試練の地へ出撃。見事目論見通り懲らしめてもらうことはできたのですが……。
モグリン:
ダサ……いや、シブい名前の主人公よ。
おぬしの実に容赦のない攻撃っぷり、まさしく鬼畜……いや、英雄の名にふさわしいと感心したくぽ。
おかげでモグの腰はリミットブレイク!
そんなこんなで、当分、働けそうにないくぽ!
面倒な仕事は、ほかのモーグリたちに頼むしかなさそうくぽ~。
と、残念ながら逆効果となってしまいました。
その上モグタンの思惑がバレてしまい……
登場NPC
NPC | アルフィノ・ルヴェユール(3.X) NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | クルル・バルデシオン NPC | ジブリオン・リヴォーメシュ NPC | オノロワ・バンラルドワ NPC | ミドガルズオルム NPC | アイメリク・ド・ボーレル NPC | ルキア・ゴー・ユニウス NPC | ヴィゾーヴニル NPC | モーグリ族 NPC | フレースヴェルグ