2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 3.ジョブ・ロール-512黒魔道士レベル30-50【黒魔法の導き手】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。

  • 声を聞きし者
  • 時を告げし血
  • 異郷なる友
  • いざないの霧
  • 道を求むる旅
  • 黒魔法の導き手

あらすじの要約
黒魔道士レベル30~50までのジョブクエスト。
マサラジャ収容所に100年もの間収容されていたという、黒魔道士ククルカ・タタルカ。彼は、ヴォイドゲートを閉じるため、主人公が黒魔法を覚えるのだとナル・ザル神のお告げを聞いたという。主人公は、各地から集まった蛮族の友の手を借り、黒魔法を覚える。
しかし、ククルカの真意はヴォイドゲートを封じることではなく、かつて自らが作りだした妖異バルバトスを倒すことにあった。
100年前、禁忌とされていた黒魔法を復活させたククルカ。彼は壁にぶつかりながらも、蛮族の友を得て黒魔法の最終奥義の研究を続けていた。いざ儀式の時、手柄を独占したいと願った彼は、呪詛に仕掛けを施してしまう。結果蛮族の友は、妖異バルバトスとなってしまった。それを倒すだけの存在が出てくるのを待つために、ククルカは自身を収容させ、時を待っていたのだ。
主人公と新たな蛮族の友たちによって、100年前の因縁は決着した。

ストーリーのあらすじ

レベル30「声を聞きし者」

ナル・ザル神のお告げ

呪術士として成長した主人公がギルドへ来ると、受付のヤヤケに声をかけられます。

生きることも死ぬことも叶わぬ牢獄「マラサジャ収容所」に100年もの間幽閉されていた、古の黒魔道士を自称するククルカ・タタルカ。彼が「主人公が妖異を倒し、シャトトの魔石を持ち帰るというナル・ザル神のお告げを聞いた。それが真となった時、牢から解放しろ」と言っているのだそうです。

あまりに怪しく、取るに足らない話であるものの、ナル・ザル神の名をかたっている以上無視できないとヤヤケに言われ、主人公はククルカの示した東ザナラーン、ハイブリッジへ向かいます。

シャトトの魔石

しかし現地では、驚いたことにヴォイドクラックが本当に発生していました。
主人公はクラックから現れた妖異を討伐。その後……

ククルカのことを「同志」と呼ぶ、アマルジャ族のカザク・チャーに声をかけられます。
彼は使命を果たすためと、主人公に「シャトトの魔石」を渡し、去りました。

ククルカ・タタルカ

呪術士ギルドへ戻り、ヤヤケにシャトトの魔石を手に入れたことを報告。彼女はククルカが獄中から指示を出し、さも預言が的中したかのようにふるまっていたのではと疑い、釈放などとんでもないと考えていますが……

黒魔道士ククルカ・タタルカを師と仰ぐ司祭ラライの手によって、既に釈放されていました。
黒魔法とは、魔大戦と第六霊災による世界の崩壊の引き金となり、「禁忌」とされた魔法です。ククルカは辛苦の末にそれを復活させ、黒魔道士を自称しています。

ヴォイドゲートの封印がほどかれる日が近い。シャトトの魔石――黒魔道士の証を持つ者、つまり主人公が、ゲートを閉ざす「カギ」を集めよ。

ククルカが新たに聞いたというナル・ザル神の新たなるお告げ。
ヴォイドゲートを閉ざすことができるのは、古の破壊の力、黒魔法のみ。つまりカギとは黒魔法のことを指します。主人公はシャトトの魔石を持つ黒魔道士として、力が馴染むまで鍛錬に励むことに。

ククルカ自身は、礼拝堂の奥でひとり瞑想を続けるつもりの様子。
今後のことは、彼の使いであるラライから聞きます。


ラライ

このミルバネス礼拝堂で助祭を務める、ラライと申します。本来ならば、このミルバネス礼拝堂を訪れる、皆々様のお世話をさせていただくのが、私の使命。されど……ご覧のように、当礼拝堂はただ今、修繕のため閉鎖されておりまして……。私もまた、しばしの暇を与えられた次第でございます。
聖務から離れざるを得ないのは哀しきこと。しかし、魔道の研究に勤しむことができると考えれば、これも好機であったと言えましょう。


ラライ

今より遥かな昔、第五星暦初頭のことです。エオルゼアの地に、「究極の破壊の力」を追い求めた、「シャトト」という女魔道士がいました。通常、魔法の行使は、術者が内に持つエーテルを用います。これは逆説的に、破壊力が術者のエーテル量によって、定まってしまうという限界の存在を意味します。
この限界を、世に漂うエーテルの利用により突破した術……それがシャトトが編み出した「黒魔法」です。……もう、おわかりですね?
……黒魔法を行使する者こそ、「黒魔道士」。破壊の力を従える、偉大なる魔道探究の徒なのです!
ですが、「魔大戦」と第六霊災による滅びを経て、黒魔法は世を滅ぼす引き金となった「禁忌」として、歴史の闇に埋もれてしまいました……。
しかし100年前、ともすれば消えゆかんとする黒魔法を、艱難辛苦の末に復活させた、偉大な術師がおりました。そう、それこそ我が師、ククルカ・タタルカ様なのです!

レベル35「時を告げし血」

ヴォイドゲートを閉ざすためにも、黒魔法を手に入れる支度が整いました。

ラライを通じたククルカの指示に従い、南ザナラーン、サゴリー砂漠で生じたヴォイドクラックから現れた妖異を討伐。
倒した妖異の血が地脈を流れ、未だ知らぬ友に時を告げるまで、いましばらくの時間を要するということで、主人公は鍛錬して待ちます。

レベル40「異郷なる友」

黒魔道士の使命

ククルカ・タタルカは、100年前、礼拝堂の書庫に眠っていた禁書の暗号を解読することで、失われていた黒魔法の力を得ました。

曰く、元来黒魔道士とはナル・ザル神のお告げを授かり、「ヴォイドゲート」を閉ざす使命を帯びた者なのだとか。一方、黒魔法は強大な破壊の力でもあります。使い道を誤れば悲劇を生み出し、再び歴史に埋もれてしまいかねません。

使命を継ぐ者たち

さて、以前妖異の血を大地にささげた結果、古に途絶えた「黒魔法」の在処を継ぐという3種族の民がザナラーンに到着したそうです。

主人公は、3人が待つ東ザナラーンのバーガンディ滝へ。

待っていたのはアマルジャ族のカザグ・チャー、イクサル族のドゾル・メロック、コボルド族のメンディカント269 ダ・ザ。皆お互いのことを知らずとも、それぞれに祖先の使命を受け継ぎ、黒魔法の在処を知る3人です。シャトトの魔石を持つ主人公は、彼等から目覚めの試練を受けます。

まずはカザグ・チャーの指示により、西ザナラーンの「物言わぬ王」へ向かい、ヴォイドクラックから現れる妖異を討伐。封印された黒魔法を手に入れ、バーガンディ滝へ戻ります。

カザグ・チャー 一族の使命

カザグ・チャーの曽祖父、カジブ・チャーは、かつて一家眷族に告げました。

「魔の道を知る4名の者、荒れ野にて出会いし時……
古の破壊の力もて邪なるものを封じ正しき道を切り開かん」

黒魔道士である主人公と、黒魔法の在処を知る3人が出会ったとき、黒魔法にてヴォイドの妖異は封じられ、正しき道が開かれる。主人公の力、そして黒魔法への覚悟を見たカザグ・チャーは、かつての曽祖父の悲願を果たすためにも、主人公達と協力し、ヴォイドゲートを封じることを誓います。

レベル45「いざないの霧」

主人公は順調に成長しているものの、イクサル族のドゾル・メロックによれば、少し魔力からヴォイドの気配、つまり妖霧が感じられるようになってきているとのこと。これはヴォイドゲートが綻び始めている証拠です。

術士であったドゾル・メロックの曾祖母は、呪術を極めるために宿敵であるアマルジャ族と手を組み、結果一族を追われたのだといいます。そんな彼女の意思を継いだドゾル・メロックには、主人公が種族にかかわらず話を聞いてくれた「気概」に心打たれています。

次なる黒魔法は、黒衣森、ウルズの泉にある石塔に封じられています。しかし、黒衣森を追放されたイクサル族であるドゾル・メロックは、主人公の手伝いができません。
そこでコボルド族のダ・ザと共にウルズの恵みへ。

石塔び封印はシャトトの魔石に反応して解除され、課せられた試練もクリア。
主人公は新たな黒魔法を手にしました。

レベル45「道を求むる旅」

妖霧を退ける装束

コボルド族のダ・ザの先祖、100年前の筆頭術士ダ・グは、古の術書を読み解き、その伝説を追って故郷を出ました。しかしそれは、筆頭術士はオ・ゴモロを出てはいけないという掟に反した行動だったため、今では裏切り者とされています。

そんなダ・グの残した石板が、主人公のシャトトの魔石に反応。なにやら文字が浮かんでいます。どうやら、妖霧を退ける装束の在処が記されているようです。

ダ・ザと共に、3か所へ3人から分けてもらった血をヴォイドクラックに刻み、装束を手に入れます。

最後の装束はどこに?

4つ目の装束の場所は、東ザナラーンの「ザルの祠」。
主人公はヴォイドクラックから現れる妖異たちと戦い、大地に自らの血を刻み――

無事、装束を入手しました。

しかし、最後の装束の場所は未だわかっていません。ダ・ザの解析によれば、「至聖所」という場所らしいのですが、その詳細は不明。石板には「装束に相応しき力を身につけし時、聖なるほこらへの道はおのずと開かれる」と書かれているらしいのですが……。

ひとまず場所の特定は3人に任せ、主人公は力を養います。

レベル50「黒魔法の導き手」

ふたつの疑問

その後しばらく経ちましたが、進展はありません。

ところで、集まった3人の先祖達は、いずれも100年前に失踪し、そのまま行方知れずとなっています。当時いったい何があったのでしょうか。

主人公とカザグ・チャーは、何か調べられればとウルダハにいるククルカのもとへ向かいます。

大罪人

ウルダハ、ミルバネス礼拝堂に到着すると……ククルカの代理人のようにふるまっていたラライが、なにやら慌てています。

数日前からククルカは姿を消しており、心配したラライは、彼が使っていた部屋に黙って入りました。そこで全てを知ったのだといいます。

かつて優秀な呪術士であったククルカ・タタルカ。彼は100年前に蛮族と共謀し、妖異「バルバトス」を製作。エオルゼアを滅ぼそうとしました。幸い、企みに気づいたナル・ザル教団によってバルバトスはヴォイドゲートに封じられ、ククルカはマラサジャ収容所に100年間幽閉されたのです。

ククルカ・タタルカはナル・ザル神の代弁者などではなく、大罪人である。
彼は、4つの黒魔法と4つの装束、4種族の血が集いし時、ヴォイドゲートより、最後の「破壊の力」が目覚めるであろう、と言葉を残しています。ラライの言うことが真実なのであれば、黒魔法はヴォイドゲートを「封じる」鍵ではなく、「開く」鍵なのでしょう。
口車に乗せられたと嘆くラライをよそに、ククルカを止めるため、主人公は皆と共に急ぎナルの祠へと向かいます。

妖異バルバトス

ナルの祠。

ククルカがヴォイドゲートに魔力を注ぎ、妖異バルバトスが召喚。カザグ・チャー、ドゾル・メロック、ダ・グ、そして主人公は、ククルカと対峙します。

告白

妖異バルバトスを倒した後。
倒れたククルカは、彼が何故このようなことをしたのか語ります。

100数年前……我は、古の書に記されし破壊の力……「黒魔法」に関する記述を見つけ、これについて研究を始めた……。始めは……純粋な興味だった……。何故、古き時代に存在した黒魔道士が消えたか……何故、黒魔法が……かたくなに隠され続けてきたか……。

調べるうち……我はやがて、その巨大な魔力、可能性に魅せられ……黒魔法を蘇らせるための研究に、のめり込んでいった……。
……我は、認められたかったのだ。誰にもできぬ偉業を成し、永遠に色褪せぬ名声を欲した。
しかし……黒魔法の研究は、難航した……。行き詰まり、諦めかけたとき……そなたらの祖先と出会った……。

「シャトトの魔石」、魔力を読む力、古の「装束」……それぞれが持ち寄った知識のおかげで、研究は飛躍的に進み、我らは夢中になって研究を続けた。

そなたらの祖先も、認められたかったのかもしれぬな……。
ああ……何故あのとき、我らは互いに互いを認めようとしなかったのか……。

秀でた才知と分析を、戯れ言と笑われたアマルジャ族……。

変わり者ゆえ、追われるように故郷を出たイクサル族……。

海で隔たれた僻地に、縛られ続けたコボルド族……。

彼らとともに……長き研究を経て……ついに、「黒魔法」の最終奥義を復活させる、儀式を行うときがやってきた。

そのとき、我は……。

愚かなことに……我が手柄とせんがため、呪詛に細工を……。

力を導くもの

100年前。

ククルカと共に、3人の祖先……カジブ・チャー、ハテリ・メロック、そしてダ・グは、それぞれがそれぞれに黒魔法の魅力に取りつかれ、その研究にのめり込みました。はぐれ者同士気が合ったのか、それとも皆認められたかったのか。き研究の末、黒魔法の最終奥義復活儀式の時。

手柄を独り占めするために、ククルカは呪詛に細工。
結果、黒魔法は暴走し、3人を異形の魔物へと変えてしまいました。

そう、先ほど倒したバルバトスは、カザグ・チャー達3人の祖先がまじりあった妖異だったのです。

自らの行動を後悔したククルカは、力を振り絞ってバルバトスをヴォイドクラックへ封印。その後自ら罪をでっちあげ、マラサジャ収容所に収監されるよう仕向けたのです。将来、破壊の力で妖異を浄化できる者が現れるのを待つために。

その願いは、主人公と3人の子孫によって成されました。
力を使い果たしたククルカは、もう長くありません。彼は、探していた5つ目の装束を渡します。

「至聖所」とは、最後のまじないの刻まれた場所。「ナルの祠」の別名だったのです。

ククルカはエーテルの海へと還り、一切合財これにて決着。
主人公は、黒魔道士として……力を導くものとして、再び立ち上がります。


ダ・ザ

終わったー ねー?
ぼーくたちーは ぼーくたちにー できることやってー あの人たちー を 救えーたよねー?
ご先祖さーま かーら 伝わってきーた 伝説もー こーれで おしまいーっ! ちょーっと さびしーいねー?
でもー 離れ離れにー なってーもー ぼーくたちー ともだーち だーよねー? やーくそーくだよー?
じゃあーねー 黒魔道士主人公! いーつかー ラーノシアーにー あーそびに きーてねー!


ドゾル・メロック

これでよッォ、100年前の因縁ってヤツがッァ! プッツリと全部終わっちまったわけだナッァ!?
なあッァ、ひいバアちゃんたちはよッォ! あのククルカってヤツをッォ、もう許してるかッァ? どうなんだろうなッァ……ちょっと気になるゼッェ!!
でもまッァ、これで全部終わりッだッァ! オレたちにできることはッァ、何もねぇよッォ!!
……なかなか楽しかったゼッェ、お前と付き合うのはッァ!
きっとひいバアちゃんたちもよッォ、こんな気持ちだったんだろうと……思ったゼッェ!!
じゃあッァ、またなッァ、黒魔道士サマッァ! こんな時代だしよッォ……お互い生きていたら、また会おうぜッェ!!


カザグ・チャー

……諸行無常。ククルカにも、抱えていた苦しみがあった……! 吾輩たちには計り知れぬ、100年分の苦しみが。
されど温良恭倹。大望果たせし罪人は、其の罪を贖い今果てた。
ならば、せめて母なる世界に抱かれ、逝くことを願わん。

登場NPC

NPC | ククルカ・タタルカ NPC | ラライ・ライ NPC | アマルジャ族 NPC | イクサル族 NPC | コボルド族

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