当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 紅蓮の炎
- 生存者と犠牲者と
- 負傷者搬送
- その声に押されて
カスッテルム・ベロジナ攻略作戦のために偵察をする主人公達だったが、突如ラールガーズリーチから火の手が上がる。解放軍の拠点が帝国軍・髑髏連隊の襲撃にあったのだ。
主人公達も到着。敵の総大将、ゼノスと対峙するのだが……全く刃が立たず、主人公は敗退してしまう。「つまらん」と一言残し、彼が立ち去ったことで命は拾ったが、解放軍は壊滅的な被害を被ってしまった。
これ以上戦うことは出来ないと一度は諦めたコンラッドに、メ・ナーゴは発破をかける。アルフィノは、ゼノスが管掌しているはるか東方ドマの解放運動を活発化させることで、その隙に解放軍を再起させることを提案。コンラッドも覚悟を決めた。
主人公達ははるか東方ドマを目指すことになった。
ストーリーのあらすじ
「紅蓮の炎」
砲声
夜闇に紛れ、偵察隊は見晴らしの良いポイントへと向かいます。
そこから見る限り、敵戦力は想定内。この情報を持ち帰ればこちらの作戦は上手くいきそうだ……と、その時あたりに砲声が響き渡ります。
見渡すと、ラールガーズリーチの隠れ里方面から火の手があがっていました。リンクパール通信も繋がりません。なにか不測の事態が起こっています。
偵察を切り上げて急ぎ引き上げる途中、ほうほうの体で逃げ出す解放軍と遭遇します。その中には野戦病院で怪我人の治療にあたっていたクルルの姿もありました。
悪い予感は的中。
ラールガーズリーチが突如として帝国軍の襲撃にあっていたのです。
リセやコンラッド達が残って戦ってくれているおかげで負傷者を逃がす事ができたものの、今も戦いは続いています。怪我人をアレンヴァルドに任せ、主人公達は急ぎラールガーズリーチへと向かいます。
果たして、解放軍は無事なのでしょうか――。
アラミゴ人、帝国人
ラールガーズリーチになだれ込む帝国軍・髑髏連隊。
率いるは、自身もアラミゴ人であるフォルドラでした。
彼女の前に立ちふさがるメッフリッド。
互いに刃を交え――
リセの目の前で崩れたのはメッフリッドでした。
仇を取ろうと拳を握るリセ。双方の実力は伯仲し、戦いは長引くかと思われたのですが……
大量の刀を持ち
不気味な全身鎧に身を包んだ大男が現れます。
彼こそがゼノス・イェー・ガルヴァス。アラミゴを管轄する第XII軍団の軍団長で、ガレマール帝国の皇太子である男が前線に直接姿をみせたのです。
敵の本丸登場に、怒りのまま拳を振るうリセ。
しかし……
彼女も決して弱いわけではありません。
それでも力の差は大きく、リセは手も足も出ませんでした。
今にも刃が振り下ろされんとした時――
ヤ・シュトラが魔法障壁を展開。
間一髪、その攻撃を止めた……のですが。
ゼノスはいとも簡単に障壁を打ち破り、ヤ・シュトラを袈裟斬りにします。
実力差が明白である中、撤退の隙を作ろうとするコンラッドでしたが……それもフォルドラの攻撃を受け失敗。
突如襲ってきた帝国軍・髑髏連隊を前に、解放軍は壊滅的な被害を受けてしまうのでした……。
敗北
リセ達が敗退したちょうどその頃、主人公がラールガーズリーチに到着。帝国軍を退けつつ進む主人公の前に、フォルドラが現れます。その奥にはリセ、コンラッド、ヤ・シュトラが捕らえられていました。
激しい戦いの中、隙をついたアルフィノが3人の救出に成功。怪我人に急いで治療を施します。
捕虜を奪われ焦るフォルドラでしたが、再びゼノスが現れます。
彼はフォルドラに兵をまとめておくよう指示し、たった一人で主人公達と対峙します。
とはいえ主人公は歴戦の英雄です。エオルゼアを救ったことも一度や二度ではありません。
しかし……
血に飢えた獣のようなゼノスの前に、英雄たる主人公ですら全く及ばなかったのです。
受けた刀をかろうじてへし折る主人公。
吹き飛ばされ、立ち上がることすらできず、絶体絶命だったのですが
たった一言そう言い残し、まるで戦いそのものが目的であったかのようにゼノスは立ちさります。それに呼応し、帝国軍は撤退していったのでした。
「生存者と犠牲者と」
その後、同盟軍を率いたラウバーンが到着。彼等の手により、生存者の捜索・救助が行われました。
野戦病院に移されたコンラッドは怪我こそ負っていたものの、無事に目を覚まします。どうやら帝国軍は、コンラッドが指導者であると知り、生かして利用しようとしていたようです。
この直前、主人公は生存者を捜索する中でとあるお守りを託されていました。
それはアラガーナで新たに募兵に応じた男からでした。
フォルドラの刃を受けたメッフリッドは残念ながら命を落としてしまいました。主人公はコンラッドに、彼のお守りを手渡します。
こ、これは……メッフリッドの……? そうか、逝ってしまったか……。
お主も知ってのとおり、メッフリッドは仲間想いの男でな……。一度は、戦えなくなった負傷兵たちを逃すため、命がけで長城越えを指揮してのう。そのまま、向こうで過ごしていればこうして帝国軍との戦いで命を落とすこともなかっただろうに。
仲間を見捨てられんと、戻ってきてくれたのじゃ……。
なぜ、ワシのような老いぼればかりが生き残り、メッフリッドのような男が死なねばならん!?
なぜ……なぜ……!
嘆くコンラッドを慰めるアルフィノ。
命を賭して戦ってくれた者のお陰で助かった命はたくさんあります。それに感謝しつつも……大損害を被った解放軍の先行きは不透明になってしまいました。
「その声に押されて」
本項は、以下クエストのエッセンスを抽出し、まとめたものです。
- 負傷者搬送
- その声に押されて
アラミゴ人の未来
10年以上隠し通してきた解放軍の拠点がなぜ今暴かれたのかは不明ですが、いずれにしろもうラールガーズリーチは安全といえません。ヤ・シュトラを含めた重傷者を優先し、ピピンの先導でカストルム・オリエンスへと搬送します。
ヤ・シュトラのことはクルルが看護中で、ひとまず容態は安定しているそうです。
その後、コンラッド達もカストルム・オリエンスへと到着。今後の方針について検討することになりました。
ゼノス達の部隊はギラバニア山岳地帯に位置しているスペキュラ・インペラトリスへと帰還。再攻撃のそぶりすらなく、現在は至って静かなものだといいます。とはいえ……
悔しい気持ちは、ワシにもある……。故郷を奪った帝国を憎む気持ちが消えたわけでもない。
しかしな……今回、襲ってきた連中は髑髏連隊。帝国支配下で生まれ育ったアラミゴ人たち……。連中は、20年前のアラミゴ征服時に、真っ先に帝国に従い、市民権を得た有力者の子息たちじゃ。
アラミゴ人の両親の下に生まれながらも、彼らは帝国式の教育を受け、「帝国人」として育ってきた。裏切り者と罵るのは容易いが、未来を担うべき若者たちに、あのように敵意を向けられては……。アラミゴ人同士で、斬り結ぶ先に未来があるのかと考えたくもなる。
長らく解放軍のリーダーとして帝国軍と相対してきたコンラッド。しかしながら、今回の襲撃で中枢を担う者たちを失ったことに加え、“アラミゴ人”の若者である髑髏連隊に攻撃を受けたという事実は、コンラッドの心を折ってしまいました。
そんな彼に発破をかけたのは、他ならぬ“アラミゴ人”の若者……メ・ナーゴでした。
彼女は、決して諦めない――ここで諦めたら、死んだ仲間に申し訳が立たないではないかと叫びます。
これにラウバーンも賛同。敵は強大な帝国です。多くの苦難が待とうとも、不退転の決意をもって対抗しなければならないのです。
東方へ
一方、決意だけで勝てる相手ではないことも明白。策が必要です。特にゼノスの強さは抜きん出ており、英雄たる主人公ですら全く敵わなかったのです。
ゼノスは現在帝国の皇位継承権第一位の大物。アラミゴの総督となる前は、東州オサード大陸の属州、ドマの反乱を鎮圧したことで知られ、今や、アラミゴとドマというふたつの属州を管轄する立場にあります。
ドマは東の果てに位置しており、アラミゴとはかなりの距離があります。にもかかわらず、ゼノスが一手に担っているこの状況を逆手にとり、東で騒乱を起こしてそちらに目を向けさせ、その隙に解放軍の立て直しを図ろうというのがアルフィノの策でした。
リセはアラミゴのために東方行きを決意。
そして――
コンラッドもまた、再び立ち上がる決意をするのでした。
メ・ナーゴ
……はぁはぁはぁ。今になって、痛みがぶり返してきました。
クルル
まったく、無茶をして……。でも、あんなに熱い一面を出されたら、力になってあげたいって思っちゃうわよね。
リセ
このままギラバニアに残って、帝国軍と戦いたいって気持ちもある。でも、ナーゴにあんな覚悟を見せつけられたらさ、わがままなんて言ってられないよね。
アリゼー
戦いは続く。犠牲を増やしながら……。わかっているわ、安っぽい感傷に意味がないことはね。
コンラッド
ワシは、これからラールガーズリーチに戻り、ほかの部隊や関連組織に集合を呼びかけるつもりじゃ。帝国軍に在処が知られた以上、もはや隠れはせん。徹底的に防備を固めて、あの狭い谷を砦とする覚悟じゃ。
ラウバーン
敵将ゼノス、とどめを刺さずに退いた様からは、どこか戦いを愉しむような、傲慢さが感じられる。ならば、その油断を最大限に利用し、反撃の時に備えようぞ。
ピピン
厳しい戦いの旅になるだろうが、気を付けてな……。再会したときに、より強くなっていられるよう、私も精進しておくつもりさ。
黒渦団の将校
まさかガレマール帝国軍に先手を打たれるとはな……。
双蛇党の将校
我がグリダニアは幻術の本場……。腕利きの幻術士たちが、負傷者たちの治療に当たっています。
アルフィノ
「暁の血盟」の組織規模は小さく、戦争の勝敗を左右するほどの戦力はない。もちろん、私たちが東方に行ったからとて、それだけでドマの反乱軍が当地の帝国軍を倒せるわけではない。
だが、それでもなお、私たちにはできることがあると思う。
かつて、ルイゾワお祖父様と救世詩盟の賢人たちは、たった12人で、エオルゼア諸国への働きかけを始めた。そして、第七霊災に立ち向かう大きなうねりを作りだしたんだ。
その前例を見習い、私たちなりのやり方で、支配に抗い、自由を求める人たちを結びつけていこう。それが、帝国に対抗する最善の道だと思うんだ。
登場NPC
NPC | ピピン・タルピン NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | フォルドラ・レム・ルプス NPC | メッフリッド・ノワード NPC | リセ・ヘクスト NPC | コンラッド・ケンプ NPC | ゼノス・イェー・ガルヴァス NPC | ヤ・シュトラ・ルル(3.X~4.X) NPC | クルル・バルデシオン NPC | アレンヴァルド・レンティヌス NPC | メ・ナーゴ・ラツ NPC | ラウバーン・アルディン NPC | ウィスカー・マーシュ