当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- いざ、解放決戦へ
皆の協力もあり、ドマ城を水没させることに成功。主人公達が攻め入る。
途中、グリーンワートを退け、ついに天守にてヨツユを追い詰めた。ヒエンやゴウセツ達にとって守るべきドマは、ヨツユにとってはどこまでも邪悪な存在だった。故に彼女は国を売ったのだ。
その後、ヨツユが一行もろともと仕掛けた爆弾が爆発。天守の天井が崩れ落ちる。
間一髪ゴウセツが受け止め、主人公達は脱出する。
崩落する天守にヨツユと……ゴウセツを残して。
ストーリーのあらすじ
「いざ、解放決戦へ」
アルフィノ
おはよう……でいいのかな。君もよく休めたかい? 私の方は、おかげさまで途中から寝床に戻ってぐっすりだ。
アリゼーは、目覚めてから何やら悶絶していたがね。元気がありあまっているようで、よかったよ。
翌朝。
すべての準備は完了し、いよいよ号令を待つばかりです。
主人公達、ドマ城突入組は門前侍町にて待機。アルフィノからの連絡によって、ドマ解放作戦が実行に移されます。
リセとドマの民 暴動
油断しきっている帝国兵達。
そこへドマの民が襲撃。
カストルム・フルーミニスになだれ込むドマの民を前にして、気が緩んでいた帝国兵は慌てふためき、なす術なく倒されていきます。
いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされたのです。
ゼラ達 ドマ制空戦
ドマ城上空で待機するは、アジムステップの戦士達。
相変わらず水と油のようなふたりですが、今回の敵は帝国軍。
リセ達の暴動を察知したのか、ドマ城から次々と離陸する飛行兵器に対し……
ヨルに跨る彼らは、鬼神の如き戦いぶりで制空権を確保します。
アルフィノとアリゼー 月亮門障壁解放
ドマの忍びの助けも借り、アルフィノとアリゼーによる障壁解放も成功。
これで無二河下流からドマ城までを隔てる障害はなくなりました。
海賊衆、碧甲羅のコウジン族
月亮門の魔法障壁がなくなり、海賊衆が大挙して河を遡上。
そのまま船を進め、町人街を確保します。
加えて、コウジン族によってドマ城城壁が爆破。
これで城は大半が水没。敵の戦力を大きく削ることに成功します。
ドマ城内 ヨツユ
蜂の巣をつついたような騒ぎの中、ヨツユは一人落ち着き払っていました。
帝国軍の研究者アウルスの助言により、彼女が木偶の坊と呼ぶグリーンワートに何か手を入れたらしく……それ故の落ち着きか。それとも別の腹があるのか。
いずれにしてもゼノスから発破をかけられている今、現状は彼らにとっても文字通り「背水の陣」であることには変わりません。
主人公達のドマ城突入は、一筋縄ではいかないでしょう。
解放決戦 ドマ城
ヒエン
今、民の奮闘で帝国軍は混乱し、海賊衆に町人地は守られ、アウラ族とコウジン族の協力で、敵将の逃げ道を断った。
今ごろ、城の中は阿鼻叫喚。踏み入れば敵も必死に抵抗し、まさに死地さながらであろうよ。だが、わしは此度の出陣に胸を張ろう。
これより御覧ぜらるは、我らきっての晴れ姿……前人未到、驚天動地の大革命だ!
ユウギリ
海賊衆の船は、町人地の方に接岸したようだ。これで人質を案じる必要もない。貴殿にはじめて出会ったときには、こうして決戦をともにするなどと、考えもつかなかった。
ここへ至るまで結んだ縁、そのすべてに報いるため、今この身を刃となそう。
……ゆくぞ、主人公殿!
ゴウセツ
城の有様、この目に焼き付けたでござる。心はカッカと燃え、修羅とならんと叫んでおるわ……!
道半ばなら、笑っていよう……か。ならば皆、呵呵大笑して戻らねばなるまいな。この戦を、すべての終わりにはさせられぬ。拙者も今度こそ悔いを残さず、晴れ晴れと勝ち誇ってみせるでござる。
仲間達の助けによって、主人公達がドマ城へ突入する手はずが整いました。
ヒエンの発案により、主人公とヒエン、ゴウセツ、ユウギリは別行動し、それぞれに天守閣を目指すことになりました。
いよいよ解放決戦も大詰めです。
水運の要である無二江を護ると同時に、天然の堀として活用するために、大龍瀑のほど近くに建造されているドマ城。
その城郭は円形を為しており、天守を中心に曲輪(城壁)が三重に取り囲んでいます。
作戦通りコウジン族の手で三の曲輪が水中から爆破され、水浸しとなっている城内を駆け抜けます。
25年前に占領されて以来、ドマ城に増設された魔導兵器の格納庫。主人公の行く手を阻むのは、そこに保管されていた新型重戦闘車両の魔導ヘキサローラーでした。
混乱、崩壊した城内を抜け、ヨツユが待つ天守まであと一歩のところで現れたのは……
これまで何度も戦ったグリーンワートでした。しかし……今までと様子が違います。
第XII軍団の軍医師長、アウルス・マル・アシナが考案した機械的強化措置が施されていました。背中に背負った装置で血液を吸い上げ、筋力や持久力を向上させる成分を混入した上で体に戻す仕組みですが……大きな負担ゆえ、彼はほとんど人格を失っていたのです。
主人公はこれまで幾度となく戦ったグリーンワートとの最後の戦いに挑みます。
ドマ人
グリーンワートを倒し、天守へ向かうと……
既に到着していたヒエン達によって戦いは決していました。
あたしの親は、あたしを牛や馬と同じに、働くだけ働かせた。そして、可愛がってた弟に出世の兆しが見えると、恥を隠すように、あたしを嫁がせたのさ……。
あたしを娶ったクソオヤジは、いいように暴力を振るった。親を敬い、主人を立てろと孝道を説く連中には、いつだって見て見ぬふりをされてきた!
あたしはもはや、あたしでなかった! ドマの誰もが、この心を在るとみなさなかったッ!
……結局、旦那が早くに死んで、厄介払いで売られた先で、帝国の諜報員として生きる道を見つけたのさ。
あのときは、嬉しかったぁ……目から鱗が落ちた気分だった。親でも旦那でも店でもなく、あたし自身にお金という価値を支払ってくれたんだから……。
あたしは、それで満たされた……そのはずだった。
なのに、あの反乱で、蹂躙されるドマ人を見ていたらね……もっともっとと、疼いたの。
かつて、見向きもしなかったあたしの足の下で、奴らが苦しみ、喘ぎ、泣き叫ぶ姿! あたしより無力で愚かだと、烙印を押す瞬間……そうよ、あたしは挑み続けた! 嫌いで憎くて恨めしい、窮屈な世界に!
そこに生きるお前らの許しなど、断じているものか……ッ!
彼女の叫びはただの時間稼ぎだったのか……それとも本心だったのか。
隙をつき、ヒエンへ銃を放つヨツユに対し……類稀なる刀捌きでこれをいなし、返す刀でヒエンはヨツユを袈裟斬りにします。
これで終わったかと思った直後、あたりに響く爆発音。
ヨツユは自分もろとも一行を一網打尽にしようと企て、天守閣に爆弾をしかけていたのです。そして……
大義
爆発の衝撃で天井が崩落。
間一髪、ゴウセツが崩落した天井を受けとめました。しかし……それ故、ゴウセツは身動きがとれなくなってしまいます。
さあ若、ユウギリ、英雄殿! すぐに脱出なされよ!
そして、勝利の報せを、国中の皆に届けてくだされ!
拙者は今、かつてないほど晴れ晴れとしておる。この道が正しいと、迷いなく信じている証にござる!
……そなた、己を不忠者と言ったな。だが、わしも父も、そなたほどの忠臣を知らん。つねに傍にあり、わしらの夢を、己の理想としてくれた。
その志は、わしらとともに、遥か先までドマを造ろう。
その時、ヨルに乗り一行を探すシリナの声が響きます。
ゴウセツを見捨てるという苦渋の決断に後ろ髪を引かれつつも、崩れ落ちる天守から逃げるヒエン、ユウギリ、そして主人公。
ドマを恨み、復習の道を歩んで……破滅したヨツユ。
彼女をみて、ゴウセツは一体何を思うのでしょう。
登場NPC
NPC | リセ・ヘクスト NPC | イッセ・シブヌリ NPC | マグナイ・オロニル NPC | サドゥ・ドタール NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | オボロ・トリオイ NPC | 粋狂のタンスイ NPC | 武侠のラショウ NPC | ヨツユ・ゴー・ブルトゥス NPC | グリーンワート・ピル・アルヴィナ NPC | ヒエン・リジン NPC | ゴウセツ・ダイトウ NPC | 霧隠のユウギリ NPC | シリナ・モル