当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 温かな歓待
- いざ山岳地帯へ
- アラギリでの軍議
蛮神ラクシュミ討伐を終え、一行はピーリングストーンズへ戻り、歓待を受ける。一方、軍の本隊はギラバニア山岳地帯へ進軍。想定されていた帝国軍の反撃もなく、すんなりとアラギリを拠点化していた。続いての目的地はスペキュラ・インペラトリスだ。
一方、帝国軍超越技術研究所では、囚われたクルルとフォルドラに何かの実験が為されていた。
ストーリーのあらすじ
「温かな歓待」
良き隣人として
リセ
サリーシャさんも、これで安心してくれればいいんだけど……。
アリゼー
超える力……どうすれば手に入るのかしら……。
アルフィノ
少しずつわかってきたが、ウィルラ派とカリヤナ派は、同じ美神信仰を持ちながら考え方には大きな差があるようだ。いわば「宗派」の違いといったところだろう。
蛮神ラクシュミの討伐を終え、ウィルラ派の拠点ウィルラ・ニリヤへ戻った一行。サリーシャから蛮神ラクシュミ討滅について礼を言われました。
とはいえ、蛮神討伐は対症療法にすぎません。カリヤナ派が再び神に縋りつかぬよう、根本的にその意思を挫かねば再召喚の恐れはなくならないでしょう。
サリーシャは、同胞としてカリヤナ派に「蛮神が偽りの神に過ぎない」ことを説き続けることを約束。
リセは良き隣人として、これからも良好な関係であり続けることを願い、一行はウィルラ・リニヤを去りました。
メ族の歓待
ピーリングストーンズへ到着。
ピピン少闘将やコンラッドも到着しており、皆の前で顛末を報告します。非好戦的な種族の蛮神召喚はこれまで例がなく、皆驚きを隠せない様子。ピピンは、解放軍とメ族の者達によるカリヤナ派の監視体制構築を約束します。
一方、帝国軍は撤退後反撃もなく、依然として静かな状態が続いています。ラウバーンはこのまま軍を山岳地帯へ進めることを決定。ピピンはこの後すぐ本隊に合流する予定だそうです。
一緒に行くと息をまくリセに対して、ピピンは蛮神問題解決に奔走したばかりの暁に休むよう提案。
コンラッドも、メ・ナーゴに、久しぶりの故郷なのだからとゆっくり過ごすように言います。
束の間の休息となりました。
アルフィノ
帝国軍が山岳地帯まで退いたということは、スペキュラ・インペラトリスで防衛陣を張る腹づもりか。かの地を攻めるとなると、標高の高い南側から…………。
休めって言われてるのに、頼まれもしない軍略を考えちゃってまぁ……。
アリゼー
リセ
帝国軍との戦いに逸る気持ちはあるけど……。これは激戦の前に、休息しておけってことだよね?
メ・ナーゴ
コンラッド隊長の許可も頂けたことですし、張り切って、みなさんを歓待しちゃいますよ!
みなさんの帰還に備えて、母に夕食の準備を頼んでおいたんです。私が言うのも何ですが、母の料理は絶品ですから、楽しみにしていてくださいね!
終わりなき戦い
会食の後。
なんかさ、ナーゴたちを見ていたらアタシも家族のことを思い出しちゃった……。父さんが狩ってきた獣の肉を、香草を使って焼いてさ……。ウチは母さんが早くに亡くなったから、イダ姉さんが料理してくれて……。決して豊かな生活じゃなかったけど、笑顔が絶えない家族だったんだ。
でも、そんな小さな幸せさえ、暴君と帝国に踏みにじられて、自由のために戦った父さんも姉さんも、死んじゃった。
帝国だって、アタシたちと同じように蛮神を否定している。でも、その力尽くの支配が、獣人に新しい蛮神を呼ばせるんだ。
みんな、幸せな暮らしを求めているのに、戦い合い、殺し合う……。
もし、蛮神じゃない本物の「神様」っていうのがいたらさ、こんな「人」を見て、どう思うんだろうな……。
理想を語るだけじゃ、力ある者に蹂躙される。自由を求めて戦えば、犠牲と悲しみが広がり続ける……。
この繰り返しは、どこかで止められるのかな?
戦わなければ蹂躙され、戦えば新たな悲しみを生む。
私達は、根本的な矛盾に悩みながら生きているのです。
リセ
ハトアさんの料理、本当に美味しかった。
でも、なんでナーゴって、料理が下手なの? お母さんに、料理教えてもらえばいいじゃん。
あのお肉、私が狩ってきたんですからね!
自分の得意なことを活かせばいいんです! だ、だから料理は……!
メ・ナーゴ
アリゼー
家族っていいものよね。メ族の人たちを見ていて、なんだかシャーレアンの家が少しだけ懐かしくなったわ。
アルフィノ
メ・ハトアさんの料理は、素朴ながらも手の込んだ、まさに家庭の味と呼ぶに相応しい温かなものだったね。その様子だと、君も英気を養うことができたようだ。
これからも厳しい戦いが続くだろうが、この味を守るためにも、ギラバニアの地に平和を取り戻そうじゃないか!
「いざ山岳地帯へ」
メ族の里にて歓待を受け、ゆっくり休む事ができた一行は、先行している解放軍と連合軍の本隊を追い、ギラバニア山岳地帯へと向かいます。
アリゼー
いやでも、あの黒い監視塔が目に付くわね。まったく、帝国ってどうして、こう高い建物が好きなのかしら。
アルフィノ
確か、本隊は宿場街「アラギリ」に陣を張っているんだったね。この街道沿いということだが……。
リセ
メッフリッドといっしょに訪れたアタシの生まれ故郷、アラガーナは、ずっと北の方ってことになるね。
メ・ナーゴ
ここはギラバニア山岳地帯の南側です。北側よりも標高が高く、その中央には、帝国軍の拠点、スペキュラ・インペラトリスが陣取っています。
北側から攻めようとすると、急斜面を登らなければいけませんが、標高の高い南側からなら、その苦労はありません。だからこそ、苦労してベロジナ大橋を落としたわけですね。
リセの故郷アラガーナのある北側より標高が高く、帝国軍の監視塔「スペキュラ・インペラトリス」と拠点「カストルム・アバニア」があるギラバニア山岳地帯南方。街道を進んだ先の宿場町、「アラギリ」に陣が張られていました。
本来、この地に築かれていた帝国軍の防衛線突破が、アラミゴ奪還作戦において大きな障害となるはずだったのですが……予想に反して帝国軍の抵抗はなく、すんなりとアラギリを拠点化出来たのだそうです。
一行は仮設司令部へ。ラウバーン達と共に、スペキュラ・インペラトリス攻略に向けた軍議に参加します。
「アラギリでの軍議」
次なる目標
リセ
街を覆うようなクリスタルが、アラギリの名物なんだ。確か「流星の天蓋」って、呼ばれてたはずだよ。
アルフィノ
軒を連ねる宿に、キャリッジやチョコボを休ませる広場……。典型的な宿場街の造りだが、東方交易が盛んだった時代には、多くの隊商がこの宿場街を訪れたのだろうね……。
アリゼー
ここがアラギリ……戦闘の痕跡は、見られないようね。住民たちに被害がなかったのなら良いけど……。
コンラッド
メ・ナーゴは、家族との時間を過ごせたじゃろうか? 時には、戦いを離れることも闘士には必要だからのう。。
黒渦団の将校
帝国軍が、いかなる小細工を仕掛けていようとも、荒波の如く襲いかかり、粉砕するのみだ!
双蛇党の将校
アナンタ族が召喚した蛮神を倒したと、報告を受けています。グリダニアの大きな脅威となっていた可能性もあるだけに、感謝していますよ。
スペキュラ・インペラトリスは、ギラバニア山岳地帯における最初の攻略対象となる帝国軍拠点。3つの巨大な塔――メインタワー、通信塔、そしてエネルギータワーからなる監視施設です。
帝国軍の動きがあまりに静かな点は気になるものの……更に東のカストルム・アバニアには、厄介なことに一帯を射程に収める巨大なカノン砲が据え付けられているため、アラギリで無為な時間を過ごせば餌食になりかねません。急ぎスペキュラ・インペラトリスを押さえ、「盾」としなければならないのです。
本隊はスペキュラ・インペラトリス攻略へ。リセは同行を志願し、アルフィノもフォロー役として共にすることに。
主人公とアリゼーは周辺の哨戒任務に従事することとなりました。
超越技術研究所にて
超越技術研究所。
ゼノスの配下、アウルス・マル・アシナが主導するこの施設では、生来魔法を不得手とするガレアン族に、「後天的に」魔法能力を付与する研究がされています。
怪しげな装置にかけられるクルルとフォルドラ。
目を覚ましたフォルドラに、ゼノスとここの首席研究員であるアウルスがが声をかけました。
そもそも、この研究所は先述の通りガレアン族に魔法能力を付与する研究をしていた施設。アラミゴ人であるフォルドラは生来魔法能力を有しているため、その目的に合致しないように思えます。
彼女が付与されたのは一体何なのか。
一方。
一人潜入していたサンクレッドが、ここを探し当てていたのです――。
登場NPC
NPC | リセ・ヘクスト NPC | アルフィノ・ルヴェユール(4.X) NPC | アリゼー・ルヴェユール(4.X) NPC | メ・ナーゴ・ラツ NPC | コンラッド・ケンプ NPC | ピピン・タルピン NPC | ラウバーン・アルディン NPC | クルル・バルデシオン NPC | フォルドラ・レム・ルプス NPC | アウルス・マル・アシナ NPC | ゼノス・イェー・ガルヴァス NPC | サンクレッド・ウォータース(3.X~4.X)