2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 2.クロニクル-四聖獣奇譚【01.鬼の棲む島】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。
当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
  • 鬼の棲む島

あらすじの要約

ソロバンのもとに届いた手紙に従い、獄之蓋へ。最深部の醴泉神社に住む瑞獣達、中でも特に妖力の強い四聖獣の一角である玄武が、ある目的の為に主人公を呼んだのだ。かつてテンゼンが封印した黄龍が復活しかけている。もし復活を許せば、一帯に大厄災をもたらす。再封印に向け、四聖獣達の魂を征しなければならない。

主人公は玄武の依頼を受け、まずは白虎の魂を平定する。

ストーリーのあらすじ

鬼の棲む島

おいしい仕事

STORY | 2.メインクエスト4.2-紅蓮【01.風雲急を告げる報せ】

ソロバンからもちかけられた「オイシイ仕事」とは、彼に届いた差出人不明の手紙に書かれていたものでした。

紅玉海の和を保つため、豪神を討滅せし強者の力を借り受けたい。

まずは獄之蓋の底に棲まう、魑魅魍魎を打ち払われたし。さすれば、相応の礼を以て遇することを確約せん。

いかにも怪しい手紙ですが、主人公のことを知っているあたり、相手は只者ではないのでしょう。手紙には、獄之蓋の洞窟の封印を解くための小刀も同封。これ単体でも相当の値打ち品であることから、「相応の礼」にも期待できるかもしれません。

お金に関わる話なのでタタルにも連絡し、獄之蓋へ向かいます。

テンゼンの鬼退治

タタルも合流。彼女はアルフィノが言い値で買った刀の損失の穴埋めをしようと息巻いています。

ところで獄之蓋は、東方で有名な「テンゼンの鬼退治」というお話の舞台なのだそうです。

昔々、獄之蓋には、人を襲う悪い鬼が住んでいました。

しかしテンゼンという侍と、四聖獣と呼ばれる獣たちが鬼たちを退治。その褒美に、たくさんの宝物をもらったテンゼンは、人里離れた山奥で、四聖獣たちと一緒に暮らしました。

めでたし、めでたし。

もっともこれはあくまでもおとぎ話。鬼とはコウジン族であるというのが定説だといいます。果たして、魑魅魍魎とは何なのか。主人公は封印を解き、獄之蓋へ向かいます。

紅玉火山 獄之蓋

噴煙立ち上り、溶岩が流れ出る獄之蓋。その大いなる光景に人は畏怖を覚え、いつしか悪鬼伝説がささやかれるようになりました。

待ち受けていたのはオオタケ丸。
まさしく伝承の鬼の姿そのものですが、どうやら魔法生物のようです。

先に進むと、イタチが変化し、幻の獣カマイタチとして襲い掛かってきました。

最深部は、なにやら霊験あらたかな風景が広がっています。
そして最後に待ち受けていたのは、大きな亀の化け物でした。

醴泉神社

亀の化け物を倒すと、小さな亀に変化。

玄武と名乗ったその亀こそ、主人公達をここ「醴泉神社(れいせんじんじゃ)」へと招いた張本人。そして「テンゼンの鬼退治」に登場する四聖獣のひとりです。

東方では、千年の時を生きた獣が妖力を得て「瑞獣(ずいじゅう)」へと裏返るのだといいます。ここはそんな瑞獣たちが集まる場所なのです。

玄武と瑞獣たち

まず彼ら瑞獣たちのことを知るため、話をしてまわります。

新参のカマイタチ


やい、お前! さっきはよくもやってくれたな、痛かったじゃないか! 僕はこないだ瑞獣へと裏返ったばかりなのに!
……まあいいや、先に襲いかかったのはこっちだし……。それで、瑞獣について知りたいんだろ? なら、いいことを教えてやるよ。
東方で一番長生きしてる瑞獣は玄武さまだ。玄武さまは、四聖獣と呼ばれる瑞獣の一体で、僕なんかとは比べものにならないぐらい強い力を持ってるんだ。

博識のセンリ


おみゃーたち、見たところこの辺りの生まれじゃニャいね。
おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、人語を操ったり、強力な神通力に目覚めるのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。
いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。


怨讐のイヌガミ


ボクは犬神。ヒトの間では、犬霊の憑き物だとか、祟り神として恐れられてるみたいだワン。
確かに、過去に何百ものヒトを憑き殺してきたのは事実だけど、でもそれは、彼らが動物の命を軽んじたからだワン。
理由もなく奪っていい命などないのだワン。

晩鐘のコマイヌ


これより先に立ち入ることは、我々ですら許されていない。理由は明白、万が一鎮石の封印が解け、黄龍が顕現すれば、醴泉神社どころか、紅玉海一帯が滅びを迎えることになるからだ。

百雷のヌエ


オラは鵺(ぬえ)と呼ばれる瑞獣だ。自慢の神通力で、雷を自由に操ることができるんだよ。なぜかおとぎ話では、胴体はタヌキで顔はサル、手足はトラで、蛇の尾が生えた姿で描かれることが多くてなぁ……実際は、こんなにめんこいのによぉ。

憂慮のクダギツネ


以前、この社には玉藻御前と呼ばれる妖狐が住んでおりましてね。九つの尾を持つことから、九尾の狐と呼ばれた玉藻御前は、我ら妖狐の中で最も優れた妖力を持っておったのです。
ですが、ある時……ヒトと暮らしたいと言って、この社を出て行かれてしまった……。今頃、あの御方はどこで何をしているやら……。

黄龍、アラミタマとニギミタマ

裏返った瑞獣たちはそれぞれ神通力を持つのですが、玄武の神通力は「未来の凶兆を予見する力」。その力で、近い将来「東方の広域が炎に包まれる」厄災が起こることを知りました。
そもそも、「テンゼンの鬼退治」のおとぎ話は半分事実なのだそうです。ただし、退治されたのは鬼ではなく、大地を操る神通力を得た瑞獣、黄龍でした。

テンゼンと四聖獣の奮闘により、黄龍はここ醴泉神社に封じられたのですが……長い時を経て、封印が崩れようとしています。玄武が見た厄災は、黄龍の復活によってもたらされるのです。
天変地異そのものである瑞獣の相手は、いくら主人公とはいえ一人では難しいでしょう。かつてのテンゼンのように、四聖獣すべての力を束ねて再封印するしかないと玄武は言います。

ところで、自我に目覚めた瑞獣の魂は、荒れ狂うアラミタマと静かなるニギミタマの両側面を持ち、均衡を保つことで理性をコントロールしています。黄龍はその均衡が崩れたことで理性を失い、厄災となったわけです。しかし長い時間は四聖獣の心をも同様に蝕んでおり、玄武を除いて皆アラミタマを抑え込むことに必死で、黄龍を再封印するだけの妖力がないのです。

玄武のお願いとは、四聖獣達のアラミタマを、神狩りの力を以て鎮めることです。
主人公は受諾し、まずは白虎に会います。

白虎

これから白虎がアラミタマを解放。それを主人公が打ち倒すことで鎮め、魂のバランスを取り直します。失敗はニギミタマの消失、つまり理性の消失を意味します。黄龍と同じように。

白虎は、最期になるかもしれない戦いの舞台に、故郷である「ヤンサ」を選択しました。別途やることがあるというソロバンと座敷わらし……もとい、タタルを玄武に任せ、主人公は白虎と共にヤンサへ向かいます。


玄武


ほっほっほ……。
神狩りのヒトの子よ、白虎の魂を、頼んだぞい……。

タタル


私もお手伝いしたいのでっすが、留守番を命じられまっした……。
主人公さん、ご無事を祈ってまっす!

ソロバン


オイラたち、いったい何をさせられるんだろうなぁ~?

白虎征魂戦

白虎とテンゼンの出会い

白虎のアラミタマを鎮めることに成功した主人公。
白虎は、テンゼンとの出会いを語ります。

奴と出会ったのは、ドマの建国よりも遙か昔のこと……。ヤンサの地に産まれた私は、白き毛並みゆえに、ヒトからは災いの兆しと畏怖され、同族からは爪弾きにされた。
群れることすら叶わず、寄る辺なき私は、山奥で孤独に朽ちていくことが、己が定めと受け入れていた。だが、幸か不幸か類い希なる力を持って生まれた私は、種の寿命より外れ、百年の時を生き続けた。

かような化け物となれば、さらに近づく者もなくなる。

そう、あの男が現れるまでは……。

ある日のこと、縄張りに立ち入るヒトの気配を感じた私は、警告しようと姿を見せた。
すると男は、私を見て怖れるどころか、こう言ってのけた。

「我が臥所に立ちいる愚かなヒトの子よ、直ちに去らねば、その脆弱な四肢を喰い千切ってくれるぞ」

……それはまさに、私がうなり声に乗せて発したはずの言葉だった。驚く私を見て、彼は言った。

「このテンゼン、どういうわけかは己でもわからんが、童の頃より、獣たちの言葉が理解できるのだ!」

ならば話は早い。喰われたくなくば、ヒトの里まで帰るがいい! どうにか動揺を抑えて、威嚇を続けたもののまるで効果はなし。

「……残念ながら、吾輩に戻る処などありはせぬ。かように奇異な力を持って生まれれば、人から疎まれ怖れられる! それゆえ、今や天涯孤独よ!」
と笑ってみせるではないか。

「どうやら、我ら似たもの同士のようでござるな!」

この言葉が、私にとっていかに救いとなったか、お前には理解できるか?

そして、その夜、私は知った。

誰かの寝息を聴きながら眠るというものは、存外、心地がいいものなのだとな。

それから私は、あの男と旅に出た。私たちのように、寄る辺もなく孤独に生きている、はぐれ者たちの支えとなるためにな……。

テンゼンと黄龍封印


新参のカマイタチ


お前なんかが、白虎さまのアラミタマを鎮めるなんて……。
……あのさ、僕は悪い瑞獣じゃないから、退治したりするなよ?

博識のセンリ


アラミタマを解放した白虎さまと渡り合うニャんて、おみゃー、ニャかニャかやるニャ。

タタル


私は、玄武さんから頼まれて、ソロバンさんの見張りを務めているのでっす!

ソロバン


はぁ~……もう疲れたよぉ~……。

醴泉神社では、まじないをかける力を見込まれたソロバンが、なにやら修行に励んでいました。

玄武は、「こんなににぎやかなのはテンゼンと旅していた時以来」と目を細めます。

かつてのテンゼンも「超える力」の持ち主だったのだそうです。その力ゆえに異端児扱いされていたのですが、彼はどこ吹く風。そればかりか、「愛するヒト」のために粉骨砕身働いていたのでした。
そんなテンゼンでしたが、黄龍との戦いで命を落としてしまいました。というのも当時の四聖獣たちは、百年近く生きただけ。裏返る前であり、妖力もまだ弱かったのです。

テンゼンの戦いを見ているだけしかなかった四聖獣達。
多かれ少なかれ、彼らはそのことを後悔しています。

決死で黄龍を封印したテンゼンは、命を落とす直前、四聖獣たちに旅で手に入れた「不思議な光をたたえる宝玉」を渡します。玄武は、自分が裏返ることができたのはそのおかげだと信じています。

その後四聖獣達はテンゼンの使命を受け継ぎ、あらん限りの妖力を用いて社を建て、封印をより強固にしたのでした。

戦いはひとまず終わり、時がくるまで疲れを癒して待ちます。
……修行を続ける、ソロバンを除いて。


白虎


アラミタマに飲まれる恐怖から解放され、今はとても清々しい気持ちだ。
これも、お前のおかげだな。


まずは白虎との戦いの疲れを癒やすことじゃ。

ソロバン


悪いけど、ブンチン様に伝えておいてくれるかなぁ~。しばらく帰れそうにもないってぇ~。


博識のセンリ


おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。
さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、人語を操ったり、強力な神通力に目覚めたりするのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。
いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。


博識のセンリ


その昔、テンゼンと四聖獣さまが荒れ狂う瑞獣「黄龍」を討ち倒し、封印した場所だニャ。激しい戦いのあと、四聖獣さまたちは妖力を用いて、封印を守るために立派な社を建てたニャ。
それが、ここ醴泉神社ニャ!
間違っても、本殿の鎮石に触ったりするんじゃニャいよ! 注連縄が解けたら、封印が破れて黄龍が蘇ってしまうニャ! そうなれば、紅玉海は火の海へと変わるニャー!!
もっとも、そうならないよう神社に通じる道は隠され、にゃーたちのような瑞獣が見張り番をしているのニャ! ここは、四聖獣さまに導かれた瑞獣が暮らす里でもあるのニャ!


博識のセンリ


テンゼンは、かつて四聖獣さまたちと旅をしていた侍ニャ。あらゆる生命の声を聞くことができる特別な力を持っていて、一説では星の声と語り合うことすらできたそうだニャ。その異能のせいで、同族から忌み嫌われたみたいニャが、当の本人はそんなこと気にも留めず、人々の助けとニャったのニャ。そして獣を連れて人助けの旅を続けている内に、いつしかテンゼンは、英雄と呼ばれるようにニャっていった。
その噂は帝にまで届き、テンゼンに黄龍討伐の命が下ったのニャ。
当時、テンゼンは、四聖獣よりも強力な神通力を持つ黄龍を相手に、神刀「鳳凰丸」を手に、勇敢に戦ったニャ。
ニャけど力及ばず、最後は命と引き換えに、黄龍を封印したのニャ。紅玉海の危機を救ったテンゼンの活躍は、おとぎ話として、後の世に語り継がれるようにニャった。
これが、俗に言う「テンゼンの鬼退治」の誕生秘話なのニャ。


博識のセンリ


玄武さまは、四聖獣と呼ばれるスゴイ瑞獣のおひとりニャ。かつては、四聖獣の中で、最も強い神通力を持っていたらしいニャ。それも今では、だいぶ衰えてしまったみたいニャけど。
無理もない話ニャ、玄武さまは、何千年もの間、黄龍の封印を守るために、神通力を使い続けてきたからニャ……。
神通力は湯水とは違う、いつかは枯れ果てるものなのニャ。


博識のセンリ


玄武さまと同じく、四聖獣のおひとりである白虎さまは、遠く昔のヤンサの地で生まれ育ったらしいニャ。ニャけど、生まれ持った白い体毛のせいで、同族の群れに入れず、山奥で孤独に暮らしていたんニャって。なんともおいたわしい話ニャ……。
でも、テンゼンという心の拠り所に出会った白虎さまは、ご自身と同じ、寄る辺のない者たちを救う旅に出たのニャ。
そんな生い立ちでありながらも、白虎さまは、幾度もヤンサの地を災厄から救ってきたのニャ。まったく、どこまでもお優しい御方なのニャ!

登場NPC

NPC | コウジン族 FF14のNPC タタル・タル NPC | タタル・タル(3.X~5.X) NPC | 瑞獣(ずいじゅう)

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