当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。
- 蒼天のイシュガルド
トールダン7世の待つと思われる魔科学研究所へ突入する。道中では先行していた帝国軍を退け、到着した最深部で待っていたのは2人のアシエン、イゲオルムとラハブレアであった。
2人は超える力で魂の境界すらも超え、強力なアシエン・プライムとして襲いくるも、光の加護を完全に取り戻した主人公はこれを退ける。闘争しようとしたイゲオルムをウリエンジェから受け取った白聖石で捉え、エスティニアンから預かった竜の眼のエーテルで砕くことに成功した。
しかしラハブレアを倒す手はない。歯噛みしているところに現れたのは、トールダン7世であった。彼は隠されていたもうひとつの竜の眼を用い、その身に蛮神を下ろす。ラハブレアに一閃し、蛮神の力でエーテルを吸収することでアシエンを完全消滅させた。
蛮神の力を得たトールダンは、神の力を否定する主人公と対峙するのだった。
ストーリーのあらすじ
魔科学研究所へ
魔科学研究所に到着した主人公。
先に小型飛空艇で出発していたレグラ達帝国軍も既に入り込んでいる様子です。
誘導システム:
ピピ……「魔科学研究所」の入場ゲートをアンロック。解錠申請……承認……ゲートオープン。当ガイドは、これにて終了いたしマス。ご利用、ありがとうございまシタ。
ピピ……主人公様。「魔科学研究所」内に、未知のエネルギーを探知しておりマス。どうか、お気をつケテ。
数千年ぶりに、誘導システムとしての責務を果たすことができ、大変、感謝しておりマス。 ウェッジ様にも、よろしくお伝えくだサイ。
ピピ……それでは、「魔科学研究所」の視察をお楽しみくだサイ。……誘導システム終了……シャットダウンしマス……。
誘導システムによって開かれたゲートをくぐり、主人公は最後の戦いに向かいます。
蒼天聖戦 魔科学研究所
古代アラグ帝国において発展した魔科学の先端技術を研究するための施設であった「魔科学研究所」は、蛮神制御技術の研究を始めるにあたり、施設の秘匿性を高めるために浮遊大陸アジス・ラーへ建設されることとなったのだとか。
その蛮神制御技術を求めて魔大陸入りしていた、アラグ帝国第VI軍団の軍団長であるレグラ。彼は追いついてきた主人公と刃を交えます。
これを退けた主人公が歩を進めると、次に現れたのはキメラ生物評価システム 「ハルマキス」。姿を自在に変容させるその様は、かつて大迷宮バハムートで戦った敵そのものでした。ここで生み出されたキメラ生物たちが実証実験を経て実戦――つまりバハムート拘束艦へ投入されたのでしょう。
STORY | 2.クロニクル-大迷宮バハムート【00.プロローグ 旧FF14 カルテノー平原の戦い】 STORY | 2.クロニクル-大迷宮バハムート【01.邂逅編 第七霊災の真実を求めて】
多くの戦いを経て、主人公は魔科学研究所の中枢へと向かいます。
二人のアシエン
魔科学研究所の終点は、まるで生物の体内かのような不気味な部屋。
そこで主人公を待っていたのは二人のアシエン――イシュガルドで暗躍していたイゲオルムと、エオルゼアで主人公と対峙したラハブレアでした。
彼らは、人の意思によって降りた神。その神を何故憎むのかと主人公に問います。
アシエン達:
神とは人の意思によりて降りしもの。その神と神との争いがもたらす混沌こそが、新たに生まれいずるゾディアーク様の産湯となるのだ。
次元圧壊を経て、世界は再びひとつに戻る。
そして……世界はあるべき姿に再創造されるのだ。
すべては……ゾディアーク様のために!
氷を自在に操るイゲオルムと、苛烈な炎で攻撃してくるラハブレア。二人同時に相手取り、しかし主人公は一歩も引くことはありませんでした。
アシエン・プライム
主人公の想像以上の力に膝を折るアシエン達。劣勢と判断したラハブレアは、「超える力の真なる使い方を見せてやろう」と言い……
魂の境界を超えたふたりのアシエンは一つとなり、アシエン・プライムとして襲いかかってきたのです。
魂を砕く魔器
2つの魂をひとつに混ぜ合わせたことにより高密度の魔力を得たアシエン・プライムでしたが、竜の爪の試練を乗り越え、光の加護を完全に取り戻していた主人公には届きませんでした。
分断したアシエン達は再度融合を目指しますが、ハイデリンの力、そして主人公の力で魂に境界が造られておりそれも叶いません。
分が悪いと判断したアシエン・イゲオルムは今再び体制を整えようと、エーテル界の狭間に逃げ込もうとします。しかし主人公の手には、ウリエンジェから託されたムーンブリダの形見が握られていました。
魂の檻、白聖石です。
主人公はそれをイゲオルムに使うと、彼女は狭間に逃げる間もなく白聖石に囚われます。
そしてもうひとつ、エスティニアンから預かっていた竜の眼からエーテルを引き出し――
その刃で白聖石を砕きました。
イシュガルドで暗躍していたアシエン・イゲオルム。彼女の魂はここに砕かれ、完全に消滅したのです。
竜の「右眼」
アシエン・イゲオルムを消滅させることには成功しましたが、もう白聖石はありません。目の前で苦しむアシエン・ラハブレアですが……好機であるにもかかわらず、彼を滅する方法は残されていないのです。
トールダン7世:
やはり、ハイデリンの加護を受けし「光の戦士」といえど、魂封じる檻なくして、アシエンを斬ることは叶わぬか……。
その時現れたのは、蒼天騎士団を引き連れ、なにやら大袈裟な棺を運ぶトールダン7世でした。彼の登場はアシエン・ラハブレアにとっても誤算だったようです。
トールダン7世:
かつてトールダン王と十二騎士たちは、大きな犠牲を払いながらも、ニーズヘッグを退けた。そして、ふたつの「竜の眼」を手に入れ、以降、イシュガルド教皇庁は、これを厳重に管理してきた。「蒼の竜騎士」の力の源としてな……。
光の使徒よ。
お主の手にあるそれが、ニーズヘッグの左眼……では、右眼はどこにあるのか?
確かに、かつてドラゴンズ・エアリーにてニーズヘッグと対峙した際に超える力で視たかつてのハルドラスの手には、ニーズヘッグの両目が握られていました。
その一つは蒼の竜騎士の力の源として伝わってきましたが、もう一つの行方は不明だったのですが……
それは彼等の持つ棺の中にありました。
初代「蒼の竜騎士」である征竜将「ハルドラス」。
長き戦いの末に竜の眼の力に呑まれ、朽ちぬ死体となった彼……そして彼の持つ竜の眼は、イシュガルド教皇庁の手で厳重に保管されていたのです。
アシエン・ラハブレアの最期
人間に神降ろしの手法を教え、争いを煽り、世に混沌をもたらすことそのものが目的であるかのようにふるまうアシエン。甘言に乗った結果、多くの地で凄惨な戦いが繰り広げられてきました。
トールダン7世もまた、アシエンからそんな教唆を受け続けてきた一人です。しかし……
トールダン7世:
闇の使徒、アシエンよ……。
すべてが自分たちの思惑どおりに進むなどと思わぬことだ……。
そういうと彼はその杖を掲げます。
イシュガルドに千年蓄積された祈りと、竜の眼に込められた膨大なエーテルを礎に……
彼はその身に「神」を降ろしたのです。
それはイシュガルドに伝わる伝説の騎士王。竜の眼の莫大なエーテルと、千年の祈りで召喚された消えることのない永遠の神。
蛮神となった騎神トールダンは、ハルドラスの身体を剣――聖剣アスカロンに造り替えます。
そして
アシエン・ラハブレアに一閃。
「蛮神」である騎神トールダンは、霧散したラハブレアのエーテルを喰らってしまいました。
新生エオルゼアから暗躍を続けた強敵アシエン・ラハブレア。
彼はこうして、自ら人にもたらした蛮神の知識によって蛮神となった人の手で討たれたのです。
千年の禍根を断つ力
人を侮りすぎよな、アシエン・ラハブレア……。神はエーテルを喰らう。それが、アシエンの魂の欠片であったとしても、な。
……これこそが千年の禍根を断つ力。
アシエン、ドラゴン、蛮神……争いを生み出すすべてを、我が聖剣によって断ち斬り、調和の世をもたらさん……。
そしてすべての人に祝福をあたえ 清らかなる聖徒に造り替え 恒久の平和を授けよう。
来い、光の使徒よ。
神を否定するというのなら、存分に相手になろう……。永遠の神となった私が、闇の者もろとも光の使徒をも斬り伏せてくれる!
神を肯定し、その力を宿した我が聖剣と……
神を否定し、その力を捨てた貴様の刃。
この混沌の時代に世がどちらを求めていか……確かめようではないか!