2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

STORY | 3.ジョブ・ロール-132暗黒騎士レベル68-70【あと一度、君に会えたら】

エオスト – Story of Eorzea – では、FF14クエストのストーリーあらすじをまとめています。当ページでは、以下クエストのストーリーについて、あらすじを書きました。

  • あと二度、奇跡の結末
  • あと一度、君に会えたら

あらすじの要約
暗黒騎士のレベル68~70までのジョブクエスト。
主人公とミストは、カストルム・オリエンスにて瀕死の男、ガリエンと出会う。彼の願いを聞き入れ、友人だったフーダルトを喚び、かつての戦友達へ祈りを捧げるためにラールガーズリーチへ向かうも、あと一歩のところで届かなかった。辛い結果に、ミストは自身の行動の無意味さを感じてしまう。
ミストは、歴代の暗黒騎士達の「失いたくない」という想いによって生まれた蛮神のような存在であった。失望したミストは、誰も何も失くさない世界を実現しようと暴走。主人公やシドゥルグにも力を向ける。
そんな中、主人公の隣に立ったのは……ミストの力によって具現化されたフレイであった。主人公は彼と共にミストを撃退。
主人公はミストも想いも背負って歩み出す。暗黒騎士は孤高の救済者だが、孤独ではないのだ。

ストーリーのあらすじ

レベル68「あと二度、奇跡の結末」

カストルム・オリエンスにて

シドゥルグは怪我が深く、リエルと共にイシュガルドへ戻ることになりました。

そのため、ミストと主人公は2人で人助けの旅へ出ることに。最近紅蓮の戦いが繰り広げられた「カストルム・オリエンス」にて、困っている人がいないか探すことにします。

カストルム・オリエンス近くの戦場跡、ベロジナ川の岸にある小さな洞窟にて……

衰弱したアラミゴ人の男、ガリエンを発見。
彼は以前クォーリーミルにて主人公が薬を届け、助けた男です。

届いた薬に助けられ、感動したガリエン達は、大義をなそうと……鉄仮面卿の部隊に志願します。結果、ほとんどの仲間がバエサルの長城にて命を落としてしまいました。彼は一命をとりとめたものの、鉄仮面卿に加担した彼に戻る場所はなく、ここで過ごすうちに病気になり、悪化。もはや息も絶え絶えな状況となっています。

ミストはガリエンに元気を出してもらおうと、ちからを使うことに。彼が特に親しかったというフーダルト……鉄仮面卿の影武者でもあった男に、エーテルを作り変えます。

死んだ筈の男が現れたことに驚きつつ、もはや動けなくなったガリエンは、自分にかわってラールガーズリーチでかつての仲間達に祈りを捧げてほしいと依頼。フーダルトはその願いを叶えるため、主人公達とともにラールガーズリーチへ向かいます。

せめて祈りを

しかし、フーダルトはあくまでもミストが作り出した幻影。

時間が経つほど、そしてガリエンから離れるほど、意識は曖昧になってしまいます。

道を誤った鉄仮面卿の一派ですが、それは故郷を想うあまりのこと。なんとか祈らせてあげたいと、道を急ぐのですが……ラールガーズリーチを目の前にして、エーテルは解けてしまいました。

ガリエンが亡くなったのです。

ミストと主人公は……せめて自分たちが、と祈りを捧げます。

意味なんて

……ぼくね、だいすきな「みんな」といて、彼らのかなしみも、おそれも、知ってるはずだったの。
だけど、ぜんぜん、たりなかった。
喪失は、ときどきあなたたちを襲うんじゃなく、いつだって、すぐとなりに、あるんだね……。
主人公は、世界がそんなだって、知ってた……?

ぼくが、たった数回の人助けをすることにだって、意味なんか、なかったかもしれない、ね……。

残るエーテルはあと1回分。実はミストは、はじめから主人公から借りたエーテルしか持っていないのだそう。それはつまり、エーテルを返せばミストも消えてしまうことを意味しています。

ほんの数回の人助けに、意味はあったのでしょうか。
ミストにもっとたくさんのエーテルがあったのなら、もっとうまく出来ていたのでしょうか。

レベル70「あと一度、君に会えたら」

戻らないミスト

その後、イシュガルドに戻ったはずのミストの姿がありません。何かがあったのか、はたまた戻る意思がないのか……シドゥルグ、リエルとともに、主人公がミストと別れたラールガーズリーチに戻ります。

聞き込みの結果、どうやらミストはまだラールガーズリーチ付近にいるようです。それらしき人物の目撃情報を追ってギラバニア山岳地帯へ向かうと――

そこには沢山の魔物の死骸が。外傷はなく……どうやら魂を抜かれているようです。思えば、ミストは主人公からも黙ってエーテルを抜いていました。

一行は手分けして付近を捜索しますが……

蛮神ミスト

シドゥルグ達がミストを発見。

多くのエーテルを吸ったミストは、力によってリエルの恐怖を実体化させたイストリドとともに、ふたりを返り討ちにしていました。

そのクリスタルには、なにが、こめられてる? ……そう、数百年にわたる、歴代の暗黒騎士の、記憶と、想い、だね。クリスタル自体のおおきなエーテルと、つよい想い……。そのふたつから生じるものを、あなたは、知ってる、はず。
安心、して……。何かの名を戴くほど、ぼくは、たしかな事象じゃない、から。ちゅうとはんぱな、なりそこない……。けど、ちゃんと、想いをうけてうまれたの。
ひとをかなしみから護りたい、失いたくない……って、暗黒騎士の「みんな」の想いを……。だから、叶えなきゃ……。ひとが、なにもなくさない世界をつくるの。そのために、たりないちから……おぎなって、みたよ……?

つまりミストは、歴代の暗黒騎士達の想いを受け、エーテルを集めて「召喚」された蛮神のようなもの。
暗黒騎士の「失いたくない」気持ちを実現させるために、力を行使しているのです。

だが、なにもなくさない世界だと? 人のすべてに、優しい幻でもあてがってやる気か?
……そんなものが、暗黒騎士の願いであるわけがないッ!
世界はいつまでも理不尽で、狂気も悪も果てはせんだろう……俺たちは確かにそれを嘆き、確かにそれを憎んでいる。だが、お前の破綻した理想にすがるほど、諦めてはいないッ!

だからみんな、大剣を取ってきた……!
大人しく、主人公のソウルクリスタルに還れ!

 

しかし、ミストは還らず。
その「想い」を実現するために、邪魔するならばたとえ主人公でも容赦はしないと……

主人公の心の触れ、今まで敵対してきた者たちを喚びます。

戦いに身を投じれば投じるだけ、仲間は倒れる。
痛みに堪え、護り抜いても、いつかは皆離れてゆく。
暗黒騎士の極意は愛なれど、その愛はこの先必ず失われゆく……。

主人公こそ――

とっくに……よるべのないひとりぼっちだ。

いつでもともに

前に進む者は孤独なれど。
通り過ぎる者の言葉が顔を上げさせ、誰かが差し伸べた手が、くずれかけた体を支える。

主人公の傍に在ったのは……ミストの力で具現化したフレイでした。

暗黒騎士の愛は、ただの強がりかもしれません。しかし。

終わらないこと。変わらないこととはつまり、進まないこと。
ミストがそれを望んだとしても、停滞は死と変わりません。それは暗黒騎士の姿ではないのです。

たとえ、進む先に別れがあったとしても。

別れは痛く、苦しくとも

主人公達は、ミストとの戦いに勝利しました。

別れは痛く、苦しいもの。足が止まることもあります。
それでも……人は、また歩き始めます。

それは別れを忘れるからではなく。

いなくなった人の想いを、先へと届けるために。

ミストの想いは理解できます。しかしやり方が良くなかった。
暗黒騎士達の理想を「愛」しているのならば、もう少し上手く……とはいえ、彼が失いたくないという想いの化身であるならば、それも難しかったでしょうか。

ミストの想いをも受け取った主人公は、暗黒騎士として再び歩み始めます。

エピローグ

一段落した後、イシュガルドにて。

シドゥルグ

……俺は、到底、お前の想いのすべてを知らん。お前の苦しみも孤独も、お前が背負うしかないものだ。
だが、俺は恩を感じているし、その在り方を……尊敬もしている。だからこそ、今回の件に力を貸したいと思ったのも事実だ。
……それだけは、覚えておいてくれ。いいところは、すっかり弟弟子に持って行かれたがな。

未だ師匠からやられた怪我がなおらないシドゥルグと、彼を心配するリエル。誰かを守るために身を挺する暗黒騎士ですが、そんな暗黒騎士を失いたくないと願う者もまたいるのだと諭され

暗黒騎士の中でも激動の人生を歩んでいる主人公のソウルクリスタルからミストが生まれたのは、果たして必然だったのか。今となっては知る由もありません。が、もしかしたら同じ場所で問えば分かるかもしれない……と、シドゥルグの提案に乗り、主人公は一人、ミストと出会った場所へ向かいます。

イシュガルド上層部を眺めていると……エドモン伯爵が声をかけてきました。

主人公殿の訪問とあらば、皆喜ぼう。要件などなくとも、多くを語れずともいい……。今は遠くを旅する貴殿が、ただ顔を見せてくれるだけで幸いだ。
貴殿は、今でも変わりなく、大切な客人……かけがえのない友なのだから。
……よもや、冒険の舞台を移した程度で、心まで疎遠になったと、お思いではあるまいな?
……などといったものの、なに、回顧録を整理していたもので、私も昔語りをしたい気分なのだ。我が息子のこと……貴殿とともに旅していた彼らのこと……言葉にのせれば、また鮮烈に蘇るものもある。貴殿の時間が許すときには、いつでも訪ねてこられよ。暖炉に火を入れて、変わらず暖かにしておきましょう。

それでは、また。

登場NPC

FF14のNPC シドゥルグ・オル NPC | シドゥルグ・オル FF14のNPC リエル NPC | リエル NPC | ミスト FF14のNPC フレイ・ミスト NPC | フレイ・ミスト FF14のNPC エドモン・ド・フォルタン NPC | エドモン・ド・フォルタン

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