2022/01/22 ジョブ・ロール-竜騎士レベル60-70【紅の竜騎士】を更新しました。

【雑記】FF14はFF過去作を現代に蘇らせる可能性を秘めている

「FFのテーマパーク」を標榜するFF14には、過去作のオマージュが多く含まれています。
とはいえ、私自身はFF6がデビューで、7、T、10、は相当楽しみ、3と5と8と9はやった記憶が少しある程度。全てを網羅しているわけではないので、FF14に登場するオマージュの大部分に気が付いていません。
当然、知らなくても十分楽しめてはますが、とはいえ知っていればもっと楽しいはず。ナギ節の合間にピクセルリマスター版が発売されたということもあり、いい機会だと過去作を遊んでみることにしました。

結果、とても楽しかったので、楽しかったで終わらないように残しておきます。
主論としては、FF14を遊んでいるとFF過去作も楽しめるようになるよ、というお話。


感想

きっかけ

FFの過去作に興味はあったものの、積極的に触れてきませんでした。今回やろうとおもったきっかけは、序文にも書いた「ナギ節」「ピクセルリマスター版の発売」に加え、FF14の追加パック「暁月のフィナーレ」(以下、暁月)発売が間近に迫ったこともありました。どうやら暁月は、FF4を少なからずオマージュしているらしいことが予約特典等から匂わされています。

だったら4はやっておくとして……ついでだし、他の過去作もやってみようと思ったのです。

特に1はツリーがうまくつながっておらず、細切れになってしまっています。
FF4は暁月のためにストーリー思い出せるよう、割と細かめに書いたので一番密度濃いです。

愛用の紀行録 抜粋

本筋ではないので隠します。
なんだか楽しそうにしている様子が伝われば。

FINAL FANTASY

無個性な主人公

FFといえば主人公も個性的な印象があったのですが、FF1の頃はまだ無個性な主人公でした。喋りません。ドラクエ方式です。PTメンバーを4人とも、最初に自由に名前とジョブを決めるところから始まりました。

FF14プレイヤーなので、それにちなんだ名前を。これはこれで愛着が湧いて結構よかったです。

かくして たんきゅうのたびは はじまった

有名なオープニング。ここから始まった探求の旅が、今も続いているというのは素晴らしいことです。

バハムート

FF1からバハムートは登場。今と違い、召喚獣ではなくジョブチェンジを司る存在でした。ちなみに、この世界のドラゴンはかつて人と仲良くしていた時代もあったのだそうです。なんだかどこかで聞いたような話。

カオス

ラスボス。めちゃくちゃ強かったです。回復はアイテムで全部済ませるつもりだったので白魔道士抜きのPTだったのですが、ジリ貧でした。

オメガアルファ1層を思い出します。そういえばあそこで使われていたBGM、雑魚戦のものだったんですね。

FINAL FANTASY II

のばら

FFで合言葉といえばのばら。FF14には2の主人公フリオニールを模した装備があるのですが、その装備名が「ワイルドローズ」の理由がここに……という話を、フォロワーさんに指摘されるまで気が付かない察しの悪さ。

一般人の主人公

帝国軍対反乱軍の図式で展開されるFF2ですが、そもそも主人公達ははじめただの一般人。敵の本拠地にいる帝国軍に普通に敗けます。少しずつ名声を得て、軍の中で信頼を得ながら実力もつけていく展開は興味深かったです。

ジャイアントビーバー

唐突に登場するジャイアントビーバー。FF14にも出てきましたが、この妙な不気味さは何なのでしょう……。

ゴクッ…。

お気シーン。生唾を飲むフリオニール。そして流れるBGMは白鳥の湖……ご存知の通りベッドで待つこの王女ヒルダは偽物なのですが、唐突な展開とフリオニールのなんだか生々しい反応に大笑いしながらストーリー進めていました。

パンデモニウム

ラストダンジョン。禍々しいデザインのここは全10階層と深く、なかなか攻略が大変でした。FF14にて、同名の零式レイドが6.Xで実装されるようですが、一体どういう物語が展開されるのでしょうね。

こうてい

ラスボスでした。熟練度上げすぎたのか、それともバーサクの便利さに気がついてしまったからか、あまり印象に残っていません……。

断末魔は別。ウボァー!

FINAL FANTASY IV

ふたつの月

月がふたつある時点で、FF14プレイヤーの私としてはとてもテンションがあがるのです。もっとも、エオルゼアの月は既にひとつになって久しいですが。

暗黒騎士と少女

FF14にて、レベル60以降の暗黒騎士ジョブクエストは、暗黒騎士シドゥルグと少女リエルのふたりを主軸に展開します。この時点では主人公セシルは暗黒騎士であり、少女リディアと行動を共にする……というのは、なんだか色々思い出します。

リヴァイアサン

2でも似たような展開はありましたが、リヴァイアサンに襲われPTはバラバラに。どうやらリヴァイアサンの目的は、唯一残った召喚士リディアを幻獣界へ連れていくことだった様子。それにしても、幻獣たちの王がリヴァイアサンとは。

メーガス三姉妹

ゾットの塔に登場するメーガス三姉妹。デルタアタックという連携攻撃してきます。
FF10の隠し召喚獣の印象が強かったんですが、初登場は敵としてだったんですね。

地底世界

顔を隠したドワーフ族、ハイホー、ジオット、戦車、トメラ村……FF14の第一世界みたいだ! とテンション上がっていました。

おれは しょうきに もどった!

戻ってない。この直後に裏切ります。洗脳されているとはいえ、もう少しだけでも……。
竜騎士は正気にもどらない。そういうもの。

この展開を知らなかったので、FF14新情報発表会のときに月へ行けることが発表された時、あまりピンと来なかったのですよね。まさか既にFFは月に来たことがあったとは……。
ここには、名前を変えてくれるNPC、ネミングウェイの故郷であるハミングウェイの集落がありました。ただ、ミニオン化されているネミングウェイとは似ても似つかずブタみたいなドット絵だったな。

制御システム

玉。この敵も既に登場していたことにびっくり。

この辺のストーリー、巨大なロボットに侵入して制御システムを叩くという展開なのですが、クロニクルクエスト、アレキサンダーのストーリーにも似ていますね。そういえばあちらもコアは球形でした。

ゼロムス

ラスボス。なかなかおどろおどろしいデザインのボスでした。
ここに至るまで、道を共にした仲間たちが祈りの力を与えてくれる展開が胸を熱くさせます。

そして相変わらずボスの断末魔はちょっと変わっている。

楽しめた理由

総じて凄く楽しかったです。

しかしながら基本的に昔のゲームなので、次の目的地は表示されないし、戦闘スキルの説明も特にないし、唐突に何のヒントもなく隠し通路が山ほど出てくるし、現代のゲームに慣れてしまった私にとって、正直にいえばストレスがたまる部分はたくさんありました。

それでも楽しめたのは、FF14をプレイしていたからだと言っても良いでしょう。

FF14には、過去作のオマージュがたくさんでてきます。そのお陰で、「14に出てきたものの元ネタに触れる」という体験ができました。それがとても楽しくて、最後まで続けられたのです。

原点に触れる楽しみ

FFの初期作は、古いゲームです。4ですら発売は1991年、もう30年も前です。

思い出補正がない中で完全に初めてプレイするならば、「古くて不親切なゲーム」という印象を完全に拭うことはできません。沢山のエンタメがあふれている昨今において、特に時間を割く理由は少ないでしょう。

何度もいいますが、別に今更積極的に触れる必要はないのです。それでも、現在まで続くIPの原点に触れるのは「興味深い」ことも多くありました。

その「興味深い」体験に、FF14をプレイしているお陰で、元ネタに触れるという「楽しい」要素を加えることができました。

それは、現代において古いゲームをプレイするにあたり、大きな利点だとも思うわけです。
何もなく過去作をプレイするより絶対楽しく、プレイを続ける動機となるはずです。

何と共有してコンテンツを楽しむか

そもそもRPGとは、極端な話数字を増やして遊ぶゲームです。
レベルを上げ、強い武器を手に入れ、攻撃力を上げ、強い敵を撃破する。それらは全て数字を大きくするためにしていることです。

RPGの場合はそれに加えて、ストーリーを楽しむことも多いです。
しかしながら、特に古いRPGの場合、ストーリーはハードの制約からある程度蛋白であり、面白いけれどそれだけで大満足というものにはなかなかなりえません。当時はそれでも充分だったのですが……。

数字で遊ぶこと、ストーリーを楽しむことに加え、多くの人は、人との情報や感情の共有にも楽しみを見出します。最近だと、SNSや動画配信しながら見てくれる人と楽しむ例も多いですね。私もそうでした。
また、過去に同じRPGをプレイしていたならば、過去に楽しんでいたという思い出で遊ぶ人もいるでしょう。

やはり、コンテンツを楽しむためには「何かと共有する」というのは大事な要素です。

では、何と共有するか。
そこにFF14は、「FF14という思い出と共有する」という新たな道を生み出してくれました。

コンテンツの相互性

世の中のコンテンツは、大抵相互に影響しあっています。この「相互」という点が重要で、つまり元ネタに触れてからコンテンツを楽しむこともできるし、コンテンツを知ってから元ネタを楽しむこともできます(このパラグラフは、時間軸を意図的に無視しています)。

きっと、FFシリーズの元ネタ全てを知り尽くした上で、14というコンテンツに触れるのは、極上の体験でしょう。
一方で、私は知らなかったからこそ、新鮮な気持ちで元ネタを遡って楽しむことができました。

但し、私は消費者として、過去作にもFF14にも、両方に敬意を払った上で元ネタとFF14の関係性を楽しむ、ということを念頭においていました。FF14製作陣も(転じてほとんどのクリエイターは)、作ったもの全てオマージュであると思われてしまうのはきっと心外です。

元ネタを大切にしながらオマージュの部分を楽しみつつ、オマージュではない部分も尊重することで、新しいコンテンツも古いコンテンツもどちらも最大限に楽しめるはずです。

ややこしいことを言いましたが、FF14をプレイすればもれなく過去作FFシリーズを楽しむ権利がついてくるよ! と言いたいだけなんですよ。
もちろん権利という言葉はネットミーム的な意味で使っていますし、元ネタの部分しか楽しめないということでもありません。
でもFF14は、過去作を知らない人に、「FFというコンテンツそのもの」を楽しめる土台を用意してくれる可能性を秘めている……かもしれない、のです。

そんなFF14には、フリートライアルというものがあることをご存知ですか。
新生エオルゼア~蒼天のイシュガルドまで、大型RPG2本分の大ボリュームがなんと無料で体験できます。
さあ、あなたもエオルゼアの世界へ今すぐ旅立とう(ステマ終わり)!

おわりに

最近、FFシリーズの生みの親である坂口博信さんが14を始め、文字通り「寝食を忘れて」プレイされている様子がSNSで見られます。

そして、ファミ通の記事ではそんな14への想いを綴られていました。

もう、これはFFの父から14へのラブレターなのだと思えました。
作り上げた方だからこそ、たくさんの思い入れもあるのでしょう。ツイートからは、シリーズを敬愛しつつ、「FFのテーマパーク」である14として再構築されているこの世界を、心の底から楽しんでいる様子がうかがえます。

一方、FF14プレイヤーである私は一人のエオルゼア好きとして、過去作を遡って楽しむことができました。それらに触れることで、FF14ももっと好きになれたと感じています。

FF14は、30年以上前のFF過去作を現代に蘇らせる可能性を秘めています。
少なくとも私にとっては、14のおかげで楽しい体験をすることができました。

それはきっと、14が過去作を大切にしつつ、現代にあわせた遊びを提供してくれているからなのでしょう。

逆にFF過去作はやっていたけれど、暫く触れてないなという人にとっても14はきっと良い体験になると思います。
なにせ、FF14はFinal Fantasy……「最後の幻想」の「最高の実在」なのですから。

権利表記
『ファイナルファンタジー』
© 1987, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
LOGO ILLUSTRATION: © 2007 YOSHITAKA AMANO
『ファイナルファンタジーII』
© 1988, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
LOGO ILLUSTRATION: © 2007 YOSHITAKA AMANO
『ファイナルファンタジーIV』
© 1991, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
LOGO ILLUSTRATION: © 1991 YOSHITAKA AMANO
「記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。」

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