2022/01/22 ジョブ・ロール-竜騎士レベル60-70【紅の竜騎士】を更新しました。

【FF14・雑記】暁月のフィナーレネタバレ有感想 ~エオルゼアの中心で愛を叫んだケモノ~

本当は、エオストのシナリオまとめが暁月に至り、充分に咀嚼したタイミングで感想を書きたいと思っていたのですが、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、今書かなきゃ! という気持ちになったので感想書きます。

最初に、FF14開発陣の皆様、そして運営の皆様。
暁月のフィナーレ最高でした! FF14最高に楽しませていただいています!

なお、本記事は全編に渡りネタバレを含みます。未プレイの方はもったいないので読まないでください。暁月が如何に素晴らしい体験だったのかについては、ネタバレのないこちらの記事をどうぞ。

【FF14・雑記】暁月のフィナーレが公開された今、一人でも多くの人にFF14を体験してほしい

FF14、楽しいですよ。
みんなやってください!


暁月のフィナーレの旅路

冒険の夜明け

物語は、暁の一行がリムサ・ロミンサからオールド・シャーレアンへ向かうところから始まります。そもそもこの旅路も

なんだかよくみる「敬語やめろイベント」が起こったり

ルヴェユール兄妹が肩寄せあって寝ていたり

他にもナレーションがエメトセルクだったり、演出が根性版と呼ばれていた1.X時代のベンチマークを模していたりと、最初から全力でプレイヤーの情緒を破壊しようとしてきていたわけですが――

そんな船中で出会ったハイデリン。

漆黒編で、ハイデリンとゾディアークは蛮神であること、そしてアシエン達の動機を知ることで「なんとなく怪しいな」と思わされていた彼女。

面と向かって光の戦士に「怪しいよ」と言われて苦笑する姿を見た時、私は「これ、開発陣がSNSなんかでハイデリンが怪しまれているのをメタにとり入れて遊んでいるのかな」なんて思っていたんです。
いたんですが……まさか、この表情ひとつにもにあんなにエモい感情が含まれているなんて思わないじゃないですか……。

オールド・シャーレアン

夜明けとともに到着したオールド・シャーレアン。
美しい街並み(と、事務的な入国検査)は期待していた通りのシャーレアンで、これから始まる冒険に期待せずにはいられません。

ここで(プレイヤー分散のために)クエストが二手に別れます。私はまずシャーレアン……つまり、ラヴィリンソス側からはじめました。

ラヴィリンソスの存在は事前に明かされていたのですが、まさか新マップのひとつだったとは! 私はてっきりIDかなにかだと思っていました。

知識のためなら世界の再現をもしてしまうシャーレアン。その姿勢は前評判通りだなあ……などと、このときは呑気に考えていました。知識を重用するのも、他国と関わろうとしないのも、ちゃんと理由があったんですよね。

クルルの身体を借りて現れるハイデリン。道標として、主人公に花を渡します。

暗闇のうちに、歓びを探せ。
絶望に目を凝らし、悲しみを掻き分け、前へと歩み続けたものだけが真なる輝きを得る。

この先に待つのは暗闇。けれど……前に進まなければいけない。
大変な旅路がいよいよ始まるのだな、と感じさせます。

サベネア

不景気という絶望

続いてはサベネアです。

サベネアンビスチェ等、名前だけ知られていたサベネア。事前公開されていたアートでは、インド~中東あたりがイメージされる街並みになっており、きっと雑多でにぎやかな街なんだろうな! と思っていたのですが……

活気がなく、不景気で陰鬱な雰囲気に支配されている。
ここに来るまでに、強制転送おもしろイベントはあるのですが……。

それらは全部、突然現れたゾットの塔のせい。あれがある限り交易の船が来ず、交易で栄えていたサベネアは一気に苦しくなる……というわけで、アシエン・ファダニエル達「テロフォロイ」の仕掛けが、想像以上に世界を苦しめている様を実感。

なんとなく、コロナで人がいなくなったリアルゼアの街並みを思い出しました。
人が溢れ、ともすれば人にうんざりすることもあった街からほとんど消え去ったあの経験は、忘れられるものではありません。これからもまだまだありそうなのも怖いのですが。

それでも、人々は諦めていません。
ゾットの塔をなんとかするために、ニッダーナ達錬金術師が取り組む研究。それは「テンパード化を防ぐ護符」。これが完成したら、エオルゼアの大きな問題がまた一つ解決する! と、期待を込めてイベントを進めたのですが……

捕まります。

そうなるフラグは立ちまくっていたけどそうならないでほしいな……と思っていたら、案の定そうなった。

その後、ラザハンという国の真実が明らかに。
この国を真に収めていたのは七大天竜が一翼、ヴリトラだったのでした。

この辺の展開、本当にゾクッとしました。
竜との関係が悪化したイシュガルド。竜と共生し続けたラザハン。
蒼天のもう一つの姿がここで見られるとは思わなかったですよ……!

ゾットの塔とFF4

さて、サベネアの不景気の原因、そして世界の危機の原因であるゾットの塔へ。
名前、曲、ボス、諸々FF4が元ネタなのですが、FF4を事前にやっておいてよかった!

【雑記】FF14はFF過去作を現代に蘇らせる可能性を秘めている

ここに限らず、暁月は全編FF4からの引用が多くて、にこにこしながら進めていました。

そもそも、月に行くという展開もそうしね。別に過去作はやらなくても良いんですが、やっていればすこし得した気分になるのもFF14の楽しいところです。

引用が丁度良い塩梅なんですよ。

エーテル学基礎知識

サベネアのゾットの塔を消すことに成功し、その方法が世界に点在する同様の塔にも転用可能と判明。テロフォロイとの戦いは一気に視界が開けました。

一方、シャーレアンに戻った主人公たち。

諸々の末、魔法大学にて「エーテル学」の講義を受けます。

  • 生命は、魂、記憶、生命力(身体)の3つのエーテルで構成されている。
  • 魂と記憶は強く結びついている。例えるならば、魂は紙、記憶はインク。
  • インクと同質のエーテルを照射することで、記憶は書き換えることができる。
  • 死んだ後、星界では「魂にあとから添加されたもの」が最初に消え、のちに記憶が消え、最後に魂がエーテルに戻ると言われている。
  • 魂はほどけず、そのまま転生するという説もある。

つまり、記憶に何らかの魔法がかけられていた場合には、死んで記憶が消える直前に「全てを思い出す」ということ。大切な伏線がここで張られます。

というか、暁月は一歩一歩全てが、今までの旅路の伏線回収か新たな伏線かで構成されているので、すこしも休まる時間がない。私は普段、拡張が来た際にはまず魂の赴くまま好きにシナリオをすすめ、ほとんどSSも撮らず、当然メモもしません。が、今回は全てSSに残し、ずっとメモをとりながら大切に進めました。そうせざるをえなかった。本当に、全てが今までの旅路の「フィナーレ」にふさわしいものだったのですから。

ガレマルド

イルサバード派遣団

続いて一行は帝国の首都ガレマルドへ。長らく対峙してきた帝国の民を「救うために」向かいます。

しかし、エオルゼアの民の多くは救うための派遣団に加わることを良しとしなかったそう。当然ですよね。昨日まで蹂躙してきた相手に、今日突然手を取り合うなんてそうそう出来ません。

それでも数多くの者達が集まり……

また

彼女のこのセリフには、いろいろとくるものがありました。
「バカだから」で考えるのを辞めていた頃とは違っています。

無力

到着したガレマルドですが、ここは本当に絶望的な展開が続きます。

助けようとしたガレマール人の少女は魔獣に襲われて死亡し、生き残っていた第一軍団長のクイントゥスは自害。

最終的に生き残りの者達は降伏を受け入れるのですが……国に、自分達に抱いていた「ガレマール」という誇りを、忌み嫌っていた「蛮神」という形で利用されてしまうとは。

ところで、ここガレマルドでは「寒夜のこと」というクエストがあります。賛否両論あるらしいのですが、私は強く感動した側です。

今まで戦っていたアラミゴ解放軍の男からスープを受け取るユルス。
「生きててよかったな」の言葉に、張り詰めていたものが決壊し、涙を流す。ここは屈指の名シーンだと思います。

彼はずっと寒かった。寒い中で、唯一の拠り所が「誇り」だった。その誇りすらも折れ、寄り添うべきものが無くなってしまった中で……あの一杯のスープが、どれほど彼の心を解かしたことでしょう。

スープの暖かさ、手渡してくれたアラミゴ解放軍の男の心の暖かさ。両方がユルスの心を暖めていく。ああ、本当によかったな……と思った矢先の

これ。

そしてこれ。

主人公の身体で、キャンプを滅茶苦茶にしてやろうなんて言うゼノス。この時、心の底から彼を恨みましたよ。絶対にさせるものか。せっかく希望が生まれたばかりなのに、何が何でも止めてやる!

……なのに

身体は帝国兵のもの。全然うまくいかない。
自然回復もしないし、二人同時に戦えば倒れかねない。

自分がいかに今まで「主人公」させてもらっていたかを存分に味あわされ、それでも皆のもとへ……! 最後の連打フェーズは、本当に、本気で叩きました。

結局、到着した私の身体のゼノスは、すぐに正体を見破られるわけですが。
ごめん、暁。皆のことをもっと信用すればよかった。

このクエスト、難易度について私は語るべき言葉を持ちません。ただ、ストーリー全体からいえば「不快になってなんぼ」の段階なんですよね。
少なくとも私は不快になり、それ故にめちゃくちゃ心動かされた。ゼノスを心の底から憎み、そして唾棄した。

最低で、だからこそ最高の体験をしたと思っています。
FF14、今後もこういう挑戦をやめないでほしい……と、切に願っています。

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