2023/03/18 メインクエスト5.0-漆黒【05.アリゼーを探して】を更新しました。

【FF14 雑記・考察】蛮神イフリートはなぜ召喚された? エオルゼア各国にとって光の戦士は毒か薬か。

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エオスト -Story of Eorzea- では、Final Fantasy XIV(FF14)のクエストストーリーをまとめています。あらすじ記事は以下のリンクよりどうぞ。



プレイ時間

/playtime 累積プレイ時間 1日17時間15分

今回から、 /playtime を入れることにしました。

ですが記事執筆や寝落ち等で動いていない時間もかなり多いので、だいたい1/5くらいが実働時間だと思っていただけますと。

途中まで幻術で進めましたが、槍術士にメインクラスを変更しました。

それに伴うレベリングの時間も多少あります。
メインストーリーを淡々とすすめるのであれば、さほど時間はかかりません。
今はレベルもめちゃくちゃ上がります。

FF14はMMOだからといって無限に時間が吸い取られる仕様じゃないですよ。

考察:金と英雄

砂の家

ただの冒険者であった主人公は、冒険者ギルド経由で暁の血盟に紹介されました。悪名高い砂の家です。

その悪名はひとえにアクセスの悪さに起因しています。

本当、なぜここにエーテライトが無いのだろう。

これは今更ですし有名な話ですが、最も早いアクセスは「リムサ・ロミンサからの船」です。
巴術士ギルド前の船着き場からベスパーベイ行きの船が出ていますので、直接アクセスすることが可能です。私はそれもあってホームポイントをリムサ・ロミンサにしています。
今回のプレイでは双蛇党に所属していますが、私の心は海にあるのです。

グリダニアはね……森だとなかなか空が見えなくてね……

BGMは一番好きなんですけどね。

イフリートとの闘い

貧困に負けたゴールドバザー出身の商人、ウグストが、更なる貧困に窮する難民の人身売買に関わっていたという話。冷静に考えるとなかなかどうして胸糞悪い話です。

名前だけは立派なゴールドバザーですが、実際のところ何もありません。

人も店も、エーテライトもない。交通の要衝ですらないのです。確かにこの状態から復興させるのは並大抵のことではないでしょう。
アマルジャが襲ってきてもなすすべ無く、その上当のアマルジャから破格の報酬まで上積みされたのであればそちらになびいても仕方がない。

貧すれば鈍する。すべては貧乏が悪いのです。

大きな目で見れば、ウルダハの内政、特に経済対策の遅れが引き起こした事件とも思えるわけです。

最終的に、そんなウグストも多くの不滅隊やさらわれた難民たちとともにイフリートの炎に焼かれ、テンパードとなってしまいました。

それが果たして胸のすく結果なのか、こうしてまとめてみても私にはわかりません。

演説とルヴェユール家の双子

重要なNPCであるアルフィノとアリゼーが初登場したのは、オープニング直後主人公が目覚めるチョコボキャリッジの中です。

彼らはそこの「不愛想な同席者」として初登場しました。

但しセリフはありませんし、名前も出てきませんので、三国グランドカンパニーの盟主による演説が主人公との「初絡み」です。
なんか変な恰好してるし、唐突に現れて文句たらたら言ってるし、正直言って個人的にあまり良い第一印象ではありませんでした。

それもそのはず、この時点で彼らのバックボーンは全く明かされていません。謎の二人組でしかないのです。

対して三国の盟主は、英雄に「なりかけている」主人公にとってパトロンのような存在です。

権力側に与しようというときに権力側の人間が魅力的に映るのは当然です。
身もふたもない言い方をすれば、偉い人に褒められればうれしいけど、よくわからない人が文句たらたら言ってたらカチンとくるという話。

そんな状態ですし、アルフィノとアリゼーに対して「なんだこいつら」と思うのは当然なわけです。アリゼーに至ってはここから暫く単独行動ですしね。

しかしながら、改めてまとめてみると盟主たちの演説が見事に同じことしか言っていないのには少し驚きました。

もともとこの式典は「06.海都と砂都と」で主人公がカヌ・エ・センナの使者として取りまとめた結果開催されたものです。

開催の口上は「カルテノーの戦い戦没者の追悼」「三国の同盟力強化」にありましたが、どの国も真の目的は「自国グランドカンパニーの強化」にありました。

大きな災害からの復興途中であり、にもかかわらず三国目の前に立ちはだかる課題は強大です。

しかし、帝国は現在内政で混乱気味であり、どうも拡大路線ではない様子。どちらかといえば蛮神問題のほうが喫緊に迫った課題であるように思えます。

帝国という「外敵」には三国の力を結集して対処しますが、蛮神問題は各国の内政問題です。そのような情勢であれば、エオルゼアの結束よりも自国の課題を優先してしまうのは致し方が無いように思えます。

そんな中、有望な冒険者と噂されていた主人公がイフリートを討伐したことで、彼女の持つ意味は従来よりもさらに大きくなりました。主人公を抱き込むということは、どの国にとっても頭の痛い蛮神問題に対して必殺の武器を持つということになるのです。

果たして、各国の盟主はその演説の内容を「直前」でどれだけ変えたのでしょうか。

アルフィノが発言した「この演説は、案外君に向けたものかもしれないね」というのは、的を射ているのかもしれません。

「利用する者 される者」

大きな力は、権力者にとって毒にも薬にもなります。

幸いにして高潔な盟主たちは、主人公を政治的に利用する意図は全くありません。

しかしながら、大きな光を利用しようとする流れは当然陰ながら存在しており、それがこれからのメインストーリーに関わってきます。果たしてそれはどこの誰なのか!?(すっとぼけ)

主人公は大きな力を持ちます。

実際に持っている「超える力」もさることながら、英雄像としての強大な力を第三者からも「持たされます」。

それでありながら、主人公が自ら「利用する者」になることはありません。

これは権力者側からしたら恐ろしいことでしょう。

自分より力があり、自分より民衆に慕われている者がその辺ほっつき歩いているのですから。

5.Xである漆黒のヴィランズに関する詳細は、これを書いている2019年3月上旬時点で発売されていません。現状、それは帝国編(あるいは過去編)なんていわれてますが、どちらかといえばメインテーマは「光の」戦士編なのではないかな。

2.0のこの時点ではさほどでもないですが、主人公が英雄として歩き始める第一歩を顧みて、ふとそんなことを思ったのでした。

おわりに

以上、イフリート~グランドカンパニー所属までのシナリオ感想でした。

ここからしばらく「もしミン」フェーズが続きます。

初プレイ時には邪魔で仕方なかった彼女とのホットラインリンクパールも、久しぶりだと楽しい……ことも特にありません。やっぱりちょっと鬱陶しいかな……。

これからも少しずつ進めていきますので、よろしくお願いします。

読んでくださり、ありがとうございました。

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